こんにちは!
私たちは、東北芸術工科大学 デザイン工学部 企画構想学科15期生です。2027年2月、私たち企画構想学科15期生による卒業制作展「i-to」を開催します。

今回、私たちは学生一人ひとりが見つけた社会や地域、人々の暮らしの中にある課題や可能性を、より多くの人に届ける卒業制作展を実現するため、クラウドファンディングに挑戦します。
私たちが目指しているのは、4年間の成果をただ「見てもらう」だけの卒業制作展ではありません。
学生一人ひとりが、
「なぜ、この問題が起きているのだろう」
「もっと良くする方法はないだろうか」
「まだ気づかれていない可能性があるのではないか」
と考え、約1年間向き合ってきたことを、卒業制作として形にしています。
そして来場した方にも、
「こんなところにも課題があったんだ」
「こんな考え方もあるんだ」
「自分だったら、どうするだろう」と、新しい視点や問いに出会ってもらいたい。
そこから学生と来場者、地域、企業など、さまざまな立場の人の間に、新しい対話やつながりが生まれる。そんな卒業制作展をつくりたいと考えています。

私たちは、東北芸術工科大学 デザイン工学部 企画構想学科15期生です。
企画構想学科で私たちは、地域や企業、社会の中にある課題や可能性と向き合い、「どうすれば、もっと良くできるだろう」と考えながら、さまざまな活動に取り組んできました。
教室の中だけで考えるのではなく、実際に地域へ足を運び、そこに暮らす人の声に耳を傾ける。
企業が抱える課題について考え、新しいアイデアを提案する。
そして、考えたことを実際に形にし、そこで得た反応から、また考え直す。
そんな経験を繰り返してきました。
その一つが、山形の夏を盛り上げるために取り組んだ「願いハナガサプロジェクト」です。「山形花笠まつり」をさらに盛り上げるため、地域の方々と協力しながら、市街地に子どもたちの手形で装飾した約300個の花笠を設置。
さらに、「みんなの願い」を集めたモザイクアートや、PRフォトブースなどを実施しました。


また、山形の夏に新しい冷たい名物を生み出したいという想いから、地域企業と共同で商品開発にも挑戦しました。そこで誕生したのが、冷やし甘酒ジェラート「冷恋(ひゃっこい)」です。


山形フルーツ150周年イベント「やまがたフルーツEXPO」で、デザインの視点から山形のフルーツの魅力を伝えた「フルーツ・デザイン展」


このように私たちは、アイデアを考えるだけではなく、地域の方々や企業と協力しながら、実際に社会の中で形にするところまで、自分たちの手で責任を持って取り組んできました。
人と関わり、現場で得た反応を受け止め、もう一度考える。そして、自分たちが考えたことを、誰かに届く形にする。そんな4年間の学びの集大成として、現在、一人ひとりが卒業制作に取り組んでいます。これらの活動の詳細は、ぜひnoteにまとめた記事をご覧ください。
(https://note.com/kikakukousou_15)
卒業制作では、学生それぞれが約1年間、一つのテーマと向き合います。
その出発点は、一人ひとり異なります。社会を見ていて感じた疑問。地域で人と出会ったことで見えてきた課題。企業との関わりから気づいた可能性。自分自身の経験や、日常の中で感じた小さな違和感。
それぞれが自分の問いを掘り下げ、調べ、人に会い、現場を見ながら、自分なりの答えを形にしていきます。
同じ学科で学んできた学生でも、見ているものや関心を持つものはさまざまです。
だからこそ卒業制作展では、1人1人の異なる視点を通して、これまで気づかなかった社会の課題や可能性に出会うことができます。
学生の問いが社会に届くと、何が起こるのか。
その一例として、昨年度の卒業制作「消防分火PROJECT」を紹介します。

「消防分火PROJECT」では、消防団の担い手不足という課題に対して、若い世代にも消防団を身近に感じてもらうため、SNSでの発信や県内でのフォトスポット設置などを実施しました。
その活動を通して、実際に「消防団に入りたい」という声も生まれました。一人の学生が社会の中で感じた疑問から始まり、それについて調べ、考え、行動する。それが誰かに届くことで、今まで知らなかったことを知ったり、見方が変わったり、ときには行動につながったりする。
私たち15期生も、卒業制作をつくって終わりにはしたくありません。
自分たちが見つけた問いや可能性を、誰かに届くところまで持っていく。
卒業制作展は、そのための大切な場所です。
【昨年の卒業制作はこちら】
https://www.tuad.ac.jp/g_document/y2025/n/
例)昨年度の企画構想学科卒業制作展より
私たちが卒業制作展で届けたいのは、完成した作品だけではありません。
会場には、学生一人ひとりが社会や地域、人々の暮らしの中から見つけた、さまざまな「問い」が並びます。普段何気なく見過ごしている出来事も、誰かの視点を通して見ることで、まったく違って見えることがあります。
「こんなところにも課題があったんだ」
「こんな考え方もあるんだ」
「自分だったら、どうするだろう」
そんな新しい視点や問いを持ち帰ってもらうことが、私たちがこの展示で届けたい体験です。

