シェアハウスでの記憶を集めた本を、「10年先まで大切にしたくなる一冊」にしたい

茨城県水戸市のシェアハウス「Co-Living はちとご」は、この11月で5周年を迎えます。これまでに関わった30人の寄稿を集めた随筆集『記憶の湊』を、装丁と印刷にこだわって「10年先も大切にしてもらえる本」に仕上げます。

現在の支援総額

182,941円

182%

目標金額は100,000円

支援者数

25人

24時間以内に25人からの支援がありました

募集終了まで残り

24日

シェアハウスでの記憶を集めた本を、「10年先まで大切にしたくなる一冊」にしたい

現在の支援総額

182,941円

182%達成

あと 24日

目標金額100,000円

支援者数25人

茨城県水戸市のシェアハウス「Co-Living はちとご」は、この11月で5周年を迎えます。これまでに関わった30人の寄稿を集めた随筆集『記憶の湊』を、装丁と印刷にこだわって「10年先も大切にしてもらえる本」に仕上げます。

自己紹介

こんにちは、当プロジェクトをご覧になって頂きありがとうございます。

茨城県水戸市にある住み開きシェアハウス「Co-Livingはちとご」を運営する板谷 隼(いたや はやぶさ)です。

2021年11月に「はちとご」を立ち上げてから、これまでに40人近くの人が住人として暮らし、それ以上の人が遊びに来たりDIYをしたりと関わってくれました。みんなで、ここでの暮らしをつくり、共有してきました。

今年の11月で、はちとごは5周年を迎えます。それにあわせて、これまで関わってくれた人たちの寄稿を集めた随筆集『記憶の湊』をつくっています。

このクラウドファンディングは、その本を「10年先まで大切にしたくなる一冊」に仕上げるために行います。リターンには、完成した書籍のほか、クラファン支援者の方だけの特別なイラスト付き書籍、「はちとご」にちなんだお祝い・激励のプランなどをご用意しました!

ぜひご支援のほど、よろしくお願いいたします!


***


どんな本なのか


今回制作する本は、「はちとご」という場に関わった様々な人が想いを寄せた随筆集です。


寄稿のお願いをした時に掲げたテーマは、はちとごにまつわる「あの時のあれ」です。

はちとごについての本をつくると決めた時、自然とこの「寄稿を集める」という形にしたいと思いました。

ある「コミュニティ」や「場」のことを形にして残すなら、「どう語るか」よりも「どう語られるか」の方が本質的な気がするのです。

だから、はちとごを立ち上げ運営する僕が「はちとごとは、こういう場です!」と語り、わかりやすい線を描くのではなく、この場に足を踏み入れ、暮らし、関わってくれた人たちの語りを集めることで、ぼんやりと場の輪郭が現れるような、そんな本にしたいと思いました。

寄稿を募ったところ、30人から文章が寄せられました。何年も住んだ人もいれば、1ヶ月だけ住んだ人も、一晩泊まっただけの人もいます。よく遊びにくるけど、住んだことは一度もない人もいます。いろんな立場・目線から、この場のあり方が滲み出る一冊になればと思います。


タイトル案は『記憶の湊 -あるシェアハウスを思い出す30人の記録-』としています。

「湊(みなと)」には、「水が集まる場所や船着き場(港)、人や物が一か所に集まること」という意味があります。

この本をつくるにあたり「寄稿」を募ったわけですが、「何を書こうか」と考えてくれる元住人たちと連絡を取ったり、なかには久しぶりにはちとごに会いに来てくれた人もいました。

