エンタメ領域特化型クラファン
無料掲載をご検討の方はこちら
♪ 伝えたい思いを音楽で

 私と音楽の出会いのお話をします。それは私が1歳7ヶ月の頃、母と手をつないでお散歩していた時の事です。道ばたにたくさんのチューリップが咲いていました。
「わぁ、よぉけぇ(たくさん)チューリップが咲いとるね!」
と、生粋の広島県人の母(余談)が私に話しかけました。すると突然私が
「さーいーたー、さーいーた、チューリップのはーなーがー♪」
と、ちゃんと音階をつけて歌ったのだそうです。母は大変驚きました。一般的に幼児が「音痴」なのをよく知っていた母は、音階をつけて歌う1歳児に「この子、天才!」と思ったみたいです(笑)。これが私の「音楽元年」です。
 天才発見の母の妄想(?)のおかげで、2歳の頃にピアノを習うことになりました。といっても当時はまだ小さくて手の骨ができあがっていないので、実際にピアノを弾くことよりもリトミックのようなことが中心でした。家族に聞いたところ「その頃いつも風呂敷やらバスタオルやら巻いてはドレスみたいにして歌い、踊っていたよ。」とのこと。そういえばその頃の私のおもちゃは風呂敷とバスタオル…。私の表現力はこの頃から培われたのかもしれません(笑) 


 4歳の頃に、ピアノの先生が「耳が良いからヴァイオリン習ったら?」と勧めてくれて、ヴァイオリンを始めました。ヴァイオリンは音程をとるのが難しい楽器といわれますが、あんまり私はそう思ったことがありません。練習不足のために音をはずすことは多々ありますが…(^_^;) 
 そして5歳の時にジュニアオーケストラに入団ました。パートはヴァイオリンです。合奏は自分だけが上手に弾けば良いというものではなく、みんなの音をしっかり聴いて音楽を作らないといけません。そこが難しいところでもあり、楽しいところでもあります。歌はずっと好きで、発表会では小さい頃から歌っていましたが、本格的に声楽を学びたいと思うようになり、半年前から習い始めました。将来はイタリアに留学したいと思うようになりました。
 クラシックは好きですが、普段は、ピアノでポップス(耳コピ)の弾き語りもよくしています。ポップスは歌詞もあるし人に伝わりやすいなと感じます。例えば先日ピアノで弾き語りをした「明日へ向かう人」という曲ですが、歌詞の中に「前をむくことすらつらいときがあるけど、それでも生きることをあきめらめないで。」という内容のメッセージがあります。調べてみると、お子さんを事故で亡くしたご両親のために作られた曲なんだということが分かりました。実は私も小学生の頃いじめられて、生きることをあきらめようかと思った時期があります。まわりのみんなに支えられて今はなんとか元気にやっていますが、その頃の事を思い出して今でも過呼吸になったり学校に行きにくかったりします。
 私が弾き語りをしたこの動画をみて「疲れてる時に聞いて元気がでました」「自然に涙がこぼれました」というコメントを下さった方もいました。私自身のつらかった経験を歌にのせて、それでもあきらめないで、というメッセージを言葉にこめて歌ったのが伝わったのかなと思って嬉しかったです。
 こうして今は「音楽12年」、人生の大半を音楽いっぱいの環境で両親が育ててくれました。

