自己紹介
はじめまして。株式会社Space Food Lab.です。
私たちは、「食」を通じて未来の社会をつくることを目指し、新しい食品や食文化の可能性を探るプロジェクトに取り組んでいます。
今回挑戦するのは、アメリカ・カンザス州から日本への展開が始まった多年生穀物 Kernza®(カーンザ) を使用したクラフトビールブランド 「AD ASTRA(アド・アストラ)」 の初回醸造です。

AD ASTRAは、Kernza®という新しい穀物の魅力を、日本各地のクラフトビールブリュワリーとともに表現し、それぞれの土地ならではの一杯をつくっていくプロジェクトです。まだ日本ではほとんど知られていないKernza®という穀物を、まずは多くの方に親しまれているクラフトビールという形で体験していただきたい。そんな思いから、このプロジェクトを立ち上げました。
その記念すべき第一弾として、福岡県久留米市のクラフトビールブルワリー「TOYFULL BREWERY(トイフルブルワリー)」とともに、初回醸造に挑戦します。

このプロジェクトで実現したいこと
私たちは、福岡県久留米市のクラフトビールブルワリー「TOYFULL BREWERY(トイフルブルワリー)」とともに、多年生穀物Kernza®を使用したセゾンスタイルのクラフトビール「AD ASTRA」を初回醸造します。

Kernza®は、一度植えると複数年にわたって収穫できる多年生穀物です。毎年耕して植え直す必要がないため土壌への負荷を抑えられることに加え、数メートルにも及ぶ深い根が土壌の流出を防ぎ、水や養分を土の中に保持する役割を果たします。そのため、土壌の健全性を維持しながら栽培できる穀物として、世界的に注目されています。
環境面での利点もさることながら、私たちが多年生穀物Kernza®に対して最も魅力的だと感じたのは、その味わいのポテンシャルでした。
深い根によって土壌中の多様な養分を利用できることから、Kernza®は豊富なたんぱく質やミネラルを含み、香ばしい穀物感、ナッツやグラハムクラッカーを思わせる奥行きのある風味、そして、ほのかな甘みを持っています。
この魅力をどうすれば一番おいしく伝えられるのか。
その答えを一緒に考えてくださったのが、久留米市のトイフルブルワリーさんでした。
なぜ福岡県久留米市で醸造するのか ─ ものづくりと食を探求する街のDNA ─

私たちSpace Food Lab.は、2023年に福岡県久留米市で創業しました。
この街で事業を続ける中で、久留米は単なる「ものづくりの街」ではなく、新しい技術や文化を柔軟に受け入れ、それを独自の価値へと発展させてきた街であることを、強く感じるようになりました。その歴史を振り返ると、分野を問わず「未知のものを受け入れ、自らの技術や文化として磨き上げる」という精神が、この土地に脈々と受け継がれていることが分かります。
その象徴の一人が、「からくり儀右衛門」の名で知られる発明家、田中久重です。後に東芝の前身を創業した田中久重は、江戸時代から数々の独創的な機械を生み出し、日本の近代ものづくりの礎を築きました。
また、第一次世界大戦中には、この地に収容されたドイツ人捕虜との交流を通じて、新しい技術や文化が地域にもたらされました。その経験はゴム産業の発展へとつながり、やがてブリヂストン、アサヒシューズ、ムーンスターといった世界的企業を生み出す土壌となりました。外からもたらされた知識や技術を取り入れ、自らの産業へと昇華してきたことも、久留米らしい歴史です。
その精神は、食文化にも受け継がれています。久留米は「とんこつラーメン発祥の地」として知られていますが、その誕生は、長崎ちゃんぽんや横浜の支那そばをヒントに、試行錯誤の末に豚骨100%の白濁スープという新しいスタイルを生み出した挑戦の歴史でもありました。

また、「焼き鳥」と言いながら豚の腸を串に刺し、医学の街らしくドイツ語由来の「ダルム」と呼んで親しまれる独自の焼き鳥文化にも、異文化を取り込みながら独自の食文化へと昇華してきた久留米らしさを見ることができます。

さらに、九州最大の河川である筑後川が育む肥沃な大地は、多彩な果実や野菜を実らせ、豊かな水と良質な米は、日本有数の酒どころとしての文化を育んできました。こうした自然の恵みと、それを生かす醸造技術が、この地域の食文化を支えています。
そして現在もなお、久留米のものづくりは進化を続けています。人工衛星の部品設計・製造など宇宙産業を支えるオガワ機工やアイアント工業など、高度な技術力を持つ企業が活躍し、伝統と最先端が自然に共存しています。

私たちが日本に上陸したばかりの多年生穀物「Kernza®」と出会ったとき、この街の歩みと重なるものを感じました。未知の素材に向き合い、その特性を理解し、試行錯誤を重ねながら、新しい価値へと育てていく。その挑戦は、久留米がこれまで繰り返してきたものづくりそのものだったからです。
私たちが掲げる「宇宙から生まれる技術や発想を地域産業へ還元する」というビジョン、そして「AD ASTRA(星へ)」というブランド名にとっても、宇宙産業を支える企業が根付き、未来へ向かうものづくりを続ける久留米という街とのつながりには、特別な意味があります。
だからこそ、この地で確かな技術と醸造哲学を持つトイフルブルワリーとともに「AD ASTRA」を醸すことは、私たちにとって自然な選択でした。
Kernza®という新しい穀物の可能性を探究し、クラフトビールという形で新たな価値を生み出す。
素材の個性を丁寧に引き出す醸造技術と、何度もの試作・対話を重ねる中で、「Kernza®の個性を主役にするならセゾンスタイルが最もふさわしい」という結論にたどり着きました。

