僕は学生時代18歳の時に、ここ大瀬崎でダイビングに出会いました。
そしてそのまま、マリンスポットパートナーという大瀬崎のダイビングの現地サービスでアルバイトを始めました。それから16年。
学生だった僕は社会人になり、銀行員を辞め、水中写真家になりました。
今では日本各地の海だけでなく、流氷の海や北極圏まで潜り、写真を撮るようになりました。
でも、僕の原点はずっとここ、大瀬崎です。僕の人生を変えてくれた場所。
そんな場所を再び、人が出会い、人生を変える場所に。
こんにちは。水中写真家の茂野優太です。
僕は18歳の時に大瀬崎で水中の世界に出会い、水面を隔てた瞬間に「まだ見たことない世界」が広がっていることに感動し、15年間海に潜り続け、現在は大瀬崎を拠点に水中写真家として活動しています。
FUJIFILMSQARE、ニコンサロンで写真展を開催したり、
著書に『神秘的で美しい海の生き物図鑑』や『レプンユカラ-北の海に伝わる物語-』があります。
2024年にはクラウドファンディングで6,331,000円のご支援を頂き、冬と夏のグリーンランド(北極圏)での水中撮影という大挑戦をさせて頂きました。
冬のグリーンランドの氷山の下で撮影。こんな大きな挑戦をさせてもらっている僕も、
昔から冒険が好きとか、挑戦できる性格かというと、
どちらかというと真逆でした。
高校生までの僕は、同じ地域で育った友人たちと過ごし、特に何も考えていなく、当たり前のように受験勉強をし、大学へ進み、きっと就職をする。
そんな、ごく普通の人生を思い描いていました。
「良い大学に入り、良い会社に入る。」
それが一つの正解なのだと思っていたように思います。
でも18歳で大瀬崎に来て、僕の世界は大きく変わりました。
ここには年齢も職業も、生き方も全く違う人たちがいました。
学生もいれば、会社員もいる。海を仕事にしている人もいれば、自分の好きなことを追いかけて生きている人もいる。
昼間はみんなで海に潜り、夜になれば集まってご飯を食べ、お酒を飲みながら、いつまでも海の話をする。
時にはくだらない話で深夜まで笑い転げていたり。
ダイビングが楽しくて楽しくて仕方なかった18歳の頃。
学生だった僕にとって、それまで知らなかった世界でした。
「人生には、こんな生き方もあるんだ。」
そう思えたことが、僕の人生を大きく変えてくれました。
気付けば大学に行く時間よりも、ここ大瀬崎で過ごす時間の方が長くなっていきました。
「バイト代いらないので明日も働かせて下さい。」なんて言って、出来るだけ大瀬崎にいようとした日々が懐かしい。
そして何より、僕はここで本当にたくさん海に潜らせてもらいました。
お金もなく、まだ何者でもなかった学生の僕が、
何度も何度も海へ潜り、写真を撮ることができた。
その時間があったからこそ、今の水中写真家としての僕があります。
もし18歳の時に大瀬崎へ来ていなかったら、僕は水中写真家にはなっていなかったと思います。
当時ここでアルバイトしていたメンバーと支配人、若田部さんと。
そしてもう一人の父親のような存在。
そんな僕をずっと見守ってくれたのが、マリンスポットパートナーの支配人、若田部和雄さんでした。
18歳から今まで、パートナーへ行けば自由に潜らせてくれ、ご飯を食べさせてくれ、いつも僕の活動を応援してくれました。
学生時代に進路に悩んだ時も恋愛も。
ダイビングの病気、減圧症になり、思うように海へ潜れず苦しかった時も。
写真家として生きていこうとした決意した時も。
たくさん相談に乗ってもらいました。
一緒にお酒を飲んだり、くだらないことで笑ったり、
本当に数え切れないほどの思い出があります。
今でもこの文章を書いていると涙が出てきそうになります。
僕にとって若田部さんは、お店の支配人というより、もう一人の父親のような存在でした。
そして2026年4月に若田部さんは亡くなりました。
若田部さんが亡くなる直前に最後に大瀬崎に来られた時には、
50人近くの歴代のバイトやスタッフが集まりました。
本当にたくさんの方に愛され、たくさんの人の帰ってくる場所だったんだなと。

残されたこの場所を。
マリンスポットパートナーこのまま終わらせたくない。
若田部さんがいなくなったあと、僕は残されたマリンスポットパートナーの施設と向き合うことになりました。
長い年月、多くのダイバーを迎えてきた建物は老朽化が進み、大きな修繕が必要な状態です。
崩壊してしまった宿泊部分に上がる螺旋階段
海辺の施設なので放置されるとすぐに錆びてしまいます。
荒れてしまった施設。
僕らが学生時代に泊まっていた場所はいまは使える状態ではなく、行くことすら難しい。
ダイビングの施設も天井も床も抜け、すぐに使える状態ではありませんでした。
そしてボロボロだった施設の中核となるダイビングサービスの部分は自己資金800万円を使って、修繕できるところは最大限修繕しました。

