
本クラウドファンディングを立ち上げた理由
地震・津波による被害をテレビ放送風の映像として再現できるアプリケーションを開発しています。
このクラウドファンディングは、その開発に必要な費用を募るために立ち上げました。
本クラウドファンディングを立ち上げるまでの経緯
我が国において、災害の危険性を伝える手段としてこれまで中心に置かれてきたのは、気象庁などが公表する震度階級や予想津波高といった数値でした。
これらは正確で客観的な指標ですが、その一方で震度7や10メートルの津波といった数値だけを見て、実際にどのような揺れが起き、自らの暮らす街がどう変わってしまうのかを思い浮かべることは、多くの方々にとって容易ではありません。
東日本大震災の際には、津波警報が発表されていたにも関わらず避難が遅れた事例が多数あったことが、これまでの調査や報道で指摘されています。
その背景には、地域や個人単位における多種多様な要因があるので、原因を何らかの一つに絞ることは難しいかもしれません。
ただ、数値が示す危険性の実態がより具体的なイメージとして想像可能であったならば、避難という判断を後押しできた場面もあったのではないかと私は考えるようになりました。
そこで、数値だけでなく映像として災害の姿を事前に共有できないかと思い至り、2026年6月にこのアプリケーションの開発を始め、これまで自己資金で開発を続けてきました。
しかしながら、その途上において令和8年熊本地震が発生し、何名もの尊い命が失われてしまったのです。
もっと早くにこのアプリケーションを完成させられていれば、揺れによって建物や街がどのような被害を被るのかを事前に映像で伝え、少しでも避難への備えに役立てられたのではないでしょうか。
もちろん、このアプリケーションがあれば確実に被害を防げたと言い切れるものではありません。
それでも、何が何でも開発のスピード感を早める必要があると改めて感じさせられた、あまりにも悲惨な激甚災害だったのです。
いつ、どこで、どれほどの規模の災害が起きるのかを、現在の技術で正確に予知することはできません。
だからこそ、いざ災害が起きてから情報を伝えるのではなく、起きる前に「どういうことが起こりうるのか」を誰しもが具体的なイメージとして想像できる状態にしておくことが、事前防災として大きな意味を持つと私は考えています。
その一方で、やはり自己資金だけでは開発のスピードに限界があるのも事実であり、どうか皆様の温かいお力添えを賜りたく、心よりのお願いを申し上げます。
アプリケーションの概要
日本国内の各地点で想定される活断層型地震・海溝型地震による地震動と津波の被害をシミュレーションし、その結果をテレビ放送風の動画として出力するアプリケーションです。
シミュレーションに使用される情報は信頼できるソースからしか引用しておりません。
UI上で、発生時刻、震源、震源域、連動などの諸条件を自由に調整できるため、さまざまなシナリオを実験することができます。
もちろん、シナリオごとに映像は異なるものが出力されます。
未実装ですが、今後は発生時刻や天候、季節による被害状況の差異を追加する予定です。
また、よりリアルな映像を追求するために、合成音声ではなく実在の人物によるナレーションや、AIによる地震・津波被害の映像も追加する予定です。
以下にα版で出力した動画の一部を掲載します。
なお、α版の開発にはClaudeを積極的に活用しています。
まだまだ完成度は高くありませんが、スピード感を持ってブラッシュアップに取り組んでまいります。
出力した動画の公開先について
出力した動画は、どなたにも安定した環境でご覧いただける状態を保ちたいため、以下のYouTubeアカウントで公開します。
ご支援頂いた資金の使途
設備費 480,000円 シミュレーション演算および動画レンダリングに耐えるPC・GPUの調達
人件費 150,000円 ナレーション収録の外部委託費
AI活用費 200,000円 開発補助および被害映像生成に用いるAIサービスの利用料
プラットフォーム手数料 170,000円 目標金額の17%
※昨今の世界情勢による影響で金額は前後する可能性があります。あらかじめご了承ください。
スケジュール
2026年6月 アプリケーション開発着手(自己資金)
2026年8月上旬 α版完成、テレビ放送風動画の出力に成功
2026年8月中旬 クラウドファンディング公開
2026年9月中旬 クラウドファンディング終了
2026年9月下旬 開発用設備の調達、AI利用環境の拡張
2026年10月 β版完成、ナレーション収録・被害映像の実装
2026年10月下旬 YouTubeチャンネルにて出力動画のβ版公開開始
2026年11月 正式版リリース、リターン着手、シナリオ動画の継続公開開始
※計画の進度によっては日程が前後する場合がございます。あらかじめご了承ください。
これまでの活動と実績
私は現在大学4年生です。
就職という進路を選ばず、個人事業として防災分野の情報発信に取り組んでいく決意のもと、本プロジェクトを立ち上げました。
これまで独学でC#、C++による様々なアプリケーション開発を続けており、本アプリケーションもClaudeを活用しながら個人で設計、実装しています。
既にα版が完成し、地震動と津波被害のシミュレーション結果をテレビ放送風の動画として出力する機能は動作しています。
また、動画制作やYouTubeでのチャンネル運用経験を有しており、完成した映像を継続的に公開、運用していく体制については実務的な知見を持っています。
最後に
ここまでお読みくださり、誠にありがとうございます。
このアプリケーションは、災害の恐怖を煽るためのものでも、被害の悲惨さを娯楽として消費するためのものでもありません。
数値として示される危険が、実際にはどのような光景として現れてくるのか。
それを災害が起きる前から知っておくことで、いざという時の判断が少しでも早くなればという、ただそれだけの願いから開発しています。
映像をご覧になった方が、自宅から高台までの道のりを一度歩いてみようと思ってくださるかもしれません。
ご家族と避難場所について話し合うきっかけになるかもしれません。
そうした小さな行動の積み重ねが、いつかどこかで、誰かの命を守ることにつながると信じています。
完成したアプリケーションで出力した映像は、YouTubeを通じて、どなたでも無料でご覧いただける形で公開してまいります。
ご支援いただいた資金は、特定の誰かのためではなく、この映像を一日でも早く、一人でも多くの方にお届けするために使わせていただきます。
私一人で進められる作業にはどうしても限りがありますが、皆様のご支援はそのまま完成までの時間の短縮につながります。
また、金銭的なご支援が難しい場合でも、このページを周囲の方に共有していただけるだけで、大きな力になります。
どうか、本プロジェクトへのご理解とお力添えを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。



