委員・班長コラム『栞のプロット』、初回を担当させていただきます。
委員長のあいこ(4回生)です!
気づけば秋になっていて、(今年は秋が長くて、うれしいですね)WinterLive本番まであと2か月ほどになりました。
時の速さに、いつも驚いてしまいます。
コラム初回ということで、このWLについて、そして委員長を務める中での私の思いや考えを書きたいと思います。
雑多に書いているので、いくつか見出しのようなものをつけています。ぜひ、最後までお付き合いいただけると嬉しいです!
●好きなものを、届ける
今回のAccord Winter Liveのタイトルは「栞」。
本をテーマにしたライブです。
自分事ですが、私は本が大好きです。
忙しい大学生活の中でも、結構たくさん読んでいるんじゃないかな、と自負しています。
そんな私が、お気に入りになる小説ってどんなものなんだろう、と考えてみたら、ストーリーが面白いことはもちろん、魅力的な登場人物がいること、扱っているテーマの奥行き、言葉の選び方、文体の空気感……好きになる要素は、たくさんあります。
アカペラも、同じだなあと思います。
皆さんの好きな歌や、お気に入りのアカペラバンドは、そのどの要素が好きですか?
リズムやメロディー、バンドの雰囲気、コンセプト、歌詞。
いろんな角度から「好き」が生まれて、だからこそアカペラは面白いと思います。
中でも、私は言葉の持つ力が好きです。
小説の一節が心に残るように、歌詞のひとことが、歌そのものの印象を変えたり、誰かの心に深く残ったりすることがあります。
そして、言葉は、それ自体だけでなく、どんな景色と一緒に受け取るかによっても、感じ方が変わるのかもしれません。
今回のWinterLiveでは、本とアカペラを組み合わせることで、歌詞や歌に込められた思いを、いつもとは少し違う角度からも味わえるように工夫しています。
ぜひ、そんなところにも注目していただけたらうれしいです。
●誰かの「立ちたい」と思える舞台に
Accord員にとってWinterLive(CircleLive)は、憧れの舞台です。
審査に通過したバンドも、そうでないバンドも、その舞台に向けて色々な努力をしてきています。
その結果で、喜んだ人、悲しんだ人、悔しい気持ちを抱えた人も、もっと頑張ろうと闘志を燃やした人も、たくさん知っています。
WinterLiveはみんなの心を大きく動かす、一大イベントです。
だからこそ、審査を勝ち抜いて選ばれた8バンドができる限り輝けるように。
そんなふうに、それぞれのいいところを引き出したいと、委員長の立場から考えていました。

審査や賞レースでは、限られた持ち時間の中で、バンドの魅力を出し切ることが求められます。
一方で、サークルライブには、演奏そのものだけでなく、その前後も含めてバンドの魅力を届ける工夫ができる余地があります。
運営も演者もサークル員だからこそ、できることがあると思っています。
バンドが表現したいこと、伝えたいこと。
その手助けができたら、それが運営として、委員長として、いちばんうれしいです。
そして、そのステージを見て、後輩たちが来年「私もあのステージに立ちたい」と思ってくれたら、なによりです。
●みんなで作る、ということ
私は今回のWinterLiveの委員長に加えて、一代前のサークル代表も務めていました。
その立場もあり、アカペラだけでなく「サークルとは」「Accordとは」といったことを考える機会が多かったように思います。
その中で強く感じだのは、100名を超えるAccordが続いているのは、アカペラをみんなで楽しもうと動いてくれている人のおかげだ、ということです。
運営に携わる人はもちろん、たくさんイベントに参加してくれる人、アカペラー(アカペラを第一線で取り組む人)として周りに刺激を与える人、、、色々な関わり方があります。
サークルには、一人ひとり違ったアカペラとの向き合い方があって、活動にかけられる時間も、担える責任の大きさも、それぞれ違います。
そんなみんなでアカペラを楽しみ、練習を重ね、演奏するからこそ、難しさもあるし、やりがいもあるのだと思います。
サークルもライブも、そうやって動いている人がいるからこそ成り立っています。
代表・委員長の立場から運営にフォーカスして話すと、多かれ少なかれ誰もが運営に関わっていて、誰かひとりでも欠けてしまえば、うまく回らないこともあります。
日々の生活の中の一サークル活動でありながら、運営に協力してくれるみんなに、本当に感謝しています。
もちろん、運営には全員が同じ重さで責任を持てるわけではないし、中には特にしんどい思いを経験してきた人もいると思います。
それでも、そうして悩みながら積み重ねてきた時間が、いつか自分や誰かを支えるものになると、私は信じています。
責任多めのアカペラライフを過ごしてきた一人として(笑)、そう思います。
そんなふうに周りへの感謝を感じる一方で、代表と委員長、二つの立場を経験したからこそ気づいたこともあります。
代表を務めていたときには、サークル全体がうまく回るように考えることが多かったのですが、委員長になって初めて、みんなで何かを「作り上げる」ことの難しさを実感しています。
幹部時代のサークル運営では、WLと同じように係があるとはいえど、それぞれが独立しており(例えば音響担当(PA)、学祭担当、、等)、全員が一つのイベントに向かって各々動く、ということはありませんでした。
一つ一つの係が問題なく機能しているかその手綱を握り、今フォーカスすべき事柄、というものが明確だったような気がします。(簡単そうに書いていますがそれも難しく、他にも委員とは別種の大変さがあります、、、!)
