栃木県宇都宮市で「指物」を製作している工房、クロサキ工芸の黒﨑 啓弘です! このたびクラウドファンディングに挑戦して木工旋盤を購入し、今まではできなかった寄木による丸皿、コップなどの円形、円柱形の作品作りに挑戦したいと思います。

プロジェクト本文

こんにちは!クロサキ工芸代表の黒﨑 啓弘です。

クロサキ工芸は、先代が昭和12年(1937年)に東京都荒川区で始めた木工所から始まり、昭和20年3月9日「東京大空襲」で被災後、 栃木県に疎開し、昭和29年(1954年)からは栃木県宇都宮市にて主に「指物」を製作している工房です。

クロサキ工芸に所属する職人、黒﨑 啓弘・村上 正人・黒﨑 敏雄は、「栃木県伝統工芸士 指物」に認定されています。

先代より受け継いだ指物の技術・技法をもとに、伝統工芸士がひとつひとつ丁寧な手仕事で家具を製作をしています。

私どもは、日本の伝統的な和家具から、洋家具・建具等、さまざま なスタイルの製品を制作しています。 素材やアクセント、仕上げ等を 組み合わせ、お客様のライフスタイルや、ご要望に合わせたオリジナルの家具をご提案しております。

現在、多くの工房では外国産材が使われています。しかし、クロサキ工芸では、主に日本の木、つまり国産材にこだわった指物作りをしております。クロサキ工芸の所有する木材は主として栃木県産材広葉樹の大径木です。栃木県産材は木目が細かく高品質なのが特徴です。

このプロジェクトで実現したいこと

木工旋盤を購入する事で、今ある工房の機械では作る事の出来ない丸皿やコップ、譜面台の軸、円形のブローチなど、円形や円柱形の作品に挑戦することです。

木工旋盤とは、木材を固定して高速で回転させる機械です。




焼き物の成形に使うろくろに似た機械で、高速で回転させた木材にノミなどの刃物を当てることで、コップ、丸皿、円形の作品を削り出したり、スプーンのくぼみを削ることができます。

購入を考えている木工旋盤は「木工旋盤 LAGUNA REVO 1836」です。
https://www.off.co.jp/category/A04B05/T_3805.html

動力で動く為、力が強く、卓上旋盤に比べて切削範囲が広く取れます。
高速から低速まで回転数のコントロールが出来るという特徴があります。


プロジェクトをやろうと思った理由

当工房にある機械では、正方形や長方形、四角または多角形の作品を作る事は出来るのですが、木工旋盤が無いことから、お客様から円柱形や円形の木工作品のご依頼を戴いても、お断りするか、外注するしかありませんでした。

木工旋盤があれば、円形の刳りもの,お椀、お皿、お盆、カップ、アクセサリー、丸い椅子の座面、背もたれの支柱、円形の丸柱等、今までお断りしていたこれらの作品を受注することができます。

また、指物を制作する際には、沢山の端材が出ます。

現在では貴重になった国産材大径木や銘木を隅々まで無駄なく使うために、当工房では端材を使った独自の寄木細工、「木彩」により、家具・アクセサリー等の制作を行っております。

山桜・桜・楓・水目・栓・欅・松・杉・檜・木肌・栗・漆・樺等、様々な色の木を組み合わせることで、色彩豊かな木理を楽しむ事ができます。

この度、クラウドファンディングにより木工旋盤購入することで、今まで作る事の出来なかった「木彩」を使った新たな形状の作品を作りたいと考えました。

そして、今まで、木工旋盤なら1~2時間で仕上がる仕事が、時により2日がかりで手作業で加工して手作業で加工していました。

木工旋盤の業者の高齢化と、仕事の減少、新たな開発も無く既存の仕事のだけで受注が減少する中で廃業する業者が出て、自社のオリジナルの商品開発を進める中で今回購入を検討する事にしました。

これまでの活動

私共の工房では、木理(もくめ)の美しさを活かし、使いやすさ、機能性を追求し、
【親から子へと長く受け継いで使用できる家具】
をコンセプトとし、ひとつひとつ手づくりで家具の制作を行っております。

長い年月をかけて成長した木は、伐採される事により、1度目の生涯を終えます。伐採後は、時間をかけて天然乾燥をしています。機械による人工乾燥に比べ、天然乾燥は、木目に光沢が出ます。また、時間をかけて乾燥する事により、木の強度が出ます。 

工房では、天然乾燥した樹齢150年~300年の木を使用し、日本の伝統的な和家具・洋家具・建具等、さまざまなスタイルの製品を制作しています。


長い年月をかけて成長した木を、木象嵌・木彩・寄木等、伝統工芸士の確かな技術・技法で、「親から子へと長く受け継いで使用できる家具」へと生まれ変わらせ、お客様の元へとお届けいたします。

