八ヶ岳の麓から、新しいkarfaへ。
作りたいお菓子がある。
けれど、今の設備では実現できない。
6年間、小さな厨房でお菓子と向き合う中で、そんなもどかしさを感じることがありました。
山梨県北杜市、八ヶ岳の麓にある小さなデセールカフェ「cafe karfa」
2020年7月21日の開業から6年。
季節の果物を使ったケーキやパフェ、果物を主役にしたデセールコースなど、一つひとつのお菓子と向き合いながら営業を続けてきました。
そして2027年。
新たな場所で「sweets restaurant karfa」として生まれ変わります。
これまで培ってきた技術や経験を生かし、もっと自由に、もっと深く、お菓子の魅力を表現できる場所をつくりたい。
そのために今回、初めてクラウドファンディングに挑戦します。
八ヶ岳の麓にある、現在のcafe karfa
karfaシュー
中村農場のオレンジ卵を使用したスペシャリテ6年間、季節とお菓子に向き合ってきました。
karfaが大切にしているのは、季節の素材が持つ魅力を、お菓子を通して届けること。
春には苺、夏には桃、秋には葡萄や西洋梨。
同じ果物でも、品種や産地、熟し方によって味わいは異なります。
その時々の素材に向き合い、香りや甘み、酸味、食感をどのように組み合わせれば、最も美味しく楽しんでいただけるのか。
試作と改良を繰り返しながら、少しずつkarfaらしいお菓子を形にしてきました。
近年は、果物を前菜からデザートまで楽しんでいただく「フルーツコース」にも取り組んでいます。
果物と料理を組み合わせることで生まれる、新しい味わい。
普段とは違う果物の表情に出会い、食べることそのものを楽しんでいただく。
そんな体験を、これからも大切にしていきたいと考えています。
季節のフルーツコースのメインデセール、葡萄の森
前菜やスープ、パスタなど使用するフルーツによってコースの内容も変わります
アメリカンチェリーを贅沢に使用した、季節限定のパフェ
毎年人気の苺のパフェ
作りたいデセールがある。けれど、今の設備では難しい。
営業を続ける中で、挑戦してみたいお菓子や、お客様に届けたい体験は少しずつ増えてきました。
しかし、現在の小さな店舗では、設備に限界があります。
特に課題となっているのが、焼成設備です。
アシェットデセールとは、お皿の上で仕上げ、できたてを楽しんでいただくデザートのこと。
冷たいアイスクリームやクリームに、焼きたての温かさや繊細な食感を組み合わせるなど、さまざまな表現ができます。
そのためには、素材や仕上がりに合わせた温度管理と、提供するタイミングに合わせた焼成が欠かせません。
現在の厨房では、ほかの仕込みや調理と並行してこうしたデセールを安定して提供することが難しく、メニューの幅を広げるうえで課題となっています。
限られた設備の中で工夫を重ねてきましたが、作りたいものを形にするためには、新しい環境が必要だと感じています。
ケーキの仕上げ風景
一つひとつにお菓子に向き合ってきました
新しい設備で、これまでにない一皿を。
新店舗で導入を計画しているのが、スチームコンベクションオーブンです。
温度や湿度を細かく管理し、さまざまな焼成に対応できる厨房設備です。
この設備を活用して、これまで難しかったデセールにも挑戦していきたいと考えています。
1.メレンゲそのものを器にしたデセール
じっくりと乾燥焼きした繊細なメレンゲを器に見立て、その中に季節の果物やアイスクリーム、クリームなどのパーツを組み込む。
スプーンを入れると、軽やかなメレンゲが崩れ、中の素材と一体になる。
器そのものまで食べられる、そんな一皿を作りたいと考えています。
2.色彩と食感を楽しむ、カラフルなチュイル
チュイルとは、薄く焼き上げた軽やかな食感のお菓子のこと。
低温の乾燥焼きを活用し、色鮮やかで繊細なチュイルを作りたいと考えています。
一皿に彩りを添えるだけでなく、口の中で軽やかに砕ける食感も、デセールの一部として楽しんでいただきたいと思っています。
3.焼きたてのフォンダンショコラ
温かい生地にスプーンを入れると、中から流れ出すショコラ。
焼き上がりのタイミングが重要なデセールだからこそ、ほかの調理と並行しながら、よりスムーズに提供できる環境を整えたいと考えています。
焼き上がりの一瞬を楽しむスフレ
オーブンの中でふくらみ、焼きたてならではの香りと、ふんわり軽やかな食感を楽しむスフレ。
提供するタイミングに合わせて焼き上げ、その瞬間にしか味わえない美味しさを届けたい。
新しいkarfaでは、こうしたできたてのデセールにも力を入れていきます。
ただ新しい機械を導入したいのではありません。
その設備を使って、今までお届けできなかった美味しさや驚きを、お客様に体験していただきたい。
それが、今回の挑戦で実現したいことです。
