▼はじめにご挨拶
みなさま、はじめまして。わたしたちは、杉並区から始まった原水爆禁止運動を描いた『署名』を杉並区で初展示しようと、市民主体の実行委員会を立ち上げ準備しています。2018年12月現在、約30名の区民と11の市民団体で構成されています。
▼このプロジェクトについて
1954年、第五福竜丸の被爆と放射能汚染マグロに直面し、杉並の魚屋さんの呼びかけで始まった原水爆禁止の署名運動は全国に広がりました。その署名に参加した人々の決意と願いを丸木位里・俊は原爆の図第10部『署名』に描きました。この作品は日本をはじめ世界各地で巡回されましたが、これまで杉並区内では展示されたことがありませんでした。
第五福竜丸事件を描いた原爆の図第9部『焼津』と原爆の図第10部『署名』のオリジナル作品(屏風四曲一双 縦1.8m×横7.2m)、原水禁署名運動や杉並の平和活動に関する作品・資料などを、2019年3月4日~9日にセシオン杉並展示室で展示出来ることが決まりました。3月9日には、2017年のノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)国際運営委員の川崎哲さんによる講演会も計画しています。
▼これまでの活動
2018年5月に丸木位里・俊夫妻と原爆の図を知るために、埼玉の「原爆の図 丸木美術館」見学会を行いました。2018年12月には、本イベントに向けて、第五福竜丸展示館学芸員 市田真理さんと署名運動を始めた魚屋さんの息女竹内ひで子さんの講演会を行い、第五福竜丸事件や原水爆禁止署名運動に関する学びの場を作りました。
▼資金の使い道
※このクラウドファンディングに杉並区は関与しておりません。
▼リターンについて
丸木美術館のオリジナルグッズや実行委員会で制作する木版画をご用意いたしますしております。
▼最後に
杉並から日本全国、そして世界に広がった原水爆禁止運動は、今、核兵器禁止条約制定・ノーベル平和賞受賞として実を結んでいます。原爆の図第10部『署名』の展示とともに、当時の署名運動に立ち上がった市民に学ぶイベントをみなさまと一緒に作り、多くの自治体の平和都市宣言で目指されている「核兵器のなくなる日」が一日も早く実現するよう歩み始めませんか。
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