▼初めまして、good hostels kyotoです。

初めまして。good hosels kyotoのスズキです。
good hostels kyotoは、2018年1月、京都にある小規模ホステル・ゲストハウスのオーナーが集まり結成されました。現在は10施設が参加しています。

そして今年、ホステルの魅力やローカルな京都の情報、混雑を避けた上手な京都の楽しみ方などを発信するためのポータルサイト、その名も"good hostels kyoto"を立ち上げました。

今回は、このウェブサイトのコンテンツを充実させていくためにクラウドファウンディングに挑戦します!



▼ウェブサイトでどのようなコンテンツを発信していくか。

現在、主なコンテンツとしてホステル紹介、それぞれのオーナーによる日替わりブログ、そしてイベントニュースの更新をしています。

さらに今後、市内のお店で使えるクーポンや、京都観光を上手に楽しむためのコンテンツ作り、また市内の小規模事業主にスポットを当てた記事の連載、英語版サイトを製作します。

通常、旅行に行く際には“旅先の情報”、“宿の予約”、“現地で使えるお得な情報”などを、ネットや雑誌、観光案内所など、それぞれ別々の媒体から手に入れると思います。

だけど、それだと情報があちこちに分散していて、整理するのが面倒だし、見つけるのも一苦労。

good hostels kyotoのウェブサイトでは、季節のイベントや市内で利用できるクーポン(予定)、そして良質で個性的なホステルだけが掲載されているので、必要な情報を一つのプラットフォームで調べることができます!


英語版サイトでは、舞妓さんを見かけた際の心得や、レンタサイクルや銭湯利用時の注意事項、災害時の避難マップ・情報発信など、外国人旅行者が京都を安心して旅行するための「マナーガイド」のようなサイトにしていきたいと思っています。

また、京都を上手に楽しむコンテンツとして、混雑した観光ルートを避けて楽しむための「地下鉄沿線穴場スポット(仮)」など、京都に訪れる方と、そこに住む住民の双方にメリットとなることを心がけた情報を企画し、発信していきます。

そしてこの取り組みは、次の活動につながります。

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▼宿ベースで考える、地域団体としての貢献活動。

good hostels kyotoでは、地域が抱える課題の解決にも取り組んでいきます。

京都市は今、いわゆる“オーバーツーリズム”という問題に直面しています。

例えば、京都の主な移動手段として“バス”が挙げられます。
市内をくまなく走る路線バスを使えば、京都中に散らばる観光名所を巡ることができます。

しかし一方で、住民の“足”とも言えるバスを、大きなキャリーケースを持った多くの観光客が利用することで、住民が何本もバスも見送るほどの利用率となり、通勤通学などの市民生活にさえ影響を及ぼしています。

そこでgood hostels kyotoでは、地下鉄の利用を促し、バス渋滞の緩和へつなげようという働きかけの一環として、特に混雑する桜シーズンをターゲットとし、「地下鉄でめぐる桜」マップを作成しました。


乱立する大型ホテル、投資型宿泊施設の中で存続していくための挑戦。

僕はもともとホステル・ゲストハウスが好きで、3年前に自らの宿を立ち上げました。
そして勉強のため、市内にあるいくつかのホステル・ゲストハウスにお邪魔したのですが、新参者の僕に嫌な顔一つせず、様々な情報やアドバイスを下さいました。

きっとそのオーナーさんたちは、そこに泊まったゲストたちにも同じようにホスピタリティを持って接客をしているんだと思います。

小規模のホステル・ゲストハウスの最大の魅力
そんな「温かさ」にあると思います。


しかし、つい1、2年前まで「宿不足」と叫ばれていた京都は、昨今のインバウンド需要の高まりの中で大型ホテルや、無人の宿泊施設がものすごい勢いで増え、あっという間に飽和状態に陥りました。

需要があれば供給が増える。
これは自由競争なので仕方ありません。


だけど

「名前を覚えてくれてるオーナーさんは初めてでした。とても嬉しかったです。」

「ここを守ってくださいね、ここだけは変わらないでいてくださいね。」

「また帰ってきます。」

この様なレビューをもらえる宿が供給過多によってもたらされた大型宿泊施設との体力勝負で消えていってしまうのだとしたらそれはとても残念です。

「小規模」という理由で負けたくない。

そこで、小さなホステル・ゲストハウスが存続していくための一つの方法として協力しあい、発信し、選ばれる宿になっていくためにgood hostels kyotoを結成しました。



ここから少し、good hostels kyoto加盟ホステルの紹介を絡めてお話しさせていただきます。


▼そして、ホステル・ゲストハウスをもっとたくさんの人に利用して欲しい!

皆さんは“ホステル”・“ゲストハウス”を利用したことはありますか?

狭そうだったり、清潔感なさそうだったり、相部屋とか怖い、、、

などなど、、様々な不安要素がイメージを増幅させ、とりあえず“ホテル”や“旅館”を利用される人が多いと思います。

上の写真はいかがでしょうか?