ただ、ここから先の宿泊部分や水回りの修理が全く追い付いていません。
宿泊ができないとバイトの学生も来ることができないし、
やっぱり日帰りで海に来るだけではなく、ここで潜って泊まって仲間と過ごして欲しい。
ここはただ潜れる場所ではなく、人が集い、語り合い、
なにかが変わるキッカケになる場所にしたい。
そこでクラウドファンディングに挑戦することにしました。
- 僕は水中写真家であり続けたい
大瀬崎で撮影してイギリスのフォトコンのファイナリストになった写真。
ただ・・・
正直に言えば、僕はダイビングショップのオーナーになることを夢見てきたわけではありません。
僕が続けていきたい仕事は、水中写真家です。
そのために必死に努力してきました。
海へ潜り、まだ見たことのない景色を撮り、それを誰かに届けていきたい。
その気持ちは今も変わりません。
それでも、それでも、この場所だけはなくしたくないと思いました。
自分を育ててもらった場所がなくなってしまうのを、
何もしないまま見ていることはできませんでした。
そんな時にずっと一緒に仕事をしていたBlueBaseのダイビングショップの齋藤くんが同じ思いで、マリンスポットパートナーをともに残すことを決意してくれました!
Blue Base代表 齋藤涼太くん
涼太は彼が18歳の大学生になっと時にライセンスを取ってくれて、
それ以来、学生中にDMになり、一緒に働き、就活の面倒を見てあげてメガバンクに入社するもダイビング業界に戻ってくるというキャリアです。
なんだかんだで10年以上の付き合いで、
最も信頼できる仲間の1人です。
そして僕も覚悟を決めました!
2027年、1年間だけ僕はこの場所に立ちます。
写真家としての活動をお休みして、1年お大瀬の海を潜り込みながら、
施設を修繕し、安心して人を迎えられる環境を整える。
そして経営を安定させ、次の世代がこの場所を続けていける土台をつくる。
そこまでが、僕の役割だと思っています。
僕がずっとこの場所を経営していくつもりではありません。
施設の修繕と経営の立て直しができたら、僕の後輩であり、インストラクターとして活動しているBlueBaseの齋藤くん、そしてそのメンバーたちに、この場所を引き継いでもらいたいと考えています。
そして僕は、もう一度、水中写真家としての活動に戻ります。
これは自分の店を持つための挑戦ではありません。
僕を育ててもらった場所を、次の世代へ渡すための1年間です。
残したいのは、建物だけではない。
僕の、そして、みんなの帰ってくる場所です。
本当に残したいのは、ここにあった「人生を変えるキッカケ」そのものです。
海が好きな人たちが集まる。
一緒に潜る。
海から上がって、ご飯を食べる。
今日見た魚の話をする。
写真について語る。
くだらないことで笑う。
時には人生について相談する。
そんな時間の中で、新しい人に出会い、新しい価値観に出会う。
僕自身がそうだったように、ここでの出会いによって人生の選択肢が増える人が、これからもきっといると思っています。
マリンスポットパートナーは学生ダイバーに多く愛される場所でした。
次にここへ来る若い世代たちが、「こんな世界があるんだ。」
「こんな生き方をしている人がいるんだ。」
と思える場所を残したい。
そして、そこからまた新しいダイバーやガイド、写真家が生まれるかもしれません。
僕が若田部さんからもらったものを、そのまま返すことはできません。
でも、次の誰かに渡していくことはできる。
それが僕にできる、一番の恩返しなのではないかと思っています。
この場所を、一緒に未来へ残してください。
僕にとってこの場所は、ただのダイビングショップではありません。
人生を変えてくれた場所です。
そして今度は、この場所が誰かの人生を変えるきっかけになるように。
僕を育ててくれた場所を、次の世代へ。
この挑戦に力を貸していただけたら嬉しいです。

