いよいよ、本日11月30日(金)がクラウドファンディングの募集期間最終日。

たくさんのご支援、誠にありがとうございます。

僕のところに最初お話をいただいてから、いままで1年ほど経ったのではないでしょうか?

長い時間、十分盃に向き合ってきてすっかり十分盃のもつ「満つれば欠く」「なにごともほどほどに」という教えがしみついてきました。

クラウドファンディングも目標金額を達成することがすべての目的ではなくて、それにいたる過程をいかに楽しむか……ということなんだと思います。

ここまでくれば「まないたの上の鯉」。

やれること、できることを全部やってあとは神様に祈るとします。

さて、ちょうど今くらいから「鯉」がおいしくなる季節ですね。

十分盃で日本酒を飲みながら「鯉のあらい」と「鯉こく」をチビチビと食べたいなぁ……。

それでは、よろしくお願いいたします。

ージンボラボ 神保貴雄


商品名:ひょうたん十分盃ほどほど 

材質:磁器(美濃焼)

サイズ:直径約750mm×高さ約40mm(盃)

    ひょうたん高さ 約60mm

重量:約109g

内容量:90cc 60cc前後で流れ出ます。

※手作りのため個体差があります

※八分目は80%ではありません。使用状況により少ない量で流れ出たり、多く注いでも流れ出ないことがあります

11/19→【8000円で十分盃が2個、購入できるリターンを追加】

2個セットで通常10000円のところを「2000円OFF」で購入可能です。

11/12→【クラウドファンディング報告会の参加権のみのリターンを追加】

12/14(土)に吉乃川さんで開催されるパーティーの参加権利をGETしましょう!

13000円からの支援で購入可能となっております。

プロジェクトオーナーと一緒に美味しいお酒と料理を食べながら情報交換しませんか?

11/10→【十分盃のイメージ動画を追加】


目次

●はじめましての自己紹介
●十分盃の歴史とその意味
●仕組みから理解する「足るを知る」
●大切な人へ贈答品としての十分盃
●吉乃川(株)さんとコラボ
●資金の内訳
●リターンの紹介
●プロジェクトのスケジュール
●私が最後にお伝えしたいこと

 

たくさんのプロジェクトの中から興味を持っていただきありがとうございます。

はじめまして、新潟県長岡市で「和雑貨の店わがんせ」を経営している、川上恵子と申します。

JR長岡駅の中にある「わがんせ」は全国からこだわりの和雑貨を集めたお店です。
長岡と言えば日本三大花火の一つで有名な長岡まつり大花火大会があり、開催日の8月2・3日には全世界から100万人の方が訪れます。

https://junichi-m.com/

私はこの生まれ育った長岡が大好きで、様々な商品企画を通して地元の良さや文化を全国に発信したいと考えております。
今回のプロジェクトでも……

▶︎長岡に江戸時代から伝わる「足るを知る」という文化を令和の今、全国の皆さんに知っていただきたい!

そんな思いで立ち上げました。
どうぞよろしくお願いします。

長岡と十分盃の歴史は長岡藩が開府した、400年前までさかのぼります。
江戸時代の中期、度重なる水害で藩政が非常に厳しくなり、長岡三代藩主 牧野忠辰(ただとき)は頭を抱えました。
そんなときにある領民が献上した十分盃が忠辰の目に止まります。

忠辰は十分盃が持つ「満つれば欠く」というメッセージに感銘を受け、こんなことを思いました。
「何事も八分目の余裕を持つこと。欲張ると全てを失ってしまう。これこそが足るを知るということだ!」
自分自身の戒めとし、また家臣たちにも「足るを知る」精神を説き、藩政を立て直しました。

こうして十分盃は「満つれば欠く・足るを知る」というメッセージとともに長岡の人々の間に伝わり、伝説の酒器となりました。

それ以来、この精神の象徴として、長岡では記念品として十分盃を配る文化が根付いたそう。
初代長岡市長に就任した牧野忠篤(ただあつ)も支援者に配ったという記録があります。
また、最近では結婚式の引き出物としても重宝されています。


あれ!?注いだお酒がこぼれてるじゃありませんか!

もったいなーい!!

この十分盃がもつ仕組みに「足るを知る」というメッセージが込められています。
どんな仕組みなのか説明させていただきますね。


盃のど真ん中になにやら「ひょうたん」みたいな形をした突起が見えますか?(上図参照)。

これが十分盃、最大の特徴。

この突起部分にサイフォンの仕組みがあり、底に穴が開いています。




八分目までなら普通の盃として使えますが、並々と注ぐと底の穴から注いだ酒が全て流れ出てしまいます。
この仕組みこそが「足るを知る」という精神を伝えるメッセージ。

日本人の謙虚さを表すこの酒器を私はほどほど HodoHodoⓇ】名付け、商標まで取っちゃいました。
「MOTTAINAI(もったいない)」という言葉が少し前に流行りましたが、次に時代が求めるのは「HODOHODO(ほどほど)」だと考えています。


ここまでは十分盃の歴史的な価値についてお話をさせていただきました。
次は十分盃のもつ、もうひとつのメッセージを紹介します。

「酒は百薬の長」という言葉がありますが、それでも飲みすぎてしまうものですよね。
あなたの大切な人もそうではないでしょうか。
そこで十分盃の出番です。

「飲みすぎないでね」

というメッセージを十分盃に込めて大切な人へ贈る、というのはいかがでしょうか?

