▼はじめにご挨拶

皆さん、はじめまして!

次世代型マルチリンガル音楽家、板東靜(ばんどうしづか)です!


BANDO SHIZUKA official website


板東 靜 (ばんどう しづか)

1986年生まれ 大阪府出身。京都市立芸術大学音楽学部卒業。Jazz、Classic、Pop’s、世界の民謡、即興演奏etc. 様々なジャンル、音文化を取り入れ、西洋と東洋などの世界色にも囚われないオリジナル楽曲を制作、演奏する次世代型マルチリンガル音楽家。

古今東西、世界各地を旅し、身近な人の生活音から街や工場地帯の社会音、また草花から生き物、山や海、風など大自然の音まで地球上の様々な音を収集。
また、 歴史ある地域に赴き、数千年前の古代から現代へと引き継がれて来たインドのビハール州最古の芸術の神の祠(ほこら)の鐘の音なども収録。

収集した1000を超える音素材を使って、独自の空間表現、総合芸術を模索し、常に自由で新しい音楽を生み出す事をテーマに活動している。
自らも生楽器を演奏するのは勿論、シンセサイザーによる数百種類の音色を操り、古代から現代、未来へと時空を織り交ぜた、五感の全てに作用する音楽とアートパフォーマンスを目指している。



私はライフワークとして《音集めの旅》という活動をしています。その一環で、この春、スペイン、バスクを旅します!今回の旅を実施するにあたり、プロジェクトについて多くの方に知ってもらい、応援して頂きたいと思い、この度クラウドファンディングに挑戦することにしました!


【プロジェクト概要】

・ 《音集めの旅》とは? ー 旅の始まりは「自然界のオーケストラ」

・ 今回の旅の5つの目的  ー 作品としての音の収集
                                              「ゲルニカの木」に会うこと
                                               ピカソの絵『ゲルニカ』を生で見ること 
                                               旅先で絵を描くこと
                  大航海時代の史跡をたどること

・ バスクへの興味  ー 'モーリス・ラヴェル'が示す「見えないルーツ探し」
             世界一むずかしい言語「バスク語」は日本語と似ている!?
             世界をつなぐ「奇跡の木」

 ・ これまでの作品や旅の様子のご紹介

・ 支援金の使い道

・ リターンについて

・ 旅のスケジュール

・ まとめ


 このような構成で、《音集めの旅〜バスク・スペイン編〜》のプロジェクトについて紹介しています。以下に、それぞれについて詳しく書いていきます!

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▼《音集めの旅》とは?

 まずは、「音集めの旅」とは、一体何なのかを書きます。旅が始まるきっかけは、一冊の本との出会いでした。象たちの知られざる神秘的な生態や歴史について、生物学者である著者がエッセイ形式で書いている、私のお気に入りの本です。



「エレファントム 象はなぜ遠い記憶を語るのか」/ ライアル・ワトソン


(本文より抜粋)

 バーニー・クラウスは著書『野生の聖域へ  into a wild sanctuary』の中で、音の棲み分けという考えを持ち出している。それぞれの種は、音響的"なわばり"を持っている。つまり、意思をうまく伝達するために、他の種に使われていない周波数を自分のものにしている…

(略)…生態が安定したところでは、生物音が切れ目なく全体を満たしている。あらゆる周波数のスペースがきちんと埋められているので、音が一つの完全な状態を保っているのだ。それぞれの地域で、生物たちは互いに穴埋めをするように音を出している。そして、象がいなくなった今、象の占めていた場所には音の穴があいている。

これは重要な発想だと思う。自然を全体として捉え、その鼓動を聴くことの大切さを教えてくれる。…(略)…オルフェウスは竪琴で世界に生気を与え、ダビデも竪琴でサウルを悪霊から解放する。トラピスト会の修道士は聖歌によって、真実へと飛び立つための軽やかな魂の状態を作り出す。そして象は、超低周波音で大地を覆っている。それは私たちの耳には聞こえないが、感じることはできる、繊細なリズムと高度な形式を備えたすばらしい音楽だ。でも私たちがやっと発見したときには、この音はすでに失われ始めていた。…


