目次

1.ご挨拶 ~未来シャッター応援団より~

2.映画「未来シャッター」の概要

3.インタビュー ~高橋監督、プロジェクトリーダー富永さんを迎えて~

4.富永プロジェクトリーダーのご紹介

5.キネマフューチャーセンターのご紹介

ご挨拶 ~未来シャッター応援団より~

はじめまして。未来シャッター応援団として今回のクラウドファンディングプロジェクトに参画することになりました津田聡と申します。

多方面で懇意にしていただいている、今回のクラウドファンディングプロジェクトリーダーの富永りえこさんから、「ありがとうが伝わるクラウドファンディングをしたいんです」と、話を持ち掛けられました。

資金の使い道として

ワップフィルムの会社の理念にもある

・映画の街「蒲田」を復活させるためのキネマフューチャーセンターの運営費用

・映画塾の開講

に使いたいとのことでした。


しかも、3年9カ月という日本一のロングラン上映を成功した映画であり、感謝の気持ちを込めての「感謝クラファン」をやりたい、とのこと。そこには、日本、いやハリウッドでも為し得てない映画界の未来を示唆する志もあって、さらに聞けば、「未来シャッター」は、数えきれないメディアに取り上げられ、出演者も多数、著名な方々がスクリーンに登場されている 。

PR予告編(特別出演者)

「お~~~い!!睡眠時間を削ってまでも月20本映画を観る僕にとっては願ってもない話じゃないか!何か手伝わせて下さい!!!」

と、詳しく話を伺いだしたのが、この「感謝クラファン」の始まりでした。ちょっとまだ、肌寒い、桜が咲き始めた頃のことです。


高橋和勧監督は今回初めてお逢いしました。経歴と、作品に対しての想いと考え方、今後の映画業界発展のビジョンすべてが素晴らしく、未来シャッターは、もっと全世界に広めるべき作品だと強く印象を持ちました。 

一部フィナーレ上映中

作品を鑑賞し終わった感想としましては、こんなにも自分に問いかけられる・自分と向き合わされる作品に出会って来なかったので、すぐにその場で感想が言い出せなかったというのが本音でした。

ライターとして今回のプロジェクトに参加している竹内よしのです。一緒にイベントで携わってきた津田さんから「手伝って欲しい」と声をかけて頂いたのがきっかけです。資料を読ませて頂いて、メディアや学術論文での内容に驚愕しました。
映画に出ることなど考えられない、「念仏の用心、安心は一切不要で、ただ南無阿弥陀仏を唱えるだけで良い」無安心の安全という独自の信仰を布教している、時宗総本山・遊行寺の第74代法主真円上人。ニューヨークの国連本部での登壇や、深海探査艇「江戸っ子一号」の浜野製作所の代表の浜野さんをはじめ、ものづくりや地域で挑戦する人々が沢山登場します。
また、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科/前野隆司教授(幸福学第一人者)の研究室と共同研究の対象にもなってる。
大きな特徴は、「対話をしたくなる衝動に駆られる」対話型映画。自分と向き合い、気づきと行動変革につながる映画です。

監督とりえこさんへのインタビューに同席し、情熱的で人間愛に溢れた、キネマの街蒲田の未来、人間と映画を愛している方ということが分かり、「感謝クラファン」を多くの人に伝えたいと強く思いました。
未来シャッターキャスト/スタッフ

映画【未来シャッター】の概要

社会問題の根底にあるといわれる“心の線引き”に焦点を当て、多様性とアイデンティティへ深く問い掛ける人間ドラマ。NPO法人ワップフィルムの映画によるオープンイノベーション。
会社を退職し、心を閉ざした未希(長谷川葉生)、職業を転々とする篤志(真砂豪)、留学生・アントニオ(ニノイ・キアット)。社会に適合出来ない青年らが、商店街、銭湯、農業、信用金庫、フューチャーセッションやモノ作り現場の人々と交流し、次代のシャッターを上げていく。

参照:日本映画データベース

作品紹介

【見どころ】
社会にうまく適合できない若者たち【マージナルマン(境界線上にいる人)】の挑戦を通して、尊重し合う大切さを描く群像劇。東京蒲田、墨田、藤沢などを舞台に、登場人物がさまざまな人々とつながっていく。宇梶剛士が俳優・菅原文太の遺志を受け継ぎナレーションを担当する。監督は高橋和勧が務めた。

参照:シネマトゥデイ

【歴代ロングラン1位を記録】
(2015年7月1日から2019年4月13日まで、3年9ヶ月(1382日)キネマフューチャーセンターほか)