対してWinterLiveでは、本番という明確なゴールに向けて、11もの班が同時に動いています。
それぞれの仕事が互いに関わり合っているため、ひとつの調整がうまくいかないだけで、ほかの班にも影響が出ることがあります。
みんなのゴールが同じで、同時に動いているからこそ、より密な連携が求められます。これが、思ったよりも難しい、、、、

それに加えて、全体の方向性を考えながら、各班の主体性も大切にしたいという難しさがあります。
各班にすべてを任せられるわけでも、私ひとりですべてを考えられるわけでもありません。
それぞれの考えやアイデアを生かしながら、どうやってひとつの形にしていくのか。そのバランスに、日々悩んでいます。
たとえば、本番で使う装飾。(これはわかりやすく例を出しているだけです!)
イメージを先に共有したうえで、装飾班の班長・副班長がたくさんアイデアを出してくれたら、正直、とても嬉しいです。
でも同時に、二人に負担が集中してしまわないか、という心配もあります。管轄する委員にも、私にも、それぞれ取り入れたいアイデアがある。
それぞれの考えを生かしながら、誰がどこまで担うのがいいのか。そもそも、メンバーがWinterLiveの準備にどれくらい時間を割けるのか。どうすれば無理なく進められるのか。
仕事を引き受けてもらう以上、相手の負担と達成感どちらも考えながら役割を決めていく必要があります。そんな線引きが、いちばん悩ましいところです。
それでも私をはじめ、委員みんな、班長・副班長の皆さんが、失敗もしながら着々と準備を進めてくれています。
みんな、本当にありがとう。泣
班にもよりますが、素敵なものが作り上げられていっている様子を見ています、、!
(詳しくは私以降のコラムで担当者が詳しく語ってくれることでしょう。)
大変な分、参加者みんなで作り上げるライブがどんなものになるのか、とても楽しみです!
●少しずつ変わっていくAccordを、これからも、、、!
こうしてみんなで悩みながら作り上げたものも、きっと今のAccordの一部になっていくのだと思います。
ところでAccordらしさってなんでしょう。「Accordってこうだよね~」「Accordはこうやから、」、、。いい意味でも悪い意味でもそう使われているのを耳にします。
でも、Accordらしさは、ずっと同じ形で残っていくものではなく、少しずつ変わっていくものなのかもしれません。在籍4年目になって、そう感じるようになりました。
先輩が卒業するたびに、「これからどうなってしまうんだろう」と不安になることもあります。それでも、桜が咲く季節になると一回生が入ってきて、新しい風が吹きます。
大阪公立大学では去年から森ノ宮キャンパスが新設され、私たちの活動の形も少しずつ変わってきました。
そして、一つ下の幹部代がこれまでたくさんの工夫を重ねながらAccordの舵取りを1年間担ってくれ、あと数週間で、さらに一つ下の代へと幹部が引き継がれます。
これからAccordはどんなふうに変わっていくんだろう。そんなことを考えると、少し寂しさもありつつ、意欲的な後輩たちがどんなAccordを作っていくのか、楽しみでもあります。
この一年、バンドや委員活動を通して後輩たちと関わるなかで、WinterLiveが終わったあとも、卒業してからも、これからのAccordを見ていたいと、より強く思うようになりました。
……なんだか、もう卒業するような内容を書いてしまいましたが、まだまだ3月末まで走り抜けますよ!(笑)
●最後に
まだまだ本番に向けてやることはたくさんありますが、残された時間を使って、よりよいライブ作りに励みます!
当日、みなさんと一緒にライブを楽しめるのを、心から楽しみにしています!!



