

私たちは文教大学国際学部青木洋高ゼミナール3期生 ・えどがわメティチームです!
青木洋高ゼミナールでは、フードツーリズム・食文化・地域プロモーションをテーマに、食を通じて地域の魅力を発見し、その魅力を多くの人に伝える方法について学んでいます。
その学びを実践につなげるため、ゼミ活動の一環として、3期生の4人で「えどがわメティチーム」を立ち上げました。東京都江戸川区で活動する「えどがわメティ普及会」の皆さんと連携しながら、えどがわメティの魅力を広める活動に取り組んでいます。
まだあまり知られていない「えどがわメティ」を、もっと多くの人に知ってもらいたい。そして、地域の皆さんと一緒に、江戸川区の新たな食の魅力として育てていきたいと考えています。

「メティ」は、地中海沿岸などを原産とするマメ科の一年草です。四つ葉のクローバーのような愛らしい葉が特徴で、シャキシャキとした食感とほろ苦さが楽しめます。油で炒めると、ほのかにカレーを思わせる香りが広がります。
メティは、インドをはじめ、世界のさまざまな地域で親しまれてきた野菜です。伝統医学の「アーユルヴェーダ」でも利用されてきた歴史があります。
日本では、種子を香辛料にした「フェヌグリーク」や、葉を乾燥させた「カスリメティ」として知られていますが、生の葉を食べる機会はまだ多くありません。
実は、江戸時代には「胡櫨巴(コロハ)」という薬草として日本に伝わったとされます。しかし、野菜として広く定着することはありませんでした。
そんなメティが今、東京都江戸川区で栽培されています。
(出典:えどがわメティ普及会ホームページ https://www.edogawa-methi.org/)
東京都江戸川区には、インドにルーツを持つ人々が多く暮らしています。その背景には、1990年代後半からのIT技術者の来日や、都心へのアクセスの良さなどがあります。2026年4月時点で、江戸川区には8,493人のインド国籍の方が暮らしています。
メティは、インドの家庭料理でも親しまれている野菜の一つです。しかし、日本では生のメティを手に入れることが難しく、故郷で慣れ親しんだ味を再現することは簡単ではありませんでした。
「日本でも、故郷で親しんだメティを食べたい」
そんな想いに応えようと、江戸川区の農家と「えどがわメティ普及会」の皆さんが協力し、地域での栽培と普及に取り組んできました。
2019年から本格的な普及活動が始まり、少しずつ地域での取り組みが広がっています。2024年の調査では、区内のインド料理店の75%が「メティを日本国内で入手できるなら使いたい」と回答しており、そのニーズの高さもうかがえます。
そして、私たちが注目したのは、メティがインドの家庭料理で親しまれてきた野菜というだけでなく、江戸川区の新たな食の魅力になる可能性です。
地域で育てられたメティを、もっと多くの人に知ってもらい、食べてもらう。そこから、地域の農業や食文化への関心が生まれ、人と人との新たなつながりが広がっていく。
私たちは、そんな「えどがわメティ」の可能性を、ガイドブックを通じて伝えていきたいと考えています。
出典:
江戸川区. 外国人データ. 江戸川区ホームページ. 2026.
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e083/kurashi/kyosei/tabunka/zinkou.html
青木洋高. 「コンフォート・フード」食材を活用した多文化共生についての一考察 ―「えどがわメティ」を事例として―. 日本マーケティング学会 ワーキングペーパー. 2025, 11 (13), p. 1-25.
https://www.j-mac.or.jp/wp/dtl.php?wp_id=175

