【孤立する若者に夜の居場所を】越谷「ガヤチル」夜カフェプロジェクト

埼玉県越谷市のコミュニティカフェ「ガヤチル」で、地域とのつながりを必要としている若者も含め、20~30代が仕事や学校帰りに安心して立ち寄れる夜カフェを開きます。話しても、一人で静かに過ごしてもいい場所です。ご支援でスタッフ配置や環境整備を行い、孤立する前から地域と緩やかにつながれる居場所を育てます。

現在の支援総額

178,000

35%

目標金額は500,000円

支援者数

17

24時間以内に4人からの支援がありました

募集終了まで残り

28

【孤立する若者に夜の居場所を】越谷「ガヤチル」夜カフェプロジェクト

現在の支援総額

178,000

35%達成

あと 28

目標金額500,000

支援者数17

埼玉県越谷市のコミュニティカフェ「ガヤチル」で、地域とのつながりを必要としている若者も含め、20~30代が仕事や学校帰りに安心して立ち寄れる夜カフェを開きます。話しても、一人で静かに過ごしてもいい場所です。ご支援でスタッフ配置や環境整備を行い、孤立する前から地域と緩やかにつながれる居場所を育てます。


一般社団法人ソブリン・ムーブメントは
越谷市でコミュニティーカフェ「ガヤチル」を運営しています。

コミュニティーカフェ「ガヤチル」


若者が貧困や孤立に陥ってから、生活を立て直すことは簡単ではありません。
さまざまな事情から、家族や身近な人に頼ることが難しく、社会に出た後も安心して戻れる場所を持てない若者がいます。

18歳を過ぎたからといって、突然、一人で生きていけるようになるわけではありません。
だからこそ、問題が深刻になる前に、地域とつながれる場所をつくりたいと考えました。

私たちが越谷市で運営するコミュニティカフェ「ガヤチル」を、若者が仕事や学校の帰りに安心して立ち寄れる「夜カフェ」として開きます。

このプロジェクトの特徴は、若者だけを分けて集める支援施設ではなく、誰でも利用できるコミュニティカフェの中に、若者が自然に立ち寄れる夜の居場所をつくることです。

ガヤチルでは、過去の経験や家庭の事情を説明する必要はありません。
相談を目的にしなくても構いません。
飲み物や食事を楽しむ。少し休む。本を読む。勉強や作業をする。誰かと話す。一人で静かに過ごす。
その日の気持ちに合わせて、「今日はここにいたい」と思ったときに立ち寄れる、誰にでも開かれた場所です。

ガヤチルは、これから新しく場所をつくるのではありません。

これまでコミュニティカフェ、講座、交流会などを通じて、地域の人が集まり、顔を合わせ、言葉を交わす場所を育ててきました
すでにある場所と、これまで築いてきた地域とのつながりを生かしながら、支援する人と支援される人を分けず、誰もが一人の利用者として過ごせる夜カフェを目指します。

営業時間中はスタッフが常駐し、一人で静かに過ごしたい人にも、誰かと少し話したい人にも、安心して利用してもらえる環境を整えます。

そして将来は、若者が支援されるだけでなく、自分の得意なことを生かして地域に関わり、次は誰かを支える力になれる場所へ育てていきます。

18歳を過ぎても、居場所は必要です。

孤立してから支えるのではなく、孤立する前から地域とつながれる夜カフェを、越谷につくるために。
どうか、この一歩を一緒に支えてください。


一般社団法人ソブリン・ムーブメント代表理事
 吉田 理子


私はこれまで、ITの仕事を続ける一方で、女性の起業や再出発を支える活動に関わってきました。
「やってみたい。でも、自分にできるだろうか」
そんな思いを抱える人が、最初の一歩を踏み出せる場所をつくりたい。その思いから生まれたのが、ガヤチルです。

そして今、私たちは次の一歩を踏み出そうとしています。
今度は、若者たちの「頑張ってみたい」を支える場所をつくりたいと思っています。
私自身、バブル崩壊直後に大学生となり、「就職氷河期」と呼ばれる時代を過ごしてきました。就職では私自身も相当な苦労を経験しましたし、同じ世代の人たちが社会の中でどのように扱われ、どれほど多くのものを「自己責任」という言葉の中で抱え込んできたのか、わかっているつもりでした。

若者の孤立や自殺が増えていることも知っていました。支援制度があっても、本当に苦しんでいる当事者には届かないことがある。声を上げる力さえ失った人ほど、制度からこぼれ落ちてしまう。そうした現実も理解しているつもりでした。

