0.プロジェクト概要
地域を支えるスタッフと、子どもたちが戻れる場所を守るために
株式会社サイレコ・エスペランサ熊本です。
私たちは、熊本県八代郡氷川町と上益城郡嘉島町を拠点に、キッズから中学生のジュニアユース世代までの育成や、社会人チームの運営を行っているサッカークラブです。
7月28日に発生した「令和8年熊本地震」により、私たちの活動地域も大きな被害を受けました。
クラブに通う子どもたちやご家族、そして日々子どもたちに向き合ってきたコーチや職員も被災しています。
ライフラインが寸断されるなど、生活そのものが落ち着かない状況が続き、通常のクラブ活動は停止せざるを得なくなりました。
被災したご家庭が生活の立て直しに向き合う中で、これまでどおり会費の負担をお願いすることはできません。
クラブの収入は、事実上止まっています。
その一方で、私たちが指定管理者として運営してきた氷川町公民館は、現在、簡易的な避難所となっています。
現場からリアルタイムで届いている情報では、公民館で必要とされている支援物資は、経営者の方々や地域の皆さまが持ち寄ってくださる物資に、主に支えられている状況です。
コーチや職員は、自らも被災者でありながら、公民館を訪れる方への対応や支援物資の受け入れなど、地域を支えるために動き続けています。
しかし、その間にもクラブを維持するための費用は発生し続けます。
子どもたちが再び戻ってこられる場所を残すためには、コーチや職員の雇用を守り、車両や事務所などの固定費を支払い、活動再開に備えた体制を維持しなければなりません。
今、この体制を失ってしまえば、地域の復旧が進んだとき、子どもたちを迎える人も、活動を再開するための土台も失われてしまいます。
状況が落ち着いたあと、子どもたちが再び仲間と笑顔で会い、安心してボールを蹴れるように。
今、地域のために動き続けているコーチや職員が、子どもたちを迎える日まで、この場所に残れるように。
そして、地震前にあった日常を、もう一度取り戻すために。
私たちは、14日間のクラウドファンディングに挑戦します。
まずは、今の状況を知ってください。
そして、可能であれば、周りの方にもこの挑戦を伝えていただければ幸いです。
それぞれに無理のない形で、子どもたちが戻ってこられる場所を守る力を貸してください。



1.自己紹介
20年にわたり、スポーツを通じて子どもたちと地域を支えてきました
はじめまして。株式会社サイレコ・エスペランサ熊本です。
エスペランサ熊本は、元ビーチサッカー日本代表コーチの光永誠司が、2006年に立ち上げた熊本県のサッカークラブです。
現在は熊本県八代郡氷川町と上益城郡嘉島町を拠点に、4歳の子どもから15歳のジュニアユース世代まで、一貫した育成を行っています。
私たちが大切にしてきたのは、勝つことや技術を高めることだけではありません。
仲間と力を合わせること。
うまくいかないときにも、諦めずに挑戦すること。
支えてくれる家族や周りの人へ、感謝すること。
サッカーを通じて、子どもたちが人として成長していくことを大切にしてきました。
クラブには園児から社会人まで約150人が在籍し、全国大会や九州大会にも数多く出場しています。
2026年には、U-13チームが全国大会で2年連続となる優勝を果たしました。
これまでの卒業生からは、ロアッソ熊本やガンバ大阪などでプレーするJリーガー、Fリーグで活躍する選手も生まれています。
また、子どもたちが熊本の外へ目を向け、異なる環境や文化に触れられるよう、海外遠征にも継続して取り組んできました。
2016年には、株式会社サイレコ・エスペランサ熊本を設立しました。
サッカーだけでなく、フットサルや軽スポーツ、ヨガ、エアロビクスなど、子どもから大人までが参加できる総合型スポーツクラブとして、地域にスポーツを楽しむ場をつくってきました。
さらに、氷川町公民館の指定管理者として、施設の受付や運営、地域の皆さまが安心して利用できる環境づくりも担っています。
私たちにとって、子どもたちの成長を支えることと、地域で必要とされる役割を果たすことは、別々の活動ではありません。
スポーツを通じて人を育て、人と人がつながる場所をつくり、地域とともに歩む。
それが、私たちがこれまで続けてきた活動です。
今回の地震によって、この活動は大きな危機に直面しています。
それでも、これまで育ててきた子どもたちの居場所と、地域とのつながりを、ここで途切れさせるわけにはいきません。



