▼ご挨拶

初めまして。横浜で演劇を制作している「OKAMI企画(オカミキカク)」というユニットの主宰をしています真坂 雅(まさか みやび)と申します。少しでも興味を持ってこちらのページを見て頂き、誠にありがとうございます。

僕は高校までを秋田・由利本荘市で過ごし、横浜国立大学への進学を機に「演劇」を始めました。田舎で育ち演劇というものに触れたことのない僕は、光と音で彩られた世界とそこで生きている役者という存在に心動かされ、つい、飛び込んでしまいました。小さいころは山と海で遊びつくし、そこの恵みをたくさん食べて、すくすくと過ごしておりました。絵にかいたような田舎のこどもでした。

今は第2の故郷になりつつある横浜でアルバイト生活をしつつ、演劇を制作しています。

この度「今までより大きい規模で横浜公演を行う」そして「念願であった秋田へ自分の創った演劇作品を持ち帰る」という機会を得ることが出来ました。

OKAMI企画 あなたと笑っていたい横浜・秋田ツアー「SHIBARAKU」という公演名で

9月19日~21日に横浜で5ステージ、9月27日~29日に秋田で5ステージ行います。

しかしながら公演資金、とりわけ秋田への旅費・宿泊費という面には大きな不安を残しているのが実情です。今回のクラウドファンディングでは公演資金の一部を皆様から少しでもご支援して頂ければと思い、取り組んで参ります。


▼プロジェクトをやろうと思った理由

僕はもともと「卒業したら秋田で就職して秋田で暮らして生きたいなあ」と漠然と思っていました。

その頃はマスメディアになんとなく興味があったので、「テレビ局や新聞社に就職したい」などと、ぼんやりとした就活をスタートさせました。

そんな中で受けた進路相談。担当教授から「なぜ?」と志望理由を問われました。僕はその問いかけに答えられませんでした。「意志がない」ということを突き付けられた気がしました。

「やりたいこと」があるとして、それは「なぜ?」だろう。

悩めば悩むほどわからなくなって、卒業研究も投げ出してしまって、僕は大学に行くのを止めました。人生初の不登校という体験。当時の僕は、卒業して就職していくという社会の流れから離れるのが怖くて就職というものをなんとなくチョイスしていただけだったのだと思います。

半年経って大学に戻った僕は卒業研究をしながら何をして生きていくかを考え、最終的に、演劇を創ることを選びました。選択した時はただ「一番やりたい」からでした。一番シンプルで一番強い思いだったと思います。

一番やりたいからこそ、その理由を探ることが苦ではなく、知りたいことが増えていくし、こういうプロジェクトを打ち立てることに至りました。では、なぜ僕は演劇を創っているのか。

それは、目の前のあなたと笑っていたいから。格好つけてます。

劇場という、いつもとは違う時間が流れていく空間。あなたといられるしばらくの間、笑いあっていられたらお互いを分かち合えたなら、心底ハッピーだと思うんです僕はただの寂しがりやです。一生一緒にいられるなんてことはないんだと、年を重ねるたびに思います。だからこそ、誰かと一緒にいるこの瞬間、笑いあっていられる。そんな景色が見たくて演劇を創っています。

そんな演劇作品を実現するべく、まずは僕の好きな場所である「横浜」と「秋田」がさらに賑わっていくような作品目指して上演するために、2つの故郷への愛をエッセンスにして今回のプロジェクトを企画するに至りました。

▼これまでの活動

2013年~2015年/横浜国立大学演劇研究会「劇団三日月座」にて結成。

2015年までサークル内のユニットとして、キャンパス内で路上演劇や学内公演を行う。主な公演はOKAMI the 7th 「五月の虹のミリオン」(作 イケマスハルユキ)

2017年/2年の休止を経て、横浜国大にてラストクリスマス公演。OKAMI the 10th「セントボーイズ」(作 真坂雅)を上演。

2018年/劇場HOPEにて寺戸氏とタッグを組み、ジャズバンドによる生演奏やライブペィンティングを盛り込んだ初の東京公演となる演劇短編集OKAMI the 12th「うらごい」を上演。上演作品は「月、ミチル」「MARS」(作 伊岡森愛[重惑[omowaku]])「捨て犬の報酬」(作 末原拓馬[おぼんろ])

同年、クリスマスには「セントボーイズ」をミュージカルとしてリメイクしケーキやディナーを一緒に楽しめるクリスマスミュージカル「OKAMUSICAL セントボーイズ」(作 真坂雅)を上演。

2019年/3,4,5月の3ヶ月連続で横浜市内の飲食店にて朝ごはんを食べながら楽しめるミュージカル「朝めいて、恋」(作 真坂雅)を上演。

▼舞台内容

OKAMI企画 あなたと笑っていたい横浜・秋田ツアー2019「SHIBARAKU」

ーあらすじー

東京から電車に揺られておよそ5時間。飛行機ならば、それでも5時間。

そんなところにある小さな小さな町「オカミ町」には、そこにしか生えない「オカミソウ」なるものがあったそうな。

その不思議な植物は、それはそれは甘い香りをはなつために「こころを奪う草」として忌み嫌われておったのだが、ある日こと、当時ソバ職人見習いであるオギノヒデトモはそいつをソバに練りこんでしまったのだ!

食べた人にしあわせ運ぶと評判の「オカミソバ」に誰もが舌鼓を打ち、一躍大ブームとなったのじゃが……。

それから幾年月が流れ、オギノはひょんなことからオカミソバを作らなくなってしまう。しかししかし、そこへやってきたニセノ食品の社員イチカワアカリという女が、再び「オカミソバ」をとオギノに持ち掛けると、さあ大変。なにやら物語が動き出す気配。

ふたたび、いきていく。

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脚本:イケマスハルユキ(OKAMI企画)/演出:寺戸隆之(ノアノオモチャバコ)

出演: 真坂雅(OKAMI企画)/β(WAHAHA本舗・β歌劇団)/早川紗代(ノアノオモチャバコ)/佐藤みつよ(劇団夢幻)/佐々木祐磨(劇団マリーシア兄弟)/島原久典(the onnet)/山口茜/松下知夏

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●横浜公演  9月19日(木)19:30・9月20日(金)14:00/19:30・9月21日(土)13:30/18:00

会場:The CAVE (神奈川県横浜市中区伊勢佐木町1-3-1 イセビルB1F ※JR関内駅/ブルーライン関内駅からより徒歩10分 http://minatomirai21.com/shop/119901 )

《------- 一般発売 -------》

秋田さ行ってけチケット 4,500円 【※お好きなキャストのブロマイドプレゼント】/一般前売チケット 3,500円/ペアチケット 3,000円/U20チケット  2,500円

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●秋田公演 9月27日(金)19:00・9月28日(土)14:00 / 18:00 ・9月29(日)12:30  / ☆18:30

会場:セリオン ポートシアター(秋田県秋田市土崎港西1-9-1 セリオン2階 ※JR秋田駅から車で約18分  http://www.selion-akita.com/)

☆9月29日(日)18:30からの大千穐楽公演のみ別会場↓

会場:Lounge Bar Happy-Dream(秋田県秋田市大町 4-3-1※JR秋田駅から徒歩約17分  https://happydream-ak.com/)

《------- 一般発売 -------》

せばまだ秋田でなチケット 4,500円【※お好きなキャストのブロマイドプレゼント】/一般前売チケット 3,500円/ペアチケット 3,000円/U20チケット  2,000円

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チケット発売中!ご予約はこちらより↓↓

https://www.quartet-online.net/ticket/shibaraku

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▼資金の使い道

公演資金のうちの秋田への旅費・宿泊費に活用させて頂きます。

▼最後に

ここまで長々とお読み頂きまして、本当にありがとうございます。僕らとこの作品を分かち合ってもらって、「今日は何かいい日だったな。また明日も頑張ろう。」とお客様が思ったり感じたりするような、元気のバトンリレーを起こせるように精一杯頑張ります。自分のホームタウンとも言える秋田と横浜で、ワンマンツアーを成功させるべく、何卒ご支援よろしくお願い致します。

<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2019/08/27 09:44

    8/22-24で秋田へ帰っておりました。劇場の下見をしたり、宣伝のためチャリで街のあっちゃこっちゃ駆け回り、友人とは夜だけしか会えませんでしたが。秋田市内では秋田県立美術館やエリアなかいちの福多珈琲と会場となるセリオン、高校の先輩である松田さんが居る松田酒店さんにチラシやポスターを貼って頂き、...

  • 2019/08/22 00:50

    本公演のチラシが完成しました。リアルな世界に不思議かわいいイラストちりばめました。どんな物語が広がっていくのかとてもわくわくしております。演劇は脚本だけでも俳優だけでも成り立ちません。物語、人、光、音様々なものが組み合って混ざり合って、そこへお客さまが来て下さることで初めて完成と言えるものだと...

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