先日、活動報告でお知らせした浅草三社祭り特集番組での 当店紹介の件、放映チャンネル・時間帯が決まりましたので お知らせします。 (前回告知より放映日が2日早まりました。直前のお知らせでごめんなさい) ■番組名:「浅草を楽しもう!~浅草神社例大祭 三社祭」 ■放映チャンネル:J:COMテレビ(東日本エリア:10ch、西日本エリア:12ch、下関エリア:111ch) ※詳しくは下記番組紹介サイトをご覧ください↓↓(J:COM公式サイトです。) http://www.myjcom.jp/tv/channel/kanto/tokuban.html ■放映日時:6月7日(土)15:00~16:00 ■番組内容:勇壮な三社祭りの紹介とともに、 有名グルメレポーターが浅草の見どころやグルメ(忍者たい焼が入る予定)をご紹介! 夕方前の時間帯となりますが、ご興味がある方は是非ご視聴下さい。
当店で販売している2つの鯛焼き、 「忍者たい焼」と「ネクたい焼」。 実は最初に生まれたのは”ネクたい焼”です。 私は忍者たい焼を開業する前はとあるテーマパークに 勤めておりました。 そこで人気アニメやゲームのキャラクターをモチーフにしたキャラクターフードを 開発する仕事をしていたのですが、 自分もオリジナルのキャラクターを考え、 大好きな浅草でお店を構えて、 オリジナルキャラクターフードを販売しようと夢を見たのです。 浅草に足繁く通いながら、 どんなキャラクターにしようか考えを巡らせ、 雷門近くの伝法院通りに並ぶ駄洒落が書かれた行灯(あんどん)をヒントに、 「駄洒落を使ったキャラクターにしよう」と思いつきました。 ダジャレ、ダジャレと考えたものの、 ピンとくるキャラクターをすぐには思いつかず、 しばらく時は流れたのですが、 あるとき、あるアニメ作品の映画化に伴い 勤め先のテーマパークでイベントが行われることになり 私もその作品のキャラクターフードの一部について 開発に携わる事になりました。 そのとき、はじめてそのアニメのDVDを繰り返し見て 「勉強」をしたのですが (アニメを隅々まで見て、吸収しないと、 アニメファンの気持ちに寄り添った商品は作れないのです) そこで人生が変わる出会いがありました。 そのアニメのヒロインが持っているピンク色の携帯電話が、 魚の”鯛”の形をしていたのです。 ”タイの形のケータイ”でした。 ダジャレの要素があったのです。 それを見て、 駄洒落のキャラクターを作りたいと思っていた私は、 「鯛焼き」という日本人に馴染みのお菓子を駄洒落にしたキャラクターを作ってみてはどうだろうと、インスピレーションを得たのです。 そして、迷彩柄の鯛焼きで「自衛たい焼」はどうかな、それは茶化しちゃマズイだろうな・・・ など、どんなダジャレ鯛焼きにするか検討を続けました。 いろいろなものを「○○たい焼」と口にして見たのです。 そしてある日、勤め先で化粧室に入って身だしなみを整えているとき、 鏡に映った首に締めたネクタイを見て、 ふと、「ネクタイヤキ」と口に出しました。 するとどうでしょう。 ネクタイの結び目は魚の尻尾に、 ネクタイの尖った先は魚の顔に、 ネクタイの角は魚のエラに、 見えるではありませんか! (いや私には全然見えませんけど…、と突っ込まれる方もいるでしょう笑) こうしてネクたい焼は生まれました。 日々、店頭を通りかかるさまざまな二人連れや団体のお客様に「ネクタイヤキだって。」 と指を指されてネタにされ、笑われます。 日本一後ろ指を指される鯛焼きを作ることが出来て私は幸せものです。 ピンク色の鯛の形をしたケータイが登場するあのアニメ作品の関係者様に いつかネクたい焼を食べて頂き、 誕生秘話を伝え、ヒントを頂いたお礼を述べるのが私のもうひとつの夢です。 あなたもパトロンになって 横向きではなく、 下向きの鯛焼きを食べて ↑↑気分上向き↑↑になって見ませんか!
