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社会問題と向き合う人のクラウドファンディング

LGBTQについての理解を、京都発のフリーマガジンを通して広めたい!

現在の支援総額
105,000円
パトロン数
24人
募集終了まで残り
終了

現在17%/ 目標金額600,000円

このプロジェクトは、2019-10-23に募集を開始し、24人の支援により105,000円の資金を集め、2019-11-11に募集を終了しました

女装パフォーマーである游魚(ゆうぎょ)が、LGBTQなど性的マイノリティへの理解が広まることを目指し、国内外の性的マイノリティをめぐる状況を取材するプロジェクト!いろいろな意味で「生きづらさ」を抱える人々が住みやすい社会にしていくための第一歩を、応援よろしくお願いいたします!

はじめまして!游魚(ゆうぎょ)と申します。
わたしは女装アーティストとして、京都を拠点に音楽・ダンス・文章などを通じた表現活動をおこなっています。

近年では、アメリカや台湾で同性婚が法的に認められるなど、世界的に「性の多様化」を受け入れる動きが
広がっていますが、日本国内に目を移すと、LGBTなど「性的マイノリティ」といわれる人々が、自分の性自認や性的指向をオープンにすることができず、「生きづらさ」を抱えているケースが多いのも実情です。
わたしは、国内外の「性的マイノリティ」を取り巻く状況や当事者たちの思いを、京都で3万部を配り切る人気のフリーマガジン『ハンケイ500m』を通して伝えることで、国内外から多くの旅行者が訪れる観光都市・京都から「多様な性」への理解が広がっていけばと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

何卒、応援をよろしくお願いいたします!!!


オランダ・アムステルダムで開催される、あらゆるマイノリティのためのイベント『WTF QUEER WEDNESDAY』に自ら参加して取材をおこない、そのレポートをフリーマガジン『ハンケイ500m』誌上に掲載!

わたしはこれまで長年、ミュージシャン・ダンサー・俳優として活動してきました。
そして、こうした活動を通じて、海外にいるミュージシャンやダンサーと交流する機会も多く、自分自身も海外で公演をおこなうことがたびたびありました。
そんななかで、2019年9月25日にオランダ・アムステルダムで開催される『WTF QUEER WEDNESDAY』というイベントに、女装アーティストとして出演できる機会をいただきました。

イベントタイトルになっているQUEER(クイア)という言葉には、もともと「奇妙な」「風変わりな」といった意味がありますが、QUEERは現在では性的マイノリティを包括する概念にもなっています。
このタイトルのとおり、同イベントの中心となるのは、QUEERという定義にふさわしいミュージシャンやパフォーマーによるライブですが、このイベントの素晴らしいところは、セクシャルマイノリティだけでなく、移民や有色人種、障がい者など、オランダの社会におけるあらゆるマイノリティに対してオープンであることを表明しているところです。

今回、わたしはこのイベントに、ダンサー/ギタリストとして出演し、同時に取材をおこないます。しかし、日本からオランダへの交通費や現地での滞在費はすべて自腹、いまのところ大赤字の状態です。

この取材にかかる経費を集めることが、今回のクラウドファンディングのひとつ目の目標です。


LGBTQの「Q」ってなんだ?

ここで話をLGBTQに戻しましょう。
近年、性的マイノリティー(性的少数者)といわれる人々をあらわす呼称は、非常に多様化・細分化しています。
たとえば、LGBTQの「Q」には上記のQUEERの意味合いもありますが、「Questioning(クエスチョニング)」という意味もあります。クエスチョニングは文字通り、自分の性自認(自分の性別を何と認識するか)や性的指向(どのような性別の人を好きになるか)がはっきりしない、あるいはあえてはっきりさせない人を示す用語です。
LGBTはご存じのとおりレズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーの頭文字をとった用語ですが、「同性愛者」や「性自認が生まれつきの身体的な性別と異なる人」以外にも、他者に恋愛感情や性的欲求を抱かないアセクシャル(Asexeal)や、恋愛感情や性的欲求を抱く際に、相手のセクシャリティを限定しないパンセクシャル(pansexual)といった人たちもいます。

ここで、わたし自身について話すと、わたしは恋愛対象は女性で、自分の性自認もある程度は男性です。
しかし、男性的な服装や言葉遣いに、ずっと違和感をおぼえてきました。
そして3年前、離婚したことをきっかけに、ライブやパフォーマンスの場で日常的に女装をするようになったのですが、女物のワンピースを纏い、ウィッグやつけまつ毛を装着して初めて人前に出たときの解放感は衝撃的でした。それから現在にいたるまで、日々、これまで身に纏ってきた「男らしさ」が剥がれおちていくような感覚を味わっています。
とはいえ、わたしはまだ普段の生活で女性装をする段階には至っていません。
しかし、ここでこうしてカミングアウトをおこない、活動を展開していくことで、普段の生活でも素直に自分の「性」を表現していけるようになると思っています。
そして、誰もが素直に自分の「性」を表現できるようになれば、日本社会に蔓延している生きづらさも、すこしは緩和されるのではないでしょうか。


『ハンケイ500m』との出会い

ところで、わたしが「オランダで『WTF QUEER WEDNESDAY』に参加できるかも」というお話をいただいたのは、今年8月の後半になってから。日々、ライブをはじめとする表現活動を中心に暮らしているわたしにとっては、ヨーロッパまでの渡航費を捻出できるあてがありませんでした。
「オランダに行きたい、でもお金がない…」そんな悶々とした状況のなか、京都の祇園にあるお店で弾き語りのライブをおこなっていたわたしの前にあらわれたのが、フリーマガジン『ハンケイ500m』の編集長である円城新子さんでした。

わたしは円城さんに「なにかライターのお仕事を紹介していただけませんか」とお願いし、後日、副編集長の呉玲奈さんをまじえた3人でお会いすることになりました。これは「ライターのお仕事をいただけたら、渡航費の足しになるかもしれない」と考えての行動でした。
しかし、実際にお会いした席でお2人がビビッドに反応されたのは、「わたしが過去にLGBTについて取材し、何度か記事を書いたことがある」という話。実際、わたしのまわりには昔からLGBTの友人知人が多く、そうした関係からLGBTについての記事を執筆するお仕事をいただいたこともあります。
しかし、わたし自身は、自分の立ち位置がはっきりしないことから、LGBTのコミュニティとも「つかず離れず」といった感じで接してきていました。なんとなく、「自分はAlly(アライ=自分はLGBTではないが、LGBTの活動を支援する人)なのかな~」と思っていた程度です。
ところが、お2人と話していて、わたしは自分が「QUEER(クイア)」の当事者であることに気づかされたのです
そう、「男らしさ」「女らしさ」といった決めつけに居心地の悪さを感じ、女装をしてパフォーマンスすることで心身を解放しているわたしは、まぎれもないQUEERであり、LGBTQの当事者だったのです。

「当事者の視点で、LGBTQを取り巻くさまざまな状況をレポートする」

これが、『ハンケイ500m』のお2人から提案された特集記事の大きなテーマでした。
しかも円城さんと呉さんは、わたしと出会う前からLGBTQに関する特集を誌上で組みたいと考えられていたとのこと。これは素晴らしいめぐりあわせです!
京都市内の地下鉄全駅に設置されており、しかも「地下鉄ハケ率No.1(2018年:実業之広告社調べ)」という『ハンケイ500m』の誌上で、LGBTQの特集が組まれることは、社会的な影響を考えても大きな意味のあることといえるでしょう。
しかし、デリケートなテーマゆえ、これまでこの企画はなかなか実現できなかったそうです。
そのお2人の念願の企画が、わたしに出会ったことで、現実に動きはじめました。
残る問題はひとつ。
そう、資金のことです。

『ハンケイ500m』は無料で配布されるフリーマガジンという性質上、記事を掲載するにはスポンサーが必要となります。また、企画を持ち込んで掲載してもらう場合には、所定の掲載料がかかります。
LGBTQの特集についても、編集長たちはこれまでスポンサー探しをおこなってきたのですが、なかなか見つかっていない状況です。

そこで、お2人から提案されたのが、わたしがプロジェクトオーナーとなって、『ハンケイ500m』の全面協力のもとでクラウドファンディングをおこなって資金を集め、自ら特集ページのスポンサーになるという方法でした。

「游魚さんの活動する姿を見て、勇気づけられる人がきっといるはず!」

お2人のこの言葉を聞いて、わたしはクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げることを決心しました。