「えどかわメティ普及会」は、江戸川区の生涯学習機関「江戸川総合人生大学」の卒業生を中心に、多文化共生や地域活性化に取り組む団体です。インド人講師から「インドの食文化に欠かせないメティを江戸川区で栽培できたら嬉しい」という話を聞いたことをきっかけに、活動を開始しました。試験栽培や試食を重ね、メティがインド人だけでなく日本人にも親しまれる可能性を感じ、区内農家と協力しながら栽培を進めてきました。
2020年「えどがわメティ」を商標登録し、2023年にはそれまでの功績が認められ「令和5年度 ふるさとづくり大賞 団体表彰」(総務省)を受賞しました。現在は5軒の区内農家がメティの委託栽培に取り組み、「地産地消」と「江戸川区の第二の特産品」を目標に、生産拡大と地域への普及を目指して活動しています。

出典:青木洋高.「コンフォートフード食材の地域ブランド化と多文化共生」えどがわメティ研究成果報告会.2025年10月31日

しかし、えどがわメティは、まだ地域でも十分に知られているとはいえません。「メティって何?」「どこで食べられるの?」「どうやって料理するの?」といった疑問に答え、その魅力をもっと多くの人に届ける必要があります。
そこで私たちは、メティについて楽しく知り、実際に食べてみたくなる16ページの「えどがわメティ ガイドブック」(仮称)を制作します。
学生自らが生産者や飲食店を取材し、メティのおいしさや食べ方、地域で栽培されるようになった背景、そして関わる人々の想いを紹介します。さらに、ガイドブックの制作と並行して、新たにメティを扱っていただける飲食店や販売店への働きかけも行います。

「知る → 食べる → 好きになる → 人に伝える → 需要が広がる → 扱うお店が増える → さらに知る人が増える」
ガイドブックをきっかけに、そんな好循環を江戸川区に生み出すことを目指します。
「無料パンフレット」ではなく、300円の本に
完成したガイドブックは、原則として1冊300円(税込)での販売を予定しています。
私たちが目指すのは、単なるPR用のパンフレットではありません。メティの魅力や地域の物語を伝え、読んで楽しめる、そして何度でも手に取りたくなる一冊です。
300円という手に取りやすい価格にすることで、地域の飲食店やイベントなどでも販売しやすくし、より多くの人に届けたいと考えています。また、販売によって得られた収益は、今後のメティの普及や情報発信などの活動に活用する予定です。
ガイドブックでありながら、「地域をつなぐメディア」にする。
そんなガイドブックを目指しています。

メティを知るコース|3,000円
えどがわメティ ガイドブック(今回制作する冊子)1冊
メティを味わうコース|6,000円
・えどがわメティ ガイドブック(今回制作する冊子)1冊
・メティ1束
・メティ料理レシピカード
メティを食べに行くコース|10,000円 A
・えどがわメティ ガイドブック(今回制作する冊子)1冊
・メティ入りカレー食事券1,500円分(江戸川区・ヴィオレッタまたはサンサール)
・冊子にお名前掲載(希望者)(支援時、必ず備考欄に希望されるお名前をご記入ください)
おうちでメティコース|10,000円 B
・えどがわメティ ガイドブック(今回制作する冊子)1冊
・メティ2束
・メティ料理レシピカード
・冊子にお名前掲載(希望者)(支援時、必ず備考欄に希望されるお名前をご記入ください)
メティプロジェクト参加コース|30,000円 A
・えどがわメティ ガイドブック(今回制作する冊子)2冊
・活動報告会1名招待(食事・ドリンク付き)(活動報告会に参加できない場合は、メティカレー食事券3,000円分に変更できます。)
・冊子にお名前掲載(希望者)(支援時、必ず備考欄に希望されるお名前をご記入ください)
メティ満喫コース|30,000円 B
・えどがわメティ ガイドブック(今回制作する冊子)3冊
・メティ6束
・メティ料理レシピカード
・冊子にお名前掲載(希望者)(支援時、必ず備考欄に希望されるお名前をご記入ください)
メティ・サポーター|50,000円
・えどがわメティ ガイドブック(今回制作する冊子)5冊
・活動報告会2名招待(食事・ドリンク付き)(活動報告会に参加できない場合は、メティカレー食事券6,000円分に変更できます。)
・冊子にお名前または企業団体の紹介(1/2ページ相当)(支援時、必ず備考欄に希望されるお名前をご記入ください)
メティ・パートナー|100,000円
・えどがわメティ ガイドブック(今回制作する冊子)10冊
・活動報告会2名招待(食事・ドリンク付き)(活動報告会に参加できない場合は、メティカレー食事券6,000円分に変更できます。)
・冊子に企業または団体等の紹介記事1ページ掲載(学生による取材・記事制作)
詳細は各リターンコースのページをご覧ください。
※生メティがリターンに含まれる支援者の皆さまへ
生メティは農産物のため、天候や生育状況によって収穫時期や収穫量が変動し、お届けが予定より遅れる場合がございます。
できる限り新鮮で良い状態のメティをお届けできるよう、生産者の皆さんと協力して準備を進めてまいります。
お届けまでお時間をいただく場合がございますが、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
2026年度中 現地取材、ガイドブックのデザイン考案、出版社への発行依頼
2027年度上期 メティガイドブックの発行
2026年度
4月
文教大学青木洋高ゼミ、えどがわメティ普及会との交流会
青木ゼミ3期生から「えどがわメティチーム」4名 発足
5月
現地調査

