①自己紹介とご挨拶

初めまして!「KOTAROプロジェクト」代表の阿部徹(アベトオル)です。
四国は香川県高松市在住の3児の父です。


このプロジェクトを立ち上げたきっかけは、一年前の

「お父さん、公園でサッカー出来なくなっちゃった!」
という次男の言葉でした。
これまで遊んでいた公園でのボール遊びができなくなったのです。

それから子ども達が無料でサッカーを楽しめる場所を提供するべく活動してきましたが、1人での活動は資金的にも限界があり、この度プロジェクトを立ち上げました。

僕らが目指すのは「子ども達がボールで遊べる場所を無料で用意する」ことです。

②今回のプロジェクトで実現したいこと

社会がが子ども達から取り上げてしまった「自由にボールを使える場所」を子ども達に届けたいと考えています。

現在ボールを使って無料で遊べる場所がどれほどあるでしょうか?
確かに公園はどこにでもそれなりにありますが、誰の為の場所なのでしょう?

滑り台、ブランコ、お砂場、そして最近は誰が使うのかよく分からない健康器具。これが今の日本の典型的な公園です。とても子ども目線で作られたものとは思えない場所です。

都内の大きな公園などは小さな子どもから大人まで、思い思いに休日を楽しんでいる光景があります。しかし、ここ高松市には公園は元より子ども達が遊べる児童館さえほとんどありません。社会が子どもの居場所を用意していないのです。

学校や家では「ゲームばかりしないで外で遊びなさい」と言われるものの、遊べる場所なんてないのです。

子どもは本来みんなで遊びたい。今も昔もボールを使った遊びは一番身近な遊びです。ドッチボールやサッカー、野球にバスケット。そのどれも公園で遊ぶことは許されません。

インクルーシブなコミュニケーション

市からの要請や学校からの通達により、いつもの公園でサッカーができなくなり、悲痛な面持ちの子ども達。少し離れた場所に市の運動施設があるのを知っていた僕は「あの施設のフットサルコート予約するからそこで遊ぼう!」と伝えました。

それから1年間、週に1回程度フットサルコートを予約し続け、地域の子ども達にサッカーの場所を提供し、僕も一緒に楽しんできました。
子ども達は10~15人ほど、小学1年生から6年生、中学生や高校生もいます。いつも来る子もいればたまに顔を出す子もいて、いつも異なるメンバーです。
そこで僕に衝撃的な出会いがありました。コータロー君との出会いです。
10代後半の彼はサッカーがメチャうまで、笑顔が素敵、どんな子にも分け隔てなく接する。一緒に遊べば子供も大人も誰もが好きなってしまう存在です。そんな彼を中心にみんなで楽しみ・笑い・学びあっている。そんな様子を見て、これって最近話題の「インクルーシブ教育」じゃないの、と気づきます。

僕の三男は軽度の知的障害をもっており、周りの子ども達の様には上手に話すことが難しいのですが、コータローの対応は笑顔でとても丁寧、そして自然です。三男のたどたどしい言葉を焦らず聞き取って2人で楽しんでいる。

この様子を見た時、親として心から有り難かった。そして全ての子ども達に分け隔てなく声をかける彼を人として尊敬しました。

フットサルコート=「空き地」と、自分の居場所。

いつも利用しているフットサルコート。ここを毎日用意してあげたい。異年齢でフットサルを楽しみながら、どうしたら人を笑顔にできるのか彼が身を持って教えてくれる。他人を無視せず、困っている子にそっと声をかけられる。そんな時間をもっと増やし、もっとたくさんの子ども達に味わってほしい。これが本来の公園=空き地の素晴らしい点だと思うのです。

遊べる場所がない上に、塾や習い事で忙しい現代の子ども達にフットサルコートという、いつでも無料で利用できる「空き地」を用意したい。

そしてその場所にはいつも自分の存在を認めてくれる「誰か」がいる。
学校でも家でも塾でもない場所。親の収入も関係なく素の自分で居られる場所。
そんな安心な場所を届けたい。

なぜ無料ではないのか? 子ども達への課金。

現代は教育や子育てのアウトソース化が加速しています。仕事に忙しい親はいつも誰かに自分の子を預けているのです。その結果、子ども達は親の収入等により本人は望んでいないに関わらず、週に8回習い事に通う子がいれば、行きたくとも習い事に行かれない子もいます。

確かに個人の学力に応じて塾などは必要なのかもしれません。でもそれにも費用が必要。しかし本当に塾や習い事が子ども達に必要だと思うなら、なぜ世の大人はそれを無料にし彼らに提供しないのでしょうか? 

無料の塾無料のテニススクール無料の英会話教室があっても良いのではないでしょうか?

もちろん従来のサッカースクール等を否定するものではありません。プロになりたいと願っている子やオリンピックに出たい子も確かにいるでしょう。しかし大多数の子はサッカーというゲームを楽しみたいのです。試合を楽しみたい。怒鳴られることもなく、ベンチに座ることもなく。ゲームを楽しむ為には上手くなった方がいい、だから練習する。それが本来の流れではないでしょうか?

