▼はじめにご挨拶
数ある案件から、このプロジェクトに興味を持っていただき、ありがとうございます。
私たちは、現在北海道大学書道部に所属し、日々書を研鑽する大学生です。
プロフィール
栗田頌久
札幌北高校書道部において、書を学び始める。高校時代からほぼ毎日筆を執り、書の研鑽に努めている。書道において最も肝要である活きた線を引くことを常に心がけ、書作に励んでいる。
2017年に北海道大学に書道部を創設。現在40名在籍。先日実施した「北大書道部書道パフォーマンス」では1日で3000人の視聴数を記録。
主な受賞歴 2015 国際高校生選抜書展にて大賞 2017毎日書道展にてU23毎日賞
長田洸明
小学校1年から書を習い始める。高校までは、お手本をもとに綺麗な字を書くことをベースにした鍛錬、所謂習字を基本にして、書に励んでいた。しかし、高校卒業後、自らの書との向き合い方に疑問を感じ、書の勉強を本格的にスタートさせ、現在に至る。今は、温故知新をモットーに、書の歴史とともに古典作品のエッセンスを学び、それをベースにして日々斬新な書を生み出すことを目指している。
主な受賞歴 2018 創玄展・漢字部にて二科賞
↓instagram account
https://www.instagram.com/hungrybird777/
▼なぜ支援を募っているのか
メルボルン市での説明会に参加する義務があるため、既にメルボルン市への申請や渡航予約は済ませ、道具購入も済んでおります。しかし、公的機関から借金をしている状態です。
▼このプロジェクトで実現したいこと
1. オーストラリアのメルボルンにおいて、書の文化を多くの人々に伝える。
2. 海外における自由度を活かし、確実な技術と斬新さを融合させた真の前衛的な書を生み出し、メルボルンの人々に発信する。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
現代の日本の書道は、各々の公募展に適合する作風に迎合した書を発表し、賞を獲得することを目的とした展覧会至上主義が強くなっています。そのため、書の技術は成熟という意味でかなり高度化・専門家しており、それゆえに、ややマンネリ化が生じています。また、このような環境下では、特に前衛的な書は、批判の矢面に立たされやすく、現代日本では卓越した前衛作品でさえ発表しにくい状況にあるのです。このような問題意識を抱えている私たちは、日本において自由に書を制作し発表することに対してさえ、一種の抵抗感を常々感じております。
そこで、日本の書道に対してこのような視点が全くない海外では、、我々が日々研鑽してきた書道を全く自由な形で発信することができるのでは、と考え、このプロジェクトを企画することに至りました。
このプロジェクトにより、海外に対して、日本の書の文化を伝えられるのに加えて、日本の書文化を外から見つめ直すことで新たな書の発見にも貢献できるのでは、とも感じております。
▼なぜ『オーストラリア』で『書道パフォーマンス』をするのか?
現代において、書は書道を全く知らない一般の人々からすれば全く未知のものとして映ります。
特に、オーストラリアでは日本語がほとんど通じないため、さらに不可思議な芸術作品として映るに違いありません。
そこで私たちは、言語の違いにかかわらず自らの感情を心に直接届けられる音楽を書に取り入れることで、書道のこまやかな心の表現をより多くの人々に伝えられるようになるのでは、と考えました。こうして私たちは音楽にのせて筆を動かす書道パフォーマンスを行うことに決めました。
現在、オーストラリアのメルボルンではストリートパフォーマンスが正式に認められ、各地で流行しています。
メルボルンのストリートでは、毎日、絵描きや音楽家から、果てはマジシャンまで、多くのアーティストがその場で自由に表現し活気づいています。私たちは、メルボルンのこの環境こそが書道パフォーマンスをするのには絶好の場所であるのではと感じ、この地を選びました。
▼これまでの活動
2018北大書道部書道パフォーマンス
2018創玄展 二科賞 長田洸明 牛橛造像記
2017毎日書道展 U23毎日賞 栗田頌久『土偶の眼』
2015国際高校生選抜書展 大賞 栗田頌久 『こころの裂けめ』
▼資金の使い道
消耗品費(紙・墨)、復路の交通費、リターン製作費として大事に使わせて頂きます。
▼リターンについて
3000円 色紙(装飾済)※装飾は左のものです。取り外し可能
5000円 額作品
10000円 Tシャツ・看板等の文字入れ(1枚) ※Tシャツ・看板など実物がつくわけではないのでご注意ください。
(※写真は参考画像です)
30000円 軸作品 サイズはオーダー承ります。
50000円 あなたの街で書道パフォーマンス(交通費別途)
内容・場所・時期などは相談にて決定
※それぞれのリターン作品に書く文字や言葉についてはオーダー可能です。
▼最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。
私達の書は今まさに進化し続けている途中です。
今回のプロジェクトで、私たちの技術と理念をもとに海外の人々に『今私たちが作りうる最高の書』を届けられれば、と考えています。そしてこれが書の文化が世界中に広まることの契機になれば、幸いです。
先日、北海道にて地震の被害を受け、一度は断念という二文字が頭を過ぎりました。しかし、どうしても実行したいという気持ちが勝り、今日へと繋がっています。
なんとしてでも成功させたいと思っております。ご支援よろしくお願い致します。
最新の活動報告
もっと見る支援・目標達成へのお礼と現状報告について
2018/09/26 22:13お久しぶりです。報告が遅くなり申し訳ありません。栗田頌久、長田洸明です。 この度、本当にたくさんの方々からのご支援・ご協力のおかげで、目標金額に到達することができました!本当にありがとうございます。 9月25日、無事にメルボルン市から正式なバスキング許可をいただくことができましたので、早速書道パフォーマンスをして参りました。1つめの動画は9/26の書道パフォーマンスの様子です。2つめの動画は観衆の様子を写したものですが、カメラワークがかなり乱れてしまっており安定しておりません。申し訳ありません。 明日も、全力で書道パフォーマンスに励みたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 もっと見る
コメント
もっと見る