例えば……

▶︎結婚記念日に奥様から旦那様へ
▶︎結婚式で新婦から新郎へ
▶︎お誕生日に子から親へ
▶︎敬老の日に孫からおじいちゃんへ
▶︎同窓会で教え子から恩師へ
▶︎退職祝いに部下から上司へ
▶︎久しぶりの再会で後輩から先輩へ

「いつまでも元気でお酒を嗜んでもらいたい……だけど飲む量には気を付けて」
というメッセージを込めて。

お酒好きの恩師に「十分盃」をプレゼントして一献交し合うなんて粋ですよね。
また、お嫁に行く娘が嫁ぐ前日に父の好きなお酒と「十分盃」をプレゼントして、親子で酒を酌み交わす……なんて想像するだけで泣けてきます。

あなたの大切な人に「いつまでも元気でいてね」というメッセージを込めた盃をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?


「もっと安価に記念品としてプレゼントすることができる、そんな十分盃が作りたい!」という想いのもと、具体的に窯元との試作を始めました。

昔の十分盃を見ると中央のサイフォン部分にとても繊細な飾りがあります。

職人さんの手作りですから技術は素晴らしいのです。

しかし、安価に製作するにはシンプルなデザインである必要があります。

でも何か意味のある飾りにしたいと考えました。

そこで思いついたのが「ひょうたん」。

その昔、お酒を入れておく道具として使われていましたし、縁起物として無病息災を願うモチーフなどにも使われる……ということで「ひょうたん」に決めました。

そこでひらめきました!!

長岡には「吉乃川」という470年を超える老舗の酒蔵があり、そのラベルモチーフにも「ひょうたん」が使われているんです!


醸し続けて四七〇年
吉乃川は戦国の世、天文一七年創業の酒蔵です。
越後の虎、上杉謙信活躍の頃より伝統を守り、越後の良酒を四七〇年変わらず醸してきました。
しかしただ同じ事をして来たわけではありません。

チャレンジの四七〇年でした。
変わらないためにチャレンジする。
それが吉乃川です。

吉乃川(株)ホームページより引用

ダメもとで私のプロジェクトをお話ししたところ、快くご協力いただけることになりました。

「吉乃川の酒とひょうたん十分盃」

長岡の歴史が時を超えて一つになるコラボレーションが実現。

▶︎新しい十分盃の試作費・型代 250,000

▶︎十分盃製作費        600,000

▶︎パッケージデザイン制作費  100,000

▶︎PRにかかる費用        200,000

▶︎外部委託費         300,000

▶︎雑費              50,000


◾︎3,000円
純粋にこのプロジェクトを応援していただける方に心を込めたお礼のお手紙をお送りします。

◾︎4,000円【超早割1000円OFF】
5000円の「ひょうたん十分盃」を、超早割『1000円OFF』の4000円でお届けします。
※限定10個

◾︎4,500円【早割500円OFF】
5000円の「ひょうたん十分盃」を、早割『500円OFF』の4500円でお届けします。
※限定15個

■5,000円
心を込めたお礼のお手紙と「ひょうたん十分盃」をお届けします。

■10,000円
「ひょうたん十分盃」をひとつと【吟醸 極上吉乃川(四合瓶)】のセット。

■10,000円 お得! 
「ひょうたん十分盃」3個セットをお届け。

■15,000円
「ひょうたん十分盃」を2個と【越淡麗 純米吟醸極上吉乃川(四合瓶)】をお届け。

■18,000円 おすすめ!
「ひょうたん十分盃」1個+12月14日に開催される、クラウドファンディング報告パーティーへの参加権。

■28,000円
「ひょうたん十分盃」を含む十分盃のフルラインナップと吉乃川の新作限定酒・吉乃川「みなも」大吟醸(四合瓶)のセット。

■70,000円
【樽酒(18ℓ)】と「ひょうたん十分盃を5個」のセット。

■150,000円
吉乃川の新しい「醸蔵(じょうぐら)」で『貸し切りパーティー』できる権利+ひょうたん十分盃のセット。


2019.10月  十分盃試作 現在進行中

10月後半     クラウドファンディングスタート

       BOXデザイン・パンフレット制作

2019.11.29    クラウドファンディング締め切り

2019.12月   リターン発送開始

2019.12.14    リターンの醸蔵パーティー


十分盃を考えた人は何を思ってこの不思議な盃を作ったのでしょうか?

何を伝えてたくてこのような仕組みにしたのでしょうか?

いまとなってはその答えを知る術はありません。


三代目長岡藩主・牧野忠辰がこんな歌を読んでいます。

位高ければ奢り(おごり)やすく
(高い地位に就くと人は傲慢になりやすくなる)

心欲しいままなれば悔い来る
(もっともっとと欲張ると、必ず後悔するだろう)

物の理、皆しかり
(世の中のすべてはこれに尽きる)

十分杯を見よ
(十分杯を見てみなさい)

※原文は旧漢字が多いのでわかりやすくしてみました


令和の現代、さまざまなテクノロジーが進み人々の営みも江戸時代に比べればだいぶ豊かなになったのではないでしょうか?

それでも貧富の格差、食品ロス、医療費問題、ブラック企業……あげたらきりがないほどの問題を抱えています。
どれだけ時代が進んでも忘れてはいけないこと……

▶︎満つれば欠く
▶︎足るを知る
▶︎ほどほど

十分盃にはそんな先人からのメッセージが込められていると私は信じています。
この十分盃の精神をもっともっと全国の人に知ってほしい!
世界の人に知ってほしい!
そんな気持ちでこのプロジェクトを立ち上げました。

あなたの力強い支援が十分盃が歩み出す原動力になります!

十分盃「ほどほど」の仲間になっていただけませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

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