錦市場近くにある「HOSTEL Ebi」は、“ホステルワールド”という予約サイトで、ゲストからの評価で「9.9点」をマークしています。立地もさることながら、ホスピタリティ、クリンリネス、セキュリティなど、全ての面でオーナーが気を配っている証拠の表れです。


▼ホステルの大きな魅力の一つは、その距離感。

ホステルは安価で清潔かもしれないけど
賑やかすぎたり、居合わせた人と喋ったりしないといけない。

そんなイメージを抱いてる人もいるかもしれません。


例えば五条の“錺屋”。縁側のついた個室もあり、プライベートを大事にするゲストにも絶妙な距離感で対応してくれます。

“ゲストハウス京都コンパス”は、玄関をまたぐとすぐにリビングがあり、ママさんパパさんが優しく迎え入れて来れます。

また、西陣にある京町家を改装した“ゲストハウス木音”は、沖縄に惚れ込んだ店主が“ゆんたく”を再現。一緒にこたつに入っておしゃべりしたり、たこ焼きパーテイーを楽しんだり。同じ宿に偶然一緒に泊まった方達と楽しい時間を過ごすことができます。

時には一緒に楽しんだり、疲れているようであれば距離を置いたり、何か求めているようであればこちらから声をかけることも。

私たちは、そんな距離感も大切に考えています。





▼個性あふれるホステル。

good hosetels kyoto副代表でもある“IMAYA Hostel Kyoto”のオーナー今井さんは、イタリア・ナポリのコーヒーの味に惚れ込み、その味を再現し皆さんに味わっていただきたい思いで、宿の一階をカフェスペースにしてコーヒーを提供。その味わい深さに、口に入れた瞬間に「美味しい!」と声が出てしまう程の評判です。(僕も実際に声出ました。)

また、今年3月に誕生したJR梅小路京都西駅から徒歩5分のところにある“ひばりホステル”「体にやさしい京町家宿」をコンセプトに、京都で唯一、バリアフリーに対応した客室と浴室、トイレがあります。


▼古民家の特色を色濃く残した老舗ホステルと、その姉妹店。

“和楽庵”は13年前、京都で“ホステル”という宿泊施設が出来始めた頃にオープンした老舗です。ここで働いてホステルの楽しさを知り独立した人も多く、また直接学んだわけではなくても、僕のようにその影響を受け、この業界に飛び込んだ人も多いと思います。元々旅館だった建物をDIYで改装した雰囲気はタイムスリップしたかの様です。

そして西陣の“お宿 梅夜”も和楽庵で学び、独立したホステルです。こちらも元は西陣織の工房だった“離れ”と、“火袋”や“中庭”といった、京町家の特色を色濃く残しています。



このように、good hostels kyotoに参加している宿はどこも<清潔><個性的>、そして<ホスピタリティ>溢れるホステルしかありません。

「京都で泊まるならgood hostels kyotoから選べば間違いない。」

そんな存在になっていけたらと思っています。


▼最後に

ホステル・ゲストハウスの日本国内における認知度はまだまだ低いです。また、相部屋だったり、あまりにも安い宿に対する不信感も拭えないのが事実だと思います。しかし、ホステル文化の正しい認知が広まり、また質の高いホステルを利用していただければ、もっともっと多くの人にホステル・ゲストハウスを利用していただき、楽しんでもらえると確信しています。good hostels kyotoの活動が、ホステルに対する認知や理解を広め、京都に限らず、日本中でよりたくさんの方に旅行の際にホステルを選んでもらえるようになれば嬉しく思います。



▼good hostels kyoto参加施設一覧

スズキゲストハウス
いま屋 ホステル
お宿 梅夜
ゲストハウス木音
ホステル エビ
フェアフィールドハウス
ゲストハウス京都コンパス
ひばりホステル
錺屋
和楽庵


▼取り上げられたメディア

・テレビ東京に取り上げていただきました!
・京都新聞に取り上げていただきました!


▼受賞歴

・いま屋ホステル
予約サイト“Relux”にて、2018年”朝食が人気のホテルランキング”で、第二位に選ばれました!コチラ!

・ゲストハウス京都コンパス
世界最大の口コミ評価サイト“TrustYou”にて、“外国人に選ばれる!クチコミ高評価の日本の宿 2016-2018”で第二位に選ばれました!コチラ!


▼資金の使い道

ウェブサイトの初期費用への充当と、コンテンツ拡充費及び運営費に利用します。
すでに日本語版ウェブサイトをローンチしていますが、その制作費として30万が発生しています。
そして追加コンテンツの作成や英語版サイトの作成に充てる費用として、計50万円を目標とさせていただきました。


▼実施スケジュール

・日本語版ウェブサイト
→ローンチ済み。

・英語版ウェブサイト
→年内公開予定。

・リターン(各宿宿泊券)
→プロジェクト終了後、随時利用可能。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2019/05/18 17:37

    この度、京都の銭湯組合「浴場組合」様との連携が決まりました!good hostels kyotoの活動の一環として、京都市内の小規模事業者との連携を模索していきたいと常々思っていました。ホステルと銭湯は、その性質上とても相性が良いので、いろんな可能性を探りながら良い関係を築き上げていきたいと思...

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