湯を迎える景色は、みんなで。


鹿児島の繁華街・天文館。
そのまんなかにあるホテルニューニシノでは、いま、新しい湯を求めて地下約950mへの温泉掘削に挑んでいます。

これまで、天然温泉とサウナを楽しめる場所として、多くの方に親しんでいただいてきたホテルニューニシノ。
しかし、温泉に海水が混じり始めたことをきっかけに、もう一度、新しい湯を探すことになりました。
今回で、温泉の掘削は3回目。
これまで湯が出てきた土地ですから、今回もきっと――。
そう期待しながら、地下へ、地下へと掘り進めています。
けれど、相手は自然です。
必ず温泉が出る、とお約束できるものではありません。
だからこそ。
この時間を、ただホテルだけで待つのではなく、これまでニューニシノを愛してくださった皆さまと、一緒に待てたらと思いました。
そして、新しい湯が届いた暁には、みんなで迎え、みんなで祝いたい。
そんな思いから、今回のプロジェクトを立ち上げました。
いま、ホテルニューニシノでは何が起きているのか
ホテルニューニシノでは、館内温浴施設で利用してきた温泉に、海水が混じり始めるという変化が起きていました。
その影響により、湯の温度が下がったりするなど、これまでと同じ状態で温泉を提供し続けることが難しくなってきました。
これまでにも、できる限りの対応を試みてきました。しかし、根本的な改善には至らず、最終的に新しい源泉を求めて再掘削を行うことを決断しました。
今回の掘削は、これまでの源泉よりさらに深い、地下約950mを目指す挑戦です。

地上から見ると、工事現場があるだけ。
けれど、その足元では、何百メートルもの地下へ向かう挑戦が続いています。
まちなかで温泉を掘る。
改めて考えると、少し不思議で、少しロマンのある光景とも言えます。
私たちは、この掘削を単なる設備更新として終わらせたくありません。
もう一度、天文館に湯を迎える。

その過程そのものも、ニューニシノの新しい物語にしたいと考えています。
なぜ、クラウドファンディングなのか
温泉掘削には、大きな費用がかかります。
ただし、今回のクラウドファンディングは、掘削費用そのものを補うことが主目的ではありません。
掘削はホテルニューニシノの覚悟として進めます。
それでもクラウドファンディングを行うのは、
この挑戦をホテルだけのものにせず、利用者や地域の皆さまと共有したい
からです。

これまでニューニシノを利用してくださった方。
鹿児島のサウナを愛してくださっている方。
天文館を好きでいてくださる方。
県外からニューニシノを訪れてくださる方。
まだ一度も来たことはないけれど、「まちなかで地下約950mも温泉を掘っているなんて面白い」と思ってくださった方。

そんな皆さまと一緒に、新しい湯を待ちたい。
そして、湯が届いたその日には、一緒に喜びたい。
クラウドファンディングを、単なる資金調達ではなく、地域の方々やご利用いただく皆さんが「関わるきっかけ」にしたいと思っています。
天文館のまんなかで、湯とサウナに親しまれてきた場所
ホテルニューニシノは、鹿児島市・天文館にあるホテルです。
創業約100年。大正初期、鹿児島市内にまだ馬車が走る頃に宿業をスタートしました。
宿泊施設であると同時に、天然温泉とサウナを楽しめる温浴施設として、長く地元の方々や旅行者の皆さまにご利用いただいてきました。
先代の頃のサウナ施設内部。奥にはホテルの人気キャラ「ニシノおじさん」のいる看板が。
先代の時代のマッチとDM
特にサウナは、県内外のサウナ好きの皆さまにも親しんでいただき、鹿児島のサウナ文化を語るときに名前を挙げていただくことも増えました。
仕事終わりにふらりと立ち寄る方。
出張のたびに泊まってくださる方。
サウナを目当てに鹿児島まで来てくださる方。
何十年も通い続けてくださっている方。
ニューニシノの湯とサウナには、たくさんの人の時間が積み重なっています。
だから今回の再掘削も、ホテルだけの出来事ではなく、
「あの湯を、もう一度。」
と待ってくださる方々と共有できる出来事にしたいと思っています。
また、温泉供給再開後には、新たに小規模な女性向け浴場のオープンも予定しており、これまで以上に幅広い方々にニューニシノの湯とサウナを楽しんでいただける場所を目指します。
鹿児島の繁華街・天文館の地下約950mへ