みんな、ここで暮らした記憶に思いを馳せ、文章を綴ってくれたのだと思います。

そんな様子が、なんだか船が港に寄ること、つまり「寄港」しているみたいだなと思いました。

この家は船を漕ぐように人生を歩む途中で立ち寄ったり、たまに帰ってきたりする「湊(=港)」のような場所なのかもしれません。

それぞれの停まり方で記憶を寄せてくれたことを表したくて、この本を『記憶の湊』と名づけたいと思っています。



***


どうして本をつくるのか

この家につけた「はちとご」という名前は、「八」と「伍」という二つの数を表す漢字に由来します。

「八」には、「広がり」「開く」という意味を込めました。間口が外に開いていて、関わってくれる人の可能性が無限大に広がっていくように。

「伍」は、「集まる」「仲間になる」という意味があります。といっても「住人たちで仲間になろうね」という意味とは少し違います。この場に関わる人それぞれに、この場を通して仲間が見つかりますようにという願いを込めました。

それで、「はちとご(八と伍)」です。



そんなわけで「8」と「5」は、僕らにとってちょっとメモリアルな数字です。

これまで、「◯周年イベント」的なものはてんでやってきませんでした(企画する余裕がなくて…)。

そんななか、元住人から「5周年と8周年くらい、なんかやっても良いんじゃない?」と言われたのが、この本をつくる最初のきっかけになりました。


***


僕自身がはちとごでの暮らしを振り返ってみると、なんだか「人を見送ること」が多いように思います。


同じ家で共に暮らして、一緒にご飯を食べて、遊んで、語って。そして、機が熟したらそれぞれ自分の人生を前に進めるために、この家を卒業していきました。

5年という月日があっても、意外と覚えているものです。誰がいて、何があって、どんな話をして、そして、どんな顔でこの場を発っていったか。


僕はおそらく、誰よりもこの家を卒業する人を見送っていて、そんな時にいつも思うのは「忘れないでね」ではなくて、「いつか思い出してくれたら」でした。

そんな自分の願いにふと気づいて、みんながいつか思い出したいと思える記憶を文章として、本として残しておきたいなと思ったのです。


そして、ずっとこの場にいる僕からするとなんだか不思議な気分なんですが、一緒に暮らすタイミングが重ならなかった人同士は、まだ出会っていなかったりします。

同じ家の同じ部屋で暮らしていたのに、知らない人のまま。

そして、これからはちとごに住む人もきっとそうなります。

でも、この本に寄せられた文章を読んでいれば、いつか偶然出会ったときに「あの話を書いてた人だ!」と繋がる未来があるかもしれません。そんな瞬間をイメージしたら、僕は嬉しい気分になります。


だから、みんなの記憶の断片を一冊の本に残しておきたいと思いました。

いつか思い出すきっかけに。そして、縁がつながるきっかけに。


***


なぜクラウドファンディングをするのか

当初は、ネット印刷などを利用して自己資金だけでつくるつもりでした。とにかく「本」という形になれば十分だと思っていました。

その考えが変わったのは、寄せられた文章を読み、編集をかけ、一冊の本の中身が見えてきたときです。

それぞれの胸の中にある、一緒に過ごした人たちへの、そしてここにあった暮らしそのものへの想いが時に温かく、時に生々しく綴られていて、それは「確かにここにいた。ここで一緒に生きていた。」という証明のようでもありました。



「この本は、5年先や10年先で読み返したときに、人を癒したり、背中を押してくれるような『記憶の記録』なのかもしれない。」

「一度読んで終わる本ではなく、10年先まで大切に持っていてもらえる本にしたい。」

と思うようになりました。


この時代、コストをかけずに本をつくろうと思えば方法はいくらでもあります。でも、この本にとっては「それでは足りない」と思います。


この本を手にした人が「ずっと大切にしたい」と思えること。そして実際に、本という媒体として劣化・風化しづらいこと。

この二つを叶えたいと考えています。


***


「良い本にしたい」という気持ちが募り、装丁やデザインを担当してくれるデザイン事務所「i,D」の石川さんにこだわりたいポイントを相談しました。

また、はちとごの最初の住人であるイラストレーター・ふじのさきさんに、イラストと装画を依頼することにもなりました。


そうして相談を進めていくうちに、「藤原印刷で刷れたら最高だな」という話が出るように。

「藤原印刷」は、「つくるよろこびをつくる」「つくる人を増やす」を理念として掲げる印刷会社です。

「人それぞれ違う個性を持っているのであれば、でき上がる本も違うのが当たり前。それぞれにストーリーと多様性があることをクラフトビールのカルチャーになぞらえ『クラフトプレス』と呼んでいます」

