走水を舞台に、入場無料のアート&カルチャーイベントを開催します
はじめまして。「Through the Water 2026 Autumn」実行委員会です。
2025年3月、151年の歴史を持つ横須賀市立走水小学校が閉校しました。
私たちは2026年10月31日から11月3日までの4日間、この旧走水小学校をはじめ、走水水源地公園、海辺のレストラン・かねよ食堂を舞台に、アート、音楽、食、学び、地域文化が交わる「Through the Water 2026 Autumn」を開催します。
地域で暮らす人たちをはじめ、音楽や食、学びに関わる人、そして現代アートからストリートアートまで30名以上のアーティストがこの企画の想いに賛同し参加します。

私たちが目指しているのは、誰もが気軽に走水を訪れ、この場所を見て、感じられる4日間です。
そのため、イベントは入場無料での開催を予定しています。
一方で、作品やプログラムの制作、会場設営、音響、安全管理、広報など、開催には多くの費用が必要です。企業協賛や助成金も活用しながら準備を進めていますが、必要な費用のすべてを賄うことはできません。そこで今回、開催費用の一部をクラウドファンディングで募ります。
走水を楽しみ、この町の自然や歴史、文化、人の営みに触れる。
そして、ここから見える景色をきっかけに、それぞれの暮らしや、守りたい景色、子どもたちの未来について考える。
Through the Waterを、そんな4日間にしたいと思っています。
地元の漁師が率いるThrough the Water実行委員会の挑戦を、ぜひ応援してください。



首都圏に残る貴重な海辺の小さな町から、未来に開く種をまく。
はじめまして。
Through the Water実行委員長のジョン(金澤 等)です。
僕は走水で暮らす漁師で、海辺のレストラン「かねよ食堂」を営んでいます。もとは両親が使っていた海の家兼漁具倉庫を自分でリノベーションし、この場所で食やアート、音楽を通して多くの人と出会ってきました。
また、走水小学校では最後のPTA会長を務め、小学校の総合学習では漁業体験なども行ってきました。一般社団法人ひとひろが主催する「海とミライのがっこう」でも、走水の自然や漁業、食などを学びの素材にした活動を続けています。

僕がこれまでの活動を通して、ずっと大切にしてきた想いがあります。
「この走水という素晴らしい環境を、子どもたちにつないでいきたい。」
東京湾の豊かな海の恵み、貴重な水源、そしてヤマトタケル伝説の地、走水。
歴史が深く刻まれたこの町には、首都圏の中で急速に失われつつあるかけがえのない環境が、今も守り残されています。
ここでいう「環境」は、海や山といった自然だけではありません。
漁があり、食があり、地域の文化があり、人の暮らしがある。人と人との関係や、この町で続いてきた営みも含めて、僕は走水という環境だと思っています。
151年の歴史に幕を下ろし、惜しまれつつ閉校となった海辺の旧走水小学校。そこから広がる海の景色は、僕たちが歩んできた現代社会の成り立ちを静かに物語っています。
未来の水辺から見える景色は、果たしてどんな姿をしているのでしょうか。僕たちはどこへ向かっているのでしょうか。
人の「ソウゾウ」から生まれる未来を、この地を訪れ、肌で感じ、共に考える。
この貴重な海辺の学び舎と地域の中で、アート、カルチャー、コミュニティに触れて新たな可能性を見出し、この水辺の町から広がる未来をソウゾウする。
そして、次の世代へとつないでいく——。
『Through the Water』には、そんな想いが込められています。
4日間のプログラムには、音楽、アート、食、体験を通じて、走水を知り、楽しみ、未来を見つめるきっかけを散りばめました。
このイベントを通じて、町や人に新たな関わりや取り組みが生まれ、そこからまた新しい動きが広がっていくことを願っています。
横須賀の東側、東京湾に面した走水。
『古事記』『日本書紀』にも登場し、日本武尊と弟橘媛命の物語が伝わる、古い歴史を持つ町です。
開発が進んだ東京湾の中で、今も貴重な自然海岸が残り、海と山、湧き水、漁、人の暮らしが近い距離にあります。その一方で、目の前の海には大型船が絶えず行き交っています。
昔から続く自然や歴史、漁や暮らしと、現代社会を支える物流や産業が、同じ景色の中にある。それも、走水という場所の特徴です。