えどがわメティが栽培されている江戸川区を訪れ、実際のメティ畑を見学しました。また、メティを使ったメニューを提供しているインド・ネパール料理店「サンサール」を訪問し、メティが地域の飲食店でどのように活用されているのかを知ることができました。生産や活用の現場を実際に見ることで、メティをより身近に感じるとともに、普及に向けた新たな発見がありました。
第47回中央地域祭り

5月24日に行われた東京都江戸川区で行われた「第47回中央地域祭り」では、えどがわメティ普及会の方々の露店にお手伝いする形で参加させていただきました。淹れたてのメティ茶を来場者の方々に試飲していただき、実際に味わってもらうことで、試飲をきっかけに初めてメティを知っていただく方も多くいらっしゃいました。来場者の方々の反応を直接見ることでメティを知ってもらうためには、まず興味を持ってもらうことが大切だと感じました。
6月
第1回つむぐマルシェSOKA/瀬崎

6月14日、私たちが所属する文教大学あだちキャンパスから徒歩15分、埼玉県草加市瀬崎コミュニティセンターで行われた「第1回つむぐマルシェSOKA/瀬崎」では、えどがわメティ普及会の方々にご協力いただきながら、生メティや乾燥メティ葉、メティスムージーの販売を学生メンバーで行いました。特にメティスムージーは、既存のレシピを私たちで改良し、初めてメティを知る方にも飲みやすく、メティならではの苦味も感じられる味を目指しました。実際にお客様へメティの魅力を伝えることで、普及活動の難しさと楽しさを学びました。
7月
暑気払い in VIOLETTA

7月19日、メティは夏の暑い時期に収穫することが難しく、前期の活動報告会を兼ねて、えどかわメティ普及会の皆様と暑気払いを行いました。当日は、江戸川区に構えるカレーレストラン「ヴィオレッタ(VIOLETTA)」にてメティを使用した料理をいただきながら、これまでの活動状況や課題について報告し合うとともに、今後の活動に向けた新たなアイデアについて意見交換を行いました。
9月
ツーリズムEXPO 2026 in東京

9月24日から28日にかけて東京ビッグサイト(国際展示場)で開催された「ツーリズムEXPO 2026 in東京」に参加しました。ブースに立ち寄ってくださった方々に向けて、えどかわメティの特徴や活動について紹介し、興味を持ってくださった方には、メティの魅力や普及活動について詳しく説明しました。多くの方にえどかわメティを知っていただく機会となりました。
文教大学青木洋高ゼミナール3期生 えどがわメティチーム

