▼ご挨拶
私は現在、神奈川のに通う4年生です。
まだまだ新米ですが、よろしくお願いいたします。
卒業論文を書き終えて、その発表を終えました。何カ月もかけて作った、自分の人生史上最大の力作です。しかし、その後はどうなってしまうのでしょう?
それは、大学の引き出しに重ねられ眠ったままになってしまうのです。
日本では、毎年、50万人以上が大学を卒業します。昨年は、大学院生も7万人以上が卒業しました。彼らの作った力作もまた、ほとんどが眠ってしまいます。
若い才能を集結させて作った作品は「宝」です。眠っているこれらのアイデアが世にあふれれば、日本はもっと豊かになるとは思いませんか?
▼このプロジェクトで実現すること
「卒業論文で出されたアイデアを形にし、日本を豊かにすること」
これが最終目標です。
そのための第一段階として
「誰にも見られない卒業論文を、誰もが共有できるようにすること」
を目標としています。
年に何十万という数の卒業論文が作られます。そのデータを買い取り、ネット上で共有します。大学や、学部分野別、カテゴリー別などにデータベース化し、誰もが自分の知りたいことを知れるようにして、有益な知識やアイデアを共有したいです。
そして最終的には、これらを形にしたいです。卒業論文には、とても有益なアイデアが書かれています。しかし、その多くは実際に実行されることがなく終わってしまいます。これも非常にもったいないことです。
有益なものは論文で終わるのではなく形にできるように、そのサポートや意見交換の場を提供することで、後押しします。
「たくさんのアイデアを共有し形にすることを目指します」
▼日本を豊かに
このプロジェクトが「日本をどうやって豊かにするのか??」
自分が、このプロジェクトで可能だと考えているものを紹介したいと思います。
まず初めに、日本が豊かになるには、変わりゆく時代の中で、その時代に合った企業やサービスが出てくる必要があると考えます。
しかしながら、日本には、新しいものを作ろうとする「起業家」の割合が少ないです。下のグラフをご覧ください。
(中小企業庁 参照 http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H29/h29/html/b2_1_1_2.html)
これは、日本の開業率(起業率)を表すグラフとなっています。
開業率というのは
開業率(%)=新規開業した企業の数の年平均÷期間当初の企業数×100であらわされ、新しく開業した企業の数を表しています。見ての通り、日本は欧米諸国に対して、起業率が低く、時代に合った新しいものを作れていないといえます。
ではなぜ、多くの人たちは起業をしないのか?
2つの大きな原因があると考えます。
それは「起業する資金・スキルの不足」と「起業するアイデアがない」ことです。
加えて、日本の起業環境は、あまりよくないとされています。
(中小企業庁 参照 http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H29/h29/html/b2_1_1_2.html)
これは、企業のしやすさを表すもので、日本の企業のしやすさは、89位と高い順位とは言えません。
起業にかかるコストなどが障壁になっていることが分かります。
このまま、日本で起業する人が増えない、起業しにくい環境が続けば、日本は時代に取り残されてしまうかもしれません。
しかし、このプロジェクトは、
「起業する資金・スキルの不足」と「起業するアイデアがない」という2つの大きな原因の改善
につながると考えています。
以下のような、取り組みで、改善したいと考えています。
卒論提供者に、自分の書いたアイデアを形にしたい意思がある場合。
その卒論提供者を支援します。資金や技術の援助、情報交換の場などを設けてサポートしたいです。また、このデータベースを利用する方からも援助を募り支援していきます。クラウドファンディングやクラウドソーシングに近い形も考えています。
一方で、卒論提供者に自分のアイデアを形にしたい意思がない場合。
この場合は、卒論を読み、このアイデアを形にしたいという人にアイデアを提供し、その人を支援していきたいです。卒業論文には、多くの調査などが行われたうえで出されたアイデアであり、事業化はしやすいと考えています。
アイデアがある人のみを支援するだけでなく、アイデアがない人も支援するというのが普通のクラウドファンディングなどとの違いであり、より多くの人たちの手助けになると考えています。
この2つの仕組みから、より多くの人が起業できる社会につながると考えています。
また、学生たちが長い時間をかけて作った卒業論文は、多くの人に有益な知識、アイデアを与えるはずです!!
▼プロジェクトのスタート
このプロジェクトのスタートは、卒業論文の提供を求めることから始まります。
広告を各大学の友人などをもとにした情報の拡散や、SNSでも広告します。
そして、卒業論文のデータを個人から買い取り、著作者の利用の許諾を得て公開します。著作者からは、公開できる形で提出していただき、公開します(自分の名前や大学名など公開したくない情報を消すなど)。
立ち上げ段階で数を多く集めるために、1本あたり3000円程度で買い取ろうと思っております。
卒業論文の収集に関しては卒業論文提供者にも、メリットがあるため、多くの卒業論文を集められると考えています。
特に、卒業論文の行方がない今の時代には集めやすいと考えています。
本年度の卒業論文から収集を開始するので随時経過をプロジェクトページにて報告していきたいと思っております。
▼実施スケジュール
現在
・SNSでの広告
・各大学の友人を伝った各大学への広告
4月~
・今年作成の卒業論文を中心に収集
・今年は試運用として共有サービスであるnoteなどを使って、集めたものを共有したいと思っています
・HP作成
来季~
・来季から本運用、卒業論文データベース専用のHPで公開
まずは、卒業論文をいかに収集するか、この仕組みを広告するかを中心に考えていて、来季からの本運用を目指しております。
▼資金の使い道
・運営管理作成費
・広告費
・卒業論文の買い取り
スタート段階での広告と、卒業論文を集めることがこのプロジェクトの肝になると考えております。
みなさまから、自分の資金も含めクラウドファンディングのお力添えをお願いしたいです。
よろしくお願いいたします。
▼最後に
私は、まだまだ未熟者です。
皆様の資金以上に、皆様のアイデア・アドバイスを欲しております。皆様の力も借りて、このサービスを作り上げたいです。
よろしくお願いいたします。
*本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。皆様のお力を、お願いいたします。
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