 私は、この本を読んで「音の縄張り」について知ったとき、それはそれは、大変な感銘を受けました。自然界は、その地域ごと、生き物たちが奏でる音で隙間なく埋められ、他者を邪魔することなく、しかし同時に、他の者たちと一体となって、まるでひとつのオーケストラを奏でるように暮らしている。そして、誰かが絶滅すれば、そこに「音の穴」があく。
 この出会いをきっかけに、私のライフワークの種となるアイデアが降ってきたのです。

「音を集める旅に出よう!それを創作活動にしよう!」

 身近な生活の場から、世界のさまざまな国や環境、はるか昔から伝わるお祭りの音…いつかは深海や、宇宙、地中、生物の体内の音までもを収録し、「自然界のオーケストラ」のあり方をお手本に、音楽を組み立ててみたい。
 絵描きさんが絵の具を揃えるように、音の素材で世界を描くことができたなら、もしかしたら、もう地球から失われてしまった風景に出会えるだろうか?あるいは、思いえがく夢の世界や、語り継いでゆきたい物語を、奏でることができるだろうか?そんな想いに突き動かされ、私は《音集めの旅》を始めました。



▼このプロジェクトで実現したいこと


⒈ 作品の素材としての音の採集

 今回の旅では、主に次の3箇所で、フィールドレコーディングを行います。

⇨ 首都マドリッド
⇨ バスク地方 (ゲルニカ、ビルバオ、サンセバスチャン)
⇨ アンダルシア地方(セビーリャ、コルドバ、カディス) 

 上記のエリアを旅して出会った音文化、音風景を収録し、自身の作品やパフォーマンスの際の素材として使用、また世界の音の記録資料として今後研究、活用していく予定です。


⒉ 「ゲルニカの木」に会うこと 

 2つ目の目的は、ある一本のオークの木に会うことです。'ゲルニカの木'とは、スペイン内戦中の1937年4月26日に、爆撃の中、たった一本だけ生き残った記念樹です。バスク地方の多くの自治体の紋章に描かれ、バスクの人々にとって大切な象徴となっています。現在はバスク議事堂の傍に、4代目の姿を見ることができます。今回の旅では、4月26日(ゲルニカの日)にこの場所を訪れ、この木と出会い、祈りを捧げ、音の採集や取材を行います。


⒊ ピカソの絵『ゲルニカ』を生でみること

 世界的画家、パブロ・ピカソはスペイン生まれ。彼の代表作の一つが『ゲルニカ』です。スペイン内戦で無差別攻撃を受けた、ゲルニカの街のことを知ったピカソは、1937年にこの作品を描きました。
 現在この絵は、ゲルニカの街のそこかしこの壁に、そして首都マドリッドの「ソフィア王妃芸術センター」に展示されています。この作品を自分の目でじかに、見て感じて、体験しに行きたいです。

 このことは、私のライフワークの一環として、大切な活動なのですが、詳しくは、上記のゲルニカの木を知るに至った経緯と合わせて後述します。


⒋ 旅先で絵を描くこと

 私は、旅の印象を絵として発表する活動もしています。旅先で、その土地や気候のエネルギーをキャッチし、紙の上にイメージを走らせます。日本に持ち帰った作品は、コンサート会場での展示したり、グッズや作品のデザインなどへ使用しています。今回も、旅の中で感じた体験を、その土地の新鮮な印象のままに、旅先で作品にしたいです!


