【はじめに ―55年ぶりの島組復活へ―】
はじめまして。今回、「島組復活」のクラウドファンディングで代表を務める細田幸平です。
このページをご覧いただき、本当にありがとうございます。
私たちが暮らす和歌山県御坊市では、毎年秋に「御坊祭(ごぼうまつり)」が行われています。
地域の人々にとってこの祭りは、ただの年中行事ではありません。
子どもの頃から太鼓の音を聞き、人が集い、世代を超えて受け継がれてきた、ふるさとの大切な文化です。
島組が御坊祭に参加していた頃の写真
御坊祭りには地域ごとに氏子組があり、それぞれが獅子舞や太鼓、傘鉾などの祭具を携えて参加します。
そのひとつが、私たちの「島組」です。
島組は1909年以降に成立し、1926年には確実に島組として存在していたという記録が残っており、100年以上の歴史がある御坊祭の氏子組です。
しかし島組は、祭具の破損などをきっかけに、55年以上もの間、御坊祭りへの参加が途絶えていました。
名前や記憶は地域に残っていても、若い世代にとっては、島組が祭りに参加する姿を実際に見ることのない年月が続いていました。
その止まっていた時間が再び動き始めたのは、令和5年。
倉庫の奥から、かつて島組が使っていた傘鉾(かさぼこ)が見つかったことがきっかけでした。
日高日報 2023年12月23日号より
「もう一度、島組を祭りに戻したい」
その想いに動かされ、地域の若者たちが集まりました。
傘鉾を修繕し、準備を重ね、令和6年には島組として再び御坊祭りに参加することができました。
令和6年の御坊祭参加の様子
けれども、これはゴールではありません。
私たちが目指しているのは、一度祭りに戻ることではなく、島組を本来の姿に近づけ、次の世代へ受け継いでいくことです。
そのためには、まだ揃っていない祭具のこと、祭りを担う人をどう次の世代へつないでいくかなど、越えなければならない課題が残っています。
今回のクラウドファンディングは、島組をもう一度立ち上げるだけでなく、この先も続いていく形へつなげるための挑戦です。
【島組が直面する課題 ―本来の姿を取り戻すために―】
傘鉾とともに祭りへ戻ることはできましたが、島組にはまだ揃っていない大切な祭具があります。
それが「屋台」と「四つ太鼓」です。
屋台は獅子頭を運ぶための重要な祭具であり、四つ太鼓は御坊祭りを象徴する存在です。
これらを揃えて初めて、島組はかつての姿に一歩近づくことができます。
他の組の四つ太鼓
屋台と四つ太鼓が揃ってこそ、島組は本来の姿で御坊祭りへ戻ることができます。
傘鉾の修繕や基本的な祭具の準備は、地域の皆で力を合わせて進めてきました。
けれども、屋台と四つ太鼓の新調には、職人への依頼費用や材料費など、多額の資金が必要です。
人口減少と高齢化が進む地域では、住民だけでこの費用を賄うことは現実的に困難です。
また、祭りの担い手そのものも減少しています。若い世代が地域を離れ、世代を超えて交流する機会も少なくなっています。
このままでは、せっかく芽生えた復活への想いも、再び途絶えてしまうかもしれない。
そんな危機感を、私たちは強く感じています。
【この挑戦で実現したいこと ―祭具の新調と次世代への継承―】
私たちは、クラウドファンディングを通じて全国の皆さまに島組の歴史と挑戦をお伝えし、屋台と四つ太鼓を新調するための資金を募りたいと考えています。
地域の外にも応援の輪を広げながら、必要な資金を集め、島組が本来の姿を取り戻すことを目指します。
島組で保管している劣化した祭具
まずは、獅子頭を運ぶ屋台の新調を最優先に進めます。屋台があれば、島組は祭りの中で本来の役割を果たすことができます。
そして、さらに支援が広がった場合には、四つ太鼓の新調まで実現し、島組が本来の姿を取り戻すことを目指します。
けれども、このプロジェクトの目的は、祭具を新調することだけではありません。
私たちが本当に大切にしたいのは、祭りを通じて世代を超えた交流を生み、地域のつながりを育んでいくことです。
祭具の修繕や祭りの準備は、若者たちが中心となって進めています。その過程で、年配の方々から地域の歴史や技術、想いを受け継いでいます。太鼓の叩き方、獅子舞の舞い方、祭りの段取り。ひとつひとつが、先人たちの知恵と経験の結晶です。
島組メンバー
島組の復活は、単なる祭具の再建ではなく、地域づくりそのものです。子どもたちが祭りに参加し、地域の誇りを肌で感じる。若者たちが年配者と力を合わせ、ふるさとのぬくもりを次へつなぐ。そんな風景を、私たちはもう一度この地域に取り戻したいと思っています。