けれど、ここ数年、私より若い身近な人たちが、それぞれ異なる事情を抱えながら、自ら命を絶つという出来事に接するようになりました。
そのとき初めて、自分は何もわかっていなかったのだと思い知らされました。
ニュースや数字として「若者の孤立」を知ることと、自分の知っている人が突然いなくなることは、まったく違いました。
「あのとき、もっと話を聞いていれば」
「あのとき、何かできたのではないか」
答えの出ない問いが、今も心の中に残っています。

私は、子どもたちや若者が育っていく中で、今、圧倒的に足りなくなっているものの一つが、「家族以外の大人」と出会う機会ではないかと思っています。

人生を教える人でなくていい。
正しい答えを与える人でなくてもいい。
「今日は疲れたね」
「おかえり」
「何かあった?」
そんな何気ない言葉を交わせる大人が地域にいること。誰かが自分のことを少しだけ気にかけてくれていること。
その小さなつながりが、心を少し豊かにしたり、不安をほんの少し軽くしたりすることがあるのではないでしょうか。

だから、ガヤチルでつくりたいのは、誰かを「救う場所」ではありません。

少し落ち着ける場所。
誰かの気配がある場所。
安心して机に向かえる場所。
頑張ろうと思ったときに行ける場所。
そして、何も頑張れない日にも、いていい場所。
家でも学校でも職場でもない。だからこそ、ここで出会える人や、ここだから話せることがあると信じています。

もちろん、私たちがこうした場所をつくったからといって、若者の孤独がなくなるわけではありません。誰かを必ず助けられると約束することもできません。

それでも私は、もう「わかったつもり」のまま、何もしないことはできません。

押しつけるのではなく、何かを施すのでもなく、ただ地域にいる一人の大人として、疲れている若者、不安を抱えている若者のそばにいたい。
話したいときには話を聞き、話したくないときには何も聞かず、それでも「ここにいていい」と思える場所を残したい。
それが、今の私にできることなのだと思っています。

この場所は、私たちだけでは育てていくことができません。
皆さまからいただくご支援は、単に場所を運営するためのお金ではありません。
「若者を一人にしない地域をつくろう」という意思を、この街の中に増やしていく力になります。

孤立してから支えるのではなく、孤立する前からつながれる地域へ。
困ったときだけではなく、何もないときから「知っている顔」がいる地域へ。
越谷から、そんな未来をつくっていきたいと思っています。

一人の若者の人生を、私たちだけで変えることはできないかもしれません。
でも、その人が苦しい夜に「行ってみようかな」と思える場所を、一緒につくることはできます。

どうか、私たちと一緒に、この夜の居場所を育ててください。

皆さまのご支援が、誰かにとっての「ここにいてもいい」という小さな灯りになります。
心より、ご支援をお願いいたします。



【目次】

1.18歳を過ぎても、居場所は必要です
2.孤立する前から、地域とつながれる場所を
3.ガヤチルを、若者が安心して過ごせる夜カフェへ
4.いただいたご支援の使い道
5.   ガヤチルから広がった、地域のつながり
6.   この活動に寄せられた応援メッセージ


最近、駅前のカフェやファストフード店、図書館などで、仕事帰りに一人で長い時間を過ごす若者の姿を見かけます。私たちは、こう思いました。「どうして、すぐに家へ帰らず、ここで過ごしているのだろう?」社会に出ても、さまざまな事情から家族や身近な人を頼ることが難しく、安心して戻れる場所を持てない若者がいます。


18歳を過ぎたからといって、突然、一人で何でもできるようになるわけではありません。

仕事でうまくいかなかった日。人間関係に疲れた日。一人の部屋に帰ることが、少しつらく感じる日。誰かと話したくても、「助けて」と言うほどではないと思い、一人で抱え込んでしまうことがあります。

相談窓口や支援施設は大切ですが、自分の悩みを説明し、助けを求めることは簡単ではありません。
だからこそ、理由を説明しなくても立ち寄れ、一人で静かに過ごしても、誰かと少し話してもいい場所が必要です。
孤立する前から地域と緩やかにつながれる「夜カフェ」を、越谷につくりたいと考えています。