当工房では、家具づくりの他に、「木工教室」や「木を活かす活動」 など、木を通してたくさんの方々と繋がりが持てるような活動も行っ ています。

山の木の大切さ、里山の雑木林を守る事等、私どもは仕事を通し、木を活かす活動を『雑木』と言う名称で展開しています。

資金の使い道

今回クラウドファンディングでご協力をお願いする70万円の使い道は

●木工旋盤の本体 348,000円

●その付属品(回転センター、スクロールチャック、旋盤用カンナ等) 150,000円 

●リターンの木工作品材料費、制作費 83,000円

●クラウドファンディング手数料 119,000円

以上の様に充てさせていただきます。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

リターンについて

木彩の入った木工作品を中心にリターンとしてお送りいたします。

◎3000円コース   サンクスメール

◎5000円コース   サンクスメール、木彩入り箸置きペア

◎1万円コース    サンクスメール、木彩入りミニトレー

◎1万円コース    木彩入りスプーン作り体験

◎3万円コース    木彩入りスプーンペア

◎5万円コース    木彩入りスプーンとトレーの2セット

◎10万円        木彩正方形テーブル

●サイズ長さ620㎜奥行き620㎜高さ730㎜

●天板の材料:カバ、クリ、パドーク、トチ、セン、キハダ、夜光貝、黒檀

●脚の材料:ヤマザクラ

●天板は様々な木を組み合わせて紋様を作り出しています。さらに木彩の象嵌、夜光貝の象嵌、脚の部分にも杢彩の象嵌等オリジナルのスタイル。ひと時の寛ぎに如何でしょうか。

●天然杢

●仕上げはエゴマオイルを丹念に摺り込み、オイルと砥粉を練り合せ、木の表面を磨く事で杢目がサンダーで研磨した表面より杢目の導管が引き立って見えます。拭漆の仕上と同じ技法を使っています。

◎20万円   セパレートテーブル

●サイズ長さ1,500㎜奥行き700㎜高さ720㎜。

●天板の材料パドーク、ブラックウォールナット、栗

●脚の材料チャンチン:欅、銀杏

●こちらのセパレートテーブルは5種類の天然杢の木を組み合わせて、木の組み合わせはの接着は雇いザネと呼ばれる指物の手法で剥ぎ合せてあり、脚の丸い部分は木工旋盤が無いので手作業で手鉋でコツコツ削り出しています。

●少人数の時には小さな形で、多くの人が来た時にはテーブルの形を変えてテーブルを囲みその時に応じて対応が出来ます。

●テーブルの小口を鋭角にカットする事で、パドークの木の色が濃い色彩でもシャープに見えます。

●仕上の塗料、食品にも安心な木固めエースを丹念に摺り込み、木の持つ感触があります。

プロジェクトスケジュール

3月末 プロジェクト終了

4月中 木工旋盤購入

5月  リターン順次送付完了

最後に

木工旋盤が手に入った暁には、木工旋盤の加工に指物の技法を加味したものづくりをし、国産材を使った色々な形状の作品を、多くのお客様の元へ届けたいと考えています。

国産の木のぬくもりに沢山の方に触れて戴き、国産材の美しさや感触を味わい、それによって日本の森に対する愛着を持つ方が増え、日本の森が美しく保たれていくことを願っています。

  • 活動報告

    待望の色々な形が姿を現します、木工旋盤、チャレンジする日にちが残り3日となりました。

    2019/02/25 09:12

    いよいよ木工旋盤現実味となりました、いままでは箱型や四角楕円等、でしたがまるい形状のものにチャレンジが出来ます、皆様の御支援感謝いたします、今後とも宜しくお願い致します。

  • 活動報告

    今迄は四角が多いがこれからは丸いモノも出来る

    2019/02/24 12:39

     椅子の部材が四角なものが多い現状ですがこれからは丸い形状のモノも出来るようになります。 下の様な杉のウズクリ仕上げのトレーもマルイ形が作る事が出来ますし、まな板もマルイ形状が制作できます、 お陰様で、あと一息の処です、日にちが少なくなりました御支援宜しくお願い致します。

  • 活動報告

    クラウドファンテイングの申し込みが出来ないと、現金で戴きました、

    2019/02/22 10:31

     クラウドファンテイングで木工旋盤にチャレンジをしていることは今年の初めから分かっていたけれど、携帯やパソコンでの申し込みが出来ないのでと、直接昨日支援金を戴きました。 お陰様にて沢山の皆様にご支援いただきまして感謝申し上げます。残りの日にちが少なくなりました。御支援をお願い致します。

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