ケーキを選ぶ楽しさも、さらに広げたい。
新店舗では、アシェットデセールだけでなく、これまで大切にしてきたプチガトーや焼き菓子の販売も充実させていきます。
現在の店舗では、ショーケースの容量や販売スペースに限りがあり、商品展開を広げることが難しい状況です。
新店舗では、より多くの種類のケーキを並べられるショーケースを導入し、マカロンや焼き菓子ギフトなどにも力を入れていきたいと考えています。
お店で過ごす時間だけでなく、ご自宅で楽しむお菓子や、大切な方への贈り物としてもkarfaを選んでいただけるように。
新しい店舗では、お菓子を選ぶ楽しさも広げていきます。
岩原果樹園さんの西洋梨を丸ごと使ったタルト
ホワイトチョコレートと塩キャラメル、ヘーゼルナッツを組み合わせた人気のケーキ
桜の風味をそのまま形にした和洋菓子
練り切りの様な形が美しいピスタチオのムース
愛犬と一緒に、八ヶ岳の時間を楽しめる場所へ。
これまでの営業の中で、ペットと一緒に利用したいというお問い合わせをいただくことがありました。
しかし、現在の店舗ではスペースや設備の都合上、そのご希望に十分お応えすることができませんでした。
新店舗では、屋外デッキにペット同伴でご利用いただける席を設ける予定です。
八ヶ岳の自然を感じながら、愛犬と一緒にゆっくりと食事やデザートを楽しんでいただく。
そんな時間を過ごせる場所を目指しています。
これまでいただいてきたお客様の声を、新しいkarfaで少しずつ形にしていきたいと考えています。
2027年のオープンに向けて、新店舗の建築が進んでいます
ご支援いただいた資金の使い道
今回のクラウドファンディングでは、第一目標を50万円に設定しています。
新店舗に導入を計画しているスチームコンベクションオーブンの見積金額は、1,385,100円です。
皆様からいただいたご支援は、クラウドファンディングの手数料やリターンに必要な費用を除き、この設備の導入費用の一部として活用させていただきます。
設備導入費用の不足分については、自己資金等で負担する計画です。
新店舗の建築は、すでに始まっています。
今回のクラウドファンディングは、建物そのものを建てるためではありません。
これまでの設備では実現できなかったお菓子づくりに挑戦し、新しいkarfaでの食体験をより豊かなものにするためのプロジェクトです。
ご支援への感謝を、お菓子と体験に込めて。
ご支援いただく皆様には、karfaのお菓子や、新店舗での食体験を楽しんでいただけるリターンを準備しています。
焼き菓子やケーキ、季節のフルーツコース、特別なディナーなど。
いつもお店に足を運んでくださる方にも、今回初めてkarfaを知ってくださった方にも、楽しんでいただける内容を目指しています。
また、遠方にお住まいの方にも、お菓子を通して感謝の気持ちをお届けできればと思っています。
新店舗オープンまでのスケジュール
2027年3〜4月頃建物完成予定
2027年4〜6月頃厨房設備の設置、店内の準備、メニュー開発など、オープンに向けた準備期間(約2ヶ月)
2027年6〜7月頃プレオープン(約2週間)
2027年夏頃グランドオープン予定
新しいkarfaでは、これまで大切にしてきたお菓子づくりに加え、料理とデザートを通じて、より豊かな時間をお届けできるお店を目指しています。
※上記は現時点での予定です。工事の進捗や設備の搬入状況などにより、変更となる場合がございます。正式なオープン日については、決まり次第お知らせいたします。
最後に
2020年、小さなカフェとして始まったkarfa。
開業以来、製造から接客まで、ほぼ一人でお店を営んできました。
限られた設備や時間の中で、思うようにいかないこともありましたが、そのたびに試作や改良を重ねながら、少しずつできることを増やしてきました。
そうして生まれたお菓子を楽しみに足を運んでくださるお客様がいること。
そのことが、次のお菓子を作る大きな原動力になっています。
6年間続けてきたからこそ、今、挑戦したいことがあります。
これまで大切にしてきたものを守りながら、もっと自由に、もっと深く、お菓子づくりに向き合いたい。
そして、今まで届けられなかった美味しさや驚きを、お客様に届けたい。
新しいkarfaが、季節が変わるたびに訪れたくなる場所であり、大切な人と美味しいものを囲む時間を楽しめる場所であってほしいと思っています。
これまでの6年間への感謝と、これからのkarfaへの想いを込めて。
新しいkarfaの始まりを、皆様と一緒に迎えられたら嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
cafe karfa




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