はじめに・ご挨拶

私たち茶の湯歳時記同好会は、日本の文化の中でも特に優れた文化のひとつと言われる「茶の湯」を中心に「茶会」を通じて、皆様とのご縁を深め、楽しい茶会を続けています。日本の四季の移ろいや花鳥風月の中に美を見つけだす事ができるのは、日本人が持つ独特の感性です。国際化が急速に進む中、茶の湯文化に興味を持たれる外国人も増えてきたように思います。茶の湯の文化が日本だけのものではなく、地球の文化になるように願っています。

このプロジェクトで実現したいこと

尾道港開港850年を記念した茶会に多くの方に参加してもらい、尾道を観光地としてさらに盛り上げ、まちづくり・地域活性化したいと考えています。


私たちの地域のご紹介

茶の湯歳時記同好会が主に活動している尾道市は今年、尾道港が開港して850年の節目の年にあたります。これを記念して尾道を代表する古刹「国宝の寺 浄土寺」に於いて、今秋、山内の重要文化財の建築群に4か所のお茶席を設けて茶会の開催を予定しています。また、尾道にゆかりの深い、足利尊氏候、定証上人、道蓮道性ご夫妻、平山角左衛門公の特別法要を執り行います。


プロジェクトを立ち上げた背景

令和になって初めての「広報おのみち」の表紙に、令和の新元号を手に持たれ、国宝の多宝塔を背景に表紙を飾られたのは、浄土寺の小林暢善住職です。今回、茶の湯歳時記同好会が企画致しました「尾道港開港850年記念茶会」に快く賛同されました。茶の湯歳時記同好会はその前身母体『露滴会』 よりこれまで28年間に渡り、お茶会を企画して参りました。是非観光だけでは味わえない一味違った尾道の情緒とお茶会をお楽しみくださいませ。


これまでの活動

平成3年 浄土寺重文露滴庵の保存団体を表千家流により『露滴会』を創立する。
平成7年 京都の高台寺において表千家流長生会の茶会を行う。
平成9年 日本代表として『フランスにおける日本年』でリヨン繊維博物館において速水流宗楽宗匠に同行し茶会の道具係として参加する。
平成10年 中国の上海にて観音霊場普陀山開山した日本の学者、恵鍔大師に日本人初の献茶式を行う。
平成11年 ビルマ(現ミャンマー)、メコン河の支流シッタウン河において日本初の第二次世界大戦戦没者の献茶式を行う。
平成12年 タイ国のアユタヤにおいて、日本人の将軍山田長政の献茶式を行う。浄土寺においてチベットデブン僧院のゴマン堂長より長寿潅頂を受ける。
平成17年 中国の西安青龍寺の本堂において中国僧を招き日本人初の空海と師恵果禅師に献茶式を行う
平成24年 尾道浄土寺において秋篠宮殿下・紀子妃殿下お成りの際にお茶を方丈の間で献じ紀子妃殿下よりお言葉を受く。
平成24年3月頃~ 7団体を統合し、任意団体「茶の湯歳時記同好会」として、尾道市浄土寺で献茶式、茶会開催及び講演活動を開始。
平成25年2月 機関紙「茶の湯歳時記同好会新聞」を創刊 令和元年まで52号を数える。
平成27年 浄土寺の露滴庵において古田織部没後400年記念『織部茶会』を創立する。文化財を護る浄土寺茶頭になる。
平成29年 岡山市の後楽園において茶の湯歳時記同好会が『春の桜茶会』をはじめる。三原市において茶道団体『玉壷会』を創立する。三原市寺院十一箇所において、市長、ご当主小早川隆治公を招き献茶式や『千人茶会』を創始する。1750余名の参加者をみる。