2.このプロジェクトで実現したいこと
子どもたちが、再び安心して戻れる場所を残したい
令和8年熊本地震により、エスペランサ熊本の通常のクラブ活動は、停止せざるを得なくなりました。
私たちがこのプロジェクトで実現したいのは、復興が進んだあと、子どもたちが再び仲間と会い、安心してボールを蹴ることができる場所を残すことです。
地震によって活動は止まっても、子どもたちの成長まで止めたくありません。
仲間と過ごす時間。
スポーツに打ち込む時間。
できなかったことに挑戦する時間。
そして、いつものコーチが待っている場所。
こうした日常は、被災した子どもたちが少しずつ前を向き、元の生活を取り戻していくためにも、大切なものだと考えています。
今回の支援は、失われたものを元に戻すだけのものではありません。
コーチや職員の雇用を守り、クラブの運営体制を残すことで、子どもたちが戻ってこられる未来をつなぐための支援です。
活動できない今も、再開できる日までクラブの土台を守り続ける。
そして、地域の状況が落ち着いたとき、子どもたちを再び笑顔で迎える。
その未来を実現するために、このプロジェクトを立ち上げました。

3.プロジェクトを立ち上げた背景
私たちも被災しました。それでも、地域を支え続けています
今回の地震では、エスペランサ熊本に通う子どもたちやご家族だけでなく、日々指導にあたってきたコーチや職員も被災しました。
それぞれが、自分や家族の生活を立て直さなければならない状況にあります。
それでも、コーチや職員は立ち止まっていません。
株式会社サイレコ・エスペランサ熊本は、氷川町公民館の指定管理者として、施設の運営を担っています。
地震発生後、氷川町公民館は簡易的な避難所となり、地域の方々が身を寄せています。
公民館で必要とされている支援物資は、経営者の方々や地域の皆さまが持ち寄ってくださる物資に、主に支えられている状況です。
コーチや職員は、自らも被災者でありながら、公民館を訪れる方への対応や、支援物資の受け入れ・整理などにあたっています。
子どもたちを支えてきたスタッフが、今は被災した地域を支えています。
特別なことをしようと考えたからではありません。
これまで地域の皆さまとともに歩んできた私たちにとって、今、目の前で必要とされている役割を果たすことは、自然なことでした。



一方で、通常のクラブ活動は停止しています。
活動できていない子どもたちや、生活の立て直しに向き合っているご家庭へ、これまでと同じ会費の負担を求めることはできません。
そのため、クラブ活動の停止に伴い、事業運営を支えてきた収入も止まっています。
しかし、活動が止まっている間も、コーチや職員の雇用、車両や事務所の維持など、クラブを残すための費用は発生します。
もし今、コーチや職員が離れ、運営体制や車両などを失ってしまえば、地域が少しずつ日常を取り戻したときに、子どもたちを迎えることができません。
建物や活動場所だけが残っていても、子どもたちを迎える人と体制がなければ、クラブ活動は再開できないからです。
地域を支えている人たちが、支える力を失わないために。
そして、子どもたちが再び戻ってこられる場所を残すために。
私たちは、このクラウドファンディングに挑戦します。
4.現在の状況と活動再開に向けた準備
今できる役割を果たしながら、子どもたちを迎える準備を続けます
現在、エスペランサ熊本の通常のクラブ活動は停止しています。
一方で、コーチや職員は、簡易的な避難所となっている氷川町公民館の運営を通じて、地域の被災支援にあたっています。
自分たちも被災している中で、今、地域に必要とされている役割を果たしながら、クラブ活動を再開できる日を見据えています。
活動を再開するためには、場所だけがあればよいわけではありません。
子どもたちを迎えるコーチや職員。
送迎や活動に必要な車両。
連絡や事務作業を行うための事務所機能。
安全に活動するための運営体制。
こうした土台を、活動できない期間も維持しておく必要があります。
現在は、地域の復旧状況や安全面を確認しながら、活動再開に向けた準備を進めています。
再開の時期を今すぐ確定することはできません。
だからこそ、状況が整ったときにすぐ子どもたちを迎えられるよう、人と体制を残しておくことが重要です。
クラウドファンディング終了後も、CAMPFIREの活動報告機能を通じて、クラブの状況や活動再開までの歩みを継続してお伝えします。
支援をいただいて終わりではありません。
皆さまからの応援が何を守り、どのように子どもたちの未来へつながったのかを、一つひとつ誠実にご報告していきます。



