昨年10月から、地域活性化起業人として音威子府村に着任いたしました武内と申します。出身は北海道で、以前は外資系企業のマーケティングの仕事をしていました。アートや芸術を活用した地域活性化や文化推進事業に携わりたく、2018年より合同会社TOKYO SOCIETALを立ち上げ、村の持つ豊かな芸術的資産を活かした新たなプロジェクトの企画・運営を行っています。
※地域活性化起業人とは:都会の企業の社員がプロの知識や経験を活かし、地方自治体に一定期間移住・出向して、地域の課題解決やまちづくりを支援する。
音威子府村は、人口約600人の北海道で最も小さな村です。JR宗谷本線が走り抜ける「鉄道の村」や名物の「黒い音威子府そば」が有名な場所としても知られています。
そしてここには、世界的な木彫家・砂澤ビッキ氏が拠点を置いた歴史や、道内唯一の工芸科を持つ音威子府美術工芸高校が存在し、全国からアートを志す若者が集まる芸術・美術の歴史があります。
素晴らしい歴史や作品がありながらも、発表する場(ギャラリー)がないために多くの美術資産が日の目を見ないまま倉庫に眠っているという現実でした。歴史も才能もあるのに、それが村の「文化」として根付いていない。この“もったいなさ”を自分たちの手で変えたい!と強く思うようになりました。
前職でご一緒した方が音威子府村の関係人口を増やすプロジェクトに携わると伺い、故郷の北海道で村おこしにも貢献したいと地域活性化企業人としてアートを使ったプロジェクトの企画をスタートし、有志のメンバーとともに音威子府アートクラブを立ち上げました。
そして、今回は音威子府をアーティストにとっての「楽園」のような場所にしていくことをコンセプトに、この企画を立ち上げクラウドファンディングを行うことにいたしました。
私たちが目指しているのは、音威子府に集まるアーティストが、この村の自然や人と共鳴しながら、のびのびと創作できる文化を育てていくことです。数年かけ目指す姿へ進めていきたいと考えています。初年度の1年目に実現したいことは大きく3つあります。
①ギャラリー(Gallery O)のオープン
村内にの廃校となった中学校をリノベーションして、新たなギャラリー「Gallery O」を立ち上げます。
場所は、音威子府中学校の旧音楽室を改装予定です。
※音威子府アートクラブが地域振興室と協力し今後の運営を行なっていきます。



既に活動しているアーティストはもちろん、これから活動を広げていく若い作家にとっても、作品を発表できる場所をつくります。
そして、ここから新しい展示や交流が生まれることで音威子府に行けば新しいアートに出会える、アーティストにとって作品を発表したくなる村を目指します。
アートを村の顔として打ち出していくための場所づくりを最初の一歩として取り組みます。
②Gallery Oでのこけら落とし展示『Forest Children X』
砂澤ビッキをはじめ、これまで多くのアーティストが音威子府で制作を行ってきました。しかし、展示される機会が少なく保管されたままになっている作品もあります。
音威子府にどのような文化があり、どのような表現者がこの村に惹かれてきたのか。
その価値を村内外の人たちに知ってもらうために、きちんと見える形にすることから始めます。
村が持つ資産を正しく発表、展示をすることで、村のアイデンティティの再評価に取り組みます。
③壁画アート・パブリックアートの制作
ギャラリーの中だけではなく壁画やパブリックアートを制作し、建物やまちなかをキャンバスとして活用することで、木彫や工芸という括りを超えて、新しい音威子府を作ります。
アートが村を活性化させる存在であることを体現できるよう取り組んでいきます。

チーム発足からあまり時間は立っていませんが、音威子府アートクラブには武内の他に各自の専門領域で実績を持っている下記メンバーが集まっています。
・本橋孝祐 / 現代アーティスト兼 アーティスト・イン・パラダイス クリエイティブ・ディレクター
兵庫県神戸市出身。立命館大学産業社会学部卒。
有志の運営団体「音威子府アートクラブ」の代表。「アーティスト・イン・パラダイス」発起人。
阪神・淡路大震災の被災体験と社会学を背景に<真実>をテーマに活動する現代アーティスト。
絵画、彫刻、インスタレーションから、地域社会やブロックチェーンを用いた社会彫刻まで領域を横断し、芸術の新たな存在形式を探求している。
・山口 仁 / 建築家
栃木県宇都宮市出身。一級建築士。株式会社アトリエ・ゴリラ代表。
飲食店や物販店、オフィス、ギャラリーなど、建築・内装の設計を幅広く手がける。素材の表情や光、人の過ごし方を大切に、その場所ならではの魅力を引き出す空間を追求。音威子府では、旧校舎を活用したアート拠点づくりに携わり、建築とアートをつなぐ場を育んでいる。
・浅田 大輔 / グラフィクデザイナー
東京都出身。木曜合同会社代表。都立工芸高校デザイン科卒業。
約20年の間、広告業界の前線でロゴマークやポスター、パッケージ、Webサイト、デジタルバナーなど数多くのビジュアルデザインに携わってきた。デザインの力で音威子府村の価値をより広めるために参画している。
・加藤瑛瑠 / 音威子府地域プロジェクトマネージャー
北海道鷹栖町出身。おといねっぷ美術工芸高校卒業。
SNS発信も精力的に行い、現在総フォロワー数3.5万人。工芸を通じて数々の魅力的作品を制作しながら、プロジェクトマネージャーとして音威子府を盛り上げるための数々の企画を立ち上げ、魅力発信に尽力している。
上記メンバーに加えほかにも、音威子府地域振興課の職員の皆様にもコーディネーションのサポートをいただいています。
ギャラリー計画はすでに進行しており、今月に施行が行われます。
毎年秋に村民による文化活動の発表や作品展示が行われる「音威子府村文化祭」のタイミングで、柿落とし展示を実施予定です。
また、壁画については道外で活躍する壁画アーティストを2名招致し、10月上旬から中旬の間に音威子府の消防署の壁とシャッター部分に制作を予定しています。
・ギャラリーの建設および展示準備費用の一部
・壁画アーティストへの招致(交通費、制作費、滞在費など)
・ギャラリーオープニングレセプションの告知費用(ポスターやSNSなど)
・ギャラリーのメンテナンス費用(セキュリティカメラや入退館に必要な設備)
※目標金額に達しなかった場合、上回った場合も集まったご支援金は上記の内容へすべて活用いたします。
音威子府だけのアート・芸術文化をさらに盛り上げていくためのご支援をぜひよろしくお願いいたします。
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【本日公開】スタート直後からご支援をありがとうございます
2026/10/15 20:00本日10:00より、クラウドファンディングがスタートいたしました!すでに5名の方から30,000円のご支援と応援メッセージを頂戴しております。本当にありがとうございます。私たちは、北海道で一番小さな村「音威子府村」にある廃校を活用し、全国のアートを志す若者や芸術家たちが作品を発表し、集えるギャラリー作りと壁画制作に挑戦しています。壁画制作は現在着々と進んでおりますので、また改めて進捗報告でお伝えできればと思います。1人でも多くの方にこの活動を知っていただき音威子府村を知るきっかけになれば嬉しいです。ぜひSNS等でのシェアや、ご友人へのご紹介で応援していただけますと大変心強いです!これから1ヶ月間応援のほどよろしくお願いいたします。 もっと見る





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