多数メディアにも取り上げられています

共同通信ほか主要メディア、【新聞TOP全面】ジャパンタイムズサンケイビズ、映像新聞、その他50以上

Fuji Sankei Business i.2015年9月2日(水) トップ 1面 


慶應塾生新聞 監督インタビユー

2部フィナーレ上映後キネマフューチャーセンター(オープンシャッターポーズ)

インタビュー ~高橋監督、プロジェクトリーダー富永さんを迎えて~

インタビュアー津田、ライター竹内

◇津田

スクリーンに多数の著名人の方々が出演されていますが。

【多数の著名人紹介】

未来シャッター応援:全国浴場組合 近藤和幸 理事長(はすぬま温泉)

未来シャッター応援:世界コマ大戦 緑川賢司 名誉顧問(株式会社ミナロ))

未来シャッター応援:全国信用金庫 澁谷哲一会長(東京東信用金庫)

未来シャッター応援:株式会社浜野製作所 浜野慶一 社長

未来シャッター応援:静岡大学大学院 奥山睦 客員教授(株式会社ウイル)

未来シャッター応援:株式会社アゾンインターナショナル 早園正 社長

未来シャッター応援:東京モノレール 山野道彦 社長室特命担当

未来シャッター応援:稲葉基大(wagashi asobi)

動画制作者:田原大二郎
・理学療法士
・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
・日本ピラティス協会公認マットピラティスコーチ

◇りえこさん
映画をまだ観ていない時にフライヤーを初めて見ただけで監督と1時間以上も話してしまったの。
書いてある映画の内容だけでも私に響くフレーズばかりで。
『厄介なのは自分の心』この言葉はどんな人対象にしても核心を得ている強いメッセージになる。
響かない人は居ないと思う。

◇津田
1時間もですか!!!
かなりお話されたのですね。

◇りえこさん
映画を観るとスクリーンの中に今の自分に起きている問題や何が変わってないのかを投影してしまう作品。
無意識に自分と向き合ってしまう映画。

プロジェクトリーダー富永りえこ(オープンシャッターポーズ)

◇津田
中には、そういった方も過去にはいらっしゃるのですね!

◇りえこさん
この作品は対話型映画なの。
観る人により解釈や観た目線や切り口が自分に基準を置くため感想が各々変わるのだけど。

どんな人にでも変えられなくそのままにしてきた出来事や、もしくは認めて次に進ませようとする心情って境界線を一歩超えた先に答えや未来は待っていて。
境界線を超えるかいなかをいつでも頭の片隅に誰しもが持っている。
その心のシャッターに気づき開けるのかどうか。
境目に立たされて、改めて自分に気づく。
その場から逃げたくなる人もいらっしゃるだろうし。

大切に一人一人手渡してきた映画だからこそ 口コミで広がっていった理由がそこにある。
ご縁を繋いでいった映画。

◇津田
口コミだけで3年9ヶ月も凄すぎます!!

◇りえこさん
今までの繋いできたご縁の実績は、口コミが中心だったのです。
今回は、クラウドファンディングを通してまだ映画を知らない、観たことが未だ無いという多くの方々に届くよう今まで以上に一般公開し発信出来るのは大きなチャンスなのです!

自分はどうすべきか?という問いを映画というコンテンツを通して自分軸を取り戻し、後回しにせず勇気を出して境界線を越えようと行動に移せたり出来る、もしくは人生の良いキッカケになってほしい。
クラウドファンディングへ力を注ぎたい! と思った最初の理由なのです。

プロジェクトリーダー富永りえこ 東京国際空港玄関口

資金はどう活用されますか?

◇津田
資金の活用の仕方も大事になってくるかと。目標金額は80万円だと思うのですが、

◇高橋監督
ワップフィルムの『ワップ』は造語で、

Wa + Up= Wup 。 

3つの『わ』を映画を通してアップさせたい。

1)日本の和の文化 

2)人々の輪のつながり

3)持続可能な循環型社会

これらがワップの映画で会社の理念。
将来世代に負担を残さないことを活かしもっと実現したい、そして映画のまちの再生の拠点と地域で映画塾をもう一度やりたいんだよ。

◇津田
とは、つまり収益を次の作品に回して、映画製作過程においての人×物×情報×お金、そして熱意といった地域資源を生かし、循環の輪を創り上げるということですね!

