

紙袋には、紙袋ならではの魅力があります。
さっと持てる。さっと置ける。必要なものを気軽に入れられる。でも、紙袋はあくまで一時的なものです便利だけど、傷みやすい。軽やかだけど、特別感は続かない。
だから私たちは考えました。
紙袋風の軽やかさを、そのまま革で上質に持ち歩けないか。しかも、見える場所も、触れる場所も、持つ場所も、しっかり本革で統一できないか。
その答えとしてたどり着いたのが、Dio Shopper〈双吟〉です。
このバッグは、紙袋風のフォルムをベースにしながら、本体には双吟レザーを、持ち手には別仕様の本革を採用した、オールレザー(本革)仕様のショッパーバッグです。
紙袋風のバッグとしては、決して安い価格帯ではありません。 だからこそ、見た目だけの企画にはしたくありませんでした。
本体だけが革ではなく、内側だけが美しいのでもなく、持ち手まで含めて、全体で価値を感じていただける構成にしています。




双吟レザーは、表面にイタリア産の上質な型押しクロムレザー。型押し仕上げで品のあるテクスチャが特徴。仕上げには水性ラッカーを使用。軽い撥水性もあり汚れにも強く、シンナーなどの溶剤を含まないため、人にも環境にも配慮された仕上げ方法です。
裏面は、素上げ調のクロムレザー。美しい発色と革の触感を残した自然な仕上げで、摩擦や型崩れにも強い国産素材表側に使えるグレードの素材を贅沢にも裏面へ使用。|
さらに、ハリのある革をそのまま使うのではなく、0.5mmに割った革を、0.5mm+0.5mmで貼り合わせる。
このひと手間によって、裏地を使わず、裏側まで吟面(表革)に仕立てることができます。
つまり、外も、内も、どちらも“表”のクオリティ。これが、双吟レザーの本質です。裏も、表に。触れる面、どちらも最上。ダブルフェイスの上質感。


今回、持ち手の仕様も大きく見直しました。
もともとは紐の仕様も検討していました。
しかし、それではこのバッグが持つべき価値を最後まで貫き切れないと考えました。
Dio Shopper〈双吟〉は、本体だけが革ではありません。中面だけが美しいのでもありません。
持ち手も、紐ではなく本革で仕立てています。
ここで大事なのは、持ち手も本革ではありますが、本体と同じ双吟レザーではない、という点です。
本体には双吟レザー。持ち手には、持ちやすさや全体バランスを考慮した別仕様の本革。素材を適材適所で使い分けながら、全体としてオールレザー(本革)に仕上げています。
見える場所も。触れる場所も。持つ場所も。すべて本革で構成されていること。
これが、Dio Shopper〈双吟〉を“紙袋風”で終わらせない、大きな理由です。



Dio Shopper〈双吟〉は、閉じているときだけ整っているバッグではありません。
持ち上げたとき。少し口元が開いたとき。手元で揺れたとき。テーブルに置いたとき。そのどれもが、このバッグの見せ場です。
今回の本体は、外側は引き締まるブラック。内側は視線を惹きつけるレッド。このコントラストは、ただ目立たせるためではありません。開いた瞬間まで美しいことを前提に考えています。
シンプルなのに、普通では終わらない。静かなのに、ちゃんと印象に残る。
その理由は、見えてしまう内側まで魅力として設計しているから。
そして、持ち手まで本革にしたことで、全体の品格が揃っているからです。



このバッグは、かしこまりすぎたレザーバッグではありません。
紙袋風のフォルムだからこそ、肩の力を抜いて持てる。日常に自然に馴染む。気軽に持てる。でも、革だからちゃんと上質。しかも、持ち手まで本革だから、 手にした瞬間の印象まで整う。
さっと手に取れる。さっと持てる。さっと置ける。その一方で、持っている姿にはしっかり品が残る。
この気軽さと上質感の両立こそ、Dio Shopper〈双吟〉の大きな魅力です。




MottoのDioシリーズを象徴する数字。それが、70mmです。
これまでナナマルウォレットで大切にしてきたこのデザインを、今回はバッグのための
ナナマル(70mm)チャームとして継承しました。
紙袋風のシンプルなフォルム。そこに、細く長いナナマル(70mm)チャームが揺れる。ただそれだけで、無駄を削ぎ落とした本体に“らしさ”が宿る。
静かなのに、印象に残る。
このチャームは単なる飾りではありません。Dioシリーズの記号であり、Mottoの美意識を伝えるディテールです。歩くたびに揺れる。光を受けてきらりと残る。シンプルな本体に、しっかりと個性を添える。
引き算で作ったバッグに、最後に効かせる一点。それが、ナナマル(70mm)チャームです。








このバッグは、ただ物を入れるための袋ではありません。
持つ所作まで、美しく見せるためのバッグです。
双吟レザーだから、裏まで表。だから、口元が開いた瞬間も絵になる。だから、どこから見ても質感が崩れない。
持ち手も本革だから、 本体との品格が揃う。 だから、軽やかな形でも安っぽく見えない。
ナナマル(70mm)チャームがあるから、シンプルな本体に印象が残る。だから、余計な装飾がなくても物足りなくならない。
黒の引き締まり。内側に宿る色気。ナナマル(70mm)チャームのアクセント。
このすべてが重なることで、Dio Shopper〈双吟〉は、ただのミニマルな革バッグでは終わりません。
シンプルなのに目を引く。軽やかなのに品がある。気軽なのに、ちゃんと特別。
その絶妙なバランスを、このバッグで目指しました。


見た目はすっきり。でも、使い勝手はしっかり考えています。
紙袋風フォルムならではの広い開口部で、中が見やすい。出し入れしやすい。必要なものに手が届きやすい。
スマートフォン。ミニ財布。鍵。イヤホン。小物類。
日常で本当に持ちたいものを、気持ちよく持ち歩けるサイズ感を目指しました。
見た目はミニマル。使い勝手はスマート。
それが、Dio Shopper〈双吟〉の考えるちょうどよさです。

いつでも持ち歩きたいから、使わない時はコンパクトに折りたたんで収納できます。
単体のバッグとしても、セカンドバッグとしても使えるので、シーンを選ばず使用できます。


私たち東亜機刃株式会社は、長年にわたりバンドナイフを手がけてきました。
切るという工程は、ものづくりの表情を左右します。革の表情も、仕立ての精度も、最初の切り出しで差が出る。
だから私たちは、ただ形を作るだけではなく、
どう見せるか。どう触れさせるか。どう持たせるか。
そこまで考えながらものづくりをしています。
今回のDio Shopper〈双吟〉も、ただ新しいバッグを作ったのではありません。
紙袋風の軽やかさを、どうしたら革でここまで上質に見せられるか。どうしたら内側まで魅力になるか。どうしたらDioらしさを宿せるか。
その問いを重ねて、形にした答えです。







※サイズ、重量、カラー展開、収納例の詳細は確定後に追記予定です。※写真は試作品を含む場合があります。実際の仕様は改良のため一部変更となる場合 があります。




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