自己紹介
皆さん、こんにちは。
変面俳優の王文強(オウ・ブンキョウ)と申します。

私は幼い頃から中国伝統芸能の世界に入り、現在は日本を拠点に、
中国の伝統芸能である「変面(へんめん / 中国語:变脸 bian lian)」
の魅力を伝える活動を続けています。
変面は、300年以上の歴史がある、四川省の地方劇「川劇(せんげき)」の絶技で、
2006年には中国無形文化遺産に登録されました。
瞬時にお面が変わるその技の仕掛けは、門外不出とされています。
なぜ、今変面フェスなのか?―プロジェクトの原点
私が初めて日本で変面を披露したのは2013年。
当時は変面を知る人も少なく、日本での演者も限られた人のみでした。

(写真)2013年 初来日ステージの様子(NHKニュース7での報道)
このステージを見た方が最後駆け寄って来て、「感動した」という言葉をかけてくれました。
これが私と日本の観客との最初の交流でした。
その後、縁あって私は日本語を一から学びながら、日本で留学生活を送ることになりました。

(写真)日本留学当初
しかし、日本語の習得や勉強が思うように進まず、意思疎通の難しさ、
伝わらないもどかしさに落ち込むことも多くありました。
そんな時、夏休みに参加した湯河原でのホームステイで転機が訪れます。
交流会で留学生は自国の出し物を披露することになり、私は変面を披露しました。
すると、参加者の目や反応が変わり、言葉が通じなくても心が通い合い、
心の距離が一気に縮まる体験を直にしました。
(写真:湯河原のホームステイで参加した「やっさ国際交流」パーティー)

(変面の披露)

この体験こそが、私の活動の原点になりました。
その後も日本各地でステージやセミナーの開催を続け、
「感動した」「興味をもった」「また見たい」という、
一人一人の温かい声や現場での交流こそが、私のやりがいとなってきました。

(写真:2022年 福岡県八女市での公演)
抱き続けてきた「危機感」と「葛藤」
近年では、SNSやテレビなどでも変面を知る人が増え、
認知度が広がってるのはとても嬉しいことです。
一方で「お面が変わるだけのショー」という表面的な認識や、
仕掛けに注目が集まることで、その秘密を暴こうとする投稿や動画など、残念な事も増えています。
確かに、面を変える速さやパフォーマンスの華やかさも魅力の一つです。
しかし、変面は単なる「面替えパフォーマンス」ではありません。
日本の歌舞伎や能と同じく、伝統的なお芝居の中で、
「登場人物や感情の心の動きを、視覚的に表現するための演出手法」として発展してきました。
「変面本来の文化的価値や魅力を、日本の方々に届けたい。」——
その想いが年々強くなっていきました。
私の師匠・毛庭斎(もう・ていさい)先生は、変面の故郷・中国四川省在住で、中国川劇界を代表する名匠です。
60歳を過ぎたいまなお、世界中の観客を魅了し続け、“変面の神”とも呼ばれています。

(写真:毛先生ステージ写真、中央の大トリを飾るのが毛先生)
私が、弟子入りの際にいただいた言葉があります。
「変面、不変心(面は変えても、心は変えてはならない)」
技術だけでなく、変面文化の魂を守る姿勢を師匠から教えていただきました。
私は毛先生の日本で唯一の弟子として、その精神を大切に伝えていく使命があると思っています。

(写真:2025年、弟子を連れて見に行った「蜀風雅韻」でのステージと特別講座後の記念写真)
またもう一つ、毛先生のこの言葉が、ずっと私の胸の中にありました。
「もちろん私は変面が好きだが、伝統劇の中で演じる変面が何より好きだ。
いま流行している変面ショーは市場の需要の一つだが、
芝居の中での感情、役柄変化を表現することこそ、変面の最大の価値だと思う。」
これからの変面の可能性と「変面フェス」への挑戦
芝居の中でいかに変面を表現するか?
そして、現代(いま)を生きる皆さんに、どうすればより伝統芸能を身近に感じてもらえるか?
これまでも様々な先生方にご助言をいただきながら、
現代劇への導入や多ジャンルとのコラボレーションなど、模索と挑戦を続けてきました。

2019年 日中合作劇「羅生門」(脚本/演出:音羽菊公、企画王文強、筑前琵琶:石橋旭姫)@南大塚ホール

(写真:2021年「王文強の変面の世界」より「変面一人芝居・マスク氏の冒険」(作/演出:加藤直、企画:戸田宗宏、パーカッション:見谷総一)@銀座博品館

(写真:2022年 「西遊記奇聞〜みんな迷い子〜」(作/演出:加藤直、企画:戸田宗宏、日本舞踊:花柳基、花柳喜衛文華、花柳絵美舞也、語り:柳沢三千代、パーカッション:見谷総一)@国立能楽堂
そして辿り着いたのが、

という構想です。
長年温めてきたこの夢に、今年ついに挑戦します!
「変面フェス2026」で届ける演出・プログラム
本フェスでは「伝統×エンタメ」をテーマに、
ここでしか見られない特別ステージをお届けします。
1、【過去】知る:
変面の成り立ち、歴史、伝統的な「川劇変面」の文化的背景を紐解く
2、【現在】魅せる:
“変面の神”毛先生をはじめ、その魂を受け継ぐ変面師達が集結する豪華変面ショー
3、【未来】拓く:
伝統の枠を超え、新しい表現を提示する「変面創作」
※2ステージ開催、【未来】の内容などがステージ毎に一部変更となります
芸術で心をつなぐ——社会福祉への取り組み(あいアイとのコラボ)
私にとって舞台とは、技術を魅せる場である以上に、
「言葉を超えて観客の皆さんと心を通わせる時間」です。
そして、その素晴らしさを改めて教えてくれたのが、
認定NPO法人あいアイの精神障害や知的障害を持つアーティスト(小さな画伯)の皆さんでした。

(写真:2018年、はじめて川越にあるあいアイ美術館を訪れた時の写真)
(あいアイのスローガン)
「年齢、性別、国籍、そして障害の有無を言わず創造活動するあいアイ。
その成果を障害者自立の一助とします。」
彼らが描く作品には、飾り気のない純粋なエネルギーと自由な色彩が溢れており、
初めて見た時に、強い衝撃を受けました。

(写真:2021年、変面を画伯たちの目の前で披露)

(写真:デッサン終了後の記念撮影)
「キャンバスと舞台芸術」で表現のかたちは違っても、
「文化芸術の力は国境や障害、心の壁を超える」
という本質は同じだと改めて感じました。
その後もあいアイとは様々な場面で芸術・ステージ交流を重ねてきました。

(写真:2019年「日中合作劇・羅生門」舞台で、あいアイ作品の紹介@南大塚ホール)
今回、あいアイの皆さんとのコラボレーションを通して、
芸術が持つ力をより多くの方へ届け、社会福祉活動への支援の輪を広げたいと考えています。
・クラウドファンディングリターン:
画伯が描いた「変面ポストカード」、「変面塗り絵データ」のお届け
・当日会場での展開:
エントランスホールでの作品展示および物販コーナーの設置

(写真)あいアイ画伯作「変面ポストカード」と「変面塗り絵データ」
ぜひ会場や作品を通して、あいアイの画伯達の持つ既存の枠にとらわれない、
自由で力強いアートを感じてもらえたら嬉しいです。
現在の準備状況
現在、「変面フェス実行委員会」が立ち上がり、
広報、制作、招聘、舞台企画などのチームが本格的に動き出しています。
現役の変面師から「変面が大好き!」という有志のスタッフまで、
全国のメンバーが最高のステージを目指して準備を進めています。
(写真:全国の実行委員メンバーとのオンライン会議の様子)
支援金の使い道
日本初の試みとなるこのフェスを成功させるためには、皆様のご支援が必要です。
「小さなお子様から大人の方まで、本場の変面を間近で見てほしい」
という想いから、主要な座席は学生1,500円(未就学児無料)、大人一般チケットは3,000円と、
ギリギリのチケット価格に抑えています。
中国からの招聘費や会場費、設備、運営費を賄うためには、
約100万円以上の資金不足が生じてしまいます。
今回のフェスをきっかけに、日本の皆さんに変面文化の奥深い魅力を届け、
本当の意味での変面文化の普及を目指し、この芸術を守り、拡げていきたい。
どうか皆様の温かいご支援をお願いいたします。
目標以上の支援が集まった場合は、次回以降のフェス継続・運営資金として大切に繰り越させていただきます。
イベント成功のため、どうか皆様の温かいご支援・サポートをお願い申し上げます!
リターン(返礼品)について
ご支援いただいた皆さまへ、感謝を込めて特別なリターンをご用意しました。
【前方指定席付き!会場鑑賞プラン】
最前列での鑑賞や変面師との写真撮影権、
変面グッズが付いたプレミアムプラン(数量限定)。【映像で応援!おうちでじっくり鑑賞プラン】
当日のステージ映像のダイジェストに加え、
変面グッズや地域の特産品付きプランもご用意しています。【法人・個人スポンサープラン(出張変面ショー付きプランも!)】
フォトブースやパンフレットへのロゴ・お名前掲載などに加え、
全国への出張変面ショーがついた特別なプランも!
その他、喜んでいただける各種プランをご用意しております。
また特別企画として、早期支援特典もご用意しました!
8月15日〜22日の間に支援して頂いた方に追加プレゼント↓
※イメージ写真です。実際の柄やデザインは異なります
限定特典、ぜひGETしてください!
最後に
ここまでの長文を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
変面には、世代や言葉を超えて心を揺さぶる力があると信じています。
その魅力を、もっと多くの人に届けたい。
そのために、日本初の「変面の祭典」を、あなたと一緒に作りたいと思っています。
私たちの挑戦に、ぜひお力をお貸しください。
どうか温かいご支援をお願いいたします。
2026年11月14日、池袋で、心が震える感動を共に作りましょう!
王 文強