資金の使い道

茶席運営費 茶碗制作費 茶碗保管費 CAMPFIRE手数料 に使わせて頂きます。


実施スケジュール

2019年8月某日 尾道港開港850年記念茶会クラウドファンディング開始

2019年9月末日 尾道港開港850年記念茶会クラウドファンディング終了

2019年10月末日 尾道港開港850年記念茶会クラウドファンディング振込完了

2019年11月上旬 尾道港開港850年記念茶会 パトロン様への茶会ご詳細のメール送信

2019年11月17日 尾道港開港850年記念茶会開催


リターンのご紹介

★紀三井寺写し茶碗付き茶券について

お申し込み頂いたパトロン様50名に限り、記念茶会当日受付にて、紀三井寺写し茶碗を進呈させていただきます。

★クリアファイル付き茶券について

お申し込み頂いたパトロン様200名様に限り、尾道浄土寺特製クリアファイルを進呈致します。

★浄土寺茶会風景


★なお、一枚の茶券で、下記すべて入場が可能です。ごゆっくりとおくつろぎ下さいませ。
・茶席二席入場券
・点心(お弁当)席入場券(※尾道の名店 大丸日本料理場の点心としてご用意予定)
・宝物館入場券(※尾道港開港850年記念企画展として予定)
・法要参加券  


★また、すべての交通費及び宿泊代は、パトロン様のご負担となります。お茶会当日は、お気を付けてお越し下さいませ。

【お茶会開催概要】
イベント名:尾道港開港850年記念茶会
開催日:2019年11月17日(日)
場所:転法輪山 浄土寺 〒722-0043 広島県尾道市東久保町20−28 交通アクセス
時間:開場/9:00 閉場/16:00
参加流派他:表千家流 裏千家寂心会 速水流蒼の会 茶の湯歳時記同好会
茶券1:CAMPFIREでご支援頂くリターンに含む(但し、紀三井寺写し茶碗付き:50枚限定)

茶券2:CAMPFIREでご支援頂くリターンに含む(但し、浄土寺クリアファイル付き:200枚限定)
一般販売茶券:5,000円(茶席二席入場券/点心席入場券/宝物館入場券/法要参加券)
浄土寺施設概要:浄土寺の宝物 宝物一覧
企画制作:茶の湯歳時記同好会 インスタグラム Twitter
※茶券の一般販売は、手売りの販売となります。会費は5,000円です。


茶会会場について

★阿弥陀堂

★露滴庵

★梅の間

★方丈 上段の間 


★記念品『紀三井寺写し茶碗』について

クラウドファンディングの参加記念品と致しまして、紀三井寺写し茶碗をご進呈致します。

この茶碗は、千利休が香炉であったものを茶碗に転用して愛玩した「紀三井寺茶碗」を同じ構図、同じ寸法で再現したものです。『茶器名物図彙』では小堀遠州が正面に描かれた人物を観音様に見立て、観音霊場として有名な紀州の紀三井寺に因んで名付けたと言われています。

※上記すべての画像は、有償無償を問わず、無断転載及び引用を禁じます。茶の湯歳時記同好会©️


これまでに開催した茶会風景

★浄土寺夜咄茶会

★国際交流茶会

外国人の方も茶会に是非お越しくださいませ。茶の湯歳時記同好会 ©️


最後に                       広報おのみち©️

ご挨拶

瑠璃峰の青楓も清々しさを増すこの頃、皆様にはますますご清祥の事とお慶び申し上げます。さて本年は、尾道が高野山の荘園、太田の荘(現世羅町)の倉敷となって850年の節目を迎えます。平安時代の末仁安3年(1169)、後白河法皇が高野山に寄進された荘園のお米の積出港となり、以降尾道が港として発展してゆく事となりました。港の繁栄とともに尾道は発展し、寺宮もそのおかげで今日に至っております。850年に及ぶ港の歴史に想いを馳せ、一服のお茶を頂きながら錦秋のひと時をお楽しみ下さいますよう、ご来山ご入席をお待ちしております。

浄土寺 山主 小林暢善 拝

なお、本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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