<はじめに・ご挨拶>
ご覧いただきありがとうございます!
このプロジェクトを立ち上げた林陽介です。
僕はスノーボード、スケートボード、サーフィンといった横ノリを20年やってきました。
この横ノリという遊びは僕にとって人生そのものであり、これがないと生きている意味がないというほど昔から大好きで熱中してきました。
オランダにてチームメイトとの思い出の1枚
横ノリはどれも大好きでしたが、その中でもスノーボードではプロとして活動する程にもなり、アメリカやヨーロッパのチームにも所属し、日本と海外のスノーボーダーの架け橋となってきました。そんな大好きな横ノリからは人生の大切な事をたくさん教わってきました。
<なぜこのプロジェクトを立ち上げたのか?>
清里小学校のプールをスケボーパークにリノベーションしようと思った理由は以下の4つです!
①山梨県のスケートボード環境を整備し、山梨のスケートボードシーンを盛り上げたい!!
②統廃合により学校がなくなってしまった地域を元気にしたい!!
③大人だけでなく、地域の子供達の未来にもスケートボードという希望を!!
④子供達の多様性を受け入れる受け皿となりたい!!
年に一度開催される山梨の横ノリ好きが集結するイベント"山梨Ignission"
①山梨県のスケートボード環境を整備し、山梨のスケートボードシーンを盛り上げたい!!
・山梨県には、スケートボードを安心して楽しめるスケートパークが1つもない
結婚をして子供を3人も授かってからはプロスノーボーダーを引退し、自然豊かな環境を求めて山梨県の八ヶ岳エリアに移住をしました。
自分1人や友人と楽しむことが多かった横ノリですが、子供と一緒にスケボーをするようになったことで、横ノリの楽しさを子供と一緒に分かち合う幸せを知りました。
しかし子供と滑ろうと思った時に、山梨にはスケートボードを安心して楽しめる場所がない事に気付きました。
僕のように働きながらの人にとっては、少しの空いた時間で滑れるスケートボードは、気軽に横ノリを楽しめる貴重なものなのですが、仕事後の夜の時間帯や、雨の日などに天候を気にせず滑れる場所、
また近隣の方に怒られる心配などせずにのびのびと滑れるパークというものが山梨にはないのです。
<スケボーパーク(スケートパーク)って??>
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スケートパーク(英: Skatepark)とは、主にスケートボード、アグレッシブインラインスケート、フリースタイルBMX向けに作られた運動施設。舗装面にジャンプ台等の構造物(セクション)が設置されている。
略称及び競技種目として単にパーク (Park) とも呼ばれる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/スケートパーク
・きちんと管理されたスケボーパークがないことで、近隣住民とのトラブルが起きてしまっている現状
近隣の方からの苦情により残念ながら閉鎖されてしまった河川敷のスケボーパーク(甲府市)スケボー人気に伴うスケーター人口の増加により、残念なことに一部のスケーターではありますが、マナーが悪いことで近隣住民の方に迷惑をかけてトラブルになるということも実際に山梨県で起きています。
スケートボードはオリンピック競技にもなっています。
そのことからもわかるようにスケートボードが悪いわけでもなく、むしろスケーター人口が増えることは喜ばしいことですし、ただスケートボードをやる人もやらない人も安心安全に過ごせる「環境」が整っていないことが問題なのです。
このような問題を実際に自分の肌で感じたことがきっかけで、スケーターがただ楽しむためだけではない、地域にも貢献できるスケボーパークを作りたい!!という思いが強くなりました。
そこで、地域活性化の重要な要となる「廃校」になった小学校の活用に目をむけました。
②統廃合により学校がなくなってしまった地域を元気にしたい!!
・廃校になった小学校をスケボーパークにリノベーションすることで、
若者や子育て世代を呼び込み、地域を活性化したい!!
スケボーパークを作りたいと思った時に、まず真っ先に目を向けたのが、地域に溢れる「廃校」となった小中学校です。僕の住む北杜市も例外ではなく、最近は3つの小学校が統廃合されました。北杜市では廃校の管理を民間団体に委託していて、各学校ユニークな活用がなされています。しかし、どこも校舎や体育館は活用されていても、プールの活用方法はなかなか定まらないようでした。ところがスケーターにとって、プールはスケボーパークとして活用するには非常に好条件なのです!!しかも屋内プールであれば天候を気にせず昼夜問わず楽しむことができます。
実際のプールの様子(山梨のたくさんのスケーターが清掃に協力してくれました)
そこで屋内プールがある清里小学校を管理する八ヶ岳コモンズ(https://mt8commons.com)を訪ねたところ、ありがたいことにこの提案を快諾していただき、自分も八ヶ岳コモンズのメンバーとなることで、このプロジェクトをスタートさせることができました。
また少子化に伴う小学校の統廃合や山間部の過疎化は全国的な問題であると思います。
そういった地域の地域活性化のモデルケースとなれるように、ただスケーターが楽しむためだけのスケボーパークではなく、行政や地元観光協会などとも手をとり合い、地域活性化のための意見交換や様々な試みを実施していきたいと考えています。
③大人だけでなく、地域の子供達の未来にもスケートボードという希望を!!
・スケートボードを地域の子供達に浸透させたい
八ヶ岳エリアでは冬の寒さを生かして、スキーやアイススケート(スピードスケート)といったクラブは昔から地域に根付いているのですが、スケートボードやスノーボードといった横ノリカルチャーは全くといっていいほど根付いていません。しかし移住してきたのも何かの縁。せっかくこの地で自分が子育てをするなら、この地域に横ノリカルチャーの楽しさを根付かせたい!!そう思っています。
・スケートボードクラブを立ち上げ、地域の子供達の新たな可能性を伸ばしたい
八ヶ岳エリアの子供達は、冬は八ヶ岳からの強風や寒さで思うように外遊びができません。しかし高原なので夏は涼しく活動しやすいため、屋内施設で体を動かして楽しめるものがあれば、通年通して快適に活動できるのです。そういった点でも、この屋内スケボーパークはこのエリアにぴったりな施設になることができます。また八ヶ岳エリアは都市部から移住してみると、驚くほどに習い事の選択肢が少ないのが現状です。このスケボーパークのオープンと共に子供向けのスケートボードクラブを立ち上げることで、この地域で暮らす親子にとっての新たな選択肢となり、子供達の可能性を伸ばすお手伝いができたらとても嬉しいです。また、スケートボードをきっかけに、そこからスノーボードへも繋いでいけたらと思っています!!
<現段階でのスケートボードクラブ概要>
・レッスン時間:週1回(60分)
・月謝制
・開講曜日:火、木、土、日(1コマあたり5名を定員とし、この曜日の中で振り分けます)
※レッスンのある曜日も一般開放しているので、受講生以外の方も滑走可能(もちろん大人もOK!)
・クラス編成:ちびっ子クラス、3〜6歳(年少〜年長)
キッズクラス 7〜9歳まで(小学1〜3年生)
ジュニアクラス 10歳〜15歳まで(小学4年〜中学3年生)
・クラブ生以外の方でも、未経験者・初心者向けに予約制で個人レッスン可能(単発受講)
④子供達の多様性を受け入れる受け皿となりたい
学校に行く子、行かないことを選択する子。大人数で遊ぶのが好きな子、1人で黙々と探求する遊びが好きな子。子供達の個性は実に様々です。このスケボーパークでは、子供達の多様性を当たり前に受け入れる、そんな子供達の安心できる居場所としても機能していきたいと思っています。
・不登校の子が気軽に来れる場所にしたい!
不登校の子が年々増加している昨今ですが、学校に行かないことを選択している子たちにとって、平日の昼間はゴールデンタイムです!にもかかわらず、なかなかしっくりくる居場所が見つからず、時間をもて余している子がたくさんいるのが現状です。このスケボーパークは曜日は限られますが、平日の昼間もオープンする予定です!平日の昼間ならのんびりマイペースに楽しめますし、多様性を当たり前として認めてくれる大人の中で、堂々と安心して過ごせる。そんな場所になれたらと思っています。
家にいるよりちょっと外に出たい気分の日や、体を動かしたい日。
そんな日にふらっと遊びにきて、スケートボードででリフレッシュ。
この八ヶ岳エリアにそんな新たな環境や選択肢が生まれることは、この地域の大きな可能性につながると思っています。
・スケートボードなら集団が苦手な子でも楽しめる!
