コラボ解禁/特撮/卓真10-FEET/ウエノコウジ/オールディック出演音楽フェス

11/15

現在の支援総額

72,100円

7%

目標金額は1,000,000円

支援者数

5人

募集終了まで残り

17日

コラボ解禁/特撮/卓真10-FEET/ウエノコウジ/オールディック出演音楽フェス

現在の支援総額

72,100円

7%達成

あと 17日

目標金額1,000,000円

支援者数5人

11/15

SANGOUで特撮のアイテムを作らせてもらえる事になった。なんてこった。20数年前の菊田参号青年に伝えてあげたい。

かく言う菊田参号は特撮の大ファンである。特撮CDはもちろん、大槻ケンヂ著書も結構大体読んでいるし持っている。

特に「グミチョコ」の「何かをしたい衝動があるだけで、何をすればいいのか分からない」という悶々とした感情」には当時十代であった僕は非常に強く心を打たれた。

「自分は周りの凡俗な奴らとは違う、特別な何かを持っているはずだ」という根拠のない全能感と、「だけど現実には何も生み出せていない」という強烈な劣等感の板挟みになっている主人公と自分がリンクして「そうそう!そうなんだよ!」と、十代で地元仙台のバンドマンだった菊田参号少年は毎日をもがいていた。

ただ、この感情が自分だけのものではないのか!と言う事がわかり救われたのと同時に、その後の「自分」との付き合い方の非常にわかりやすい指針となったように思う。自分が「すごくない事」にいちいち絶望しないで、できる事をできるだけやる。そして大事なのが「出来ない事はやらない」と諦める事が出来るようになった。

当時バンドマンだった僕はその数年後に仙台JUNK BOXというライブハウスにて、特撮ワンマンのオープニングアクトに出させて頂く機会を得るのだが(確かオムライザーツアー?)、田舎の若造であるし、引っ込み思案な僕は誰にも挨拶すら出来なかった事を良く覚えている。大槻ケンヂさんは恐れ多いし、NARASAKIさんは「DEEPERSだー!」となるし、三芝さんは雰囲気が重厚であるし。現在は、仲良く一緒に飲ませて頂いてるドラムのアリマツさんは、なんかとにかくおっかなかったし。見た目が。

▲実家にあった当時のポスター。店に持ち帰って貼ったのだ。


そんなこんなで、プロのステージに演者として接触する機会が増えて来た20代前半の菊田参号青年は、大好きな人達と会えば会うほどに「バンドマンは僕には「出来ない事」なんだ」という認識になり、地元仙台を離れ、東京に行き自分なりに「出来る事」であったデザインを学ぶべく「デザイナー」を目指す事になるのだった。

そして昨今。服の関わりでアリマツさんと知り合わせて頂き、京都のウチの店でPOP-UPやイベントをやって頂いたり、ブランドではコラボをやらせて頂いたり、させて頂いている。今回の出演もこの「コラボ特撮法被」もアリマツさんのご尽力により実現しました。アリマツさんいつもありがとうございます!!!

▲LIVING LEGEND. TOKYO × SANGOU / TENUGUI / 手ぬぐい【SANGOU】


、、、前置きが長くなったが、これが本題。特撮のアイテムをSANGOUが作るのならばなにが良いだろうか。SANGOUというブランドのテーマは「和」であるから、やはりそれに則した事がやりたいというのは最初から頭にあった。そしてこのイベントのテーマである「FASHION + MUSIC = CULTURE」も感じられるものにしたかった。

新作のダボシャツか?いやしかし。そんな事でウネウネと頭を悩ませながら、とにかく頭に浮かんだのが「特撮の屋号紋」を作ろう!という事だった。

屋号紋(やごうもん)とは、江戸時代以降に商人や職人、農家などが自らの「屋号(店の名前や家の通称)」をシンボルマークや家紋のように図案化したしるしのことだ。

記号や図形などいろいろ悩んだが、結局パッと見で分かるのが大事だな、と思い漢字の屋号紋にする事にした。最初にあらかたの枠組みをPCでデザインを組んでみる。方法良いね、とはなるが何か無機質で物足りない。そこで、その無機質な紋を手描きで描き直して、それを改めてPCに取り込んでデータ化する事にした。

やってみてズバリコレコレ!という納得の紋が出来上がった。この紋が出来上がってピンと来たのが「法被」。「これを背中にドンっと入れた法被を着たいなあ」と思い立ち、即デザインを起こしてアリマツさんにご提案させて頂いたのであった。

デザインをスタートする際にアリマツさんから「江戸角字とか良いよねえ」というヒントを頂いていたので、それならば!と「犬犬犬犬猫猫猫猫」を使わせて頂こうと決めて、これもデザインを組んだ。

その工程を経て出来上がったのがこの「特撮法被」である。SANGOUというブランドは職人の技術や伝統を重んじるブランドのため、今回の法被も高額にはなるが「本物」を作ろうと決めた。安物の形だけのグッズを作るのは嫌だったし、着たくなかった。僕が着たいものしか作らない、というポリシーのためこの金額となっている(しかし、本音を言えばこれでも価格はとても抑えているのだ!)。

生地は綿100の10番天竺、染めは反応性染料によって染める。仕立ても京都の職人による手作業で昔ながらの工法で仕上げられるトラディショナルな法被となる。

この特別なコラボによって生まれた「特撮法被」を是非あなたに着て頂きたい。SNSで「着る機会がないけど欲しい」という声を見かけたが、僕は普段から着るつもりだ。

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