ICADって?

 犬山カジュアル学術討論会(Inuyama Casual Academic Discussion; 以下、ICAD)は、学びと異分野交流の機会を地域に提供するために結成されました。日常の学びの融合を目的としており、様々なジャンルの方々に発表をしていただき、刺激的な気づきと新たなアイデアの創造が生まれる場を提供したいと考えています。中学生や高校生の方々も、今学校で勉強していることが社会や研究でどのように活かされるのかを知る良い機会になると思います。 

  本会は2017年から活動を始めて以来計3回の討論会を経て、これまでに以下のような講演が行われました。
・天文学(惑星形成論の基礎 ―地球はどのようにできたか?―)
・人工知能学(人工知能とは何か)
・植物科学(意外と複雑な植物ホルモンの世界)
・教育学(未来を生きる犬山市の子どもたちに今、必要な教育を考える)
・Linguistics(Bilingualism in the Philippines)
 ・人類学(被爆をめぐるライフヒストリー)

 このようにICADは、様々な分野に対する討論を行ってきました。さらには、第3回目のICADでは犬山市と犬山市教育委員会からの後援をいただきました。現在、次回の2019年9月1日(日)開催の第4回ICADに向けて準備中です!

※活動の詳細は大会ホームページをご確認ください。
https://cudresearch.wixsite.com/icad/3-1


ICADメンバー

会長 櫻井幹記(名古屋大学大学院工学研究科)


副会長 若宮稜(南山大学国際教養学部)


会計 可児良介(名古屋医専卒、和奏治療院、元一ノ塾(犬山)塾長)


実行委員 河合翼(名古屋大学大学院生命農学研究科)


実行委員 野田考平(名古屋大学大学院理学研究科)


本会のねらい

 世の中のすべてのものを学ぶことはできません。どんなに偉い先生でも宇宙の始まりから、古事記などの文学、エジプトの考古学、機械工学などといった内容をすべて完璧に把握することは不可能です。しかし、昨今の世の中では様々な視点から多角的に物事をとらえて考えることが重要です。そのためには一つの内容をひたすらに学ぶだけでなく、様々な分野のアイデアにも精通し広い視野を常に養うことが必要です。多くの人がそれぞれ何かに興味を持ったことがあるでしょうー例えば、葉っぱがなぜ緑なのだろうか、日本語はどうやってできたのか、犬山城の歴史についてー。そういった知識・見識を自分一人でとどめるのではなく周りの人に紹介して有意義なディスカッションをしませんか。私たちは分野横断型のディスカッションが講演者にも聴衆にもいい刺激になると考えています。学びたいという好奇心さえあれば分野や世代にとらわれず建設的な空間が生まれるはずです。


第4回ICADの概要

日時:2019年9月1日(日) 13:00-16:40

会場:犬山国際観光センターフロイデ3階 会議室1 (愛知県犬山市松本町四丁目21番地)

後援:犬山市、犬山市教育委員会

プログラム:

招待講演
「核酸医薬品とは何か」 羽渕 貴紀 (大阪大学)
近年、世界中で核酸医薬品が注目を浴びている。核酸医薬品は、これまで治療が困難であ ったガンや希少疾患などを治療できる夢の医薬品であると言われている。本講演では、核酸医薬 品の概要と課題点、さらにはその課題点を克服するための最新の研究事例を紹介する。

一般講演
「詳細世界遺産-石見銀山遺跡とその文化的景観-」
「シュレディンガー方程式の気持ち(量子力学)」
「Festivals in the Philippines」
「Let's go English mystery journey!」
「ゲノム編集食品って何だ?」
「大学サークルにみる組織とは何か」
「常にベストパフォーマンスが出せる体作り」
 「頭痛の原因と対策 トリガーポイント治療法の可能性」

 

ご支援の使途

 会議場使用料・備品使用料、招待講演者旅費・謝礼、チラシ・ポスター印刷費、抄録集作成費などに使わせていただきます。多くの方にご参加いただけるよう、犬山駅東口すぐの犬山国際観光センターを選びました。よい施設が確保できた一方で、施設使用料などの捻出に苦労しています。


私たちは、楽しい異分野交流の場を通して地域の学びに貢献したいと考えております。
そのために、クラウドファンディングという形で応援していただければ幸いです。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください