はじめまして。
兵庫県で水耕栽培農園を運営している、「ポールさんのレタス」のポール・マイルズです。

私はアメリカから日本に来て、この地で農業に挑戦してきました。
私たちが目指しているのは、単にレタスを生産する農園ではありません。
農業を通じて仕事を生み、さまざまな人が安心して働き、自分たちの力で未来をつくっていける場所をつくること。
それが、私たちの農園が目指しているものです。
そのために、私たちは一般的な農業とは少し違った取り組みを進めてきました。
私たちが選んだのは、最先端の水耕栽培です。
私たちの農園では、アメリカのAmHydro(American Hydroponics)の水耕栽培システムを導入しています。
AmHydroは42年の歴史を持ち、世界106か国で採用されている水耕栽培システムです。そのシステムの販売権を持ってこの事業を日本に導入して広げております。
実際に水耕栽培の現場で技術を活用しながら、日本の環境に適した栽培方法を研究し、その経験や技術を日本の農業に広げていくことも、私たちの大切な役割だと考えています。
そして、もう一つ一番大切にしていることがあります。
それは、「人」です。
私たちは、障がいのある方や、一般的な就労の場では仕事を見つけることが難しい方を積極的に雇用し、安定して働ける場所を共有することを目指しています。
実際に、特別支援学校を卒業した方を社員として雇用しています。
農業には、さまざまな仕事があります。
栽培、収穫、パッキング、出荷、管理、清掃、設備のメンテナンスなど、一人ひとりの得意なことや能力を活かせる仕事があります。
そして私たちは、農園で生まれた利益を経営者だけのものにするのではなく、そこで働く従業員とも共有していく事業モデルを目指しています。
農業で利益を生み、その利益を働く人たちに還元する。
それによって、安定した仕事と、働くことへの誇りを生み出していく。
それが私たちの考える農業の形です。
約4年間、農園を育ててきました。
この想いを形にするため、約4年間、水耕栽培農園を育ててきました。
そして今年6月、ようやく生産量の大部分について販売先の目処が立ち、農園が黒字化へ向かおうとしていました。
「これからだ。」
そう思った矢先でした。
突然、レタスが育たなくなりました。
栽培用培地の変更や高温など、複数の要因が重なり、根の病気が発生しました。
レタスが育たない。
収穫できない。
出荷できない。
当然、売上も入ってきません。
一方で、電気代、人件費、設備維持費など、農園を維持するための費用は発生し続けます。
その結果、約2か月間、レタスの出荷を止めざるを得なくなりました。
それでも、私たちは立ち止まりませんでした。
原因を一つひとつ見直し、栽培環境を改善し、再び安定してレタスを育てられる状態をつくるために取り組んできました。
そして、ようやく9月15日から出荷を再開できる見通しが立ちました。
さらに嬉しかったのは、今回の状況にもかかわらず、取引先の皆さまが私たちを見放さなかったことです。
多くの販売先が売場を残し、
「またレタスができたら持ってきてください。」
と待っていてくださいました。
これは私たちにとって、大きな励みになりました。
9月15日、もう一度スタートします。
現在、農園は再び生産を始める準備が整いつつあります。
しかし、約2か月間売上が止まったことで、再稼働に必要な運転資金が不足しています。
融資についても相談しましたが、まだ黒字化を達成する途中にある私たちにとって、新たな資金調達は簡単ではありませんでした。
そこで今回、初めてクラウドファンディングを通じて、皆さまにお願いすることを決めました。
私たちがお願いしたいのは、「救済」ではありません。
もう一度、自分たちの力で農園を軌道に乗せるための「再スタートへの応援」です。
私たちには、すでに販売先があります。
育てるための設備があります。
AmHydroの水耕栽培技術があります。
そして、ここで働くスタッフがいます。
何より、これまで約4年間積み重ねてきた経験があります。
今回の2か月間は、私たちにとって大きな試練でした。
しかし同時に、農園の仕組みを見直し、より強い農園へ成長するための機会でもあると考えています。
ご支援は、農園の「次の一歩」のために使います。
目標金額:300万円
今回のクラウドファンディングでは、300万円を目標にしています。
約2か月間、レタスの出荷が止まったことで、農園の運転資金が大きく減少しました。
9月15日から出荷を再開できる見通しが立った今、私たちに必要なのは、単にこれまでの赤字を埋めることではありません。
もう一度安定した生産と売上をつくり、農園を自立した事業として成長させていくための資金です。
皆さまからいただいた300万円は、以下の使途の一部に充てさせていただき大切に使用します。
支援金300万円の使途
使途 |
金額 |
栽培用資材・培地・消耗品等 |
180万円 |
栽培環境の復旧・改善 |
170万円 |
電気代・設備維持費等の運転資金 |
100万円 |
出荷・物流・販売再開に必要な費用 |
50万円 |
合計 |
500万円 |
① 栽培用資材・培地・消耗品等 180万円
安定したレタス生産を再開するために必要となる培地、栽培資材、消耗品などの購入に使用します。
今回の経験を踏まえ、より安定した栽培環境をつくっていきます。
② 栽培環境の復旧・改善 170万円
今回発生した根の病気を繰り返さないため、栽培環境を見直し、必要な改善を行います。
「とりあえず元に戻す」のではなく、今回の経験を今後の生産体制の改善につなげていきます。
③ 電気代・設備維持費等の運転資金 100万円
レタスの出荷を再開しても、売上がすぐに元の水準に戻るとは限りません。
安定した生産・出荷・売上が確立するまでの期間、電気代、設備維持費など、農園を継続して運営するための運転資金として使用します。
④出荷・物流・販売再開に必要な費用 50万円
9月15日からの出荷再開に伴い、包装資材、物流、出荷関連費用など、商品をお客様へ届けるために必要な費用に使用します。
300万円の先に目指すもの
今回の300万円は、農園を「延命」させるためだけの資金ではありません。
もう一度、農園が自分たちの力で売上を生み出し、利益を生み出せる状態に戻すための資金です。
私たちは、AmHydroの水耕栽培システムを活用した農業を、日本でさらに発展させていきたいと考えています。
そして、農業で生まれた利益を経営者だけが受け取るのではなく、働くスタッフと共有する。
障がいのある方や、就労機会を得ることが難しい方にも安定した仕事を提供する。
働く人が「ここで働いていてよかった」と思える農園をつくる。
それが、私たちが目指している事業モデルです。
今回の300万円は、その未来につながるための再スタート資金です。
9月15日。
私たちは、もう一度レタスを出荷します。
そしてそこから、さらに強い農園をつくっていきます。
この再スタートを、一緒に応援していただけませんか?
大きなご支援だけをお願いしているわけではありません。
私たちのレタスを買っていただくこと。
このプロジェクトを誰かに伝えていただくこと。
SNSでシェアしていただくこと。
そして、この農園の取り組みに興味を持っていただくこと。
その一つひとつが、私たちの力になります。
2か月間止まっていたレタスの出荷を、もう一度始めます。
そして、この農園を、単なる「レタスをつくる場所」から、
人が働き、成長し、利益を分かち合い、地域に新しい価値を生み出す農園へ。
私たちは、ここからもう一度挑戦します。
どうか私たちの再スタートを、一緒に応援してください。
ポール・マイルズ




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