そして、この久留米での初回醸造を第一歩として、今後は日本各地のクラフトビールブルワリーとともに、それぞれの土地ならではの「AD ASTRA」を醸していきたいと考えています。
プロジェクト立ち上げの背景
このプロジェクトは、世界で注目されるKernza®という新しい穀物と、久留米のクラフトビールブルワリーの技術が出会って生まれた、新しいクラフトビールへの挑戦です。
香ばしい穀物感。
ナッツやグラハムクラッカーを思わせる複雑な風味。
ほのかな甘み。
「このKernza®という新しい穀物のポテンシャルをどう引き出すか。」
その想いが、このプロジェクトの始まりです。
この挑戦に共感してくださった福岡県久留米市のトイフルブルワリーにご相談し、Kernza®という新しい穀物の個性を最大限に活かすビールづくりが始まりました。

「Kernza®らしさを一番感じられるスタイルは何か。」
「ホップではなく、穀物を主役にするにはどうすればいいのか。」

何度も対話と試作を重ねた結果、たどり着いた答えがセゾンスタイルでした。
ホップを強く主張させるのではなく、セゾン酵母由来の白胡椒のようなスパイシーな香り、軽やかな酸味、ドライな後口によって、Kernza®本来の香ばしさを引き立てる。それが「AD ASTRA」の基本設計です。
ブランド名の「AD ASTRA」は、ラテン語で「星へ」を意味します。
ブランド名は、Kernza®の研究・普及が進むアメリカ・カンザス州の州モットー “Ad Astra per Aspera(困難を越えて星へ)” に由来し、深く大地に根を張るKernza®と、未来へ挑戦する私たちの思いを重ね合わせ、この名前を付けました。

現在の準備状況
現在、福岡県久留米市のクラフトビールブルワリー トイフルブルワリーにて、2026年7月末の初回醸造へ向けた最終調整を進めています。
試作では、
- KERNZA由来の香ばしい穀物感
- セゾン酵母由来のスパイシーな香り
- 穀物由来のやさしい甘み
が調和した味わいに仕上がっています。
醸造家からは、

「カーンザ由来の穀物感とセゾン酵母由来のスパイシーなキャラクターが調和しており、穀物由来のほのかな甘みも感じられます。現在はKernza®由来と考えられる自然な濁りが見られます。発酵・熟成が進むことで、スパイシーさと穀物感がより調和し、全体としてさらにバランスの良い仕上がりになることを目指しています。」
とのコメントをいただいています。
現在は最終レシピの調整、ラベルデザイン、ボトル仕様、発送準備を進めています。
現在、2026年7月末の初回醸造に向けて準備を進めています。
最終レシピの調整、ラベルデザイン、ボトル仕様、発送方法の確認を進めています。
リターンについて
今回のリターンとしてお届けするのは、初回醸造の 「AD ASTRA」330mlボトル 6本セットを購入できるチケットです。
105セット限定でのご用意を予定しています。
「AD ASTRA」は、Kernza®の香ばしい穀物感を中心に、セゾン酵母由来のスパイシーな香りとドライな後口が重なるクラフトビールです。
ホップの強い香りや苦味で押し切るのではなく、Kernza®という穀物そのものの個性を味わっていただけるよう設計しています。
ご自宅でゆっくり味わっていただくのはもちろん、クラフトビール好きの方や、食・農業・地域産業の新しい取り組みに関心のある方と一緒に楽しんでいただければ嬉しく思います。
スケジュール
2026年7月クラウドファンディング開始
2026年7月末AD ASTRA 初回醸造
2026年8月上旬熟成・検品・ラベル貼付・発送準備
2026年8月リターン順次発送開始
最後に
このプロジェクトは、単にクラフトビールをつくるためのものではありません。
Kernza®という、まだ日本ではほとんど知られていない穀物の可能性を、まずは一杯のビールとして体験していただくための挑戦です。
深く大地に根を張るKernza®。そこから生まれる香ばしい穀物感と、複雑で奥行きのある風味。そして、未来へ向かう思いを込めた「AD ASTRA(アド・アストラ)」というブランド名。
私たちSpace Food Lab.は、宇宙開発から生まれる技術や発想を地域産業へ還元し、新しい価値を生み出す Space Transformation(Sx) に取り組んでいます。
「AD ASTRA」は、その考え方を、誰もが手に取れるクラフトビールという形で表現する最初のフラッグシッププロジェクトです。
この一杯が、Kernza®を知るきっかけとなり、食や農業、そして地域産業の新しい可能性を考える入口になれば嬉しく思います。
ぜひ、初回醸造の一歩を一緒に応援していただけますと幸いです。
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。




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