
長年シンフォニーファームの野菜を食べてくださっている、かのうかおりさん。野菜をお届けした際にお話しすると、野菜のおいしさだけでなく、季節の移ろいや畑の風景、野菜を育てる人の思いまで感じ取ってくださっていることが伝わってきます。
「おいしい」と感じ、選び、食べ続けることが農業を支える力になる。
そんな温かいメッセージを、ぜひお読みください。
★応援メッセージ★
長らくシンフォニーファームさんのお野菜をいただいています。
育ち盛りの子どもたちは、お肉を食べるかのようにわしわしと食べて、あっという間になくなります。
みずみずしい野菜は、包丁を入れるとスッと刃が入り、火の通りも早い。ひとふりの塩だけでもおいしい。季節の野菜を食べることで、「今年もこの季節が来たわ」と感じるようになりました。
私がお野菜に惹かれる原点には、フランスでの経験があります。
以前、フランスのチーズ農家で、酪農とチーズづくりをしていたことがあります。ビオロジック(有機栽培)の野菜を育てて食べ、毎晩のように季節の野菜を使ったポタージュをいただくことも印象に残っています。それに、街のスーパーには必ず、BIOコーナーが大きくありました。
その経験から、できるだけ農薬に頼らずに育てられた野菜を食べたい、と思うようになりました。一方で、農業に触れるほどそれが決して簡単なことではないことも感じています。だからこそ、自ら「おいしい」と感じて、選び、食べ続けることは農業を支える力になるのではないでしょうか。
私はチーズやお菓子をつくりながら、「おいしいとは何か」を考えてきました。
シンフォニーファームさんの野菜をいただくたびに、味をこえて、季節や畑、そして野菜をつくる彼女の姿までを感じます。
今回の豪雨で、大切な畑が大きな被害を受けました。
これからもこの野菜を食べ、季節を感じる食卓を続けたい。
そしていつか、この畑で季節の野菜を使ってスープをつくり、みんなで味わう会ができたらと思っています。
畑があって野菜が育って食べる人がいる。
この循環がこれからもずっと続いていくように、今回の復旧を心から応援します。