ここで私たちが目を向けたのは、仕事帰りに一人で過ごす若者の姿だけではありません。その先にある、若い世代の「孤独」と「孤立」という、見えにくい社会課題です。

内閣府の「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査」では、孤独感を「しばしばある」「常にある」と答えた人の割合は、20代・30代で特に高いことが明らかになっています。そして、頼れる人がいない、相談できる相手がいない、気軽に話せる人がいないほど、孤独感はさらに深まることも分かっています。私たちはこの数字を前にして、ある危機感を抱きました。

・参考資料
人々のつながりに関する基礎調査(令和6年) 調査報告書 内閣府孤独・孤立対策推進室
孤独・孤立の実態把握に関する全国調査(令和6年) 調査結果のポイント]


人は、孤立してから突然「助けて」と言えるようにはならない。 孤独が積み重なり、人とのつながりを失い、学校へ行けなくなり、仕事を辞め、生活が立ちゆかなくなってから人生を立て直すことは、決して簡単ではありません。

 だからこそ、支援は「困ってから」では遅いのです。

本当に必要なのは、深刻な問題が起こる前に、地域の中に「ただ居られる場所」があること。誰かと緩やかにつながり、「ここに来れば大丈夫」と思える場所があることではないでしょうか。

私たちがつくりたいのは、「困った人だけが行く支援施設」ではありません。

今日は勉強したい。少しだけ家の外にいたい。誰かと話したい日もあれば、一人で静かに過ごしたい日もある。
そんな一人ひとりの気持ちを、そのまま受け止められる場所です。 理由なんて説明しなくていい。 頑張って笑わなくてもいい。 ただ、「ここにいたい」と思ったら来られる。 そんな地域の居場所を、本気でつくりたいのです。 

若者のつまずきを、「本人の問題」で終わらせてはいけない。社会全体で支える仕組みを、地域からつくることはできないだろうか。
私たちが目指すのは、疲れ果てた人を救う場所ではありません。 
疲れ果てる前に、安心して立ち寄れる場所。孤立してから支えるのではなく、孤立する前から、地域とのつながりを育てる場所。

ガヤチルの「夜の居場所」は、そのための第一歩です。
そして私たちは、この場所を一過性のイベントではなく、地域に根づく文化として育てていきたいと考えています。 

「自立するのは、本人の努力だ」と言われます。

確かに、働くことも生活を整えることも、最後に一歩を踏み出すのは本人です。けれど、前へ進み続けるためには、意志だけでは足りないことがあります。

安心して過ごせる場所があること。一人になりすぎず、干渉もされすぎないこと。何かあったときに、声をかけられる人がいること。さまざまな事情から家族や身近な人を頼ることが難しく、社会に出た後も、安心して戻れる場所を持てない若者がいます。

家があっても、心を休められるとは限りません。職場には役割や人間関係があり、カフェや公共施設では、長く過ごすことへの遠慮も生まれます。

それでも若者たちは、自分が落ち着ける場所を探しています
すぐに一人になりたくない。少しだけ気持ちを整えたい。誰かの気配を感じながら過ごしたい。私たちは、そんな思いを受け止められる場所が必要だと考えました。

若者のつらさは、いつも言葉になるとは限りません。誰かと話したいけれど、何を話せばよいか分からない。助けを求めるほどではないと思いながら、少しずつ苦しくなっていくこともあります。だからこそ、最初から相談や支援を目的にしなくても、自然に人とつながれる場所が必要です。

私たちが目指すのは、「何かをしなければならない場所」ではありません
少し休む。本を読む。勉強や作業をする。誰かと話す。一人で静かに過ごす。その日の気持ちに合わせて、「今日はここにいたい」と思える場所です。
私たちが大切にしたいのは、自分のペースを取り戻し、自分で次の一歩を選ぶための土台を、地域の中につくることです。



私たちには、人が安心して集まる場を育ててきた経験があります。ガヤチルではこれまで、テーマを決めて夜に集まる会を9回開催し、累計150名が参加しました。(2026年7月5日時点・自団体資料)


最初は一人で不安そうに参加した方が、対話を重ねるうちに表情を和らげ、次の回には友人を連れて来てくださったこともあります。初対面だった人たちの間に会話が生まれ、新しい出会いやつながりへと広がっていく。私たちは、そんな光景を何度も見てきました。
人との関係は、まず安心して同じ場所にいられることから始まります。「相談してください」の、その前に困っている人のための相談窓口や支援制度は、とても大切です。しかし、誰もがすぐに「助けて」「相談したい」と言えるわけではありません。
だからこそ私たちは、特別な理由がなくても、安心して来られる場所を地域につくりたいと考えています。