そして、展示を見るだけで終わるのではなく、学生との会話やトークショーなどを通して、それぞれの立場から考えを交わす。
学生から来場者へ。来場者から学生へ。
そして、そこで生まれた考えが、また別の誰かへ。
私たちはこの卒業制作展を、「学生の成果を見る場所」だけではなく、新しい視点と出会い、自分自身も社会について考えるきっかけが生まれる場所にしたいと考えています。
私たちが卒業制作展を通して大切にしたいのは、一人ひとりが考え、形にしたものを、誰かに届けることです。それを受け取った人が、新しいことに気づいたり、これまでとは違う視点を持ったりする。
そして、そこから新しい会話や、人とのつながりが生まれていく。
そんな卒業制作展への想いを込めて、今年度は、「i-to」というテーマを掲げました。

この言葉には、3つの意味を込めています。
「糸」
人と人。学生と社会。一人ひとりの卒業制作から生まれる、新しい出会いやつながり。それらをつなぐ「糸」です。
「意図」
なぜ、この課題に向き合うのか。なぜ、この卒業制作をつくるのか。一人ひとりの制作の根底にある想いや意思を表す「意図」です。
「I to」― 私から、あなたへ
自分の中に生まれた問いや想いを、形にして誰かへ届けていくことを表しています。
学生一人ひとりが持つ「意図」が形になり、誰かへ届く。それを受け取った誰かの中に新しい考えが生まれ、人と人との間に新しい「糸」がつながっていく。私たちは「i-to」という言葉に、そんな卒業制作展にしたいという想いを込めています。
「見る」だけではなく、「つながる」展示へ
「i-to」という考え方を、言葉だけではなく、実際の展示体験として届けたい。そのために今回の卒業制作展では、作品をただ並べるだけではなく、来場した方が一つひとつの卒業制作の背景や「意図」に触れられる空間を目指しています。
今年度、つくりたい展示体験
来場者が会場を歩く中で、さまざまな学生の考えに出会い、
「なぜ、この卒業制作が生まれたのか」
「この学生は、社会の何に目を向けたのか」
という背景まで知ることで、その人の「意図」に触れてもらう。
そして、気になった展示の前で立ち止まったり、学生と話したり、これまで知らなかったテーマに出会ったりする。そんな体験が生まれる展示を目指しています。
①【イメージ図:受付〜メインビジュアルまでの導入エリア】

私たちの紹介と展示の見方を、学生たちの「意図」が交わり合う様子を表現したビジュアルとともに掲示します。初めて訪れた方にも「どんな卒業制作展なのか」を知ってもらったうえで、展示へ進める空間をつくります。
②【イメージ図:個人展示エリア・カテゴリーわけの工夫】

一人ひとり異なるテーマの中から、自分が気になるものや、これまで知らなかった視点に自然と出会える展示を目指します。「自分には関係がない」と思っていたテーマにも、ふと足を止める。そんな偶然の出会いも大切にします。
③【イメージ図:ステージスペース】
会期中には、学生やゲストによるトークショーの開催も予定しています。
地域への思いや、卒業制作のテーマとなった社会的な問題意識、制作に込めた想いなど、作品だけでは伝わりきらない「意図」を、登壇者自身の言葉で聞くことができる場です。
ステージスペースには、あえて高さを設けない予定です。登壇者と来場者の間に段差をつくらないことで心理的な距離を縮め、対話が生まれやすい空間を目指します。
来場者が会場を歩きながら、さまざまな「意図」に出会う。
その中から、自分自身の興味や問題意識とつながる「糸」を見つける。
そして、ときには学生や他の来場者との会話が生まれる。
そんな展示体験を、空間全体でつくっていきたいと考えています。
より多くの人へ開かれた卒展へ
私たちがこの卒業制作展を届けたい相手は、学生の家族や卒業生だけではありません。
地域の方々、企業の方々、これから進路を考える高校生や大学生、そして、これまで企画構想学科を知らなかった方々。さまざまな背景を持つ人が同じ場所に集まり、卒業制作をきっかけに新しい視点や会話が生まれる。そこまでを含めて、今回の卒業制作展をつくりたいと考えています。
【企画構想学科 卒業制作展2026 実施概要】
会期:2026 年 2⽉6⽇(土)〜11 ⽇(祝・木)
場所:東北芸術⼯科⼤学 本館 7F THE TOP