取材風景 左からライター竹内、津田、高橋監督

◇高橋監督
キネマフューチャーセンターは、何かを対話によって生みだすための場所であり、課題解決する場だから、ここで何が生まれるかを見てみたい。


◇津田
(行ったことあるけど、かなり昭和感が漂うタイムスリップした気分になったなぁ)

キネマ通り商店街

◇高橋監督

だからNPO法人として「映画の街の再生」を真剣に取り組みたい。

キネマのまちに映画製作の拠点があるということは「映画の街の再生」という意味でも重要だから継続したい。 意見を持ち、自分の頭と心で判断のできる主体的な市民が生まれるよう、映画活動を通して働きかけていく。

◇津田

それめっちゃ面白いですね!!(ウキウキw)

◇高橋監督

多くの人々の主体性を引き出す映画を通じて、社会問題に自分ごとで向き合い、解決する若者を増やしたい。様々なしがらみに縛られている人の心を解き放ち、自主的に一歩踏み出し、自分らしく活躍する人に変えることが監督の使命だと考えている。
そのために未来シャッターは製作された。

◇津田

ということで、資金の使い道は、
映画の街、蒲田の再生のための拠点でもある、「キネマフューチャーセンターの活動資金」と「映画の塾を復活させるための開講準備」ですね!
僕も入塾してもいいですか?(笑)

最後に

◇竹内
最後に伝えたいことはありますか?

◇高橋監督
予告編で「おそれることなかれ、心ときはなて」という台詞を聞いてほしい。
「未来は、誰がつくるの、⁉︎」今、『継承』するとかよく言われているけどね(笑)。
日本を代表する俳優で社会活動家であった菅原文太さんがナレーションをすることが内諾されてた作品だったんだ。

◇りえこさん
作品が制作途中でお亡くなりになってしまったんですよね。

◇高橋監督
そこで、宇梶剛士さんが遺志を継いでナレーションをしてくださった。
宇梶さんにお願いしたのは、強いイメージの中にある優しさ。
強い感じで言っているように聞こえるけど、あの言葉には、強さの中に優しさがある。

取材終了後 左からライターの竹内、津田、監督(オープンシャッターポーズ)

インタビューの時間があっという間に過ぎていき、その中でも映画界の問題も見いだされました。映画の収益を次の制作費に回すという循環が出来ていないために製作実行委員会を立ち上げ資金集めが必要なことなど、映画を製作するためのハードルが高すぎて、映画界に携わりたいが、夢や目標を失ってしまう方々が多いのではないかと感じました。最近、ピクサー創業物語の本を読み、あのだれもが知っているピクサーですら、資金繰りに苦しんでいた過去があるので、このプロジェクトが映画に関わりたい人が社会の実現に向けての一助になるのではないかと思いました。

富永プロジェクトリーダーのご紹介

プロジェクトリーダー 富永りえこ
・『変わっている』少女時代から始まる。 5歳の時祖母から受け継いだ霊感があると知り生活が激変する。中同時期絵画展にて金賞受賞し、これを皮切りに世の中で見える色彩を独特の世界観を表現をし入賞し続ける。 『特技が短所へ』一瞬に起こる。
・これが学年全体の大きなイジメとなり自律神経失調症と自殺願望の日々に。救ってくれたのは人々に対するヴォールトディズニーの想いや考え。アートを止めない選択をしグラフィックデザイン専門学校へ進むが、今までの自分を変えたい思いから、人の心について知りたいと考えるようになる。
結婚と出産、離婚をしながら平日は建築関係の会社にて部を立ち上げる仕事をし、麻布十番にて最先端心理学研究開発に入り依存症現場を目の当たりにし心理士となる。
依存症専科入寮施設女性施設長、東北大震災時コミュニティケア支援にて2年現場へ。 アートを通じたケアを構築していく。
『私には何が出来るのか』を追求し、見えない世界スピリチュアル・心理・アートを融合し人のサポートへ勤しむ。 現在では上記3軸を持つ非言語カウンセリングを実践出来るアーティストを全国で育成(クリスタルオーラアート代表)。

キネマフューチャーセンターのご紹介

大田区発、商店街の空き家、空き店舗問題を調査分析し、地域特性に合った活用法を生み出し、多様な地域社会問題解決へ。商店街を1つの顔として再生、地域活性化をコンセプトに映像、映画コミニティ拠点で様々な人々のまちづくりの創発集積地へ。
ミニシアター、コミニティスペース、シェアリングオフィスの機能をプラスして、未来創造のための人材育成、政策提言、地域(農工商)連携及び産業創出の場(未来志向の対話/フューチャーセンター)づくりの提供。映画を通しメディアの役割を担う。
キネマフューチャーセンター地図


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本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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