今回のクラウドファンディングのふたつ目の目標は、この『ハンケイ500m』への掲載料を集めることです。


バンドで「違い」を受け入れる。

わたしは15歳でバンドを組んで以来、およそ30年にわたって音楽やパフォーマンスの活動をつづけてきました。20代、30代では演劇やダンスにも取り組み、現在はそうしたジャンルを縦横無尽に行き来しつつ、活動を展開しています。
しかし、つねに女装をしてステージに立つようになったのは、3年前から。
はじめてきちんと女装をしてライブをおこなったときは、ずっと探していたパズルの最後の1ピースが「パチン!」とはまったような感じがありました。
それまでのわたしは、わざと「男らしく」粗暴にふるまってみたり、マッチョに体を鍛えてみたりもしていましたが、どれもしっくりきていませんでした。
ちなみに下の写真は、つい5年ほど前のわたしの姿です。


坊主、ヒゲ、色つき眼鏡と、全力で武装していますね…

こちらが最近の写真。

だいぶ自然になってきたな~、と自分では思っています。
それでは、なぜ以前はあんなにコワモテな感じにしていたのか。
いまにして思えば、やはり「自分を守るため」だったのだと思います。

みんな、「自分を守るため」に、本来の自分じゃない服装や髪型、言葉遣いなどを身につけている。
そして、そんな「武装」が、ときには人を傷つけてしまう。
学校や家庭で、「人と違うことはいけないこと」と教えられてきたわたしたち。
だから、わたしたちは「人と違うこと」をするのがコワいし、「人と違うこと」をしている人を許せない場合もあります。

しかし、この世にまったくおなじ人間などいないし、誰もがそれぞれちがった肉体や思いを持って生きています。
こうした「違い」に、お互いがすこしだけ寛大になれれば、多くの人が抱える「生きづらさ」が解消され、いまよりも住みやすい社会になるのではないでしょうか?

ところで、わたしは『彗星ミトコンドリア』というバンドでギターとボーカルを担当しているのですが、このバンドは20代~60代まで年齢も性別もバラバラのメンバーが集まっていて、身体に障がいを持つメンバーもいます。
しかし、これは特に考えてそうしたわけではなく、「いっしょに音楽をやりたい!」と思った人が、たまたまわたしよりずっと若かったり、年上だったり、世間的に障がい者とカテゴライズされる人だっただけです。
わたしは、高齢者の介護施設や、障がい者の福祉施設に勤務していたこともありますが、どのような場所においても、他者が持つ自分とのさまざまな「違い」を、自分がバンドをやるときのようなスタンスで受け入れられればいいな、と思っています。



資金の使い道

上記のとおり、今回支援していただいた資金の用途は、オランダでの取材にかかる経費と、『ハンケイ500m』への掲載料です。
目標額60万円のおおまかな内訳は下記のとおりです。

<取材費>(オランダへの渡航費、現地での滞在費など):20万円
<『ハンケイ500m』への掲載料(1ページ)>:25万円
<リターンにかかる費用と『GoodMorning』への手数料>:15万円

また、このプロジェクトは1回限りのものではなく、資金が集まれば、隔月刊である『ハンケイ500m』誌上でLGBTQ特集の連載をおこなうことが可能となります。
先ごろ、法律で同性婚が認められた台湾の状況や、国内外で活躍するLGBTQの有名人など、まだまだ取材したいことは山のようにあります!

どうか、末長いご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。

なお、支援額が60万円に満たなかった場合は、『ハンケイ500m』への掲載は見送りとなりますが、SNSやnoteなどを通じて、現地での状況を報告いたします。



リターンについて

今回は、4タイプのリターンをご用意しております。

3000円コース 

・游魚から心をこめたサンクスメールをお送りいたします
・Facebookの限定公開ページへのご招待(ページ内では、オランダ・アムステルダムでのクイア・イベントの詳細なレポートのほか、游魚へのご質問も受けつける予定です)
・2019年12月~2020年1月のあいだに京都または大阪で開催予定の游魚によるトークイベントへのご案内(イベントへの参加費および、会場までの交通費や宿泊費は支援者様の自己負担となります)
・希望される方には游魚の今後の活動のご案内をメールにてお知らせします


6000円コース

・游魚から心をこめたサンクスメールをお送りいたします
・游魚のCD作品1枚(CD-Rになる場合もございます)
・Facebookの限定公開ページへのご招待(ページ内では、オランダ・アムステルダムでのクイア・イベントの詳細なレポートのほか、游魚へのご質問も受けつける予定です)
・2019年12月~2020年1月のあいだに京都または大阪で開催予定の游魚によるトークイベントへのご案内(イベントへの参加費および、会場までの交通費や宿泊費は支援者様の自己負担となります)
・希望される方には游魚の今後の活動のご案内をメールにてお知らせします

※支援総額が60万円を超えた場合には、フリーマガジン『ハンケイ500m』の当該記事の掲載誌をお送りします(発送は2020年1月を予定)


12000円コース

・游魚から心をこめたサンクスメールをお送りいたします
・2019年12月~2020年1月のあいだに京都または大阪で開催予定の游魚によるトークイベントにご招待
(会場までの交通費や宿泊費、および会場でのご飲食費は支援者様の自己負担となります)
・游魚のCD作品1枚(CD-Rになる場合もございます)
・Facebookの限定公開ページへのご招待(ページ内では、オランダ・アムステルダムでのクイア・イベントの詳細なレポートのほか、游魚へのご質問も受けつける予定です)
・希望される方には游魚の今後の活動のご案内をメールにてお知らせします

※支援総額が60万円を超えた場合には、フリーマガジン『ハンケイ500m』の当該記事の掲載誌をお送りします(発送は2020年1月を予定)


30000円コース

・游魚から心をこめたサンクスメールをお送りいたします
・2019年12月~2020年2月のあいだに游魚がおこなう音楽やパフォーマンス、演劇の公演のうち、お好きな1本にご招待(公演の開催場所はおもに京都・大阪・長野となる予定です。なお、会場までの交通費や宿泊費、および会場での飲食費は支援者様の自己負担となります)
・2019年12月~2020年1月のあいだに京都または大阪で開催予定の游魚によるトークイベントにご招待(会場までの交通費や宿泊費、および会場でのご飲食費は支援者様の自己負担となります)
・Facebookの限定公開ページへのご招待(ページ内では、オランダ・アムステルダムでのクイア・イベントの詳細なレポートのほか、游魚へのご質問も受けつける予定です)
・游魚のCD作品1枚(CD-Rになる場合もございます))
・希望される方には游魚の今後の活動のご案内をメールにてお知らせします

※支援総額が60万円を超えた場合には、フリーマガジン『ハンケイ500m』の当該記事の掲載誌をお送りします(発送は2020年1月を予定)


実施スケジュール

9/18~オランダへ出発
9/20 フランス・パリにて女装ダンサーとして舞踏イベントに出演
9/21~24 移動およびオランダでの取材
9/25 『WTF QUEER WEDNESDAY』に出演、取材
9/26 帰国(日本着は9/27)
10月中旬 クラウドファンディング、スタート
11月11日 クラウドファンディング、募集終了
11月後半 『ハンケイ500m』掲載締め切り
2020年1月 『ハンケイ500m』掲載号の配布開始


最後に

わたしはこのプロジェクトを通して、LGBTQのことを、もっと多くの人々に知ってもらいたいと思っています。
そして、自分と違う「性のカタチ」を持った人々に対して、想像力を働かせたり、思いやりを持って接したりするきっかけをつくることができれば、このうえない喜びです。

どうか、たくさんの人々が、自分と違う誰かに対してたくさんの思いやりを持てますように。
そして、さまざまな「違い」から社会で生きづらさを感じている人々に、すこしでも勇気がとどきますように。

何卒、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。もしも、ご支援いただいた金額が60万円に満たない場合は、フリーマガジン『ハンケイ500m』への掲載は見送ることになりますが、SNSに限定ページをつくり、そこで取材内容をサポーターのみなさまに公開いたします。


※追記(2019年10月1日
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
オランダ・アムステルダムでのイベント出演と取材を終え、無事に帰国しました!
アムステルダム・Vrankrijk(フランクライク、会場の名前です)での『WTF QUEER WEDNESDAY』、
想像以上に素晴らしいイベントでした。
ここでは詳細は省きますが、会場の壁に掲げられていたこのシンボルマークがすべてを象徴していると思います。


このシンボルマークどおり、会場には、イベントに参加しているさまざまなマイノリティの観客を守り、イベントを存分に楽しむための工夫や気配りが施されていました。

旅自体は、神様がエピソードをプレゼントしてくれているのかと思うぐらい、行く先々で予想外の事態に遭遇しましたが、すべては結果オーライ!
この素晴らしいイベントと珍道中の模様を、どうかみなさまの力で発信させてください!

よろしくお願いいたします!




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