プロジェクトの実行者について

熊本県水俣市と鹿児島県伊佐市の県境、標高580mの山の頂上で、自然の力を大切にしながらお茶づくりに取り組んでいる「あまたま農園」代表の天野礼です。
2020年に実家のお茶農家から独立し、夫婦2人だけでさまざまなこだわりのお茶づくりに向き合っています。
土や水、そこに息づく生きものとのつながりを尊重し、できるだけ自然に寄り添った栽培方法でお茶を育てています。
お茶を通して、自然栽培の魅力や、日々の暮らしの中で一杯のお茶を味わう豊かさを多くの方に届けたいと考えています。今回のプロジェクトを通じて、自然栽培のお茶と皆さまをつなぐきっかけをつくります。
🌿 農薬も肥料も使わない「完全な自然栽培」
私たちの栽培方法は、農薬はもちろん、肥料も一切使わず、すべてを自然のままに任せています。お茶の木のために私たちがする手入れといえば、草刈りと剪定くらいです。
🍵 「何も与えない」という引き算の哲学
山の中で暮らす中で、私たちは「毎日飲んでも飽きない紅茶を作りたい」と思うようになりました。
料理の世界に「引き算」という言葉がありますが、お茶づくりにおける引き算とは「何も与えないこと」だと考えています。
一般的な美味しいものづくりでは、肥料の種類や配合を調整して味を調えます。しかし、「肥料で味が変わるなら、まったく肥料をあげないことで、その地域の土質や品種が持つ本来の味がそのまま現れるのではないか」と考えました。
前オーナー様が40年以上有機JASで守り抜いてくださった大切な大地を引き継ぎ、すべての畑を自然栽培にしてから6年が経ちました。試行錯誤のなかで分かったのは、「地面にしっかりと保水力を持たせること」の大切さです。人間の体に血液があるように、植物にとっても水分こそが栄養を循環させる源だと実感しています。
🏭 安心・安全な専用工場での製造
工場の機械は、この茶畑のお茶専用として使っているため、残留農薬の心配も一切ありません。
製造方法についても無数のやり方を試行錯誤し、その中から一番良い方法を厳選して作り上げています。
萎凋(いちょう)方法
揉捻(じゅうねん)方法
発酵の温度・湿度管理
乾燥の仕方・焙煎温度
こうした一つひとつの細やかな工程によって、お茶の味わいは大きく変わります。たくさんの手間ひまを経て完成した紅茶は、すっきりとした後味の中に、ふわりと甘みが残る優しい味わいに仕上がっています。
このプロジェクトで実現したいこと
私たちが使っている工場や機械は、40年以上前のものを大切にメンテナンスしながら使っています。
通常、お茶の加工は複数の農家で「共同工場」をシェアするのが一般的です。そうすれば、機械の修理費や光熱費などの大きな負担をみんなで分担できるからです。
今年の春の出費を例に出すとこの様になります。すべての維持費や修理費が1軒だけにかかってきます。
機械の修理費:約40万円
工場の修繕費:約40万円
製造の重油代:約16万円
月の電気代:ピーク時で8万円以上
月のガス代:ピーク時で7万円以上など
自分で修理しながら限界まで大切に使ってきましたが、どうしても自力では直せない部分が増えてきます。
しかし、共同工場をシェアして使うと、負担は分散されます。
ですが、農薬を使う一般的なお茶農家さんと同じ機械を使うと、どれだけ念入りに掃除をしても、わずかな残留農薬が混ざってしまうリスクをゼロにはできません。
だからこそ私たちは、「100%自然栽培の茶葉だけを扱う専用工場」を守り続けています。

私たちは、自然栽培のお茶をより多くの方に知っていただき、日常のひとときに寄り添う選択肢として広めていきたいと考えています。
お茶を淹れて飲む時間は、忙しい毎日の中でホッとひと息つき、自分自身や大切な人と向き合える特別な時間です。自然の恵みだけで育ったお茶の優しさとその背景をお伝えし、一杯のお茶を楽しんでくださる方を増やしていくこと。それが、自然栽培を続ける生産者を支え、豊かな環境を未来へつないでいく力になると信じています。

これからも、もっと美味しいお茶をお届けできるように。そして、この大切な畑と工場を次の世代へ残していけるように。
皆様の温かいご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
プロジェクト立ち上げの背景
自然栽培のお茶には、豊かな畑の環境、つくり手のさまざまな工夫、そして自然と向き合う長い時間がギュッと詰まっています。
しかし、その素晴らしい栽培方法や奥深い魅力は、まだまだ世の中に十分に広がっていないというもどかしさがありました。
そこで生まれたのが、「まずは特別な知識がなくても、純粋に『美味しいお茶』を楽しむことから、自然栽培の世界を知ってもらいたい」という想いです。日々のティータイムのなかに自然栽培のお茶があることで、無理なくその価値に触れてもらえるきっかけを作りたいと考えました。

自然栽培のお茶を本当に安心してお届けするためには、農薬を使う一般的な茶葉と完全に分かれた「専用の加工環境」が欠かせません。どれほど念入りに掃除をしても、わずかな残留農薬の混入を防ぐためには、専用の工場と機械を守り続ける必要があるからです。
しかし、お茶の加工を共同で行う一般的な農家さんと違い、すべてを1軒で担う個人農家にとって、40年以上前の古い機械や工場の維持費・修理費は大きな負担となっています。自力で直しながら限界まで大切に使ってきましたが、自分たちの力だけでは修繕しきれない部分が増えてきました。