走水で、この町のこれからを考えるきっかけのひとつになったのが、走水小学校の閉校の話でした。
学校がなくなるということは、ひとつの建物が使われなくなるということだけではありません。子どもたちが通う場所がなくなる。地域の人が顔を合わせる場所がなくなる。長く当たり前にあった風景が変わっていく。
そんな中で、
「学校がなくなっても、この走水という地域そのものを、子どもたちが学べる場所として残していけないだろうか」
と考えるようになりました。
2023年には、その想いから「海とミライのがっこう」の活動が始まりました。走水の海や魚、海藻、漁師、食、自然など、地域にあるものを学びの素材にして、子どもたちが走水に触れる機会をつくってきました。
2025年3月の閉校後は、地域の人たちと「10年後の走水」を考える「みらいミーティング」を重ね、旧走水小学校で盆踊りも開催しました。
実際に人が集まり、場所を使ってみることで、新しい交流や動きが生まれる。
Through the Waterは、こうした走水での活動の延長線上にあります。
地域の人も、外から来る人も、さまざまな人が集まり、見て、感じて、考える。
Through the Waterは、そのためのひとつのきっかけです。

Through the Water 2026 Autumnは、旧走水小学校、走水水源地公園、かねよ食堂の3会場を中心に開催します。
町を歩きながら、それぞれの場所で違う表情の走水に触れてもらえる4日間です。
その中心となるのが、2つのプロジェクトです。
PROJECT 01|走水水源地2026
“Atopon" Junya Kataoka + Rie Iwatake
旧走水小学校では、BankART1929が企画する現代アート展「走水水源地2026」を開催します。
走水に湧く「水源」や、この土地に積み重なってきた歴史や暮らしを手がかりに、アーティストが作品を制作・展示します。校舎内での展示に加え、ワークショップやトークなども予定しています。
長く子どもたちが学び、地域の人たちが集まってきた旧走水小学校。その場所を歩きながら、作品とともに、走水という土地をいつもとは少し違う視点から感じてもらえたらと思っています。
参加アーティスト:
大巻伸嗣、片岡純也+岩竹理恵、水戸部春菜、チャチャ、保良雄、ルカ・レグリーズ、原口典之
"Waltz" Shinji Ohmaki/Photo:choccat.cc 林劭柏/Courtesy of Mind Set Art Center
PROJECT 02|Art on the Beach

海辺のかねよ食堂では、14年ぶりとなる「Art on the Beach」を開催します。
アート展示を中心に、音楽、ワークショップ、ライブペインティング、食など、海辺の空間を使ったさまざまな企画を予定しています。
かねよ食堂は、食事をする場所であると同時に、これまでもアートや音楽、人が交わる場所として使われてきました。作品を見たり、音楽を聴いたり、アーティストの制作に触れたりしながら、その場に居合わせた人たちが思い思いに過ごせる時間をつくります。
参加予定アーティスト(一部展示のみ):
Heather Brown、狩集広洋、渡部将、HiDutch、Kads MIDA、武田テツ、Yusuke Hanai、IKKO TORCIDA、Jon、Shogo Iwakiri、関澤製作所、笠谷 耕二、Tadaomi Shibuya、Gravityfree、HATAKE、ODA yuji、Michinori Maru、Kensuke Takahashi、KAREZMAD、unomori、JUNK-R、SUGAR、Gen Nagashima, 志津野雷、栗林 隆、Yukalicious, u-ske、KEN NARAHASHI、yosenami、ほか。


そのほかにも、さまざまなプログラムを開催します。
Through the Waterは、2つのプロジェクトだけでなく、町の中でさまざまな体験が交わります。
◆LOCAL CULTURE|地域文化
走水で暮らす人たちの文化や営みに触れる企画も予定しています。
◆MUSIC|音楽
走水水源地公園での野外ライブ。芝生や海辺で音楽を楽しみます。
◆WORKSHOP・EXPERIENCE|体験
走水の植物を使った草木染め、地元の食材を使ったおむすびづくり、海に触れる体験など。
◆TALK|トーク
「足元のこと」「対岸のこと」「地域からみえる世界」をテーマに、地域や社会について考えます。◆FOOD|食
走水をはじめ、横須賀・三浦半島の食を楽しめるキッチンカーが出店。



