自己紹介
「あなたのおかげで、生活が救われました」
仕事をお願いしたフィリピンの仲間から届いた、この一言が私たちの原点です。
はじめまして。SBGG合同会社です。私たちは、フィリピンの仲間たちとチームを組み、日本の商品を越境EC(海外向けのネット販売)で届けるお手伝いをしています。

フィリピン(Lipa City)を訪れた際の一枚。現地の仲間たちと。
代表の篠原絢子をはじめとする日本側の運営メンバーと、フィリピンのリーダー・実務メンバーが力を合わせ、商品リサーチ、出品作業、英語でのお客様対応などを担っています。日本側が企業との調整や業務の設計、品質管理を行い、現地のリーダーが日々の仕事やメンバーの成長を支える。離れた場所にいても、一つのチームとして活動してきました。
私たちが目指すのは、学歴や生まれた環境にかかわらず、働く意欲のある人が、自分の力で収入を得て、家族を支えられること。今回のプロジェクトは、これまでの活動を土台に、その機会をさらに広げるための挑戦です。
このプロジェクトで実現したいこと
フィリピンの「働きたい」と、
日本の「世界へ売りたい」を、つなぐ。
ご支援を通じて整えるのは、フィリピンの無職者・低所得者のパソコンの基礎を学ぶところから、報酬を得られる実習、実際の仕事までつながる仕組みです。
学歴や職歴、専門スキルの不足によって、働く機会を得にくい方。暮らす場所に仕事が少ない方。家族のそばで働きたい方。そうした人たちが一歩を踏み出せるよう、次の3つに取り組みます。
① パソコンの基礎から、仕事に必要なことを学べるようにする
パソコンの操作、デジタルスキル、AIの使い方、仕事の進め方を、段階的に学べる研修をつくります。学んだ後は、SBGGの実際の業務を通して経験を積み、報酬を得られる実習につなげます。
② 働き始めるための環境を整える
パソコン約20台の準備を含め、通信や電源など、学びと仕事に必要な環境を整えていきます。現地のメンターにも相談できる体制をつくり、つまずいたときも、周囲の支えを受けながら続けられるようにします。
③ 未経験から取り組める仕事を増やす
日本企業の海外販売では、商品の情報を調べる、出品ページを作る、お客様からの問い合わせに対応するといった仕事が生まれます。こうした仕事に取り組みやすくするため、AIが情報整理や文章作成を助け、作業手順をわかりやすく示す業務アプリを開発・改良します。内容や品質は人が確認しながら、経験を積める仕組みを目指します。

現地で実際の業務を教える様子。
日本企業からいただく業務の対価を、働くメンバーの報酬と、次の人材育成につなげます。企業の海外販売が進むことで仕事が生まれ、働く人の経験と収入が増えていく。ご支援をきっかけに、この循環を育てていきたいと考えています。
まずは30人の育成・就労支援と、日本企業10社との実証からスタートし、18か月の計画で100人・30社へ広げることを目指します。ご支援の広がり方によって、この最初の一歩を踏み出せる人の数が変わります。
今回の目標金額は1,200万円です。計画全体では、次の費用を見込んでいます。
項目 |
金額 |
業務アプリの開発 |
1,000万円 |
人材教育・現地体制の構築 |
400万円 |
リターン等の費用 |
40万円 |
クラウドファンディング実施費用 |
150万円 |
合計 |
1,590万円 |
目標金額の1,200万円に対し、総事業費は1,590万円を見込んでおり、差額の390万円は、SBGGの自己資金および今後の事業収益により調達する予定です。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額の達成有無にかかわらず、いただいたご支援はすべて本プロジェクトの実施のために活用いたします。
費用は正式な見積りで確認し、変更が生じた場合は活動報告でお知らせします。
数字で見る目標(18か月後)
指標 |
目標 |
育成・就労支援した人数 |
第一目標:30人 → 18か月後:100人 |
実証に参加した日本企業数 |
第一目標:10社 → 18か月後:30社 |
支援者への活動報告 |
四半期ごと+最終報告 |
「研修をやりました」で終わらせず、この数字を実際に達成できたかどうかを、活動報告で継続してお伝えします。
プロジェクト立ち上げの背景
始まりは、一人との出会いでした。
私は、かつて大手損害保険会社で働いていました。お客様から感謝の言葉をいただく仕事でしたが、それは自分自身が生み出した価値というより、大きな会社の仕組みそのものへの評価なのではないか――そう感じることがありました。海外生活の経験と英語力を生かし、自分の手で、誰か一人の役に立つ仕事がしたい。その思いから、小さく始めたのが現在の活動です。
チャットサービスのDiscordで出会った一人のフィリピン人、Karenに、日本の仕事を小さく分けて依頼し、成果に対して報酬を支払う。最初は、それだけの取り組みでした。
当時、私たちがKarenに支払えた報酬は月に数万円ほどでした。日本との賃金差を考えれば、決して大きな金額ではありません。それでも、その仕事がKarenの家族の暮らしを支える大切な収入になっていると知りました。
「あなたのおかげで、生活が救われました」
Karenがくれた、この言葉。仕事があること。家から働けること。自分の収入で家族を支えられること。それが、その人の人生の選択肢を増やすことにつながる。この経験から、「もっと働く機会を広げたい」と考えるようになりました。
私たちが目指すのは、賃金の差を利用して安い労働力を集めることではありません。学歴や生まれた場所に左右されず、働く意欲のある人が、AIも活用しながら自分の力と報酬を高めていける仕組みをつくることです。
あの日、小さな仕事をお願いしたKarenは、今ではSBGG PHの代表として、現地のリーダーやメンバーを率いています。一つの機会が、また次の機会を生む。私たちが目指す循環は、机上の計画ではなく、すでに一人の歩みとして形になっています。
その後、私たちは実際にフィリピンを訪れ、仲間たちの暮らす場所を歩きました。

