鍬がフライパンに変わった瞬間
新潟県燕三条で、本当の農具を作り続けてきた野鍛冶職人。その職人が、本来は鍬になるはずだった鉄を叩いて作った、その名も『鍬のフライパン -KuwaPan-』です。
日本の農業を支えてきた伝統技術が、食卓に生まれ変わった瞬間です。

本物の農具から生まれた、他にない鉄板

農具職人が作る鍬のフライパンは、世の中にはほかにありません。
実在する鍬という道具をモチーフにしながら、それでいて調理に最適な形状に仕上げられたなんともユニークなフライパンです。
その希少性は、単なる珍しさだけでなく、日本の野鍛冶の職人技術によりひとつひとつ丁寧に作られていることです。
これを形にできたのは、かつて農具を手作業で叩き、暮らしに寄り添う道具を作り続けてきた「野鍛冶」の技術があったからこそなのです。
そして、叩き出された鉄の表情や独特な風合いは、大量生産される工業製品では決して生み出せない手仕事の証です。道具の背景にある物語まで、じっくりと味わう。
そんな本物志向の方にこそ手に取っていただきたい、使い込むほどに味わい深まる道具です。
近藤製作所、マサコー山口木工について
この鍬のフライパンは、鉄板部分を野鍛冶の「近藤製作所」、柄の部分を「マサコー山口木工」が手掛けました。
野鍛冶・近藤製作所の農具には、昔からマサコー山口木工の柄が使われてきました。
長年互いの技術を支え合ってきたからこその抜群のフィット感が魅力です。今回のフライパンも、この最高のペアで作っています。
近藤製作所

新潟県燕三条にて、使う人の声に合わせて鍋や鍬を作る野鍛冶から始まりました。手作業だからこそ叶う、使う人に寄り添ったものづくり。手作業による強固な鍛造技術で高い耐久性を実現し、末永く安心して愛用できる「本物の道具」をお届けしています。
マサコー山口木工

三条木工発祥の地にて、40年にわたり鍬や斧など農工具の木柄を中心に製造しています。受け継がれてきた伝統技術と確かな品質で、人の心を和ませる温もりのある木製品を作り続けています。
職人の手で生み出す、ひとつひとつの表情

このフライパンは、完全に手作りです。
同じ形であっても、ふたつとして同じ表情を持たない。
鉄を叩く音、炎の温度、職人の呼吸。
そのすべてが、手のひらに伝わってくる。
本物の道具を使う喜びってこういうことなんだ、と感じさせてくれます。
日本古来の鍬焼きから、毎日の食卓まで


鍬のフライパンの真骨頂は、畑で野菜や肉を焼いて食べる【鍬焼き】。
肉食がおおっぴらに認められていなかった江戸時代。
農民たちは納屋に隠れ、使い慣れた農具を調理器具の代わりにして、こっそりお肉を焼いて味わっていました。これが「鍬焼き」の始まりとされています。
実は「すき焼き」も、同じ時代に農具の「鋤(すき)」の上で肉を焼いたことが名前の由来。
当時の農民にとって、こっそり味わうお肉は、まさに至福のご馳走でした。
この形のまま台所のコンロにのせられるので、家のなかでも同じように焼けます。
買ってきた野菜とお肉でも、鍬焼きは鍬焼きです。
良質な鉄板だからこそ、お肉だけでなく野菜を焼いても、

ベーコンエッグを作っても、素材の香りと味わいが引き立ちます。

毎日の食卓で大活躍するのはもちろん、たまのキャンプやBBQなどアウトドアで直火で使ってみるのも楽しみ方のひとつ。

日々の台所に道具があるワクワク感と、どこへでも連れて行ける頼もしさも味わっていただけます。

野鍛冶の歴史と農業を支えた技術を、台所へ

日本の農業を支えてきた「鍬づくり」の技術。
厚さは約2.3mm、重さは約856g。
通常の鉄フライパンよりも、気持ち厚めに作られているため、少し変わった形でも安定感があります。
もちろん片手で持ち上げられるので、焼いたものをそのまま食卓に運べます。
燕三条の職人が培ってきた「伝統の技と手触り」を、日々の料理の中で心地よく感じてほしいです。
あなたの食卓に、本物が来る
このフライパンは、単なる調理道具ではありません。
日本の職人がつちかってきた技術と美学が、手のひらサイズに凝縮された、生きた芸術作品です。ぜひ、あなたの食卓で、本物を感じてください。
鍬のフライパン -KuwaPan-をよりお楽しみいただくために
■使用方法
着脱式木柄で広がる自由。運ぶ、焼く、そのまま食卓へ。
直火調理でも安心の「取り外しできる木柄」を採用。調理から食卓まで、これ一枚で完結します。
1. 柄を鉄板に取り付け、コンロへセッティング。
2. 火にかける際は柄を外してから調理。
3. 調理が終わったら火を消してから再び柄を装着し、安全に持ち上げます。
4. 鍋敷きの上へ移動させたら、柄を外してそのままお皿として食卓へ。洗い物も減らせます。