一年前にこのプロジェクトを始めた時、「子ども達から100円ずつでも集めたら?」と言ってくれる方も居ました。でも僕は無料にこだわりたかった。クラスの7人に1人が貧困世帯のこの国で、お金を取ることで遊びに来られなくなる子も出てくるかもしれない。

彼らから居場所を奪ったのは我々大人。僕自身が彼らから居場所を奪ったのです。彼らに公園を戻せないならば、代わりの場所を無料で用意する必要がありました。
場所をプラスするのではなく、マイナスしてしまった場所をゼロに戻す感覚です。

フットサルは始まりに過ぎません。
まず一つ、居場所をつくる。

高松市の小学生はおよそ2万4千人。もちろんこのプロジェクトではその全て子にアプローチすることはできません。

しかしながら、いま目の前にいる20人に場所を用意できずに、2万4千の子ども達に何かを用意できるはずもありません。

まずは20人。そこから1人づつ広げていきます。

③これまでの活動と子供達の変化

週に1回1〜2時間ほど放課後にフットサルコートを確保し、小学生〜高校生+大人10~20人ほどで楽しんできました。しかしながら週に1回では塾など様々な事情で遊べない子ども達も多数いるのが実情。週に1回だけだった日程を増やしていきたいのです。

先日、子ども達が15人ほどでフットサルをしているコートを覗いている小学生がいました。ロナウドのユニフォームを着た明らかにサッカーが好きそうな子でした。

「入っておいでよ。」とリュウ。
「どこ小?」とタッちゃん。

自然と声をかけて一緒に遊ぼうと誘う子ども達。

僕はこの時、本当に嬉しかった。目の前にいる子を無視しない彼らを誇りに思いました。彼らは目の前の子にそっと手を差し伸べた

これって「空き地」の力だと思うのです。そこで培った彼らのコミュニケーションの力。

小学1年生から高校生・大人までが一緒に遊ぶことによって、大きい者は小さい者に手を差し伸べ、小さい者・弱い者は大きな者から学ぶ。こんなインクルーシブ教育的なことを自然とやっている。これをもっともっと広げていきたいのです。

④資金の使い道

目標金額 418,760円

・日々の活動費としてフットサルコート利用代金1年間=293,760円
(内訳) 
  遊び場であるフットサルコートの予約を
  週1回(1,020円)→週6回(6,120円)に増やしたい。
  1ヶ月24,480円、1年間=293,760円

・ゲーム用ビブス作成代金 =25,000円

・サマーキャンプ代金=100,000円


⑤リターンについて

代表阿部はcs60という機器を使った施術を行っています。詳しくはこちら

ご希望の方には支援金額に応じて施術させていただきます。

1,000円
・代表阿部よりお礼のメッセージ(CAMPFIREのメッセージにて)送らせて頂きます。
 <このご支援で子ども達が1時間フットサルを楽しめます>

3,000円
・子ども達が楽しんでいる様子の動画をお送りします。

5,000円<高松へお越しになれる方向け>
・高松市サロンにてcs60での施術30分。
・子ども達が楽しんでいる様子の動画をお送りします。

10,000円<高松へお越しになれる方向け>
・子ども達が楽しんでいる様子の動画をお送りします。
・ご希望の方は子ども達と一緒にフットサルをお楽しみください。(日程はご相談させてください)
・cs60での全身施術60分。

20,000円
・代表阿部があなたの街へcs60の出張施術させて頂きます。(交通費・宿泊費はご負担ください。)
・子ども達が楽しんでいる様子の動画をお送りします。

100,000円
・子ども達が着用するビブス(背中)にあなた様の名前(法人名)※を入れさせて頂きます。
・子ども達が楽しんでいる様子の動画をお送りします。
※ 支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
 記入のない場合はCAMPFIREのユーザー名を掲載いたします。ご了承ください。公序良俗に反するお名前はご遠慮ください。

ビブスへのネームの例

100,000円(高松へお越しになれる方向け)
・子ども達が楽しんでいる様子の動画をお送りします。
・高松市サロンにてcs60での全身施術60分。10回(1年間有効)。

200,000円
・子ども達が着用するビブス(胸)にあなた様の名前(法人名)※を入れさせて頂きます。
・子ども達が楽しんでいる様子の動画をお送りします。
・日本全国、代表阿部が伺いcs60で施術させて頂きます。時間は90分
※ 支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
 記入のない場合はCAMPFIREのユーザー名を掲載いたします。ご了承ください。公序良俗に反するお名前はご遠慮ください。


実施スケジュール

【実施予定スケジュール】

2019年7月頃 ビブス作成
2019年9月頃 リターン発送


最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。
子ども達に家庭、学校、塾以外の居場所を用意したい。気が向いたら行ける場所。小学生も、中学生も高校生も。男の子も女の子も、障害があってもなくても。そんな場所を作りたい。
まずはサッカー、フットサルから。
どうぞご支援をお願いいたします。

<本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。>


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