忍者たい焼のデザイナーとランサーズというクラウドソーシングサイトで出会い、 200通近くのメールで業務連絡に限らず、さまざまなやりとりを致しました。 その中には、創業前の私が闘志を燃やしていた「鯛焼き業界への挑戦」への言葉もあります。 お店の経営は景気の波が大きく、 くじけそうになることがありますが、 そういうとき私は創業前の強い気持ちを思い出そうと 以下のデザイナーに送った言葉を読み返します。 少し長いですが引用いたします。 【私がビジネスとして始めようとしている「たい焼き」は、歴史のあるお菓子ですが、ほとんど付加価値を付ける事無く、特に外見のバリエーションを増やすことがなく今日まで至っています。その変化のなさは同じお菓子の「ケーキ」と比べれば一目了然です。ショートケーキ、チーズケーキと言った伝統的な洋菓子に限らず、年を追うごとに新しいケーキは生み出され、無数のケーキが現在売られております。一方、たい焼は「定番」があり、鯛の形のまま変らずに生きながらえてきました。たい焼は中身の味こそ現在は様々な種類があるとは言え、見た目では定番の形がそのままに残っています。たい焼は非常に安く1個150円未満のものが多いのですが、それはまさに「歴史はあるが、付加価値を付ける発展をしてこなかった」という事を意味していると思います。付加価値がないので価格を高く出来ず、既製品のたい焼き金型を使った商売は新規参入が容易で、供給過多から価格競争が起こり、安いまま価格が据え置かれたのだと私は思っています。少し大げさかもしれませんが、私は「たい焼に付加価値を付ける」という実験をして見たいと思い、たい焼き忍者を考えました。付加価値を付ける事は、単に形の凝った商品を作るという意味ではありません。「浅草」という付加価値のある観光地で、「たい焼き忍者」というキャラクターを売り出そうと思っています。私は、現在都内にあるテーマパーク(ディズニーではありません)でキャラクタービジネスに関わっていますが、例えばミッキーの形のお菓子は、原価に対してかなりの価格を付ける事が可能です。それはミッキーがアニメや映画や様々なグッズ販売を通してファンに愛されているからです。私は、キャラクタービジネスに関わる内、借り物のキャラクターを扱うのではなくキャラクターそのものを作りたいという思いを膨らましていました。私は単に忍者服を着たたい焼きを売るだけではなく、たい焼き忍者の物語作り(物語を通した広告戦略)やキャラクター商品としての様々なビジネス展開を思い描いています。その中には3D化を必要とするビジネスプランも含まれている為、近いうちにまた貴殿にお仕事を依頼させて頂く機会があるかも知れません。もちろんあれもこれもとあまり手を広げ過ぎてはいけないのですが(笑) たい焼き業界は新規参入者が多く、その最大の理由は「低資本で起業できるから」です。いろいろ調べると、いかにお金をかけないでたい焼き屋をはじめるかが業界の常識である様な感じです。 私は、その常識と異なるやり方でそれなりに投資して開業しようと思っています。既成の金型を使うのと2種類も金型を作るのではコストが全然違います。だから不安でした。そういう思いを持ちながら、このランサーズで貴殿の作品を見つけた時、その質の高さに、私が探していたのはこの人ではないかと直感しました。 最初の方のメッセージにも書いた通り 「本当に上手くいくかわからない先が不透明な創業に当たり、 不安を減らしてくれるのは「質」の予感だけです。 この質を手に入れればやっていけるのではないか という予感を貴殿の作品に見ました。」という気持ちを持ったのです。 私は運がいいと思います。直観は当たり本当に満足行く作品が出来ました。キャラクターに生き生きとした命を吹き込んでくれてありがとうございます。】 さまざまな人の力を借りて忍者たい焼は生まれ、 育ってきました。 今回ご支援頂いたパトロン様の力も借り、 私は忍者たい焼を世に広めるため、 がんばって行きたいと思います。
忍者たい焼のプロジェクトも残すところあと4日となりました。 当店のタイヤキは形にさまざまな工夫を凝らしております。 タイヤキの表と裏のデザインが違うんです。 まずは忍者たい焼。 表に”浅草”の江戸風文字。 裏には日本刀。 そしてもう一種類は「ネクたい焼」 ネクタイらしさを演出するために、 裏面は、ネクタイを結んだときの裏面を参考にしています。 ネクタイって結んだときに 先っぽを固定するために、 裏側に縫い付けた小さい布の間を通しますよね? 「浅草」と書かれた部分がその先っぽを通す布に当たります。 あと、ネクタイって「ウール100%」とか 「熱湯は不可」とか記載された 小さい四角の布が縫い付けられてますよね? あれと同じように ネクタイ焼には洗濯禁止マーク」が付いています。 本当は水洗い禁止マークなんですが、 わかりやすく洗濯禁止マークと命名しました。 パトロン様には 遊び心満載のタイヤキをお送りいたします。
当店がある浅草は、 明日5月16日(金)~5月18日(日)まで 浅草最大のお祭り「三社祭」が開催されます。 このお祭りは、 最終日の5月18日(日)が最も盛り上がりのある日で 一之宮・二之宮・三之宮という名の歴史のある神輿が 浅草神社(雷門から入って一番奥にある神社)からスタートし、 三方向に分かれ各町会を進んで行きます。 (日本でも有数の荒々しい神輿で、担ぎ手が担ぎ棒を取り合って喧嘩することも 見物客にとって見応えのある風物詩となっています。) この三社祭りの様子を特集する特番のテレビ番組から 神輿が進む通りにあるお店のひとつとして 当店を紹介したいと取材がありました。 取材の際、とても有名なグルメレポーターの方から(放映前なのでまだ誰かは秘密です。) あまじょっぱい「みそバターあん」と甘酸っぱい「梅干しあん」を食べて頂き、 おいしい!とお褒めの言葉を頂きました。 (カメラが回っていない時、”みそバターあんは完成度が高いわ!”とうれしいお言葉も頂けました。) いつかこの人に来てもらいたいと夢を見ていた方なので、 まさか本当にご来店いただけるとは、食べて頂けるとは、信じられませんでした。 いままでの努力が報われたような、鯛焼き屋冥利に尽きる感動的な一日となりました。 こちらの番組は6月9日(月)に放映予定です。(放映日は変更の可能性あり) 放映日・時間が決まりましたらCAMPFIREの活動報告でも紹介させていただきます。 この”みそバターあん”と”梅干しあん”の忍者たい焼&ネクたい焼を リターンでご用意しております。 日本で当店しか食べられない鯛焼きです。 ご興味のある方はぜひどうぞ!