大叔母が守り続けた、あの味をもう一度
はじめまして。熊本県八代市で建設・設計の会社を営んでいる岩永昂樹と申します。
このプロジェクトは、私の大叔母とその娘が2人で切り盛りしてきた居酒屋「小料理まゆみ」を、令和8年熊本地震のあとにもう一度立ち上げるためのものです。
「まゆみ」は大叔母の名前です。店の名前に自分の名前を掲げて、35年。私が生まれる前から、このお店はありました。
小料理まゆみという店
平成3年7月21日。鏡町に小さなお店が誕生しました。有名な看板メニューがあったわけではありません。雑誌に載ったこともないと思います。
自慢があるとすれば、魚でした。大叔母は開店から何十年と魚市場にほぼ365日通いました。良い地物が揚がったと聞けば日に3回、田崎市場まで足を運んだ日もあり、朝市にも出向いてマグロを見に行くこともありました。信頼する魚屋には「こういうのが入ったら持ってきて」と頼んであり、その日の魚で刺身や煮つけ、おいしい料理が出る。新鮮な魚を目当てに通うお客さんが、この店を支えてくれました。
そして、通う人が絶えなかった一番の理由は「また来たくなる」としか言いようのない、お店の居心地の良さでした。仕事帰りに寄って、2人の顔を見て、他愛もない話をして帰る。それだけのことが、鏡町の人にとって、かけがえのない習慣でした。
何度でも立ち上がってきた35年
この35年、店は何度も災害に見舞われてきました。
平成11年の高潮水害では、店の中を魚が泳ぐほど水に浸かりました。大叔母はガードレールにつかまりながら避難し、その後40日間店が復帰するまで、実家にお世話になったそうです。避難先では食事を作り、炊き出しのおにぎりを握って過ごしたと語っていました。
平成28年の熊本地震では自宅が被災し、今度は店のほうに避難して寝泊まりしました。コロナ禍では他の飲食店と同じように長い我慢の時期を過ごし、近年の線状降水帯による豪雨では床下まで水が入りました。それでも、店を閉めませんでした。
水害、地震、コロナ、水害。そのたびに片付けて、また暖簾を出す。それを繰り返してきました。何があっても何度も立ち上がってきた、そんなお店だからこそ町の人々がずっと来てくれたのかもしれません。
令和8年7月28日
開店35周年を迎えた、ちょうど1週間後でした。
あの日の地震で、大叔母たちは店と自宅の両方を失いました。お店は基礎から損傷して使えなくなり、営業も生活もできなくなりました。2人は今、親戚の家(私の父の家)に身を寄せています。
5度目の災害で、今度は厨房そのものを失って、それでも2人が口にしたのは、こういう言葉でした。
「もう一度、この地でやりたい」
35年立ち続けた人の言葉です。私はこれを聞いて、このプロジェクトを立ち上げることを決めました。
新しい店舗への思い
再出発の場所は、変わらず八代市鏡町。新しい「小料理まゆみ」は、鏡町の中心部に構えます。開店の目標は来年3月です。
厨房に立つのは、これまでと同じ2人。温かい接客と料理。あの店の中身はそのまま、新しい場所での再出発を目指しています。
私は親族として、また地元で建設業を営む者として、店づくりを支える役割を担います。復旧工事が続くこの町で、「夜に灯りがついて、人の声がする場所」を一つ取り戻すこと。それが私の目的であり、鏡町に住む1人の人間としての願いです。
リターンのご紹介
ご支援いただく金額に応じて、特別なリターンをご用意しています。応援のしかたは、皆様のご都合に合わせてお選びください。感謝の気持ちを形にしてお返しいたします。
| 金額 | 内容 |
|---|---|
| 3,000円 | お礼のメール+開店のご報告 |
| 5,000円 | 直筆のお礼状+開店のご報告 |
| 10,000円 | 直筆のお礼状+ご来店時にキープボトル1本提供(熊本の焼酎・店内でのご飲食用) |
| 20,000円 | 上記+まゆみ後援会員証(開店から半年間、お会計5%オフ) |
| 30,000円 | 上記+開店前夜レセプションご招待※限定10口 |
| 50,000円 | 酒棚オーナー権(開店日から1年間)+後援会員証+木札+レセプションご招待 ※限定10口 |
| 100,000円 | 貸切利用権(1回)+特別酒棚オーナー権+上記すべて ※限定5口 |
スケジュールと実現への道のり
現在、物件の確保と店舗設計を進めています。ご支援をいただいた皆様のお力をお借りして、来年3月の開店を目指しています。
具体的な進捗状況は、プロジェクトページでも随時お知らせしてまいります。
資金の使い道
目標金額は200万円です。各種工事はで地元の工務店様と力を合わせて施工しますので、皆様からのご支援は店の中身にそのまま使わせていただきます。
| 使い道 | 金額 |
|---|---|
| 厨房機器(冷蔵庫、ネタケース、焼き台、食洗機、製氷機など) | 140万円 |
| 客席の椅子・テーブル・食器 | 30万円 |
| リターン費用(キープボトル、木札、お礼状、レセプション)とCAMPFIRE手数料 | 30万円 |
目標を超えてご支援いただけた場合は、ネクストゴール300万円として、エアコン・排気設備などの設備機器(50万円)、看板・暖簾(20万円)、食器の新調(20万円)、開店後の初回仕入れ(10万円)に充てます。店の初期費用として使わせていただきます。
最後に
高潮のときも、前の地震のときも、大叔母たちは自分の力で店を建て直してきました。今回、初めて皆様のお力をお借りします。
35年間、多くの人に寄り添い、鏡町に灯りをともし続けた店です。その歴史をここで終わらせず、皆様と共に新しい一章を始められればと存じます。温かいご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
酒棚オーナー権とは?
新しい店のカウンターに、専用の酒棚をつくります。この棚の一区画を、開店日から1年間、あなたの名前で持っていただくのが「酒棚オーナー」です。区画には木札を掛け、お名前(法人名も歓迎)を入れます。ご来店のたびに、ご自身の棚から一杯。ボトルキープの延長のようでいて、少し違うのはこの棚が「まゆみを支えた人たちの名前が並ぶ場所」になることです。様々な特典も付随しております(オーナー様専用名入れグラスの用意、カラオケ割引など)。開店前夜のレセプションで、木札のお披露目をします。限定15口。
【レセプションのご案内】
・日時:2027年3月1日(曜日)19:00-21:00
(あくまで予定であり実際の工期や災害対応で前後する可能性がございます。)
・場所:小料理まゆみ 新店舗
・支援者様の交通費や滞在費:各自でご負担の方お願いいたします。
・支援者様との連絡方法:詳細はメール、お電話で連絡します。
【該当リターン】
・レセプションご招待 ※限定25口




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