自己紹介
私たちは、教育格差を是正する活動を行っている「東京大学フロンティアランナーズ(UTFR)」です。(公式HPはこちら)
UTFRは非進学校出身の現役東大生で構成されたサークルです。弊団体では、「非進学校」を東大合格者1名以下、旧帝大合格者10名以下の高校(通信制高校や高卒認定試験を経て進学した方も含む)と定義しています。
UTFRは、非進学校出身者ならではの高校生時代の経験を活かして、昔の自分たちと同じように「非進学校」に通う高校生たちの進路実現の手助けをしたい、という思いのもと、教育機関への訪問、書籍出版、コミュニティづくりなどの様々な教育活動を行っています。
このプロジェクトで実現したいこと
UTFRは、大学進学が身近でない様々な地域の教育機関や東大進学者の少ない高校を訪問し、講演会や進路相談会、勉強会を開くなどの教育活動を行っています。
この活動の目標は、高校では「大学受験に関する情報やノウハウ」を伝え、非進学校という同じような境遇から難関大学に進むという「ロールモデル」を提供するなどの教育支援をすることです。 そのほかにも、小中学校ではワークショップ等の交流を通し、大学進学以外にもさまざまな幅広い進路を視野に入れ、「将来の選択肢を広げてもらう」ことを目標として活動しています。
沖縄県石垣市の小学校での教育支援活動
プロジェクト立ち上げの背景、意義
全国には、「非進学校」に通いながらも難関大学を目指す受験生が一定数存在しています。
そんな高校生が難関大学を目指す場合、進学校出身者に比べて様々な点で不利を強いられてしまうのです。 実際に、出身高校から自身のみが東大に合格した人の割合は、5%程度と非常に少ないのです。
具体的にハンディキャップとなるのは以下のような点です。
1.進学校に比べて授業の進度が遅い。
高校生の勉強のメインは授業であることが多いです。しかし、高校の授業スピードは生徒のレベルに合わせるため、非進学校における授業の進みは必然的に遅くなります。理科や社会に至っては高3の12月にようやく終わったり、場合によっては全範囲が終わらずに受験本番を迎えることもあるのです。
2.大学受験に関する情報やノウハウを学校で手に入れるのが難しい。
受験は情報戦です。試験問題への対策や勉強法など、より多くの情報を得た生徒は、やはり受験において圧倒的に有利なのです。
進学校では歴代の先輩方が多く難関大に進学しています。その実績の積み重ねによって、実際に受験を経験した先輩や先生たちからの生の情報が多く蓄積され、 後輩に向けての難関大進学のためのノウハウが生み出されます。
しかし、難関大への進学実績が乏しい「非進学校」では、そのような情報やノウハウは少なくなってしまいます。
3.同級生の進学意識が低く、周囲から刺激を得づらい。
次のような言葉があります。「受験は個人戦だが、受験勉強は団体戦である」
この言葉のとおり、受験において環境は非常に重要です。進学校ではほとんど全員がレベルの高い大学を志しており、友人たちと切磋琢磨できる環境がありますが、非進学校の場合、そのような環境はなかなか存在しないものです。
4.難関大学に進学した先輩が少なく、ロールモデルとなる人がいない。
受験生にとって、自分の志す大学に実際に進学した身近な人物がいることは非常に重要です。このような先輩が少ないことは、受験における自分の手本となるような存在が少ないということでもあり、そもそもその大学を目指そうという意欲も生まれにくくなります。
このような不利な環境により、「非進学校」に通う高校生は「難関大学を目指すことを諦めざるを得ない」、あるいは「難関大学をはじめから視野に入れていない」という事態に陥ってしまうことも少なくありません。
私たちUTFRは、このような不利を覆し、東京大学に入学を果たしたメンバーが集まっています。
私たちはその「逆転合格」の経験から、非進学校に通っているからと進路を諦めてしまうのは「もったいない」と強く感じています。
UTFRは「非進学校」に通う高校生たちに「大学受験に関する情報やノウハウ」を伝えたり、同じような境遇から難関大学に合格した「ロールモデル」となったりすることで、彼らに教育支援を行い、ひいてはこの活動を通して、日本の教育格差是正に貢献していきます。
これまでの活動
私たちはこれまで「北海道様似町」、「高知県梼原町」、「山口県山口市」、「沖縄県石垣市・竹富町」など、全国様々な地域の高校や小中学校を訪問し、現地の学生に我々のようなマイノリティの進路を選んだ存在やその経験を伝えることで、教育支援を行ってきました。
昨年度、沖縄県石垣島の小学校への訪問
これまでの約7年間の活動に参加していただいた生徒・児童の人数は総勢2000名を超えます。
訪問した学校の生徒の皆さんや先生方を対象に実施したアンケートでも、ありがたいことに毎年高い満足度をいただいております。
主に、以下のような内容の活動を行っております。
・講演会を開き、UTFRメンバーの経験をもとに、受験や進路選択に関するアドバイスなどをお伝えする。