5. 今の世界地図の土台へ大きな影響を与えた'大航海時代'の史跡をたどること


コロンブスのアメリカ到達 (1492年)


 最後の目的は、歴史的な探求です。今現在、私たちが暮らす地球の国境線や人種の分布を形作った経緯は、スペイン・ポルトガルによる大航海時代に始まった、ヨーロッパの世界進出、植民地支配なしに語ることはできません。地球規模の人種の大移動、そしてそれに伴い、それ以前の世界では考えられないほどの、文化、宗教、政治、生活様式において、大きな変化が生じ、新たな可能性が花開いて発展しました。一方、そのために、おびただしい血が流され、未だに癒えない悲しい歴史が刻まれました。スペインの国旗の赤色と黄色は、それぞれ〈血〉〈金〉を象徴しているそうです。今回の旅で、今日の世界地図の土台を築いた「大航海時代」ゆかりの場所であるスペイン南部のアンダルシア地方を訪れ、スペインの旗が語るものを、感じ、学び、受け取りたい。それが、これからの地球の民として、また芸術家として、世界を歩んでいくために大切な経験になる気がしています。


スペイン国旗〈血と金の旗〉


 スペイン南部、アンダルシア地方では、主に3箇所を訪ねます。

⇨ コロンブスのお墓もある、大航海時時代に栄えた都市 "セビーリャ"
⇨ 中世のイスラム文化が色濃く残る古都、"コルドバ"
⇨ 大西洋に面したヨーロッパ最古の街 "カディス"


 これらのエリアでも音の採集をします。また、大航海時代を軌跡を辿る散策および取材を行います。以上に紹介した5つが、今回の《音集めの旅》の目的となります。

 さて、ここからは「なぜ、バスクに行くのか?」について、ご紹介します!


バスクへの興味のはじまり

・見えないルーツをたどる

 今回の旅の目的地は、スペインとフランスにまたがる「バスク地方」です。独自の文化、言語形態をもつバスク人が、古くから暮らしており、その魅力的なアートと美食の文化は世界的に知られています。私がバスク地方に興味を持った経緯は、ある作曲家のルーツからでした。
 私の母方の祖母は着物職人です。子供の頃から、文化や生活の知恵など多くのことを授けてくれました。その中で「家の歴史は父方が残していくことが多いけれど、目に見える形には残っていない'母方のルーツ'を辿っていくと、面白いことが分かるよ。」と、教えてくれたことがあります。「隠された、見えないが確かにある'もう片方'を探し出す」というキーワードに惹かれました。
 その祖母の言葉から、かねてから好きな作曲家のひとり、モーリス・ラヴェルの存在が気になり始めました。ラヴェルはフランスを代表する音楽家として有名ですが、彼の母親がバスク人であったことをふと思い出し、「もしかするとラヴェルの音楽は、バスクのごはんを食べ、バスク語の子守唄をきいて、育まれたのかもしれない…」という憶測が、頭をよぎったのです。これをきっかけに、バスクに興味を持ち始め、学びを進めていくほどに、驚くべき興味深い発見が、次々に飛び出してきたのです。



モーリス・ラヴェル (1875-1937)


取り寄せたラヴェルの楽譜と筆者
この頃は自身のコンサートで、演奏する機会が多い。



・世界一むずかしい言語!?日本との親和性

 バスク語は、現存するどの言語とも関連性の見つからない〈謎の孤立した言語〉だと言われています。

【バスク語に関して言われていること】

→世界一習得が難しい言語

→現存する、他のどの言語とも関連性の認められない謎の孤立した言語

→その難解さから、中世では「バスク語の勉強」が刑罰だった

→悪魔ですら覚えられず、自殺したという逸話がある

 バスク語って、なんとも不思議がいっぱいで謎に包まれた(そしてとても難しそうな!)言葉のようですね。しかし調べていく中で、発音の90%以上が日本語と同じで、語順が日本語とほぼ一致しているという、大変興味深い事実を知りました。
 さらに、数百をゆうに超える、'アイヌ語'と'バスク語'の言葉が、発音と意味の双方において、かなり似通っていることが分かってきました。





 バスク語と日本語の間に、このような類似性、親和性が次々と発覚する中で、バスクについてアプローチすることは、ただ単に、遠い異国の文化や歴史への理解を深めるだけではなく、日本について、私たち自身のルーツについて光を当てるプロセスになるかもしれない、と感じました。
 昨年12月は、幸運にもバスク人からバスク語を学ぶ機会を得て、バスク語であいさつ、バスク語のアルファベット読み書き、自己紹介、数字、お店で使う旅行会話などを習得することができました。バスク人の先生は、日本人が初めてバスク語を覚えて話しても「まるでネイティブのように綺麗な発音ができる」とおっしゃっていました。
 まさしく「見えないルーツを辿る」とでも言うべき、バスクと日本の不思議な縁を感じずにはいられません。今回の旅で、さらなる発見できることを期待しています。


・ゲルニカの木との出会い

 スペイン内乱中の1927年で、ドイツ軍により実施された「ゲルニカ空爆」は、本格的な焼夷弾を使用した'史上初の無差別爆撃'でした。この戦火の中、奇跡的に生き残った、たった一本のオークの木が『ゲルニカの木』です。バスク自治州の象徴として大切に保存され、現在はバスク議事堂の傍に4代目が植わっています。ゲルニカ記念日の4月26日に、この場所に赴き、どうしてもこの木に会い行きたいのです。私にとって「ゲルニカの木」は、不思議な巡り合いでした。


バスク議事堂にあるゲルニカの木(4代目)



 「奇跡の木」との出会いの物語は、日本から始まります…。2011年3月11日、日本を襲った東日本大震災。甚大な津波の被害が出た、岩手県陸前高田市で、一本だけ流されなかった松の木「奇跡の一本松」があります。


奇跡の一本松


 ヴァイオリン製作者であり、ストラディバリウスなどの名器の修理調整、鑑定を手がける第一人者の中澤宗幸さんは、東北の津波で流された流木、瓦礫からヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、二胡などの「TSUNAMI楽器」を製作されました。これらの楽器の内部の、「魂柱(こんちゅう)」と呼ばれるパーツには、陸前高田市の「奇跡の一本松」が使用されています。追悼の想いと復興への願いを楽器の音色にのせて、"私たちの記憶"として世界へ奏で継いで行く活動である『TSUNAMI VIOLIN』のプロジェクトを、私はしばらく担当していました。

 

TSUNAMI VIOLIN 千の音色で繋ぐ絆プロジェクト

TSUNAMI楽器


 その後、2016年の秋、ニューヨークの「グラウンド・ゼロ」に赴いた際に、驚くべき出会いがありました。9.11同時多発テロの災禍の中、たった一本だけ生き延びた木が「奇跡の木」として保存され、記念樹になっていたのです。日本の「奇跡の一本松」の兄弟分のような存在の姿に、私は胸が震えました。

(当時の旅日記→NYだより『奇跡の木』)


The survivor tree「奇跡の木」
グラウンド・ゼロ (NY)


祈りを捧げる筆者
ワールドトレードセンター跡 (2016年)


 これらの木に出会えたこと、そして、 災害や事故、戦争などの中でひとつだけ生き残った植物のお役目に、とても感銘を受けました。
 「彼らはどんな’記憶’を秘め、一体、何を伝えたいのだろう?もしかすると、この他にも自然災害や人災を経験しながらも、唯一のサバイバーとなった記念樹の存在が、世界にはあるかもしれない!木は何千年も生きられるのだから、調べると何か分かるかも…!」そんな考えが浮かびました。植物の記憶をたどる活動が、私の芸術活動とリンクした瞬間です。
 このような出会いを経て、数年がたった頃、私はバスクのリサーチのために、ある中古本を取り寄せました。何も知らずに届いた本の表紙をめくった瞬間、再び、巡り会いの歯車が回り始めました。表紙の裏にはバスクの地図が載っていて、私の目に「ゲルニカの木」が飛び込んできたのです。