自然栽培という営みをこれからもずっと続けていくためには、つくり手の努力だけでなく、その価値に深く共感し、選び「応援してくださる存在」がどうしても必要です。
ただお茶を売る・買うという関係ではなく、「このお茶を飲むことが、自然環境や次の世代へのバトンタッチにつながっていく」そんな、お茶を通じた自然と人との温かいつながりを、応援してくださる皆さまと一緒に育てていきたいと思っています。
そんな強い願いと決意が、このプロジェクトのすべての出発点となっています。
これまでの活動と準備状況
完全自然栽培・無肥料栽培の追求
熊本県と鹿児島県の県境、標高580mの山頂付近にある茶畑にて、40年以上前から農薬や化学肥料を使わない栽培を愚直に続けてきました(有機JAS認証取得)。
「無肥料栽培」へのステップアップ
2020年からは有機肥料も一切使わない「完全自然栽培」へ移行。土壌の水分量や雑草との共生に着目し、茶の木本来の強さと自然の恵みを最大限に引き出すお茶づくりを実践しています。
「専用工場」による残留農薬リスクの排除
農薬を使う一般的な茶葉と混ざるリスクをゼロにするため、全国的にも非常に珍しい「自然栽培の茶葉専用加工工場」を所有・運営しています。
一営農家による手作業と内製化
栽培・摘採(お茶摘み)から、萎凋・揉捻・発酵・乾燥・焙煎などの加工工程、パッケージデザイン・ラベル貼り・機械のメンテまで、すべてのプロセスを自力で手がけてきました。
「マテリアルブレンドティー」の提案
人工香料や保存料を一切使わず、自然栽培の和紅茶(「天〜Ten〜」「空〜Kuu〜」など)と国産の果物やハーブ(りんご、カモミール、薔薇など)を合わせた無添加ブレンドティーを開発・展開し、幅広いファン層を獲得しています。
■ 現在の準備状況
1. 40年ものの機械・工場の自力修繕(限界への挑戦)
年々古くなる製茶機械(40年以上前)や工場の維持のため、自ら工具を握り機械修理・メンテを重ねて稼働を維持してきました。
しかし、春の繁忙期だけでも「機械修理約40万円」「工場修理約40万円」「重油代約16万円」「電気代月8万円超」という莫大な維持費が1軒だけにかかっており、個人で対応できるDIY修繕の限界を迎えています。
2. 次世代へ繋ぐためのプロジェクト準備
専用工場の本格修繕に向けた計画立案
自然栽培の安心・安全なお茶づくりを途絶えさせないため、自力では修繕不可能な大型部分・機械設備の改修計画を策定中。
発信とコミュニティ形成の準備
「おいしい一杯のお茶から自然栽培の魅力を知ってもらう」ための広報準備や、共感してくださる支援者・ファンの方々と繋がるためのクラウドファンディング公開準備を進めています。
リターンについて
◼️自然栽培の緑茶、和紅茶セット
☕️ 【和紅茶(焙煎和紅茶 Ten〜天〜 / 芳醇和紅茶 Kuu〜空〜 至高のアールグレイ)】
渋みがなく、ほんのり甘い優しい味わい
自然の力だけでゆっくり育つため、一般的な紅茶のような強い渋みや角がなく、口いっぱいにやさしいコクと自然な甘みが広がります。
香ばしさと奥深さを引き出す自社焙煎・独自製法
専用工場で丁寧に焙煎や発酵を行うことで、和紅茶ならではの芳醇で香ばしい香りを実現しています。
子どもから大人まで楽しめる安心感(ノンカフェイン・低刺激)
カフェインが非常に少なく体にやさしいため、小さなお子様や夜のティータイム、妊婦の方でも安心して召し上がっていただけます。
🍃 【緑茶(煎茶 /上煎茶)】
淹れる温度で表情が変わる「豊かなうまみ」
無肥料・自然栽培の茶葉は、低温(60℃程度)で淹れると驚くほどまろやかな甘みが引き立ち、熱湯で淹れるとキリッとした深みを楽しめます。
後味すっきり、苦味が残らない
肥料を与えすぎないことで余計な雑味が抜け、スーッと体に染み渡るような透明感のある後味が特長です。小さなお子様にも大人気のお茶です。
◼️ホームページへの「応援メッセージ掲載」
「自然栽培を支える仲間」としてお名前・想いの記録
プロジェクトを共に立ち上げた「オープニングメンバー(サポーター)」として、あまたま農園の公式サイトにお名前(ニックネーム可)と温かいメッセージが永久的に刻まれます。
つくり手と支援者をつなぐファンコミュニティの架け橋にもなってくれます。
スケジュール
12月上旬 クラウドファンディング終了
12月中旬リターン品発送開始
12月下旬HP掲載開始
最後に
自然栽培のお茶を広めることは、お茶のおいしさを届けるだけでなく、自然と向き合う生産のあり方や、未来に残したい環境について考えるきっかけをつくることだと思っています。
一杯のお茶から始まる小さな関心が、自然栽培を支える大きな力につながるかもしれません。この思いに共感してくださった皆さまと一緒に、自然栽培のお茶の魅力を広げていけたらうれしいです。温かいご支援と応援を、どうぞよろしくお願いいたします。




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