「失敗しました。」
でも、この挑戦を終わらせたくありません。
はじめまして。
DIY職人として活動している岡村佳代です。
私は「寄り添うDIY」を大切にしながら、お客様の夢や想いを形にするお手伝いをしています。

今回、皆さまに応援していただきたいのは、一台のキッチンカーを作り直すプロジェクトです。
でも、このプロジェクトは単なる「修理」の話ではありません。
依頼者様の夢。
私の夢。
そして、大きな失敗から始まる、再挑戦の物語です。
すべては、お昼休みの何気ない会話から始まりました。
ある日、DIYのお手伝いをしていた時のことです。
お昼休みに、一緒にお弁当を食べながら「これから叶えたい夢」の話になりました。
その時、Kさんが目を輝かせながら話してくれました。
「定年後の第二の人生で、キッチンカーをやってみたいんです。」
その言葉を聞いた瞬間、私の中にもずっと温めていた夢がよみがえりました。
「実は私も、いつか自分の手でキッチンカーを作ってみたいって、夢ノートに書いていたんです。」と
するとKさんは、まだキッチンカーを作った経験がないと知った上で、私の手を握り、
「あなたにお願いしたい。」
「あなたに作ってほしい!」
そう言ってくださいました。
技術よりも、私という人を信じて夢を託してくださったこと。
その瞬間から、二人の夢が一つになりました。
初めてのキッチンカーづくり
初めての挑戦だったので、分からないことばかりでした。
何度もホームセンターへ通い、材料を選び、調べて、悩んで…。
少しずつ形になっていくキッチンカーに、毎日ワクワクしていました。

そして、完成の日。
キッチンカーの箱は私の工房で作り、車両はKさんの地域で納車。
Kさんが車で来てくださり、いよいよ箱を載せる日がやってきました。
その日は、私の息子たち、そして息子の友達まで駆けつけてくれました。
みんなで声を合わせて、
「せーーーの!」
と力を合わせて200キロ近くある箱を皆で持ち上げました。
作業が終わる頃には、もう外は真っ暗。
でも、完成したキッチンカーを見た瞬間、みんなで抱き合って喜びました。
あの達成感は、一生忘れられません。

キッチンカー第一号👏
可愛い“こめあま”号完成🫶

地域の皆様に愛されるキッチンカーへ
2026年、豪雨がすべてを変えました。
完成後、Kさんは「こめあま」という名前で、米麹から作るドリンクを販売するキッチンカーをスタート。
マルシェや病院など、少しずつ活動の場を広げていました。
そんな中、2026年は豪雨やゲリラ豪雨が続きました。
ある日、Kさんから届いた一枚の写真。
「雨漏りしています。」
頭が真っ白になりました。

すぐに駆けつけたくても距離があり、その間にも雨は降り続けました。
ようやく引き取って天井を開けると、そこには想像以上の光景がありました。
内部はびしょ濡れ。
天井の骨組みまで水が入り込み、木材は傷み始めていました。。
一枚のベニヤを剥がすたびに涙が出ました。
内装のベニヤを、一枚ずつ剥がしました。
剥がすたびに見えてくる傷み。
そのたびに涙があふれました。

「甘かった。。」
自分の未熟さを痛感しました。
そして何より、
夢を託してくださったKさんに、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
それでも、このキッチンカーは愛されていました。
細かな不備があっても、Kさんはいつも笑顔で言ってくださいました。
「この手作り感が、あったかくて好きなんです。」
「みんなに可愛いって言ってもらえますよ〜♡」
お客様にも嬉しそうに、このキッチンカーのことを話してくださっています。
このキッチンカーは、ただの販売車ではありません。
第二の人生へ踏み出した、Kさんの大切な相棒です。
だから私は、この夢を終わらせたくありません。
息子の一言で、もう一度前を向けました。
普段は前向きな私たち親子ですが、今回だけは違いました。
二人で車内を眺めながらしばらく落ち込み、言葉も出ませんでした。
でも、そのあと息子が言いました。
「悔しい!!次は絶対もっといいもの作れる。」
「俺たちは学んで次に活かすことができる!」
それはそうだけど、こんなんじゃ次なんて来ないよ。。と落ち込んだままの私。
そして続けて、
「今回の経験を活かせばもっといい箱作れる!
納得する箱を作って、載せ替えてあげればいーじゃん!
それが俺たちにできることじゃない?」
その言葉で、私の中の何かが変わりました。
シンクやタンク、冷蔵設備など、使えるものは活かさことはできるから
もっと丈夫で、もっと雨に強い新しい箱を作ること。
そして息子がもう一つ提案してくれました。
「この想いを伝えて、クラウドファンディングをやってみたらどうかな?!」
失敗を隠すのではなく、失敗から学び、もう一度挑戦する。
その挑戦を始めようと思いました。
ご支援いただいた資金の使い道
皆さまからいただいたご支援は、新しいキッチンカーの箱を製作するために大切に使わせていただきます。
主な使い道は、
・新しい骨組みの製作・断熱材・アルミ複合板などの外装材・防水部材・内装材・接着剤や金具などの副資材
などを予定しています。
今回の経験を活かし、前回よりも雨に強く、安心して長く使っていただけるキッチンカーを目指します。
最後に
私は完璧な職人ではありません。
失敗もしました。
悔しくて泣きました。
でも、失敗から逃げる職人にはなりたくありません。
依頼者様の夢を守るために。
そして、この経験をこれから出会うお客様にも活かすために。
もう一度、本気で挑戦します。
この挑戦は、一台のキッチンカーを作るだけではありません。
「夢は、一度つまずいても、もう一度走り出せる」
夢を信じて託してくださった方へ、今度こそ安心して長く使っていただける一台を届ける挑戦です。
そして、この経験を未来につなげる挑戦です。
いつか完成したキッチンカーを見ながら、
「あの時応援してよかった。」
そう思っていただけるよう、心を込めて作ります。
どうか、この挑戦を一緒に見届けていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。





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