『バスク語入門』の本を開いたところ


 胸騒ぎがして、すぐに「ゲルニカの木」を調べたところ、先述した通り、この木も歴史的な事件を経験しながら、その場所でたった一本だけ生き残った木だったのです。奇跡の一本松…9.11の奇跡の木…ゲルニカの木…、意図せずとも、何やら不思議な巡り合わせに導かれているような気がして、これは何としても、「バスクのゲルニカの木に会いに行こう!」と決めました。こうして私は、同じような運命を背負った植物を探してつなげたり、その植物の記憶を辿ること、それを音楽やアートとして世界へ発信していくことを、ライフワークに掲げるようになったのです。

 今回の《音集めの旅》では、ゲルニカ空襲の日の4月26日に、この場所を訪れ、ゲルニカの木に会いに行きます。この場所で感じられること、ゲルニカの歴史やこの地の人々の暮らしを知ること、その旅の体験を音楽やアートとして発信していきたいです。また、ゲルニカの木の家族、兄弟ともいえる、世界に点在する「災害や戦争などの中、一本だけ生き残った植物」をつなげ、植物の記憶を分かち合い伝えていく活動をしていきます。このミッションを是非たくさんの人に知ってもらいたいと思っています。応援よろしくお願いします。


▼これまでの活動

 これまでの《音集めの旅》は、東京、ニューヨーク、インドで採集した音で創作した、音風景の作品発表を行いました。


♪ 音の素材の例 

 → 東京の踏切の音

 →インドの牛の声


♪ 音の素材を使って制作した作品例

 また、自作リリース、楽曲提供した作品の中で【春分、夏至、秋分、冬至】になった瞬間の外気の音を収録し、その音を使って作曲した音楽を発表してきました。


『きょうの図形楽譜-scene1-』
2017年春分になった瞬間の即興演奏を収録


『冬眠に向かうカラダの音』
2017年の秋分点の外気の音で作曲した楽曲を収録


『冬眠に向かうカラダの音』
付録の’音のMAP’


『きょうの図形楽譜-scene2-』
満月の夜に海辺で演奏した即興演奏を収録

『STRAIGHT WAY ON A SPIRAL』
2018年の夏至点、秋分点の街の音景色を収録


♪ 音集めの旅の様子


セントラルパーク内のトンネルにて
足音のこだまをレコーディングする筆者 / New York

ヒマラヤ山脈、標高4500mのセラ峠にて撮影、音の収録

ヒマラヤに暮らす子供達の歌声や暮らしの音を集め
メロディーを抽出してオルゴールを制作


数千年の歴史を誇る、ビハール州(インド)最古の
芸術の神様に正式参拝し、音楽を奉納する筆者


上記の最古の'ほこら'の鐘の音や周辺の音景色を収録
その写真と旅の風景をモチーフに制作した「図形楽譜」



♪ 旅先で描いた絵画作品


「満月の夜に手に絵の具を塗りたくって描いた絵」
2017年 仏教の聖地インド、ブッダガヤにて


「新月の絵 "Happy Birth"」
2017年インド、デリーにて


 上の2つの絵画作品は、コンサートホールでの展示や、ステージパフォーマンスの演出に使用しました。



▼資金の使い道

 皆様から応援頂いた支援金は《音集めの旅》の活動資金として、大切に活用させて頂きます!


・渡航費 (成田空港〜アブダビ〜マドリッド)

・ スペイン国内の移動のための鉄道、バス交通費

・ 宿泊費

・旅行中の食費、生活費

・バスク人の通訳、及び、バスク在住の日本人ガイド費用

・博物館、美術館、芸術鑑賞など文化活動、イベント参加費

・現地でのレコーディング、動画記録環境の準備資金

・音声、映像のデータ整理、編集作業費用

・画材 (荷物の状況により、現地へ先に送っておく/書き終えた絵を日本へ配送して旅を続ける手配が合わせて必要となる)

・旅先で描いて持ち帰った絵の額装代

・バスク語を習得するための講座参加費

・研究資料としてバスク・スペインで出会った楽器、作品、書物etc.の購入資金

・クラウドファンディングCAMPFIRE様への手数料



▼リターンについて

 ご支援頂いた皆さまと、旅を分かち合えるような、たくさんの楽しいリターンをご用意致しました!


