【ニューヨークのカレンダーとして】私が作りたいのは、有名なランドマークを並べただけのカレンダーではありません。ニューヨークで暮らし、街を歩き、約16年間カメラを向けてきたからこそ出会えた風景があります。季節の移ろい、その時代の街の記憶、そして高層ビルの向こうに昇る月。2027年版「永遠のニューヨーク」では、こうした3つの視点から12枚の写真を選びました。1. 季節が巡るニューヨーク春の花、夏の空、秋の光、そして冬の雪。季節とともに変わる街の表情を、写真に残しました。見慣れた風景にも、その季節、その瞬間にしか出会えない美しさがあります。2. 街に刻まれた時間と記憶大雪に包まれた街、懐かしさを感じさせる街角、そしてその時だからこそ撮影できた光景。ニューヨークは時とともに変わり続けますが、写真には、その場所で確かに存在した風景が残ります。3. 月とニューヨーク2011年から撮り続けている「月とニューヨーク」シリーズ。ビルの谷間に昇る満月や、月と地下鉄が一つの画角に収まる瞬間など、街の日常と宇宙の時間が交差する光景を追い続けています。本日は2月の作品になります。2月:Antique Snow Moon「月の女神が静かに降り立つのでは?」夜空に浮かぶ天空の城にSnow Moonが重なる瞬間をただ待ち続ける。オブジェクトに合わせて満月もアンティークに姿を変えてゆく。古い光が照らし出す銀色の対話、凛とした冬の夜気に浮かぶ”Snow Moon”。石柱が月明かりを纏うことでその美しさを深く際立たせ、見る者の心を遠い記憶の彼方へと誘う。張り詰めた寒さの中でこそ出会えたこの1枚は、この上なく優しく気高い光でした。On a clear winter night, I quietly waited for the Snow Moon to meet the castle-like silhouette reaching toward the sky.As the moon aligned with the architecture, both seemed to belong to another time. Bathed in soft moonlight, the stone columns revealed a timeless elegance, inviting the viewer into distant memories.This photograph was only possible on a cold winter night, and its gentle silver light remains one of the most graceful moments I have ever witnessed.皆さま、ニューヨークが好きな方へ記事のシェア、プロジェクト参加などしていただけると私の活動の励みになります。よろしくお願い致します。Triangle NY植山 慎太郎



