日本博物館協会では、平成23年3月東日本大震災の発災以降、多発する大規模災害を対象に、被災した博物館や文化財に対する復興支援のために、支援募金・寄附金を募っております。
今回の支援金は、その一環として令和8年7月28日に発生した熊本地震で被害を受けた博物館等を対象に募集するもので、支援の財源として大切に使わせていただきます。
当協会では、文化遺産防災ネットワーク推進会議の参画団体として連携強化を図りつつ、博物館における防災体制の整備に取組んでおります。
特に、大規模災害発生直後の支援活動に要する資金確保は大きな課題であり、公益財団法人としての当協会にも期待が寄せられているところですが、継続的な資金の確保には厳しい状況です。
しかしながら、そのような中で、今後起こりうる大規模災害への対応として、被害を受けた博物館や文化財に対する復興支援に活用させて頂くための支援募金・寄附金をお寄せいただいており、多くの方々のご厚志に対し、改めて心より御礼を申し上げます。
この度は、令和8年7月28日に発生した熊本地震に係る被災博物館への復興支援のための募金・寄附金について、通常の寄附とは別枠で募集させて頂くことといたしました。
趣旨をご理解いただき、ご高配賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
支援先について
みなさまからお預かりした寄附金は、決済手数料5%を除いた全額を、熊本地震で被災した博物館等の復旧・復興ために使用します。
日本博物館協会の災害支援の歩み
日本博物館協会は、2011年の東日本大震災を機に、・国の文化財レスキュー事業への専門家派遣・協会独自の"絆プロジェクト"による支援・全国の皆さまからお寄せいただく支援募金という形で、被災した博物館や文化財への支援活動を続けて参りました。
①東日本大震災(2011年)――津波をかぶった46万点が、ふるさとの博物館に帰るまで
文化庁による被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)の参画団体として専門家の派遣等に協力するとともに、「大津波被災文化財保存修復プロジェクト」として、被災した文化財の保存修復を支援してきました。
津波で全壊した岩手県の陸前高田市立博物館。救出した所蔵資料46万点は海水と泥等が混じった津波をかぶっており、そのままでは朽ち果てるのも時間の問題でした。それらの泥を落とし、菌を除き、塩分を抜く「安定化処理」を行いながら、全国の関係者の協力の下で保存修復作業が行われてきました。日博協ではこれまで培った「安定化処理」の技術を映像にまとめ公開しています。
2022年11月、発災から11年8カ月を経て、陸前高田市立博物館は新しい建物で再び公開することができました。その一方で被災した資料の保存修復作業は、今も続いています。
②令和元年東日本台風(2019年)――今も続く水没した24万点の資料の保存修復作業
被災直後から、全国の博物館・美術館の関係者が現地に駆けつけ、資料の搬出、洗浄、冷凍保管といったレスキュー活動が始まりました。
2019年、台風19号の浸水被害を受けた川崎市市民ミュージアム。地下のすべての収蔵庫が水没し、歴史資料から美術、写真、漫画、映画フィルムまで9分野におよび、約30万点の収蔵品のうち約24万点が被災しました。
当協会も絆プロジェクトの一環としてこの支援に関わり、発災から年月が経った現在も、支援活動への参加を呼びかけ続けています。
③令和6年能登半島地震(2024年)――全国88施設が「支援します」と手を挙げた
能登半島地震では、文化庁による被災文化財等救援事業に参画し、現地への職員派遣等を通じて、倒壊した家屋や被災した施設からの文化財の救出・保全に協力し、令和7年度末までに全国から延べ251名が現地での活動に参加してくださいました。
当協会の被災博物館復興支援事業には、全国約90の博物館が「災害時には協力します」と参加登録をしてくださっています。
いざというとき、専門知識を持つ仲間が全国から駆けつけられる体制。それは、東日本大震災以来15年かけて育ててきた、博物館同士の「絆」そのものです。
リターンのご紹介
1,000円よりご支援いただけます。
支援者様には、
▮事業報告書
▮お礼状
▮領収書
をお送りします。
領収書について
本プロジェクトへのご寄附は公益財団法人日本博物館協会への寄附となり、当協会が寄附金の受付及び領収証発行を行います。このプロジェクトの寄附は寄附金控除の対象になります。
協会に対する寄附は、所得税法第78条該当の寄附金控除〔所得控除〕の対象となります。
また、法人からの寄附金につきましては、法人税法第37条第4項該当の特別損金算入限度額の寄附金として損金算入することができます。本領収書は、上記の寄附税制の適用を受ける場合に必要となりますので、大切に保管してください。
※領収証はCAMPFIREではなく当協会が発行・郵送いたします。
日本博物館協会について
過去の自然環境、人々の営みの記録と記憶から
いまを生きる人々とともに課題を読み解き、
未来に生きる人々に知恵と希望を受け継いでいくー
日本博物館協会は日本全国の博物館を支援しています
博物館はその地域の歴史や文化、専門性等により、それぞれ唯一無二のユニークな特徴があります。また近年は、文化芸術振興、文化観光、まちづくりへの貢献等、社会資本として地域社会へのさらなる貢献が期待されています。
博物館の役割の多様化が求められる一方で、財政や人材の確保等、深刻な課題を抱える博物館が多くあります。日本博物館協会は公益財団として、博物館が抱える共通の課題の解決と博物館の振興を使命としてさまざまな事業を行っています。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、頂いたご支援を被災地域の博物館のための支援に充てる予定です。




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