卒業制作展は、学科全体の予算をもとに運営されており、最低限の開催をすることはできます。それでも今回、私たちが300,000円を目標にクラウドファンディングへ挑戦する理由があります。
私たちが目指しているのは、「作品を並べるだけの卒業制作展」ではないからです。
学生一人ひとりが何に疑問を持ち、何を考え、どのような答えを出したのかを、初めて来た方にも分かる形で届けたい。
自分が興味を持つテーマと自然に出会える。
今まで知らなかった視点に触れられる。
そして、展示をきっかけに人と人との対話が生まれる。
そのためには、作品を置くためだけの空間ではなく、来場者が「知る・考える・話す」ところまでを考えた展示づくりが必要です。
皆様からのご支援で実現したいこと
皆さまからいただいたご支援は、
・卒業制作の背景や「意図」を伝えるための展示・サイン
・さまざまな卒業制作と出会いやすくするための空間・導線づくり
・学生やゲストの言葉を直接届けるトークショー
・これまで私たちを知らなかった方にも卒展を届けるための広報
などに活用する予定です。
皆さまからいただいたご支援は、単に展示を豪華にするために使うものではありません。学生一人ひとりが見つけた問いや、その背景にある「意図」を、より多くの人へ届けるため。そして、訪れた人が新しい視点や問いと出会える空間をつくるために活用します。
「作品を展示する場所」から、「学生の問いと社会が出会う場所」へ。
その一歩を実現するためのご支援です。

いただいたお気持ちに対して私たちなりの感謝をお伝えしたく、以下のプランをご用意いたしました。
・500円 きっかけプラン
あなたの応援が、新しい「意図」と出会うきっかけに。
感謝の気持ちを込めて、学⽣からお礼のメールをお送りします。
・お礼メール
・1,000円 むすぶプラン
私たちの「意図」と、あなたの想いをむすぶ。
・お礼メール
※内容は500円プランと同様です。応援の気持ちとして、金額の違う支援方法をご用意しました。
・3,000円 ひろがるプラン
ひとつの応援から、企画がもっと多くの人へ。
・お礼メール
・お礼のビデオレター(データでご送付)
・5,000円 つむぐプラン
いくつもの想いをつむいで、ひとつの卒展をつくる。
・お礼メール
・お礼のビデオレター(データでご送付)
・卒展パンフレット(PDF)
・10,000円 その先へプラン
卒展で終わらせず、企画を社会のその先へ。
・お礼メール
・お礼のビデオレター(データでご送付)
・卒展パンフレット(PDF)
※内容は5,000円プランと同様です。応援の気持ちとして、金額の違う支援方法をご用意しました。
少しでも、皆さまの温かいご支援に対して、お礼の気持ちが伝わりましたら幸いです。

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
私たち企画構想学科15期生は、この4年間、地域や企業、社会と関わりながら、それぞれの問いと向き合ってきました。卒業制作は、その4年間の集大成です。
しかし、私たちは完成させることだけをゴールにはしたくありません。
自分が見つけた問いについて考えたこと。
人と出会う中で気づいたこと。
そこから、自分なりに形にしたもの。
それらを自分たちの中だけに留めず、誰かに届けたい。
そして、それを見た人が、
「知らなかった」
「そんな考え方もあるんだ」
「自分だったらどうするだろう」
と、ほんの少しでも立ち止まって考える。
そこから誰かとの会話が始まったり、新しい行動につながったりする。私たちは、そんな瞬間が生まれる卒業制作展を目指しています。
皆さまからいただくご支援は、私たちの4年間を締めくくる記念としてだけでなく、学生一人ひとりが見つけた問いや可能性を、より多くの人へ届けるための力になります。
2027年2月。
ぜひ会場で、私たち一人ひとりが何を見つけ、何を考え、どんな形にしたのかに触れてください。
そこで感じたことや考えたことが、今度は皆さま自身の「糸」となって、次の誰かへつながっていく。
I to ― 私から、あなたへ。そして、あなたから次の誰かへ。
そんなつながりが生まれる卒業制作展「i-to」を、皆さまと一緒につくることができたら嬉しいです。
ご支援・応援のほど、よろしくお願いいたします。
東北芸術工科大学デザイン工学部
企画構想学科15期生卒業制作委員会一同




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