100名を、この舞台に招待したい
【名のなき山】は、最初から今の形を目指して始まった舞台ではありませんでした。きっかけの一つは、アフリカの大地で起きている環境や貧困の問題でした。私たちが当たり前のように身につけている衣服の中には、大量に生産され十分に使われないまま廃棄されていくものがあります。一方で、世界には着るものや生活に必要なものを十分に得られない人たちがいる。遠く離れた場所で起きていることが、実は私たちの日常とつながっている。その矛盾に向き合うことから、この舞台が始まりました。
2026年10月「名のなき山」という舞台を創ります。
舞踊
箏曲
芝居
朗読
歌
美術
さまざまな表現を重ねながら
人はなぜ生きるのか
夢とは何なのか
命とは何なのか
そして
違いを抱えたまま
どう生きていくのか
そんなことを
舞台から問いかける作品です。
何を見つめているのか
作品をつくる中で、もう一つ強く感じるようになったことがあります。それは【人はみんな違う】という、当たり前のことでした。障害がある人、ない人。見える人、見えにくい人。聞こえる人、聞こえにくい人。子ども、高齢の方。それぞれに違う身体があり、違う人生があり、違う感じ方があります。
けれど、劇場という場所はまだ誰にとっても行きやすい場所とは限りません。だからこそ、舞台公演【名のなき山】を環境のことだけではなく、障害や多様性、そして人がそれぞれのままで生きることを見つめる舞台にしたいと思うようになりました。
なぜ「名のなき山」なのか
私は幼い頃から舞台に生きてきました。
踊ることから始まり
さまざまな舞台表現と出会い
多くの人と作品をつくりながら
ここまで歩いてきました。
その途中には
大切な人との別れ
病気や治療
身体の限界
お金の問題
そして
「もう続けられない」と
思う瞬間もありました。
それでも
舞台をやめることができませんでした。
なぜなのか。
自分でも
はっきり答えられない時があります。
だからこそ
「名のなき山」という作品を通して
人が生きること
夢を持つこと
失うこと
それでも前へ進むこと
そのすべてを
舞台に置いてみたいと思っています。
そして、もう一つの「命」
今回の作品には
環境についての問いも込めています。
私たちが日常で身につける衣服。
その多くが
まだ使える状態でも
大量に捨てられています。
今回の舞台美術・衣裳では
古い着物の布や
使われなくなった漁旗など
本来なら廃棄される可能性のあるものを
新しい形へ生まれ変わらせます。
捨てられるものにも
もう一度、命を与える。
それは
人も
動物も
自然も
物も
「いらないものなんて、本当はないのではないか」
という
この作品の問いにもつながっています。
100名を劇場へ招待します
今回、視覚や聴覚に不自由のある方、身体に不自由のある方、障害のある子どもたちとご家族、ひとり親家庭の子どもたち、児童養護施設の子どもたち、高齢の方、そしてこれまで劇場に足を運ぶ機会が少なかった方々、約100名を招待することを目指しています。
劇場に行きたくても、なかなか行くことができなかった。【お金がないから】【障害があるから】【子どもが小さいから】【介助が必要だから】。そんな理由で舞台から遠くなっていた方々を、この公演へ迎えたいのです。
舞台には心を動かす力がある
舞台を観ることは、生きていくために絶対に必要なものではないかもしれません。しかし、心が動くこと、誰かと同じ時間を過ごすこと、自分とは違う人生に触れることは、明日を生きることに絶望していたり諦めていた人が、わずかにでも生きる勇気が湧くきっかけになることがある。と、私自身の体験から取り組み始めました。
この一日が、人生の中に宿る小さな光になるかもしれない。一人の支援が一人の招待につながり、誰かの支援が親子で舞台を観る一日につながるかもしれない。
本物の芸術体験へのこだわり
この舞台のもう一つの特徴は、参加のしやすさと作品のクオリティを両立させていることです。障害のある人もない人も、声を出してもいい、身体を動かしてもいい、途中で席を立ってもいい。赤ちゃんやご家族も大歓迎です。それぞれの事情や特性を抱えたまま、その人らしく同じ空間で舞台を感じていただきたい。
その一方で、作品に妥協はありません。世界や東京の第一線で活躍する表現者・スタッフが創作と製作に携わることで、本物の芸術作品を愛媛で実現します。参加して、体感して、一緒にこの舞台をつくる—その体験が、明日を生きる勇気と夢の芽生えを実感させるものになることを願っています。
この舞台をつくってくださるお客様へ
この100名は、ただの【招待客】ではありません。この舞台を一緒につくってくださる、大切なお客様です。
皆さんのお力を貸してください
遠いアフリカの環境問題から始まった問いが、やがて【誰もが自分のままで、この場所にいていい】という問いへつながっていきました。この100名の招待を実現するには、チケット代だけではなく、会場費、舞台・音響・照明、美術、人件費、招待に伴う運営費、必要な配慮やサポートなど、さまざまな費用が必要になります。
今回のクラウドファンディングで集めたい金額は1,000万円です。
決して小さな金額ではありません。
しかし、今回の公演を出演者だけでなく
スタッフだけでもなく
そして
私ひとりだけでもなく
多くの人の力によって
舞台として届けるために
必要な資金です。
主な費用として
・出演者、スタッフの人件費
・舞台制作費
・音響、照明などの舞台技術費
・舞台美術、衣裳制作費
・楽器関連費
・劇場運営費
・遠方から参加する出演者の交通・宿泊費
・広報、記録映像制作費
・招待者への対応、観劇環境整備
・クラウドファンディング手数料、リターン制作費
などに充てます。
あなたの支援が
一人の「観たい」につながる
あなたの支援が
誰か一人の
チケットになる。
その人の
付き添いの方の席になる。
劇場まで来るための
環境を整える力になる。
舞台を支える
照明になる。
音になる。
衣裳になる。
そして
その人が劇場で
「観てよかった」
と思える時間になる。
支援金は
単なる制作費ではありません。
誰かが劇場に来るための力です。
この想いに共感していただけましたら、支援という形で一緒にこの舞台をつくってください。また、このプロジェクトを誰かに伝えていただくだけでも、大きな力になります。
一緒に踏み出す一歩
一人ではできないことも、100人、200人、1000人の想いが重なれば、現実に変えることができる。
日常に自動販売機があたりまえにあるように、舞台、芸術、表現が障害やハンデ、環境などを問わず、生きる勇気を得られる居場所として、なるべく金銭的負担の少ない存在で、まるで自動販売機のように存在できる日常を生み出すキッカケになれたら。
あなたも、この山を一緒に
「名のなき山」という名前には
誰かが決めた正解のない場所へ
それぞれの人生を持った人が
それぞれの足で向かっていく
そんな意味を込めています。
舞台をつくる人。
舞台を観る人。
支えてくれる人。
招待される人。
そのすべての人が
この作品をつくる一人になってほしい。
一人では
できないことがあります。
でも
一人の想いが
もう一人につながり
その想いが
また誰かにつながれば
見たことのない景色を
つくることができるかもしれません。
100名を劇場へ。【名のなき山】を誰もが出会える舞台へ。その一歩を、皆さんと一緒に踏み出したいと思っています。
皆さんのご支援を、心からお待ちしています。
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