スケートボードは個人競技です。もちろん、スケートボードを介して仲間でワイワイ楽しむのもスケートボードの醍醐味のひとつではありますが、集団活動やチームプレイが苦手な子も、スケートボードなら自分のペースで黙々と打ち込めます!自分の世界に集中するのが得意な子はインドアになりがちですが、もしその子がスケートボードに興味を持てば、体を動かしながらその集中力を発揮できるようになります!
スケートボードによって学校に行かない時間が有意義なものになれば素晴らしいことですし、そこから未来のオリンピック選手が生まれるなんていう可能性もあります。
・子供の興味や関心を多方面から受け止める環境が整っている!
このスケボーパークがある八ヶ岳コモンズには、YOUTUBEスタジオや、コワーキングスペース、クッキングスタジオやアートスペース、図書館や資料館など、様々な興味に合わせて楽しめる施設となっています。スケボーパークに来たことをきっかけに、多方面に興味関心を伸ばすことが可能なのも、この場所にスケボーパークを作る利点だと思っています!
八ヶ岳コモンズパンフレットより
<現在の状況>
現在、スケボーパークオープンに向けて、山梨県内のスケートボード仲間に協力してもらいながらプールの清掃などの環境整備を進めています。また創業に際しての事務的なことも並行して進めています。次の段階としては、このクラウドファンディングでご支援いただいた資金を元に、資材を購入し実際にスケボーパークを作っていきます。
<現段階でのスケボーパーク概要>
・営業時間:火・木・土・日(営業曜日はオープン後の様子次第で増やしていく予定)
平日10時〜22時 土日10時〜23時
・料金について:滑走料金は検討段階ですが、近隣の方はもちろん、観光で八ヶ岳を訪れた方のレジャーとしても気軽に利用していただけるように1時間500円〜を想定しています。また長時間滑りたい方向けに「1日券」の導入、日常的に滑りたい方向けにお得な「滑走フリーパス」の導入なども検討しています。ご家族みんなで楽しんでいただけるよう、「家族割」も導入予定です。
・受付を設置し、管理人が常駐します
<実施スケジュール>
2020年10月末:クラウドファンディング終了
2020年11月初旬:スケートパークオープンに向けて必要な資材購入
2020年11月中旬:着工(セクションの施工・設置)
スケートボードクラブ生徒募集
滑走フリーパスの先行販売・体験レッスンの予約受付開始
リターン品・お礼メールの発送
2020年11月下旬:プレオープン
2020年12月初旬:正式オープン
※現段階での予定です。状況によってスケジュールが変更になる可能性があることをご了承ください。
<ご支援いただきたい理由>
このスケボーパークをオープン予定の清里小学校は、北杜市が八ヶ岳コモンズに10年ごとの契約更新で委託しています。そのためプール自体を傷つけないために、プール全体に耐久性のある材質の物を貼る必要があります。この施工を25mプール全体に施すとかなり高額になってしまい、そのため、この費用をみなさまにご支援いただきたいのです。
またスケボーパークを作るにあたってのアイテム製作費用やスケボーパークのPRにかかる費用にも充てさせていただきたいと思っています。
<資金の使い道>
ご支援いただきました資金の使い道は、
・滑走エリアの整備費
・アイテムの設置、製作費
・売上が安定するまでのプールの利用料
・スケートパークのPR費用(パンフレットやポスター、ロゴ、WEBサイト制作費など)
・クラウドファンディングの手数料
に使わせていただきます。
<最後に>
スケートボードと地域の活性化。
一見バラバラに見えるジャンルですが、需要と供給を一致させるハブ地点さえあれば、
たくさんの問題が解決でき、山梨県がより良い地域に、また全国へ向けた地域問題解決のモデルケースになっていけるはずです。そのハブ地点を作りたいのです!!
このプロジェクトが地域問題の解決&スケートボード環境改善の成功モデルとして、全国へ広がっていけるよう、県内の方だけでなく県外の方にもぜひご支援いただきたいです。
ぜひとも皆様のお力を貸してください。
そしてご支援いただいた方に、オープンしたスケボーパークで実際にお会いできることを楽しみにしています!!
この文章だけでは伝わりきらない点も多々あるかと思います。
このプロジェクトに関する取材やご質問、またリターンについてなど、ご不明な点などございましたら、遠慮なくこちらのメールアドレスまでご連絡ください!!
naturebros.13@gmail.com (林陽介)
よろしくお願いします!!
※募集方式について
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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