情報戦で不利になることの多い非進学校の高校生に、自分たちもかつて似たような境遇にいたからこそ伝えられる、リアルな目線でのアドバイスや勉強に関する情報提供を行います。大学進学が身近でない地域の小中学校等では、そもそも大学とはどういう場所で、何ができるところなのかなどをお伝えし、交流を通じて大学生という存在を身近に感じてもらうことを目指しています。
離島地域の公営塾での講演活動
高校での勉強法に関する情報提供
・座談会や進学相談会を開き、高校生からの質問にUTFRメンバーが直接お答えする。
高校生と大学生が少人数で対話しながら、普段の勉強の仕方に関する質問や進路選択を考える際のポイント、大学での生活などについて、カジュアルな雰囲気の中で、実体験に基づいたリアルな情報を高校生に提供します。
高校生との個別相談会
・ワークショップを開き、学問の面白さや将来の進路選択を大学生と交流しながら一緒に考えてもらう。
大学生が自らの専攻や興味関心にもとづき、小中学校や高校の勉強の延長線上にありつつも知的好奇心をくすぐられる、深く面白い学問の世界を生徒の皆さんに体験していただくワークショップを行います。また、自分の将来やりたいこと探しや、夢を叶えるための道筋を大学生と考えるなど、自らの将来の進路選択について考えを深める機会を提供するワークショップも行っています。
文学部生による日本文学ワークショップ
進路選択に関するワークショップ
リターンについて
感謝のメッセージと活動報告に加え、支援金額に応じて以下のリターンの中からいくつかを組み合わせてご提供いたします。
【合格体験記】
UTFRが毎年文化祭で販売している「非進学校出身者による合格体験記」の過去号(vol.1~13、理系/文系セレクション)の中からお選びいただいた1冊をお送りいたします。(紙の冊子版かデジタル版かをお選びいただけます。)
非進学校出身からの東大進学という特異な経験をした者たちが、自らの生い立ちから受験生活・培った受験ノウハウまで様々な実体験・知見を濃縮して書いた、読み応えのある体験記がそろっています。
(掲載タイトル一部抜粋)
・『私の合格体験記~牛飼い少女が東大生になるまで~』(Ⅸ巻、理系セレ掲載)
・『不登校だった人の話』(Ⅷ巻掲載)
・『才能がないならそれ以外でどうにかするしかないよね』(Ⅹ巻掲載)
非進学校出身の東大生による合格体験記
【合格体験記への御名前掲載】
UTFRが毎年文化祭で販売している「非進学校出身者による合格体験記」の巻末に、支援者様の御名前(ニックネーム)をクレジットで掲載いたします。
東大の文化祭での合格体験記販売の様子
【大学受験ことはじめハンドブック】
今までUTFRが高校などで行った講演の内容を抜粋したハンドブックです。 情報の集め方、学部の選び方、塾の問題、参考書選び、勉強計画の立て方など、大学受験を始めるに当たっての心構えとやるべきことを、非進学校から東大に合格した経験のリアルな目線から、1冊にまとめました。
【東大受験ことはじめハンドブック】
大学受験ことはじめハンドブックの東大受験ver.です。
非進学校から東大に合格したUTFRのメンバーが培ってきた受験や勉強のノウハウの粋を集めた、東大受験に特化した内容のハンドブックをご提供します。 情報の集め方、学部の選び方、塾の問題、参考書選び、勉強計画の立て方など、東大受験に臨むに当たっての心構えとやるべきことを1冊にまとめました。
【受験などの個別相談】
UTFRメンバーの非進学校出身の現役東大生が、受験や勉強、進路などの相談にマンツーマンで1時間ほどお答えします。
※特定の返礼品が不要な場合は、支援時の備考欄またはメッセージにてお知らせください。なお、返礼品辞退による差額の返金・減額は致しかねますのでご了承ください。
スケジュール
今年度の教育プロジェクトでは、以下の地域で20の教育機関を訪問予定です。
・群馬県安中市
・千葉県木更津市
・埼玉県さいたま市
・兵庫県神戸市
・京都県京都市
・石川県金沢市
・福岡県飯塚市
・長崎県対馬市
・沖縄県石垣市・竹富町

より多くの地域の子供たちに、現地で生の東大生と触れ合う機会を届けるためには、我々がそこに足を運ぶまでの交通費・滞在費がどうしても必要になります。
最後に
生まれた環境によって、入った学校によって、その後希望する進路に進めるかが左右されてしまう社会を変える。いつかの自分たちと似た境遇で、孤独な戦いを強いられている中高生に我々の存在を届け、助けになりたい。大学進学がそもそも選択肢に入りづらい地域の子供たちに、まだ見ぬ世界の広さ、そして面白さを伝えたい。
このような思いを胸に、大学進学者のみに向けたものだけでなく、現地の子供達に「大学生」という存在を身近に感じてもらい、「幅広く自分の可能性を広げてもらうこと」「将来というものへの解像度をあげてもらうこと」を当初からの一貫した目的として掲げ、様々な子供たちと交流を重ねてきました。
我々は一人前の大人でなく、子供たちとの心の距離が比較的近い上、非進学校という「フロンティア」から成功を掴んできた者たちであり、様々なディスアドバンテージを克服してきたはずだと自負しています。「だからこそ、我々UTFRにしかできないことがある。」そんな思いで活動を行っております。
我々の思いに少しでも共感いただけた方、ほんの少しで構いません、どうか皆様のお力をお貸しいただけないでしょうか。






コメント
もっと見る