佐藤未晴
私は、ゼミ活動を通して初めて「えどがわメティ」を知りました。初めてメティについて知ったとき、「こんな食材があるんだ!」と驚いたことを覚えています。インドなどで親しまれている食材が日本でも栽培されていることに不思議さを感じると同時に、食を通して異なる国の文化に触れられることに面白さを感じました。
さらに、メティの魅力を知る中で、もっと多くの人にメティのことを知ってもらいたいと思うようになりました。この活動が、一人でも多くの方にメティの魅力を知っていただくきっかけになればうれしいです。
平野知花
健康や美容にも注目されている食材、メティ。私も活動を始めるまで、その存在を知りませんでした。メティはインドやネパールなどで親しまれている食材で、さまざまな国にルーツを持つ人が暮らす江戸川区だからこそ、その魅力を発信する意味があると感じています。活動を通して実際にえどがわメティを食べたり、商品を考えたりする中で、少しずつその魅力を知っていきました。まだ知られていないえどがわメティを、江戸川からもっと多くの人に知ってもらいたいです。ぜひ一緒に、えどがわメティの輪を広げてください!
高橋由麗
私はゼミ活動を始めるまでは、メティという食材があることも、江戸川区で栽培されていることも知りませんでした。実際にメティを使った商品を考えたり、地域のイベントで魅力を発信したりする中で、食材を広めることは、食の魅力だけでなく、異なる国の文化を知るきっかけにもなるのだと感じました。まだ知らない人も多いえどがわメティですが、この活動を通して一人でも多くの方にその魅力が伝わり、地域に根付いていってほしいと思っています。ぜひ、私たちの活動を応援していただけるとうれしいです!
高橋慶多
ゼミ活動で初めて「メティ」という食材を知ったとき、正直、どのようなものなのか分かりませんでした。しかし、メティについて調べ、現地での調査や活動を重ねる中で、メティには江戸川区の人々の食や暮らしをより豊かにする可能性があることに気づきました。メティとの出会いが、食の楽しさや地域の魅力を知るきっかけになってほしい。そんな想いを込めて、今回の活動に取り組んでいきます。


世界のさまざまな地域で親しまれ、故郷の味を思い出させるコンフォートフードにもなっている「メティ」。そのメティを江戸川区で栽培し、普及に取り組んできた「えどがわメティ普及会」の皆さんと活動できることは、学生にとって貴重な学びの機会です。食は、その土地の歴史や文化、人々の想いを伝える「地域のメディア」でもあります。外国にルーツを持つ人々に親しまれてきた食材を、日本人を含む地域の多くの人々も積極的に取り入れ、新たな食文化として育てていく。そして、江戸川区ならではの地域ブランドへと発展させていく。そこに、この取り組みの大きな可能性があると考えています。学生ならではの自由な発想と行動力で、メティの新たな魅力を発見し、地域の人々に愛される存在へと育ててくれることを期待しています。私自身も江戸川区に暮らす一人として、この挑戦を応援しています。

私たちがこの活動を始めたきっかけは江戸川区在住のインド人の方から「メティというインド人が大好きな野菜があるんだけど新鮮な物は日本では手にはいらない」という一言でした。それから農家さんに栽培をお願いし、販売先を少しずつ増やしてきました。伝統医学アーユルヴェーダにも使われるほど薬効が高く、カレーだけでなく色々な料理に使うことができるこの野菜を、日本の人達にも広げたいという思いでおりましたところ、文教大学青木先生から「えどがわメティを江戸川区のコンフォートフードに!」というご提案をいただきました。ゼミの学生さんとの新しい取組みに、私達もわくわくしながら協働していきたいと思っています。
えどがわメティ普及会 代表 竹原京美
この本をつくって終わりにしない
このプロジェクトでは、ガイドブックの完成をゴールにはしません。制作過程そのものが「えどがわメティ」を広げる活動です。一冊の本をきっかけに、人と食、人と店、人と地域をつなぐ。「えどがわメティ」を、江戸川区ならではの新しい食文化として育てていくことが、このプロジェクトの目指す未来です。












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