はじめまして、白川秋です
東京で生まれ、千葉で育ち、17年前に熊本へ移り住みました。今年の2月にAI開発ツールに出会い、アプリ開発を始めたばかりの個人開発者です。それから約半年で作り上げた、熊本の観光と交通をひとつにしたスマートフォンアプリ【くまモビ】をご紹介します。
平成28年、そして令和8年。二度の熊本地震を、この地で経験しました。

よそから来たからこそ見えた、熊本の課題
移住当初、熊本のバスや電車の乗り継ぎの複雑さに戸惑いました。県内には複数の交通事業者があり、時刻表も乗換案内もバラバラ。そんなとき妻がこぼした「熊本の交通は放射状に発展しているけれど、横の移動が大変」という一言が、私の中にずっと残りました。
初めて熊本を訪れる人にとって、【行きたい】と【行ける】の間には大きな壁があります。この壁を取り払う、県内の交通を横につなぐアプリ。その構想は15年ほど前からありましたが、個人で形にするには大きすぎました。それがAIの発展によって、ようやく一人でも実現できる時代になりました。この自分自身の体験と、長く温めてきた構想が、くまモビ開発の原点です。
二度の地震を、熊本で経験しました
私がこのプロジェクトを立ち上げたのには、もうひとつ理由があります。私自身が被災者だからです。
10年前の平成28年熊本地震のとき、私はすでに熊本に住んでいました。そして今年の令和8年熊本地震。現在、罹災証明書の取得に向けて動いている、被災者の一人です。
もともとは「熊本の交通をより良くしたい」という思いから始めた企画でした。しかし開発の途中で地震に遭い、このアプリを熊本の復興のために役立てられないか、という思いが強くなりました。
被災して改めて感じたのは、まちの日常は「人が来ること」で支えられているということです。観光客が減れば、お店も、交通も、少しずつ元気を失っていきます。震災後、観光客の足が遠のいていると感じる一方で、熊本には今こそ見てほしい場所がたくさんあります。
大きな支援はできなくても、アプリ開発なら私にもできる。移動の不安を取り除き、観光情報とセットで届けることで、熊本を「また行きたいまち」にする。それが、被災者である私にできる復興への関わり方だと考えています。
くまモビとは
県内6つの交通事業者の時刻表データを統合した、基本無料のアプリです。
・バス・電車の乗換案内(運賃・所要時間も表示)
・時刻表の確認・リアルタイム運行情報
・熊本城をはじめとする観光スポット情報(バリアフリー情報つき)
・オフラインでも使える地図
・日本語・英語・繁体字・タイ語の4言語に対応
ここまでは誰でも無料でお使いいただけます。観光スポットを巡るスタンプラリー機能は、期間チケット(1日・1週間・1ヶ月)でご利用いただけます。自動更新はなく、旅行の日程に合わせて必要な期間だけお選びいただけます。くまモビは、Google Playで公開中です。

目指す未来のかたち
将来的には、シェアサイクルサービスとの連携も視野に入れています。バス・電車による【横の移動】と、シェアサイクルによる小回りの利く【縦の移動】。この2つを組み合わせることで、熊本の移動をまるごと支えるアプリへと育てていきたいのです。
ご支援の使いみち
集まった資金は、くまモビを1年間、無料で提供し続けるための費用に充てます。
・開発・更新環境の維持費(年間):約200,000円
・配信維持費・リターン製作費・諸経費:約50,000円
・合計(目標金額):250,000円
開発・更新環境の維持費には、時刻表改定への対応、観光スポットやバリアフリー情報の更新、4言語対応の維持、不具合修正と機能改善が含まれます。リターン製作費は、ステッカーの印刷代と送料です。
※本プロジェクトはCAMPFIRE for Social Goodでの掲載のため、プロジェクトオーナーの手数料負担はありません。いただいたご支援は全額、上記に充てられます。
くまモビの乗換案内・時刻表・観光情報は、県外や海外から熊本を訪れる方にも、地元で暮らす方にも、無料で使っていただけます。その「無料で使い続けられる状態」を支えているのが、上記の開発・更新環境です。私はAIツールを活用することで、本来チームが必要な規模の開発と更新を一人で行っています。この環境の維持費が、事実上のくまモビの生命維持費です。
なお、スタンプラリーの期間チケットは、将来くまモビが支援に頼らず自走していくための仕組みです。ただ、公開直後の今はまだその収入がほとんどありません。無料の公共的な機能を止めずに1年目を乗り越えるために、みなさんの力を貸してください。
目標金額を超えたご支援は、iOS版の開発(iPhoneでも使えるように)、対応エリアの拡大、そして「くまモビ」の商標登録に使わせていただきます。商標登録は、このアプリを長く安心して使っていただくための土台づくりです。
これまでの取り組み
今年2月にアプリ開発を始めてから、ニコニコ生放送での開発配信を続けながら、複数のアプリを作ってきました。くまモビはその集大成です。経路検索の仕組みも自分で組み上げ、6事業者のデータ統合、4言語対応、オフライン地図まで、一つひとつ形にしてきました。開発の様子は配信やブログでこれからも公開していきます。

リターンについて
500円からの応援コースをご用意しています。ご支援いただいた方のお名前は、アプリ内のクレジット(サポーター一覧)に掲載させていただきます(希望制)。
また、熊本県内の店舗・観光施設の方向けに、協賛のお礼としてくまモビの地図やクーポンでご紹介するコースをご用意しました。県内外からの来訪者に直接情報を届けられる機会として、ぜひご活用ください。詳しくは各リターンの説明をご覧ください。
今後のスケジュール
・2026年9月:くまモビ Google Play一般公開
・2026年10月5日〜11月13日:クラウドファンディング実施
・2026年11月:リターンのご案内開始(クレジット掲載・店舗紹介の受付)
・2026年12月以降:ご支援をもとに運営継続・機能追加
最後に
第二の故郷である熊本を、【移動しやすく、訪れやすい】まちにしたい。二度の震災を経験した被災者の一人として、地域のインフラとなるアプリを育てていくことが、観光復興と地元の日常を支える力になると信じています。ぜひ、このプロジェクトのパートナーになってください。