[
5.支援金の使い道
子どもたちが戻る日まで、クラブの土台を守ります
皆さまからいただいた支援金は、株式会社サイレコ・エスペランサ熊本の事業継続と、クラブ活動の再開に向けて、主に次の費用に活用します。
コーチ・職員の雇用を維持するための費用
車両の維持費・燃料費
事務所の家賃・光熱費などの固定費
活動再開に向けた体制整備費
CAMPFIRE被災地支援プログラムの手数料5%
今回の支援金は、エスペランサ熊本の事業継続と活動再開のために使用します。
氷川町公民館への支援物資の購入や、公共施設の修繕費には使用しません。
皆さまからの支援は、単に不足する運営資金を補うためだけのものではありません。
地域を支えているコーチや職員の雇用を守ること。
子どもたちを迎えるための車両や事務所を維持すること。
そして、活動を再開できる日まで、クラブの土台をつなぐこと。
その一つひとつにつながります。
一つの支援が、一人のスタッフを支えます。
一人のスタッフが残ることが、子どもたちの戻る場所を守ることにつながります。
[支援金の使い道を示す図]
6.リターンについて
お返しは、活動再開までの歩みをご報告すること
今回のプロジェクトでは、物品などの返礼品は設けていません。
支援金額は、次の6種類です。
3,000円
5,000円
10,000円
50,000円
100,000円
1,000,000円
すべての支援金額で、お返しの内容は同じです。
応援してくださった皆さまには、CAMPFIREの活動報告機能を通じて、被災後のクラブの状況や、子どもたちの活動再開に向けた取り組みをご報告します。
初回の活動報告は、プロジェクト終了後1か月以内を予定しています。
その後も、地域の復旧状況や活動再開に向けた歩みを随時お伝えします。
今回、あえて物品によるお返しを設けなかったのは、いただいた支援をできる限り、コーチや職員の雇用維持、クラブの運営、活動再開に向けた準備に活用したいと考えたためです。
支援をいただいて終わりではありません。
いただいた支援が何を守り、子どもたちの未来へどのようにつながったのか。
その変化を活動報告として、誠実にお届けしていきます。
7.今後のスケジュール
安全を確認しながら、子どもたちを迎える準備を進めます
現時点では、次の流れを予定しています。
クラウドファンディング公開
14日間の支援募集
プロジェクト終了
支援金を事業の維持と活動再開の準備に順次活用
プロジェクト終了後1か月以内に、初回の活動報告を掲載
地域の復旧状況と安全面を確認しながら、クラブ活動の再開を準備
活動再開後も、子どもたちやクラブの様子を随時報告
クラブ活動の再開時期は、地域の復旧状況や施設の安全、子どもたちやご家族の状況を確認しながら判断します。
現時点では、確定できないこともあります。
決まっていないことを無理に約束するのではなく、その時々の状況や変化を、活動報告を通じて正直にお伝えしていきます。
一日でも早く再開することだけを目指すのではなく、子どもたちが安心して戻れる状態を整えたうえで、活動を再開したいと考えています。
8.最後に
子どもたちが再び笑顔で集まれる日まで
今回の地震で、私たち自身も被災しました。
子どもたちやご家族も、それぞれに不安を抱えながら、生活の立て直しに向き合っています。
そのような中でも、コーチや職員は、簡易的な避難所となっている氷川町公民館の運営を通じて、地域を支える役割を果たしています。
地域を支えること。
子どもたちが戻れる場所を守ること。
私たちにとって、この二つは別々のものではありません。
コーチや職員がこの地域に残り、活動を続けられることが、子どもたちの未来と地域の日常を守ることにつながります。
私たちが取り戻したいのは、特別な未来ではありません。
子どもたちが再び仲間と会う。
いつものコーチと一緒にボールを蹴る。
できなかったことに挑戦する。
そして、笑顔で家に帰る。
地震が起きる前にあった、そんな日常です。
その日常を取り戻すためには、活動できない今も、子どもたちを迎える人と体制を残しておく必要があります。
まずは、このプロジェクトを知ってください。
私たちの今後の歩みを見守ってください。
そして、可能であれば、周りの方にもこの挑戦を伝えていただければ幸いです。
支援への参加も、情報を伝えることも、活動再開まで見守ることも、私たちにとって大切な応援です。
それぞれに無理のない形で、この挑戦に力を貸していただけましたら幸いです。
子どもたちが再び笑顔で集まれる日まで、私たちは地域とともに歩み続けます。

株式会社サイレコ・エスペランサ熊本 代表 光永 誠司