Through the Waterの実行委員は、活動する分野の違う4つのチームです。
走水にすでにあるものに目を向けること。いつもの風景や営みを、少し違う視点から見てみること。そして、この場所との新しい関わりをつくっていくこと。
そんな考えを共有しながら、それぞれの経験を持ち寄っています。
一般社団法人ひとひろ

GardenGrove合同会社

特定非営利活動法人BankART1929

株式会社やとと

そして、この4者だけではなく、走水で暮らす人たち、町内会、地域の事業者、アーティストなど、多くの人と一緒に準備を進めています。
地域の中と外、それぞれの視点を持ち寄りながら、この4日間をつくっています。
なぜ、クラウドファンディングに挑戦するのか
Through the Water 2026 Autumnは、地域の方々や訪れる方が気軽にアートや文化に触れられるよう、鑑賞無料での開催を目指しています。
一方で、開催には作品やプログラムの制作、会場設営、音響、安全管理、広報など、総額約600万円の事業費が必要です。企業協賛や助成金も活用しながら準備を進めていますが、それだけですべての費用を賄うことはできません。
そこで今回、クラウドファンディングを通して、このプロジェクトを一緒につくってくれる仲間を募ります。
ファーストゴールは【152万円】
2025年3月に151年の歴史に幕を下ろした走水小学校。その歴史と伝統へ敬意を込め、「その先の152年目からの未来をこのプロジェクトで描く」という決意から、最初の目標額を152万円に設定しました。
走水小学校が紡いできた歴史のリレーを受け継ぎ、みなさまと一緒に新しい未来を創っていく「最初の大きな節目」がこの152万円です。このファーストゴールを達成できた際には、よりプログラムや安全体制を充実させるための「セカンドゴール」にも挑戦したいと考えています!
◆ 資金の使い道
ご支援いただいた資金は、以下の項目および支援者様へのリターン品準備・発送費用、各種手数料として大切に使わせていただきます。
●運営人件費(運営ディレクション・当日運営スタッフ人件費等)
●コンテンツ制作費(作品展示、パフォーマンス、音楽ライブ、シンポジウム、ワークショップの制作・運営費等)
●会場設営費(展示設営・機材・運搬・音響・テント等備品等)
●広報・デザイン費(メインビジュアル等デザイン、WEB・SNS運営、写真・映像記録、印刷物等)
○クラウドファンディング関係:リターン品の制作・返礼原価・発送費。決済・プラットフォーム手数料など
走水の未来をともに描くパートナーとして、まずはファーストゴールの達成に向けて、あたたかいご支援・ご協力をよろしくお願いいたします!
リターンには、Through the Waterや走水との接点になるものを用意しました。
イベントに来られる方はもちろん、遠方から応援してくださる方にも参加していただける内容です。
限定アイテムや草木染めアイテム、トークイベントのアーカイブ、イベント・ワークショップへの参加、Art on the Beachに関わるアートプロジェクトなどを予定しています。

スケジュール
◆2026年10月31日〜11月3日 「Through the Water 2026 Autumn」開催
◆11月3日 クラウドファンディング終了
◆11月下旬より リターン発送
私たちがつくりたいのは、この4日間だけの賑わいではありません。
走水を訪れ、この町の自然や文化、人の営みに触れることで、
自分たちはこれからどんな景色を残していきたいのか。
どんな暮らしや社会を次の世代につないでいきたいのか。
そんなことを考えるきっかけが生まれたらと思っています。
「この場所で何かやってみたい」「また走水に来たい」「これからも、この地域に関わっていたい」
そんな人が少しずつ増え、新しい学びや交流、挑戦が生まれていく。
走水小学校を起点に、
走水から、私たちの暮らしや社会、その先の未来をみんなで「ソウゾウ(想像・創造)」する。
Through the Waterが、そのきっかけのひとつになればと思っています。
どうか、この挑戦の仲間になってください。
皆さまのご支援を、心よりお願いいたします。











コメント
もっと見る