>>>はじめに・ご挨拶
>>>今回のプロジェクトの概要
>>>これまでの活動
>>>なぜ「今」なのか
>>>資金の使い道
>>>保護者・支援者の方からの声
>>>最後に


はじめまして。濱田 英世(はまだ ひでよ)と申します。

 私は尼崎市で小学校の教師をしていました。その時の経験を活かし、自らの子育てをきっかけに「ノリのいい」「やんちゃな」子どもを育てたいと平成3年に子育てサークルやんちゃんこを立ち上げました。サークルと並行して保護司や教育委員としても活動してきた中で直面した、親支援、児童発達支援などの必要性に応えて活動の幅を広げていき、平成27年に「NPO法人やんちゃんこ」を設立しました。「自分にできることなら全てやってやる!」という気持ちで日々活動しています。


 この尼崎市という所は転勤族が多く、見知らぬ土地で核家族のため不安を抱えて子育てをしている方がたくさんおられます。そこで、ほっとできる拠点づくりから「育ちあい」によってより良く生きる力を創造したいと考えました。

お母さんのライフワークに沿って子どもを預かることがができる「認可外保育園」をつくりたい 

お医者さんや美容院などに行くために、少しの間子どもを見ていてあげることで、一人で子育てを頑張っているお母さんが、心も身体もラクになるようにと、一時預かりの応援をしてきました。
 最近では
 「仕事に復帰したいけれど保育所の待機が多くて・・・」
 「少し、パートに行きたいのだけれども・・・」
 「育児休業中だけれども、保育所探しが不安・・・」

 というお母さんが増えてきました。仕事に出たいと思っていても、子どものことが壁になって思い通りにできない。それを応援したいと強く思うようになりました。働くお母さん、在宅で子育てをしているお母さん、すべてのお母さんを応援できるように、子どもの年齢も時間の制約も関係なく預かることができる場所にしたい。だから、認可外保育所を創りたいのです。

やんちゃんこに集う親子と地元のおじいちゃん、おばあちゃんをつなぐ場所をつくりたい

 世代間を超えて交流できるフリースペースをつくります。子どもたちは遠くにいるおじいちゃん、おばあちゃんのように遊んでもらえたり、お母さんたちは子育てのコツや生活の知恵を教えてもらえる。そして、その中で生まれる交流が楽しみや生きがいに変化するよう、今まで培ってきたノウハウを駆使して世代間をつなぐ場所を創りたいのです

今回のプロジェクトを通して、親も子どもも、そして、近所のおじいちゃん、おばあちゃんが共に自分の成長を実感できる場所をこの土地に根付かせたいと考えています。


「NPO法人やんちゃんこ」は、育児期にある母親同士のつながりから始まりました。そして30年を経た今感じるのは、すべてがお母さん方の想いとニーズに沿ってきたものだということでした。
子どもへの関わり方や育て方などをみんなで楽しく学びあっていこうと、自らも子育てをしながら立ち上げた“やんちゃんこ”
もっと、ゆっくり悩みを聞いてほしいという声から場所を移し地域へと広げていった“わいわいステーション”
多くのお母さん方と出会う中で、発達凸凹を持つ子どもたちとの関わり方で悩んでおられる方が多いことがわかり「親が変われば子どもも変わる」という考えのもと、ペアレントトレーニングという研修を開くようになりました。そこから、発達凸凹の子どもたちのことをいろいろな角度から学ぶ“虹色カフェ”や子ども通所サービス“にじいろ”も開設しました。
 そうした活動を通して、地域の方々とのつながりが形成されていき、兵庫県教育委員会委託の中学生の地域体験活動「トライやるウィーク」を受けたり、看護・教育・福祉系大学の実習場所として協力・支援する場にも発展してきました。


「育つ人」と「育てる人」の地域多世代間交流 =「育ち合い」

 これまで、お母さん方には仕事に復帰するために頑張っている人、自分も何かの役に立ちたいと思っている人、子どもの成長に合わせて出てくる悩みを聞いてほしい人などがいて、子育て支援には多様な形が必要とされていくことを実感してきました。一方で、親子も支援されるだけの存在ではなく、地域を支える大きな力となって「育ち合い」の循環が生まれていることが様々な活動を通して見えてきたので、それらを上手く融合させた場所づくりをしたい!という思いがここ数年強くなってきました。そんな場所があれば、それぞれの活動を世代間でつなぐ多世代間交流がもっと深められます。ただ、現在の拠点とは別の場所でと考えると、実現させるのは大変困難なことだと感じていました。
 そんな中、拠点ビル(現在3階4階のフロアを使用)の1階2階が空くことがわかって私の「やる気スイッチ」が入ったのです!


①新物件の初期費用(敷金・礼金等):200万円

②内装工事にかかる費用:180万円
坪単価60,000円で計算しました。
内装工事費用 60,000円×30坪(15坪×2フロア)=1,800,000円

③初期設備費用:60万円
実際の費用が当初の予算を下回ったり、寄付が予想以上に集まった場合は同様の目的のために用いるものとします
・調理機材(冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器等)
 100,000円
・事務用備品(パソコン・鍵付き書架・事務机等)
 150,000円
・保育用備品(机・椅子・靴箱・本棚・玩具等)
 300,000円
・防災用品(家具固定・非常用持出袋・ガスコンロ等)
 30,000円
・雑費(返礼品作成費用・住所印等作成費用)
 20,000円

上記費用のほかクラウドファンディングの手数料として62万円程度(14%+税)が必要になります。


 長年、尼崎の子どもたちやお母さん方の支援に取り組んできた「やんちゃんこ」さんが、新たなプロジェクトをスタートします。 すべてのお母さんを応援する認可外保育所、そして世代間を超えて交流できるフリースペース。地域のみなさんがお互いに支え合い、「育ちあい」の場所をつくるこの取り組みを、心より応援しています。

【支援者さんの声】

 子育ち・子育てへの不安が社会の重要な課題となっています。『やんちゃんこ』は、それ以前から子育て中の親子の支援に取り組んできました。国の少子化対策が始まってすでに25年が過ぎていますが、その支援は、様々な課題を抱えた子どもやその保護者の支援、子どもの預かり事業、放課後子ども事業など多様な展開が進められていますが、それらの事業への取り組みも、保護者と子どもの目線から積極的に組んできました。
 『やんちゃんこ』は、いま育ちつつある子ども、子育てしている保護者に多様な支援を提供したいといつも考えています。いま子育ては、待機児童や虐待が深刻化していますが、そうした時代のニーズに応えるべく、さらなる支援の輪を広げるために新たな取り組みをしようとしています。そのチャレンジ精神と頼もしい行動力にエールを送ります。

神戸松蔭女子学院大学 寺見陽子

【保護者さんの声】



「未来ある子どもたちの輝く笑顔もために」想いはただただそれだけです。
 これからは、お母さんも社会に出ていくようになっていくことでしょう。その時にも子どもたちのことは安心していてくれればいい。そんな支援をしたいのです。

 地域の人々が集い、昔の井戸端会議の場があれば・・・そこで自然とコミュニケーションが生まれ、子どもたちの見守りができ、子育ての知恵の伝承がされていくことでしょう。

「いろんな世代の人々が一人一人輝いている」そんな子育て・子育ちの場を作りたいのです。

 どうか、皆さん方のご支援をお願い申し上げます。


本件に関するお問合せ先
特定非営利活動法人やんちゃんこ
E-mail: info@yanchanko.com

※税制優遇について
やんちゃんこは「特定非営利活動法人(NPO法人)」として認定されていますが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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