【自己紹介】

 はじめまして。丸山勇矢と申します。岩手大学卒業後、8年と6か月の間、小学校教員を務めましたが、統合失調症を発症。療養後、8年間介護員として働き、現在は、発掘作業員をしています。40歳男性です。趣味は砂浜の散歩と石拾い。フットサルです。その他、趣味と実益を兼ねてストラップを道の駅で販売しています。昨年は、道の駅二ツ井で550個を1年間で売りあげました。時には、作詞作曲をしたり、詩を書くこともありますが、1番好きなことは文章を書くことで、物語を作っています。これまでを振り返り思うことは、いつもお金のかからない道を選んできた、ということです。もっと自由に、貧しい人を助ける活動がしたい、という思いが強くあります。上の写真はカンボジアのゲストハウスでとったものです。下は最貧困地区スタンミアンジェイです。トゥクトゥクという乗り物に乗っています。

 【近況】

 最近、カメラのキタムラでフォトブックを作れることを知り、念願だった絵本化を果たしました。以前は前作『クリスマスのリスト』を無明舎出版から自費出版をしようとしたことがあります。イラストレーターの方と自身の家族の意向で、教会内の営利を目的としない配布にしたい、という意見から、出版はしないことにしました。その時は、絵本を出版して利益がでたら、それを貧困に苦しむストリートチルドレンのために使いたいと考えていました。特に、2010年1月14日から3週間、カンボジアの首都プノンペン最貧困地区スタンミアンジェイに訪問(上の写真)した時から、どうすべきかをずっと考えてきました。訪問から10年が経とうとしている今、友人のSさんが障害者の支援がしたい、と言っていたのを聞いて、社会貢献について再び考え、もう1度自分なりの活動を始めようと思い立ちました。そして、今回、手作り絵本とストラップで資金を集め、製品を作り、それを販売して、その利潤で困っている人(障害のある人や貧困に苦しむ子どもたち)を助けようと考えました。

 ~波間の風プロジェクト~

 波間の風のように勢いをもって、自由に、より速く、より力強い生き方がしたい。貧困からの脱却を目指すプロジェクトです。まずは、支援金にて、絵本『忘れんぼうのサンタ』を道の駅やコンサート会場や各種イベントにて販売します。その売上金で、次回作『クリスマスのリクエスト』を絵本にします。デザインは障害のある方に依頼することで間接的に支援します。できた絵本は販売して、再び、障害のある人や貧困に苦しむ子どもたちのために使う持続可能な支援にしたいです。また、ストラップは、知人の学生を通じて村の子どもたちに作り方を教え、最終的には、ストリートチルドレンの子どもたちが作れることを願い活動します。材料はEMS国際郵便で届けます。子どもたちが自分で稼げるような仕組みづくりに取り組んでいけたら嬉しいです。

 【協力者紹介

 私の名前はNAT SOMALIKAです。20歳です。カンボジアのプノンペンにある情報研究所(大学)の学生です。私の夢は日本に行くことです。日本語を勉強しています。プロジェクトを手伝いたいと思っています。ストラップを作ったり、村の子どもたちに支援したりできれば、と思っています。よろしくお願いします。

 『忘れんぼうのサンタ』の絵を描いた大木舞です。27歳です。高校時代は仙台のデザイン学校に通っていました。卒業することなく、実家にもどりましたが、今は元気です。現在はホテルの厨房で見習いとして働いています。趣味は雑貨制作(レジン)や絵を描くことです。忘れんぼうのサンタの絵は色鉛筆と指で描きました。ぜひ、見てみてください。

 【忘れんぼうのサンタについて】

 「サンタさんって本当にいるの?」という質問にどう答えたらよいのか、答えに戸惑う大人の方は多いのではないか?と思います。その質問に正直にありのまま、誰をも傷つけないように書いた絵本が『忘れんぼうのサンタ』です。あらすじはこうです。

 まずしいサンタがサンタを信じない子どもに贈り物を届けようとします。しかし、それは、サンタのおきてを破る行為でした。サンタはこの子どもがサンタを信じていない気持ちが半分以上あるけれども、残りの半分以下はサンタを信じる気持ちがあると考え、メッセージをしたためます。信じる気持ちは、忘れてしまいやすいもの、でも、何かのきっかけで思い出すもの。その時、サンタは目には見えないけど、確かにいる、と信じることができる。おっちょこちょいで普段は、忘れものが多いどこか頼りないサンタが、子どもに対して向き合う時に、いつもとは違う姿を見せてくれます。貧しいサンタが仕事を失って思うことは、不満や不平ではありませんでした。新しい希望を胸にに出ます。そう、物語はまだ続くのです。

 前作は改めて制作中です。また、次回作は『クリスマスのリクエスト』で、こちらは、牛丼屋さんの宣伝のようにユーモラスな物語になっています。

 【絵本を読んでくれた職場の方からの感想】

 忘れんぼうのサンタはどこか不思議な気持ちにさせてくれる絵本でした。内容は、サンタを信じない子どもにスポットが当てられていて、温かみのある作品だなと思いました。構成としては、忘れっぽいサンタの部分が最後ではなく、最初に書かれていて、展開の仕方がタイトルに対しての結末、というものと違ったパターンなんだなと思いました。あとがきの部分にも興味深い言葉が並んでいて、楽しく深く考えることができました。

 【支援金について】

 例 支援金総額 35万円の場合         

〇『忘れんぼうのサンタ』の印刷費30冊分  5万円(A5フォトジン)    

〇『クリスマスのリクエスト』のデザイン費用  4万円          

〇『クリスマスのリクエスト』の制作費・印刷費20冊分

4万円(A5フォトジン)          