フィリピン訪問時の一枚。
面談では、家族を支えるために進学を諦めた話や、親族の病気や死をきっかけに、突然家計を背負うことになった話を聞きました。通信や電力など、働くための環境が十分に整っていない場所もありました。
能力や意欲があっても、環境が整っていないというだけで、仕事という機会そのものに出会えない人たちがいる。「学べる場所さえあれば、この人も働けるのに。」現地を歩きながら、何度もそう感じました。
それでも、仲間たちは笑顔で迎え、食事を用意し、精いっぱいもてなしてくれました。


仲間たちが用意してくれた食事
現地で仲間たちと過ごした時間。温かく迎えてくれたことが、今も心に残っています。
日曜日には教会にも招いてもらいました。歌う子どもたちの姿を見て、胸がいっぱいになりました。一人の仕事は、その人自身の暮らしだけでなく、家族の明日にもつながっている。そのことを、現地で過ごした時間の中で強く感じました。

現地の教会周辺で撮影した一枚
一方、私たちが日本企業の海外販売を支える中では、別の課題も見えてきました。海外に商品を届けたくても、英語での対応や商品登録を継続して担う人が足りず、挑戦を広げにくい企業があることです。
ものを大切に使う日本の文化を背景に、状態の良い日本の商品は中古品でも海外で根強い人気があります。私たちはこれまでこうした商品を中心に橋渡しをしてきましたが、今回の仕組みを磨き、新品や、まだ海外に出ていない商品にも扱いの幅を広げていきたいと考えています。
背景にあるのは、日本の中小企業にとって人材の確保がますます大きな経営課題になっていることです。少子高齢化によって働き手そのものが減っていく中、英語対応から商品登録、価格設定、問い合わせ対応までを継続して担える人を見つけられない。フィリピンの仲間たちは、日本に来るのではなく現地からオンラインでこれを支えており、海外から人を迎え入れるのとも、単純な業務委託とも違う、新しい協働のかたちです。将来的には、副業や新しい収入源を探す個人にとっても、この仕組みが選択肢の一つになり得ると考えています。
日本には仕事を担ってくれる人を必要とする企業があり、フィリピンには働く機会を求める人たちがいる。この両者をつなぐことは、フィリピンの仲間の暮らしを支えると同時に、労働力不足に向き合う日本の企業を支えることでもあります。フィリピンを救う物語であり、同時に日本を支えることでもある。そのために、今回のプロジェクトを立ち上げました。
現在の準備状況
SBGGではすでに、フィリピンのチームとともに、日本企業の海外販売を支える実務に取り組んでいます。商品リサーチや出品などの業務を支えるアプリの開発・運用も進めてきました。
これまでの経験をもとに、未経験の方にもわかりやすい作業手順と、学びながら仕事を続けられるサポートを整えていきます。

オンラインでつながり、自律的に仕事を進めるチーム。(各所停電中)
今回の拡大に向けて、準備を進めているのは次の内容です。
- ・第一期オンライン研修の内容と、習得状況を確認する仕組みの設計
- ・報酬を得られる実習の立ち上げ計画
- ・パソコン約20台と、通信・電源などの作業環境の準備
- ・日本企業10社との実証を目指した、協力先との調整
- ・現地メンターやリーダーが、学習と仕事を支える体制づくり

