お久しぶりです。
The Saunaの野田クラクションべべーです。
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まずはじめに、4月14日〜4月30日までゲストハウスLAMPおよびThe Saunaを休業させてもらうことにしました。それ以降の営業に関しては随時、ホームページやSNSでご連絡しますので、よろしくお願いします。
今回、休業にした理由は、新型コロナウィルスの影響で全国的に外出自粛要請などがでており、営業することが好ましくないと判断したからです。ご理解のほどよろしくお願いします。
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以前からお手伝いしている「ume,sauna」のプロジェクトがいよいよ6日を切り、残り70万円ほどで達成しそう…というところまで来ました!!!
コロナが明けたあとに使えるお得なクラウドファンディングのチケットも販売しています。
ぜひ、ぜひ…ご支援のほどよろしくお願いします!!!
https://camp-fire.jp/projects/238307/backers#menu
少しだけ、The Saunaことやコロナを受けて感じたことを書かせてください。
冬が終わり春の芽吹きが感じられる4月ですが、アウトドアサウナをやるには最高のシーズンです。人が出歩かなくなり、自動車の利用も減り空気がキレイになったという地域もあるくらいで、ウィルスの影響で人間は窮地に、自然は本来の姿に戻っているのかもしれませんね。
僕たちのサウナのコンセプトは、「ぜんぶ、しぜん」。
長野県・信濃町という場所は国立公園にも指定されており、自然が強く残っているエリアです。美味しい空気、お水などがあり、そこで薪のサウナを運営しています。
電気ガスではなく、薪。
薪にした理由は、フィンランドで入った薪のサウナの柔らかい熱が忘れられなくて…ということもありますが、薪というエネルギーを有効活用したいと思ったから。
日本各地には、手入れをされていない森がたくさんあります。
森を手入れしない理由は、「木」の価値が落ちているから。
価値がないから、森のことは放っておこう。
そうすると、森は荒れて、大地に光が注がれず、土砂災害などが引き起こり、結果的に自分たちの首を締めることになるんです。
よくよく考えてほしいのが、そもそも木の価値がないってほんとうでしょうか。
木は薪すれば暖も取れるし、灯りにもある。
近い将来、電気やガスなどが使えなくなったらどうしますか。そのときまで森を放置していれば、ゲームオーバーです。僕たちもそうですが、子供やさらにその先…の子たちの運命はどうでしょう。
たかが、サウナで薪を使っているからそんな規模のことが解決できるわけないと言われればそれまでですが、僕はもっと木の価値を高めていき、多くの人に伝えていきたいんです。
そんな想いがあり、全国に薪のサウナを作っていきたい! と考えていて、そこでご縁があり、奈良県・山添村にある「ume,yamazoe(https://www.ume-yamazoe.com/ )」で「ume sauna」を作らせてもらっています。
コンセプトは、「うまれめざめるサウナ」。
サウナ室は瞑想に近い雰囲気にしていて、汗を出して外に出た瞬間に広がる山添の景色はまさに「めざめ」。山の水を使った水風呂に入り、人工物がほとんど見えない位置での外気浴。
サウナ室は、岡山県・西粟倉村で建築設計事務所をやっている「YOUBI」さんが手掛けてくれています。
国産の角杉材を100本ほど使用し、燃料は山添村で問題になっている「竹」などを使います。
本来、ストーブで竹を燃やすのはハードルがある(温度が高くなりすぎてストーブが壊れる…)のですが、長野県・千曲市にあるモキ製作所のストーブを使用することで、どんな薪でも燃やすことができるようにしました。また、モキ製作所のストーブは無煙ストーブといわれるくらい煙がでないので、環境にも非常にいいです。
サウナ室で使うロウリュ用のお水は、名産の大和茶を使用します。もちろん、水分補給もキンキンに冷えた緑茶が飲み放題です。
サウナというフィルターを通して、地域の課題を解決しつつ、名産品などを味わえるようにしました。
サウナのあとは、美味しい「お寿司」や「地域の野菜を使った料理」などを楽しむ。
ご飯のあとは、プライベートな空間が確保されたお部屋でゆっくりとくつろぐ・・・・・・。
サウナ・ホテルとしての機能はもちろんですが、なにより「山添」の空気を感じてほしいです。
ご支援はこちらからお願いします…!