「心を込めてありがとうメール」

「旅の音風景をおすそわけ」

「旅先からお手紙」

「オンラインライブ視聴」

「楽曲解説付、限定オムニバスアルバム(データ形式)」

「音集めの旅〜国内編〜に同行!」

「支援者限定、旅の報告会にご招待 (お連れ様1名様まで)」

「ミニフォトブック&ヴォイスメッセージ」

「本格フォトブック&ヴァオイスメッセージ&オンラインライブ視聴」

「マンツーマン個人レッスン90分」

「お名前クレジット(ムービー)&ミニフォトブック&オンラインライブ視聴」

「お名前クレジット(音源作品/ ホームページ)&発売前の作品データを先行公開&ミニフォトブック&オンラインライブ視聴」

「あなたの特別な日を音楽にします」

「音楽様へおそなえ」


詳しくは、リターンページに説明を記載しております!


▼実施スケジュール



次世代型マルチリンガル音楽家 板東靜、音集めの旅〈バスク・スペイン編〉17泊18日

[4月]バスク地方

22日(月) 成田空港より日本発

23日(火) スペイン マドリッド到着 

25日(木) バスク入り ビルバオへ到着

26日(金) 〜ゲルニカ記念日〜 ゲルニカの木に会いに行く

28日(日) サンセバスチャンへ 

30日(火) マドリッドへ移動


[5月]南スペインアンダルシア地方へ

2日(木) トレドへ移動

3日(金) マドリッド経由でアンダルシ方面、セビーリャへ

4日(土) 日帰りでカディスを訪ねる

6日 (月) 日帰りでコルドバを訪ねる

7日(火) セビーリャからマドリッドへ戻る

8日(水) マドリッド空港より日本へ

9日(木) 帰国    



▼最後に

 ここまでお読み頂き、ありがとうございます!少し前、昔の日記を見返したら、「ピカソとトマトが好っきゃ!…という理由でスペインに行きたい!」と書いてあったのを見つけました。今回の'音集めの旅'を実施する、2019年の4月の、ちょうど10年前にあたる日付でした。当時は、本当にスペインに行くかどうかなんて深く考えず、思いつきで書き残した1行だったように思います。そんな日記の存在すら忘れていた10年後に、こんなにクリアな確信と目的ともって、旅を実現しようとしているなんて、自分でも驚いています。
 また、「バスク」について興味を持ち始めた当初は、「ゲルニカの木」の存在も、「日本の言葉やルーツと神秘的な共通点がたくさんあること」も、全く知りませんでした。しかし、どういうわけか、行ったことがないはずの場所に、懐かしさや、強烈に心惹かれるものを感じ、まるで自分の中に、「ガイド」のような存在が住んでいるかのようでした。その'ガイド'に導かれるまま、手探りで進んでくると、「ああ、この道しか考えられなかった。これが私がやるべき仕事なのだ。」と確信できるご縁や芸術に次々と出会うことができたのです。それは、今も日々更新されています。
 このプロジェクトは、自分自身はもちろん、私の人生に関わってくださった様々なご縁を総動員するつもりで、旅に臨みます。プロジェクトの実現や、音風景を共につくりあげる仲間に一人でも多く出会えると嬉しいです。音集めの旅のご縁が広がりますように、このミッションをすくすくと育んでいけますように、どうか応援をよろしくお願い致します!
 最後になりましたが、ここまでの板東靜を支えてくださった皆様に心からの感謝を申し上げます。本当にありがとう!!元気に旅から帰ってきて、宇宙や地球や、皆の魂が喜びに共鳴する音を、これからたくさん鳴らしていくので、楽しみにしていてください。今の時代に生まれた音楽家としての務めを果たし、めいっぱい地球で遊べますように、精進して参ります!



                                板東   靜


 ※ 本プロジェクトは〈All-in方式〉で実施します。
 目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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