■使いはじめる前に
食用油で防錆加工済なので、基本ご購入後の最初のシーズニング(油ならし)は不要で、水で軽く洗ってからご使用いただけます。
気になる方は、シーズニング(油ならし)を行ってください。
▼シーズニング(油ならし)とは…?
1. 水でさっと鉄板全体を洗います。
2. フライパンをコンロへ置き、柄を外します。火をつけ熱し、全体の水分がしっかりと飛ばします。
3. 水気が飛んだら、全体に広がる程度の多めの油を入れ、少し湯気が出るまで加熱します。この間に油の膜ができます。
4. 火を止めて、余分な油を拭き取ります。その際、フライパンはまだ熱い状態のため、やけどには十分ご注意ください。
■調理時には
鉄のフライパンなので、熱伝導性がよいです。
そのため、強火にせず中火程度でも十分に調理可能です。
強火で長時間使用すると、油ならしで付着した油が飛び、焦げ付きや錆の原因になります。
※加熱時は必ず柄を外してください。
■調理後は
調理後は、フライパンに料理を残さず、なるべくすぐに料理を別の容器に移します。
長時間入れたままにしておくと、鉄臭くなったりフライパン表面の酸化皮膜が剥がれ、サビの原因となります。
■洗う際は
一気に冷えると変形してしまう可能性があるので、少し冷めてからぬるま湯で洗います。
柄を外して、洗剤を使用せずにたわし等でお湯で洗います。完全に冷めないうちに、ぬるま湯などで洗うと汚れがとれやすくなります。

※私たちは棕櫚(しゅろ)のたわしを使っています。
棕櫚は繊維がやわらかいので、鉄の表面を傷めずに、こびりついたものだけを落とすことができます。
金属のたわしは、なじんだ油の膜ごと削ってしまうのでおすすめしません。
▼汚れ別の洗い方について
・強力な油よごれ
強力でしつこい油汚れがついてしまった場合や、料理の匂いが気になる場合は、スポンジに食器用洗剤をつけて洗います。
・コゲつき
コゲついた場合は、お湯を入れてしばらく煮立たせ、焦げ付きをふやかしてからたわし等で取り除きます。
・頑固なコゲつきやサビ
どうやっても落ちないコゲつきやサビは、育ててきたフライパンを一旦リセットする気持ちで落とします。
適切な使い方を繰り返すことで、酸化皮膜は蘇り、再び快適にご使用いただけるようになります。
■洗った後は
柄を外した状態で、洗った後は火にかけて水気を飛ばし、キッチンペーパーなどで油を薄く塗ってください。
その際、フライパンはまだ熱い状態なので火傷にはご注意ください。
※加熱時は必ず柄を外してください。
■その他の使用上の注意
・加熱時は必ず柄を外してください。
・IHには対応していません。ガス火・炭火でお使いください。
・※深さ約0.8cm:縁が浅いので、汁気の多い料理には向いていません。
・急に冷やすと歪むことがあるので、熱いうちに水をかけないでください。
・食洗機は使えません。
・手作業で製造しているため、個体差があり一つ一つ表情が違います。また、製造時の傷や凹みがありますが、使用には問題ありません。
・使用後のお手入れ時、白い布などで本体を拭くと布が薄黒くなる場合がありますが、過熱により鉄の表面に酸化してできた膜(酸化皮膜)が散れたもので、衛生上問題はありません。
・トマトなどの酸性の強い食品はフライパンの劣化につながる恐れがあります。
・冷凍食品など急に温度が下がるとくっつく恐れがあります。
ロカルコストアの自己紹介
日本全国に眠る地域の宝物を発掘し、その魅力を余すことなくみなさまへお届けすることが、私たちロカルコストアのミッションです。
これまでも全国の素晴らしい逸品をご紹介してきましたが、日本の農業を長年支え、ひとつひとつ手作業で農具を作り続けてきた「野鍛冶の技術の伝統」を今の私たちの暮らしに寄り添うものにするため、今回オリジナル商品として新たに作りました。
私たちが惚れ込んだ、この手仕事の詰まった宝物を、ぜひみなさまの台所で育てていただけたら嬉しいです。地域の素晴らしい伝統を未来へつないでいくこの挑戦を、ぜひ応援していただけたら心強いです。
資金の使い道
本プロジェクトのオリジナルフライパンの製造費用(鉄の鍛造・木柄加工等)として大切に使用いたします。
スケジュール
10月頭:プロジェクトスタート
10月末より順次お届けを開始いたします。





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