 
♪動画はこちらをご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=uqsJ07Wpqi8


♪ みんなに分かってもらいたい私の「楽しい」

 よく言われることですが、「音楽」は、「音(おと)を楽しむ」ことであって、「音が苦(おんがく)」だったら音楽じゃないと私は常々思っています。学校の吹奏楽部などブラック部活とか言われることがありますが、そういう部活は、「やらされてる音楽」に見えて仕方ありません。音楽の授業も楽しいはずの音楽が苦痛になっている人も多いような気がします。私は音楽は楽しむことだとたくさんの人に分かって欲しいです。
 私は2歳くらいからピアノを習っていますが、中1になる時、専門的に教えてくれる先生に代わった方がよいのではと言われて、師事する先生が変わりました。その先生は音大の先生で、ピアノの先生も習いに行くような立派な先生でしたが、私にとってはとにかく楽しくないレッスンでした。その頃母は私が弾いているピアノの音が「楽しくない、楽しくない。」と鳴っているように聞こえたといいます。いつも一番身近で私のピアノを聞いていた母がそう言うのだから、その時の私のピアノは間違いなく「音(おん)が苦(く)」だったに違いありません。どれだけ専門的に素晴らしいことを教えていただいたとしても、私の方が楽しくないピアノじゃ意味ないと思い一年がんばったけどその後お願いして元の先生に戻してもらいました。「指使いが全然だめ」「譜読みがアバウト過ぎる」「好き勝手弾きすぎる」「ポップスなんてだめ。主治医である私が処方したお薬を飲まず別の薬を勝手に飲んでいたのでは治る病気もなおりません。」と散々言われた一年でしたが、そのお陰で、自分が本当にやりたい音楽がはっきりと分かりました。
 ところで私は、これまでに数回しかカラオケに行ったことがありませんが、大抵95点以上とる自信があります。そして、どう歌ったら採点の機械があと4点くらいくれるか、なんとなく分かります。でも、この4点は、本当は機械には採点できない部分なのだと思うのです。学校の先生が、「君たちが大人になる頃、今ある職業のほとんどが(AIにとってかわられて)なくなるよ。」と言っていましたが、私は採点の機械が採点できないこの4点を大事に歌いたいです。なのでカラオケはこの点で満足です。
 今はまだ私の音楽は自分自身が楽しいだけの音楽でしかありません。これからは、聞き手も楽しませられるようになりたいです。


 


♪「音を楽しんでもらうプロジェクト(勝手に命名)」

 先日、幼児園にボランティア活動に行ってきました。中学の職場体験で行ったことのある幼児園に自分で電話してアポをとりました。電話をするのは少し緊張しましたが、園長先生は快諾、当日は先生方も協力してくれて楽しい活動(1時間)となりました。
 その日歌った半崎美子さんの「お弁当ばこのうた」ですが、毎日お弁当を作ってくれるお母さんの愛情深い気持ちがとてもよく分かる歌です。こうやって音楽活動をする私をいろんな意味で支えてくれる両親に、私はとても感謝しています。母の気持ちを思いながら、私からの感謝の気持ちを込めて歌うわけですが、ただ歌うだけでは小さい子ども達には分かりにくいので、紙芝居を自分で作って、見てもらいながら歌いました。
 イントロクイズの選曲や、曲の順番、どうやったら小さい子に伝わるのか、などいろんな事を自分で全部考えました。とても楽しかったです。
 「ヴァイオリンはお金がかかるもの」「お金持ちの人がすること」と敷居が高いような話もよく聞きます。(決してうちは裕福な家ではありません。)
 もっと楽器に親しんでもらいたいと思い、私が小さい頃に使っていた分数ヴァイオリンを持って行って、みんなに体験もしてもらいました。ちょっと緊張がちに弓を動かす姿は真剣そのもので、保育士さんから「お父さんにヴァイオリン買ってっていいんさい!」といわれて「言う!言う!」って元気に答える子供達の声がとても嬉しかったです。


♪動画はこちらをご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=nKvh-VfRCsc



♪ これからも「楽しい音楽」を継続・拡大するために

 先日「音楽と風景」という企画で歌いました。この頃は商店街で歌ったりする活動の場も増えてきました。もともと人前で歌うのは大好きです。とはいえ、最初は緊張して足が震えたりしていました。経験が増えるたびにそういうこともなくなってきました。そして歌った後のみなさんの反応がとても嬉しいです。笑顔で「きれいな声だね!」「感動して涙がでたよ」「応援してるよ」などなど…そんな双方向のやりとりや出会いが嬉しいです。
※動画はこちらです

https://www.youtube.com/watch?v=RoDPCLz88NM

「音楽と風景」の時はピアノ伴奏してもらってのクラシックの曲だったので、マイクも不要(生歌)でしたが、路上ライブみたいな時は、ピアノの先生にキーボードを借りてマイクも使って演奏します。この前もジュニアオケの友達とみんなでギターやバイオリンなどと一緒に演奏しました。大人の方達みたいに立派な機材を持っていないので音が小さすぎたりバランス悪かったりで、大変難しかったです。
 これからは、行けるところにはどこにでも機材を持って行って、みなさんに気軽に楽しんでいただける活動をしたいと思っています。そのために自分のキーボードや、アンプやスピーカーなどの機材、エレキバイオリンなどを揃えたいです。ご支援いただいたお金は、それらの購入資金にしたいです。もし目標額を上回った場合は、もっと将来の夢であるイタリア留学のための語学学習や音楽の勉強のために使いたいと思います。

 みなさん私の夢をどうぞ応援して下さい!



※募集方式

♪ ご支援は500円から可能です。

♪ 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、リターン(お手紙または私が歌った動画)をお届けします。



このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください