平和の大切さ、命の尊さを伝える活動を17年間続けてきた女優・たぬき。鹿児島を拠点に活動してきたが、末期ガンを患い、2年半の闘病の末2016年に他界した。『平和を伝えるこの公演だけは何があっても続けて欲しい』そんな母の想いを胸に、今年はたぬきの息子たちが戦争の記憶を伝える。

プロジェクト本文

「天国に旅立った母の想い。実現するため、お力を貸してください」

ペ-ジをご覧いただきありがとうございます。

平和作品公演実行委員会、田上晃吉(たのうえ こうきち)です。

私たちは鹿児島を拠点に2000年から戦争体験をされた方やそのご遺族からお話を聞き、実話を基にした演劇作品を毎年8月の終戦の日に行って来ました。

公演回数は17回目になり、県民の方はもちろんですが、報道各社にも認知され、応援頂いており、毎年複数のメディアのニュース・ドキュメンタリーなどで報道され、この時期の一大イベントになりつつあります。

この公演のはじまりは、主宰の女優たぬき(本名:田上美佐子・東京都出身)が、鹿児島を拠点に、全国で人権や命をテーマに一人芝居を行っており、その公演を観に来られた戦争体験者の方から、長崎の原爆体験記の本を渡され「どうか芝居にして上演してもらい、多くの人に知ってもらいたい」と頼まれ、終戦の日に公演を行ったのがはじまりです。


それから毎年、鹿児島は多くの特攻基地があったことから元特攻隊員の方、そのご遺族、また関係者に取材をして台本を作成し一人芝居をしてきました。


私が18歳の時に、役者を目指し上京、同郷・鹿児島出身の俳優「榎木孝明」さんもとで修行し2005年に独り立ち。その年から毎年8月の公演に参加し、台本作りの取材にも同行するようになり、母と二人芝居をするようになりました。

そんな中、2014年の春でした。母に「ステージ4」の複数の転移したガンが見つかり、医師より余命半年と宣告されました。


「あと半年はある、いや、まだまだこれから!」

気丈な母は、治療をしながら舞台の準備を始めました。


「・・・この舞台には立ちたい・・・平和を伝えるこの公演だけは何があっても続ける・・・』



2016年、母は舞台に立つことができなくなりましたが、病院から抜け出し劇場にきてお客様にご挨拶だけでも・・・と。



余命半年から2年半、ガンとの闘病の末母は天国に旅立ちました。



「命」の尊さ、その使い方を身をもって教えてくれた最高の師匠であり、最高の母でした。


その後2017年~2018年、私が大河ドラマ「西郷どん」にさつま言葉指導と出演したため、公演を実施できなかったのですが、2019年、母の想いを実現するため再開いたします。

大河ドラマ「西郷どん」45話 中原尚雄 役

再開する今年は、母が最も見たがっていた、私が東京でお世話になっている劇団の芝居を鹿児島で、この8月の公演で上演します。

室積光」原作・脚本・演出

「遠い約束」~おじいさんのタイムカプセル~

 この演目は、2000年の初演以来、全国の小学校・中学校・高校を中心に20年間上演され続けており、ブーゲンビル島で戦死した叔父を持つ著者・室積光が、戦友会など戦争体験者や遺族を実際に訪ね歩くことでわかった戦中日本の「現実」をベースに作られた物語です。初演から今に至るまで、取材で戦前の生活に関する新たな情報が入るにその部分を書き換え、より「リアル」に当時の現実を描くものへと改稿されてきました。2017年にはキノブックスより小説としても出版され

「戦争の悲劇と向き合い、戦争の残した爪痕を切なく描き切った感動作」

と、話題となっている作品です。







【ご協力頂く資金の使い道】

劇場費・舞台制作費・舞台美術の拡充、そしてチケット代金をなるべく安く抑え、多くの方にご来場頂くため大切に使わせていただきます。


『平和を伝えるこの公演だけは何があっても続けて欲しい』

忘れてはいけない大切な記憶・・・本当に守らなければならないもの。

そんな母の想いを胸に、今年はたぬきの息子たちが戦争の記憶を伝えます。

皆さん、どうかこのプロジェクトを応援ください。

よろしくお願い致します。

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2019/07/17 15:14

    皆さまお世話になります。平和作品公演実行委員会の田上晃吉です。先日、舞台公演の準備の為2日間だけですが鹿児島に帰省し、劇場との打ち合わせや応援くださる方々とお会いして来ました。2015年までは母と共にご挨拶まわりをしており、今回は一人。不安もありましたが、ご挨拶に伺うと「気張れよ!応援すっで」...

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