と代表の藤原さんは綴っていて、国内外に多くのファンがいます。


無論、僕もそのひとりです。自分の本棚に「藤原印刷で作られた本たち」の棚を作れてしまうほど。

よもや、僕にとっての「はじめてつくる本」が藤原印刷で刷るものになるとは…。



気づけば、この本の「在り方」にこだわる上で、理想的とも言える状況になりました。


ただ、ここまで来ると「自己資金で」と考えていた当初の予算を超えることは明らかでした(本をつくる上で、先立つものがあまりに足りませんでした)。


そこで、本当に納得のいく形で本をつくるため、クラウドファンディングに挑戦することを決断しました!


改めて宣言します。

このクラファンは、シェアハウスの記憶を集めてつくるこの本を「10年先まで大切にしたくなる一冊」にすべく、本の「在り方」に本気で向き合うために挑戦します。

そして、この挑戦を応援してくれる人を募っています。


***


『記憶の湊』制作チーム紹介

●装丁・デザイン|石川 聖太 さん

クリエイティブディレクター/アートディレクター。2015年 茨城県茨城町にデザイン事務所i,Dを設立。“つたえるを創る”を信条とし、企業ブランディングや製品開発、グラフィックやWEB、パッケージデザインをはじめ地域広報のディレクションや地域文化紙の編集など地域づくりにも積極的に関わっている。普遍的で力強いグラフィックを活かしたアートディレクションが得意。また、自身のワークとしてグラフィックアートポスターを制作。国内外複数のデザインアワードやコンペティションにおいて受賞歴多数など精力的に活動中。


●イラスト・装画|ふじのさき さん


1988年仙台市生まれ/活動拠点は横浜市。17歳から美術を本格的に学びはじめ、岩絵具など、扱う素材に魅了され日本画を専攻する。現在は、画家/イラストレーターの活動をしながら、横浜市のコワーキングでコミュニティアシスタントとしても活動し、コミュニティ運営やアートイベントなどの企画を行う。

はちとごの最初の住人のひとりで、はちとごのロゴの生みの親。


●印刷|藤原印刷株式会社 様

長野県松本市に本社を置く、1955年創業の老舗印刷会社。企業理念として「つくるよろこびをつくる」「つくる人を増やす」を掲げる。個人・クリエイター向けの本づくり、ZINE(個人制作の小冊子)やインディペンデント・パブリッシングなど、個性的でこだわりを持った小規模な本づくりの市場を先駆けて開拓し、企画や造本の仕様から伴走するスタイルで広く知られ、 作り手の温度感や紙の質感を大切にする「クラフトプレス」を推進する。


紙や加工、製本の細かな仕様は、この三者と打ち合わせを重ねながら決めているところです。

決まったものから、活動報告でお知らせします!



▲先日、藤原印刷さんの東京支社で打ち合わせをしました!


***


リターンについて

リターンの中心は、完成した『記憶の湊』です!

リターンに本がつくプランには、クラファン支援者限定のイラスト入り栞を付録します。

5,555円と8,888円は、名前の「八と伍」にちなんだ、お祝いと激励のプランです!


●リターン一覧

3,000円|完成した本をお届け 
本1冊、限定栞、お礼のメッセージ

5,000円|本に手描きイラストを入れてお届け(限定10個) 
ふじのさきさんの手描きイラスト入りの本1冊、限定栞、お礼のメッセージ

5,555円|「5周年おめでとう!」はちとごお祝いプラン 
本1冊、限定栞、お礼のメッセージ

8,000円|はちとご布教プラン
本3冊、限定栞、お礼のメッセージ。
誰かにプレゼントしたり、「読む用」「保存用」「布教用」に分けたり

8,888円|「8周年までがんばれ!」はちとご激励プラン 
本1冊、限定栞、お礼のメッセージ

10,000円|はちとごへのご祝儀プラン
5周年を迎えるはちとごに、支援者の方からの差し入れとして美味しいものを用意します。
10月31日までにご支援いただければ、周年イベント時に「差出人」として掲示し、みんなで感謝します。
本1冊、限定栞、お礼のメッセージもお届けします。