【資金の使い道 ―皆様の支援が形になる内訳―】
皆さまからいただいたご支援は、以下のように大切に活用させていただきます。
まず、獅子頭を運ぶ屋台の新調費用です。職人への依頼費用、木材などの材料費、塗装や装飾の費用が含まれます。屋台は祭りの中で長く使い続けるものですので、確かな技術を持つ職人に依頼し、丁寧に仕上げていただく予定です。
次に、目標金額を達成できた場合には、四つ太鼓の新調も進めます。四つ太鼓は御坊祭りの象徴であり、その響きは地域の人々の心に深く刻まれています。新しい太鼓の音色が、再び祭りに響き渡る日を楽しみにしています。
島組の四つ太鼓を囲み賑わう御坊祭
また、クラウドファンディングの手数料や、リターンにかかる費用も含まれます。皆さまへの感謝の気持ちを込めて、心のこもったリターンをお届けしたいと考えています。
一つひとつのご支援を、島組の未来につながる祭具の新調とリターン製作に大切に活用いたします。
資金の使途については、透明性を大切にし、進捗状況を随時ご報告します。皆さまに安心して見守っていただけるよう、責任を持って取り組んでまいります。
【リターンのご紹介 ―御坊祭りと島組の魅力を体感―】
ご支援いただいた皆さまには、感謝の気持ちを込めて、心のこもったリターンをご用意しています。
※ここに画像を挿入してください(推奨:リターン品のイメージ、祭り招待や地域交流の雰囲気が伝わる写真)
伝統継承への直接貢献を実感していただけるよう、新調した祭具へのお名前の記載や、御坊市の自慢の逸品といったリターンを通じて、島組とのつながりを感じていただけたらうれしいです。
リターンの詳細については、支援金額ごとに様々なコースをご用意しています。皆さまのご都合やお気持ちに合わせて、お選びいただければ幸いです。
【実施スケジュールと今後の展望】
祭具の製作は、クラウドファンディング終了後、速やかに開始いたします。
職人との打ち合わせ、材料の調達、製作工程の確認など、ひとつひとつ丁寧に進めてまいります。
御坊祭りは、毎年9月から10月にかけて開催されます。来年2027年には新調した屋台と四つ太鼓とともに、島組が本来の姿で祭りに参加できる日を、私たちは心待ちにしています。
祭りの賑わいの中で、太鼓の響きや獅子舞の迫力を、皆さまと一緒に分かち合えたらと思います。
かつての島組の集合写真
復活後も、島組の活動は続いていきます。祭りへの参加はもちろん、地域の子どもたちへの伝統文化の継承や、世代を超えた交流の機会づくりなど、地域のつながりを育む活動を続けていく予定です。
私たちの目標は、島組を一時的に復活させることではなく、次の世代、そのまた次の世代へと、確実につないでいくことです。そのために、運営体制を整え、地域全体で支え合える仕組みを作っていきます。節目ごとに進捗をご報告しながら、皆さまと一緒に歩んでいきたいと考えています。
【おわりに ―伝統を未来へ、共に歩む仲間として―】
55年の時を超えて、島組は再び御坊祭りの輪へ戻り始めました。
この挑戦は、傘鉾の発見をきっかけに集まった地域の若者たちの想いから始まりました。
けれども、島組をこれから先も受け継いでいくには、私たちだけの力では足りません。
皆さまのお力をお貸しいただくことで、島組は本来の姿を取り戻すことができます。
そして、その先に、子どもたちが地域の文化に誇りを持ち、世代を超えたつながりが続いていく未来をつくりたい。
そんな風景を、私たちは心から願っています。
ご支援くださる皆さまにも、この挑戦をともに進める大切な仲間として、島組の未来を見守っていただけたらうれしいです。どうか、温かい応援の輪に加わっていただけますと幸いです。
一緒に、島組の未来をつないでください。
55年の時を超えて、伝統を未来へつなぐために。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
55年の時を超えて再び動き始めた島組を、今度こそ未来へつないでいきたいと思っています。
この挑戦に、皆さまのお力をお貸しいただけますと幸いです。温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。




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