〇事務費 

    1万円           

〇リターンの絵本制作費用

     8万円          

〇リターンのストラップ材料費・制作費用      1万円                         

〇ポストカード インク代・用紙代

   1万円                           

〇CAMPFIREの掲載手数料・決済手数料+税

   9万円             17%+10%=27%

〇早期振り込み手数料

  2万円               

※ 目標金額を越えた場合の余剰金は、障害者やカンボジアの子どもたちの支援にあてられます。                   


 【リターンについて】

12000円で忘れんぼうのサンタ最終ページ協力者の欄にお名前を掲載させさせていただきます。

※ その際、備考欄に掲載したいお名前をご記入ください。お名前が掲載された『忘れんぼうのサンタ』のフォトブック(A4 フォトジンスピード印刷)を1冊送付します。

500円で、波間の詩ポストカード1枚と活動報告書とお礼のメッセージ。

700円で、次回作クリスマスのリクエストの下書きと活動報告書とお礼のメッセージ。メール添付または郵送になります。

1200円でイニシャルストラップ1個と活動報告書とお礼のメッセージ。ストラップの色とイニシャル1文字をご記入ください。

1500円で2020年カレンダー1枚と活動報告書とお礼のメッセージ。お好きなカレンダーを1つ選んで(1サンタ2町あかり3お庭4家族)備考欄にご記入ください。

2500円でフォトジンでの絵本(A5サイズ)と活動報告書とお礼のメッセージ。

3600円でソフトカバーの絵本(A5サイズ)と活動報告書とお礼のメッセージ。

5000円でハードカバーの絵本(A5サイズ)と活動報告書とお礼のメッセージ。

5600円でフォトジンでの絵本(A4サイズ)と活動報告書とお礼のメッセージ。

7200円でソフトカバーの絵本(A4サイズ)と活動報告書とお礼のメッセージ。

9000円でハードカバーの絵本(A4サイズ)と活動報告書とお礼のメッセージ。

12000円でお名前の掲載とフォトブックと活動報告書とお礼のメッセージ。

15000円でカンボジアの子どもたちからのメッセージと『忘れんぼうのサンタ』の感想文、感想コメント集。動画トゥクトゥクから見えた景色。カンボジアのコーヒー。活動報告書とお礼のメッセージ。

175万円で著作権(原画は郵送・原稿はデータ)を送らせていただきます。加えて、活躍報告書とお礼のメッセージ。

 【実施スケジュール】

 9月公開、10月28日募集最終日。11月経過報告。リターン作成。12月上旬~リターン発送です。

 最後に】 

 わたしは、この夏にあることを学びました。それは、自由は個人のなかではなく、集団の共同体(居場所)の中にある、ということです。面倒くさいと思いがちな関係の中に本当の自由があります。わたしたちは、自由になりたいと、都会にでたり、面倒な関係を絶ったり、個人になることで、自由を得てきたつもりでいました。しかし、それは、この決められた部屋に閉じこもって、たくさんの約束に従う限り、『お店は無限にありますよ。娯楽の時間だけなら無限にありますよ。』というような狭く決まりきった自由です。しかも、時間がいくらあっても足りない自由で、決して満たされない孤独な社会に生きています。大変すぎて、人の間違いが赦せないのです。人に親切にしなさい、とはよく教えられてきましたが、なぜそうなのか?という要には誰もふれません。教会に通うクリスチャンでさえ、ほとんどわかっていません。でも、書いてあります。そうすれば、一人ひとりに対する答え方がわかるからだと。『忘れんぼうのサンタのルーニーは、本当に自由です。子どもたちのために生きています。嫌われても受け入れています。相手を傷つけません。優しいからとか、真面目だからとかではなく、ずっとサンタ自身が傷ついて、痛みを知っているからです。』わたしたちは、生意気な子どもや腹立たしい行動をとる障害者や口うるさい高齢者に頭にきたりもします。しかし、傷つけても解決しません。日本の社会をみても、今、解決しなければならない問題が山積みです。この~波間の風プロジェクト~始めるときにきている、と感じています。

 この絵本は悩みをかかえている方にぜひ、支援して読んでほしい、と思っています。教え子が言っていました。「先生は親みたいなものだから。」統合失調症の友達が笑って言っていました。「おれは無理。諦めてる。1級(障害者等級)だもん。母さんの手伝いができればいい。」白内障の手術が失敗して目が見えなくなったおばあさんが言っていました。「それなら罪(どちらも悪く)ならねべ。」誰しも、問題を抱えています。でも、自分の許せる向き合い方を見つけた時に、その心が水のように透き通って、つかれさせられた心を潤してくれると、笑って暮らせるようになるのだと、信じています。

 このプロジェクトのキーは、支援が支援を産む仕組みづくりにあります。支援を受けるだけでなく、与えられるような、サイクルを作り出したい、と思っています。みなさんの心に明るい波音と風を吹かせてくれると信じたいです。そして、誰かが目に見えないプレゼントを風のように届けてくれるような気持ちで信じ続けています。そう、『忘れんぼうのサンタ』のように。みなさんのご支援をお待ちしています。

  • 2019/10/27 20:05

     野菜とストラップ、販売してきました。野菜が1000円に満たないくらい。ストラップが4000円分、売れました。収益の半分は送料にあてます。

  • 2019/10/23 07:10

    校舎再利用施設さとぴあでの販売の収益もカンボジアのために。28日日曜日に開催されます。目標額は3500円です。

  • 2019/10/21 23:07

     久しぶりにストラップを販売してきました。オーダーのお客さんのストラップ、難しかった。なんとか形にして渡すことが出来ました。30分近くかかりました。道の駅のストラップ販売も、いまは休止していますが、また再開したい、と思いました。 

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