今回、掘削する深さは地下約950m。
現在も、少しずつ地下へ向かって掘り進めています。
これまで温泉が出てきた土地での3回目の掘削であり、関係者一同、新しい湯が出てくれることを期待しています。
ただし、自然を相手にする以上、結果を完全に保証することはできません。
温泉が確認された場合も、その後に泉質調査や行政上の手続きなどが必要となります。
すぐに皆さまにご利用いただけるわけではありません。
だからこそ、このクラウドファンディングでは、結果だけでなく、その過程もできるだけお伝えしていきます。
今、何メートルまで掘っているのか。
現場では何が起きているのか。
湯は見つかったのか。
その後の検査はどうなっているのか。
クラウドファンディングの期間中に、掘削終了を迎える予定です。
もし、その途中で新しい湯の兆しが見えてきたら。
その瞬間を、皆さまと一緒に喜べたら最高です。
支援金は「湯を迎える景色」づくりに
今回のクラウドファンディングでいただいたご支援は、温泉の掘削費用ではなく、新しい湯を迎えたあとのホテルニューニシノを、少しだけ楽しく、心地よくするために活用します。
目指しているのは、支援してくださった皆さまがニューニシノを訪れたときに、
「これが、みんなでつくった景色なんだ」
と感じられること。
大きく3つの使い道を考えています。
1|地下約950mへの挑戦を、見えるかたちで残す


温泉掘削は、地上からは見えにくい挑戦です。
天文館のまちなか、その地下深くで進む掘削の歩みを、ホテルを訪れる皆さまにも感じていただけるよう、館内での記録展示やサイン整備を検討しています。
掘削現場の記録写真や、掘削の過程で出た砂なども活用しながら、地下約950mへの挑戦を伝える展示をつくりたいと考えています。
あわせて、支援してくださった皆さまのお名前を「湯待ち衆」として掲示し、新しい湯を一緒に待ち、迎えた記憶を残していきます。
2|温浴施設を、ちょっと嬉しくアップデートする

新しい湯を迎えるなら、温浴施設にも少しだけ新しい景色を。
新しい湯を気持ちよく迎えるため、温浴施設や脱衣所まわりの補修、備品更新、案内表示の見直しなどに活用します。
たとえば、
ととのい椅子など、サウナまわりの備品
湯上がりスペースの家具やしつらえ
脱衣所まわりの備品やアメニティ環境
女性浴場まわりの環境整備
など。
見えるところ。
みんなが使えるところ。
そして、ちょっと嬉しいところ。
支援が、実際の温浴体験として返ってくるような使い方を目指します。
3|みんなで新しい湯を迎える「湯迎え式」をひらく