僕は本気でマリンスポットパートナーを再び、人の集まる場所に戻したいと思っています。
まずはBlueBaseのみんなと合わせて自己資金を800万円近く使って、
施設の階段の修理、サービス内の天井や床の張り替えや塗装をやってきました。
ただ現状ではダイビングサービス部門は自費でなんとかなったものの、
施設の宿泊部分に繋がる老朽化した階段や床が修繕できません。
撤去費と階段の作り直しの費用に地元の工務店でも500万近くの見積もりが来ました。
大型の車が入ってこれない環境のため、手作業での作業が多く費用が多大になります。
この修繕費やサービス施設の壊れた排水周りの修繕などに当てさせて頂きたいです。
【800万円の内訳】
・キャンプファイヤーの手数料150万円
・写真集のリターン費150万円(5000円×300冊計算)
・プライベートセミナーにかかるタンクなどの費用42万円(6000円×80人計算)
・ポストカード制作費10万円(1000円×100人計算)
→残り372万円+自己資金130万円と合算して500万円で宿泊部分への
・螺旋階段の撤去費用と新たに作る階段の費用 400万円
・地面のテラスを作るための材料費 100万円
以上に使わせて頂きたいです。
もしそれ以上の金額が集まった場合は、施設1階の床にコンクリートを入れ、
水捌けをよくし快適に過ごせるようにしたり、施設の入り口部分がボロボロなので、
その修繕もさせて頂きたいです。
とにかく全てを修理しないといけない状態にあります。

【3,000円】心を込めた御礼のメール
・16年間撮影してきた大瀬崎の海から、お気に入りの写真を1枚お届け
・マリンスポットパートナーにかける想いをメールに綴ります
・「とにかく応援したい!」という方に
・手数料を除いたご支援を施設の修繕費に活用します
【5,000円】ポストカード5点
大瀬崎で撮影した作品から5枚を厳選してポストカードにしてお届けします。
飾っても、誰かに贈っても楽しめる5枚セット
感謝の気持ちを込めてお送りします
【12,000円】大瀬崎のマンスリーレポート<全12回>
・2027年、大瀬崎で見つけた面白いシーンを毎月レポートします。
・生き物の生態や撮影方法、撮影時に考えたことまで紹介
・毎月約20ページ・写真30枚近くを掲載予定
・PDF形式で全12回お届け!(2月のみ流氷になります)
・写真集や作品になる前の写真も惜しまず公開します。
【15,000円】大瀬崎をテーマにした写真集『Origine』
・2027年の1年間と過去15年分の大瀬崎に潜り続けた作品集をお届け
・春夏秋冬、この海の一年を一冊の作品集に。
・水中写真家としての「原点」である大瀬崎を改めて見つめます
【45,000円】プライベートフォトレッスン
・最大2名までの少人数のフォトレッスン
・レベルや「撮りたい写真」に合わせて内容を組み立てます
・マクロやワイドやカメラに合わせてメンバーや日程を調整します。
・撮影前の設定から水中撮影、撮影後の写真講評まで一人ひとりにじっくり向き合います。
・期間は2027年度中から都合の良い日程を選択します。
・1人何回でもお申し込み可能です。
【88,000円】フォトセミナー開催権
・ダイビングショップさん向けのリターン
・2027年に茂野優太のフォトセミナーを大瀬崎で開催できます。
・お客様向けイベントやツアー企画としてご活用下さい!
・複数ショップさんで共同で開催もOKです!
※パートナーを使ってもらえたら有り難いですが、いつもお世話になっている現地サービスさんもOKです。
【100,000円】企業&個人サポーター
・このプロジェクトを企業・団体として応援していただけるプラン。
・CAMPFIREページ等で企業・団体名をご紹介
・マリンスポットパートナー再建を支えてくださる方として
・パートナー1階の施設内にお名前を飾るコーナーを作ります。(10年以上展示予定)
・ご支援は施設修繕や、次の世代へこの場所を残すために活用します。
・3年間メンバー料金の適応。

2026年9月クラウドファンディング開始
9月施設の3階へ上がる階段の修復作業開始
11月上旬 クラウドファンディング終了
11月中旬 メールとポストカードの発送
12月中旬 宿泊部のテラス部分の作業開始(手作業)
2026年1月〜 セミナー等のリターン開始・マンスリーレポート
2027年1月 新作写真集『Origine-原点-』の発売
※写真集は本気で良いものを作りたいため1年かけて撮影をするので発送が1年以上先になってしまうことご了承下さい。

この場所を、次の誰かへ。
僕はこの場所がなかったら、ダイビングに出会うことも、水中写真家になることもありませんでした。
18歳の僕がここでたくさんの人に出会い、「人生には、こんな生き方もあるんだ」と知ったように、
次にここへ来る誰かにとっても、この場所が人生を動かすきっかけになってほしい。
僕が若田部さんからもらったものを、そのまま返すことはできません。
でも、次の誰かに渡していくことはできる。
そのために、僕は2027年の1年間、この場所に立ちます。
僕を育ててくれたマリンスポットパートナーを、もう一度、人が集まり、笑い、海を語り、帰ってこられる場所へ。
そして、この場所を次の世代へ。
どうか、この挑戦に力を貸していただけたら嬉しいです。




大瀬崎。
ここは世界に誇れる美しい海であり、
多くのダイバーが出会い、学び、育つ出発点。