現地で仕事とメンバーを支えるリーダーたち
ご支援は、こうした準備を具体的な学びと仕事へ進めるために活用します。
支援金の使い道は、こう管理します
- ・支援金は、通常の事業資金と区分して管理します
- ・四半期ごとに、資金の使い道・参加人数・連携企業数・仕事の継続状況・課題を活動報告でお伝えします
- ・現地団体や外部有識者と連携し、働く環境や報酬の設計を確認します
- ・進んだことも、改善が必要なことも、ご支援くださった皆さまに共有しながら取り組みます
リターンについて

いずれも、フィリピンの手仕事ならではの風合いを楽しんでいただける品を選びました。編み目のやわらかな表情、竹のあたたかみ、貝殻の自然な光沢——日々の暮らしにそっと寄り添いながら、このプロジェクトを思い出していただけるアイテムです。品物を必要としない方向けに、応援の気持ちだけを受け取れるプランや、法人・団体さま向けのプランもご用意しています。
【5,000円|マクラメ ボヘミアンキーホルダー(タッセル付)】
バッグや鍵につけて楽しめる、編み模様とタッセルが特徴のキーホルダーです。

【10,000円|編みテーブルウェアアクセサリー】
編み模様を食卓のアクセントとして楽しめるテーブルウェアアクセサリーです。

【30,000円|編みパナマ風ストローハット・大型伝統編み扇(パマイパイ)】
編み目の表情を楽しめる帽子と、大型の伝統編み扇です。身につけたり、お部屋に飾ったりしてお楽しみいただけます。

【50,000円|竹製サービングトレー(ハンドル一体型)】
飲み物や小物をまとめる際に使える、ハンドル付きの竹製トレーです。

【100,000円|ギャザリングバスケット(大)・オーバルバスケット(中・小)】
暮らしの小物整理や、インテリアのアクセントとして楽しめるバスケットです。

【300,000円|カピス貝トレー・ラウンドコースター】
貝ならではの光沢を楽しめるトレーとコースターです。日々の暮らしを彩る品としてお届けします。

いずれも、2027年2月28日のお届けを予定しています。
ご支援を通じて生まれたつながりを、暮らしの中で思い出していただける品になれば幸いです。
スケジュール
時期 |
内容 |
2026年10月16日 |
クラウドファンディング募集終了 |
募集終了後 |
業務アプリの開発・改良、研修プログラム、現地サポート体制、パソコン・通信環境の整備を推進 |
準備が整い次第 |
第一期オンライン研修を開始。習得状況を確認しながら、報酬を得られる実習と実際の業務へ。まずは30人の育成・就労支援と、日本企業10社との実証を目指す |
2027年2月28日 |
リターンお届け予定 |
18か月後(目標) |
100人の育成・就労支援と、日本企業30社との連携へ拡大 |
研修や実習の詳しい開始日、準備の進捗は、活動報告でお知らせします。
最後に
一人に依頼した仕事が、その家族の暮らしを支えた。私たちは、その経験を出発点に、ここまで歩んできました。
自分の仕事が誰かの役に立つこと。その対価を受け取り、家族の生活を支えられること。そんな日々を、一人でも多くの人が積み重ねられるようにしたいと考えています。
同時に、日本には、世界に届けたい商品を持ちながら、人手や英語の壁で海外販売を広げられずにいる企業があります。
フィリピンの仲間が、その挑戦を支える。企業からいただく対価が、働く人の報酬になり、次の人が学ぶ機会につながる。私たちは、このつながりを育てていきます。
≪日々のオンライン打ち合わせの様子と、SBGGメンバー3名のインタビュー動画≫
文章だけでは伝えきれない想いがあります。日々どんな様子で仕事が進んでいるのか、そしてこの仕事に出会って人生がどう変わったのか——3名のメンバー自身の言葉で語ってもらいました。ぜひ動画でご覧ください。
皆さまのご支援は、学ぶための環境を整え、仕事に取り組む準備を支え、最初の報酬へつながる一歩を後押しします。半年後、最初の研修を終えた仲間たちが、実習を通じて初めての報酬を受け取る日がきます。その報酬は、きっと誰かの家族の食卓に届きます。そこに、あなたの支援が確かにつながっています。
あなたの支援で、一人の働く力と、一社の海外挑戦を、同時に前へ進めさせてください。
フィリピンの「働きたい」を、家族を支える仕事に。日本の「世界へ売りたい」を、実際の挑戦に。この一歩を、一緒につくっていただけないでしょうか。
募集期間は2026年9月30日までです。ご支援はもちろん、このプロジェクトをひとことシェアしていただくことも、私たちにとって大きな力になります。周りの方へ伝える応援を、心からお願いいたします。
SBGG合同会社代表 篠原絢子・プロジェクトチーム一同




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