50,000円|はちとごのパトロンになる 
本1〜10冊(ご希望の冊数)、限定栞、お礼のメッセージ


本のお届けは2027年1月までの発送を予定しています(手描きイラスト入りは2月までの予定)。

楽しみに待っていてください!


●現在の準備状況

30人分の原稿が揃い、編集もほぼ終わりました!
 i,Dの石川さんと、文字組みや装丁を相談しています 
藤原印刷さんとの打ち合わせを行い、仕様を詰めているところです 
年内の発行に向けて、駆け抜けます! 

<スケジュール> 

10月下旬 クラウドファンディング開始 
11月1日 はちとご5周年
11月上旬 デザイン制作 
11月中旬 クラウドファンディング終了
11月下旬 印刷所へ入稿
12月中旬 発行
2027年1月 リターン発送(手描きイラスト入りは2月) 


●資金の使い道 いただいたご支援は、次のことに使わせていただきます。

デザイン・組版費 
印刷・製本費
リターンの制作費・送料(栞、手描きイラストなど)
CAMPFIRE手数料 

目標金額を超えた分は、紙や加工、製本の質を上げるために使います。足りない分は自己資金で補います。


***


Co-Living はちとごのことをもう少し詳しく


はちとごは、暮らしの一部を地域に開く「住み開き」をしているシェアハウスです。

住人だけでなく地域の人も立ち寄る「行きつけの家」として、いろんな人が、いろんな関わり方でこの家に出入りしています。

2023年の12月に一度、「シェアハウス丸ごとお引越し」という前代未聞のプロジェクトを完遂しました(笑)。

2024年6月からは、同じ物件の3分の1ほどを使って私設図書館「シェアベースmigiwa」が開かれています。


住人もそうでない人も、一緒にご飯を食べているところ。学生も社会人もいます。


夏には庭で流しそうめんしたりも。


10代から50代まで、これまで様々な人が住人になりました。住人じゃないけど、よくご飯を作りにきてくれる人、とかもいます。


1人で過ごす時間には、自分のことにじっくりと思い耽ったりできる。そんな雰囲気のあるお家だなと思います。


同じ物件内に併設する私設図書館「シェアベースmigiwa」


住人だけでなく、本を読みにくる人、イベントに顔を出す人、近所の人も、友だちの友だちも、旅の途中の人もくる場所です。

そうやって、住んでいる人と住んでいない人の境界を曖昧にしていたら、ゆるやかなつながりが生まれてきました。

この本に文章を寄せてくれた30人も、関わり方はそれぞれです。その一人ひとりが、自分の言葉でこの家のことを書いたのが『記憶の湊』です。


***


最後に

これまで多くの人が、この家に船を寄せては、次の場所へと発っていきました。

みんなの記憶の断片を集め、手に取った人に10年先まで大切にしたいと思ってもらえる一冊にしたいと思っています。

この場やコミュニティの在り方の輪郭が、たくさんの人の語りによって浮かび上がる一冊に。そして、未来で誰かの背中を押す一冊に。


ここに「はちとご」という場があったことの証人に、一緒になってほしいです。

どうぞよろしくお願いいたします!


募集方式について

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



このプロジェクトは、『しょぼいクラファン』のひとつです。

しょぼいクラファンとは、CAMPFIRE公式パートナーのさおりさんと、合同会社モテアソブ三軒茶屋のカズキタさんが主導する、「小さい夢をかなえる仲間づくりのための少額クラファンを、みんなで100個立ち上げよう」という取り組みです。

『しょぼいクラファン100』企画本体はこちら

https://camp-fire.jp/projects/966789/view

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

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