そして、新しい温泉の供給が始まる暁には、支援してくださった皆さまや常連の方々、関係者と一緒に、
「湯迎え式」
を開催したいと考えています。
新しい湯のお披露目。
今回の掘削の報告。
新しくなった場所のお披露目。
そして最後は、みんなで乾杯。
温泉再開を、ただ「今日から使えるようになりました」とお知らせするだけではなく、
「ようやく来たね」
と、みんなで迎える日にしたいと思っています。
地下からやってくる湯を待ち、迎え、そして祝う。
その時間まで含めて、今回のクラウドファンディングでつくりたい景色です。
目標金額について
まずは、第一目標150万円を目指します。
第一目標を達成した場合は、
・湯迎え式の実施
・浴場まわりのサイン・しつらえ
・記念アートワーク等の制作
などを中心に進めます。
第一目標を達成した場合は、ネクストゴール200万円を目指します。
ネクストゴールでは、
湯上がりスペースのさらなる充実
温浴施設まわりのアップデート
アメニティの充実
記念展示の追加
など、「湯を迎える景色」をもう一段充実させたいと考えています。
今回大切にしたいのは、金額の大きさだけではありません。
たくさんの人と一緒に、新しい湯を迎えること。
支援者の皆さま一人ひとりが、
「自分もあの湯を待った一人だった」
と思えるプロジェクトにすること。
それが、私たちにとっての一番の成功です。
返礼品ではなく、「湯迎えのしるし」を
今回のリターンは、単なる割引や物品ではなく、新しい湯を一緒に待ち、迎え、祝うための「しるし」として考えています。
お得さだけではなく、「ちょっと参加してみたい」「これは面白い」「ニューニシノらしいな」
そう思っていただけるような、少し粋なリターンをご用意しました。
湯待ち応援コース
まずは気軽に、新しい湯を待つ仲間に。掘削の進捗やプロジェクトの様子をお届けします。
湯迎え手形コース
新しい湯を楽しむための温浴利用券をお届けするコースです。未来のニューニシノの湯を、少しだけ先に楽しみにしていただくようなイメージです。
湯待ち衆コース
温浴利用券やオリジナル温泉タオルに加えて、希望される方は「湯待ち衆」として館内にお名前を掲示します。新しい湯を一緒に待った証を、ニューニシノに残していただけます。
宿泊付湯待ち衆コース
泊まって、浸かって、ニューニシノの湯を味わう。温浴利用付き宿泊券とオリジナル温泉タオルをお届けする、宿泊付きのコースです。遠方の方や、ゆっくりニューニシノを楽しみたい方におすすめです。
新湯先行体験コース
新しい湯の供給開始後、準備が整い次第、支援者の皆さまに一足早く温浴・サウナを楽しんでいただく機会を予定しています。新しい湯とサウナを、ひと足先に味わっていただくためのコースです。
湯守りロッカーコース
ニューニシノに、自分の場所を持つ。既存のサウナロッカーの一部を、1年間専用ロッカーとしてご利用いただけるコースです。温浴利用券綴りや、湯迎え式・新湯体験へのご招待も含まれます。
法人・団体向け 湯迎え協賛コース
ニューニシノの新しい湯を、少し大きく応援してくださる企業・団体向けのコースです。企業名の掲載、温浴利用券綴り、湯迎え式へのご招待などを通じて、新しい湯を迎える取り組みにご参加いただけます。
自然を相手にする挑戦だからこそ、正直にお伝えします
今回の掘削は、これまで温泉が出ていた土地での3回目の掘削です。
私たちも、新しい湯が出てくれることを期待しています。
ただし、温泉は自然のものです。
必ず温泉が出ることを保証することはできません。
また、温泉が確認された場合も、泉質調査や行政上の手続きなどにより、実際に皆さまにご利用いただけるまで時間を要する可能性があります。
そのため、
・湯迎え式
・新湯の先行体験
・新しい温泉を前提とした一部リターン
については、掘削結果や供給開始時期によって、実施時期や内容を変更させていただく場合があります。
万が一、新しい温泉が出なかった場合や、供給開始まで長期間を要する場合には、既存の温浴・サウナ施設でご利用いただける入浴券等への代替などを予定しています。
詳細については、各リターン欄にも明記したうえで募集いたします。
不確実性を隠すのではなく、
その不確実な時間も含めて、皆さまと一緒に見守るプロジェクトにしたいと思っています。
今後のスケジュール
9月上旬
クラウドファンディング開始
9月
掘削進捗、現場の様子、リターン紹介、応援コメントなどを随時発信
9月末
掘削終了予定
進捗や状況について、できるだけリアルタイムでお伝えします。
10月中旬
クラウドファンディング終了予定
10月〜12月
泉質調査・行政手続き等温浴施設プチアップデート準備湯迎え式準備
年末頃
新しい温泉の供給開始を目指します。
※掘削・調査・行政手続き等の状況によって変更となる場合があります。
この湯を待ってくださる方々から
今回のプロジェクトでは、鹿児島の地域・文化・サウナ・まちづくりなど、さまざまな分野の方々から応援コメントをいただく予定です。
長くニューニシノを知る人。
鹿児島のまちを見続けてきた人。
サウナを愛する人。
これから初めてニューニシノを訪れる人。
それぞれの視点から、
「なぜ、この湯を待つのか」
を語っていただけたらと思っています。
湯を待つ時間も、ニューニシノの物語に。
温泉は、地下からやってきます。
私たちは、その湯が届くのを待つことしかできません。
けれど、待っている時間をどう過ごすかは、私たち次第です。
工事が終わるのを黙って待つのではなく。
新しい湯を楽しみにしながら。
掘削の進捗に一喜一憂しながら。
そして、湯が届いた暁には、
「よかったね」
と、みんなで乾杯する。
そんな時間にできたらと思っています。
これまでホテルニューニシノを愛してくださった皆さまも。
サウナや温泉を楽しみにしてくださっている皆さまも。
天文館を好きな皆さまも。
まだニューニシノに来たことがない皆さまも。
よろしければ、
「湯待ち衆」
の一人として、この挑戦を一緒に見守ってください。
鹿児島の繁華街・天文館の地下950mへ。
ホテルニューニシノの湯を、もう一度。
湯を迎える景色は、みんなで。




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