ガヤチルでは「修復的対話」という考え方も大切にしてきました。
誰が悪いかを決めるのではなく、安心して話し、相手の話を聴き、互いの経験を尊重する。

これまでガヤチルが培ってきた、人が集まる力。対話が生まれる力。つながりが育つ力。
その経験を、今度は若者たちの未来を支えるために生かしていきます。


【いただいたご支援の使い道】

皆さまからいただいたご支援は、若者が安心して過ごせる夜カフェを継続して運営するため、次の費用に大切に使わせていただきます。

  • スタッフの人件費
    夜間もスタッフを配置し、必要なときに声をかけられる距離で見守ります。
  • 光熱費・施設維持費
    照明や空調を整え、仕事や学校の帰りにも快適に過ごせる環境を維持します。
  • 滞在スペースの環境整備
    机、椅子、照明、Wi-Fi、電源、書籍などを整備します。
  • 飲み物・軽食の提供費
    若者が利用しやすい価格で、温かい飲み物や軽食を提供します。
  • 地域の相談機関との連携
    必要に応じて、生活、仕事、住まい、健康などの適切な相談先につなげます。
  • 広報・活動の振り返り
    SNSやチラシで周知し、利用者の声をもとに運営内容を改善します。

通常のカフェ営業だけで、飲み物一杯でも安心して長く過ごせる夜の居場所を、継続して開くことは簡単ではありません。

皆さまからのご支援によって、

「すぐに家へ帰らなくてもいい」「困っていなくても、ここに来ていい」「一人で抱えきれない日は、ここで少し休んでいい」

そう思える場所を、地域の中に育てていきます。

私たちが目指しているのは、一時的な夜間営業ではありません。
孤立してから支えるのではなく、孤立する前から地域とつながれる環境をつくること。
安心して立ち寄れる。一人で静かに過ごせる。必要なときには誰かと話せる。
そして、自分のペースで次の一歩を選べる。

皆さまからのご支援を、若者が一人になりすぎない未来につながるの居場所づくりに活用します。

【SDGsとのつながり】
この取り組みは、若者が孤立や生活困窮に陥る前に、安心して学び、人とつながり、社会との関係を失わずにいられる地域づくりを目指すものです。

1 貧困をなくそう生活困窮が深刻化する前の予防的なつながりづくり
3 すべての人に健康と福祉を孤独や孤立を防ぎ、安心できる関係を育てる
4 質の高い教育をみんなに家庭環境に左右されにくい学びの環境をつくる
8 働きがいも経済成長も将来の学び直しや就労につながる力を失わせない
10 人や国の不平等をなくそう環境によって生まれる「努力する条件の差」を小さくする
11 住み続けられるまちづくりを子どもや若者が地域の中で孤立しない仕組みをつくる
16 平和と公正をすべての人に対話を通じて、人との関係や社会参加の機会を育てる


ガヤチルでは、ふらりと立ち寄ったことをきっかけに、人と出会い、新しい挑戦や地域とのつながりが生まれてきました。
ここでは、利用者・参加者の皆さまの声をご紹介します。

こうした声からも、安心して立ち寄れる場所があることが
新しい出会いや挑戦、地域への関心につながっていることが分かります。

ガヤチルの夜カフェも、若者が無理をせずに人とつながり、自分のペースで次の一歩を見つけられる場所へ育てていきたいと考えています。
小さな出会いが、やがて地域の大きなつながりになる。
その輪を、これからは若い世代にも広げていきます。


埼玉県立大学
保健医療福祉学部名誉教授
梅崎 薫 様


今日、居場所づくりは様々に行われているが、関係性を構築する方法として飲食を介する例が多い。
飲食は効果的だが、もう一歩、参加者の関係性を深めるために、さらなる工夫が欲しいところである。その意味で、修復的対話はパワフルな対話として知られており有効である。
コロナ禍において、各国で対話の必要性から対話に関するシンポジウムやミーティングがオンラインで開催され、関係者が注目していたのはブラジルでドミニク・バーターらがおこなわれていた修復的対話であった。
修復的対話は、環境というマクロレベルに働きかける対話だが、副次的に、個人におけるコミュニケーション能力を高め、かつ、個人の内部におけるきずつきを癒す。
これらの理由から、本事業は、発達障害という特徴をもつ人たちが、緩やかな関係性のなかで心地よく感じられる居場所づくりをめざしつつ、さらに他者とのかかわりをよりよく構築できるスキルの獲得も支援できる可能性を秘めており、おおいに期待したい事業である。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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