宮崎県新富町は、日本農業新聞1面に掲載されるほど農業が盛んな町です。ここでは、地域商社「こゆ財団」が行政や農家、農業ベンチャーをつなげ、AIやロボットを活用したスマート農業に挑戦しています。プロジェクトでは、2019年11月に空き店舗を改装したスマート農業の拠点を開設。日本の農業の課題を解決します!

プロジェクト本文

空き店舗を改装して、スマート農業の集積地「新富アグリバレー」をつくります!

たくさんのプロジェクトの中から私たちのプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。地域を編集する仕事をしている、高橋邦男といいます。

2019年11月、宮崎県新富町に、農業に特化したコワーキングスペースをつくります。ここには、ロボットやAIなどを駆使した新しい農業ビジネス、スマート農業にチャレンジするベンチャーを10社誘致したい!と思っています。

地元の農家さんとベンチャー企業が新富町で実験をどんどん始め、ぞくぞくと新しい技術がうまれる。将来の農業を担う人材もたくさん育っていく。

私は、そんな未来を本気で実現したいと思っています。

そして、コワーキングスペースは、ここにつくります!!(↓)


地元のスーパーが閉店。大きな空き店舗が通学路に

今年1月に閉店したスーパー。すぐ裏には小学校があり、子どもたちが毎日前を通ります。

2019年1月に、新富町の中心部にある大きなスーパーが閉店しました。かなり大きな建物で、私たちのオフィスからも徒歩圏内にあるため、私もよく利用していました。それだけに、閉店はかなりの衝撃でした。

閉店したスーパーは町の中心部に立地。飲食店や役場、金融機関、こゆ財団オフィスも徒歩圏内です。

すぐ裏には小学校があり、たくさんの子どもたちが登下校の際にここの前を通ります。自分の町の真ん中で大きな店舗が空っぽのままというのは、子どもたちには決して気持ちのいいものではありません。

一方で、ここがいろんな人が仕事をし、訪れる人も絶えない活気のある場所に変われば、町には活気が生まれるのでは、と私は考えていました。


空き店舗をコワーキングスペースに! 地域に経済を生み出したい

そこで考えたのが、ここをリノベーションしてコワーキングスペースにするということです。

町の中心に農業ベンチャーのスタッフや農家さんが日ごろから集まる場になれば、町には活気が生まれます。昼間の人口も増えるので、周辺の飲食店や商業施設にも少なからぬ経済効果がもたらせます。最新技術を求める視察や研修も受け入れができるようになります。

名づけて、食と農のシリコンバレー「新富アグリバレー」です!


現在入居企業を募集中! コワーキングスペース「新富アグリバレー」

「新富アグリバレー」では、最大10社の入居企業を募集しています。

特徴:農業に特化したコワーキングスペース
住所:宮崎県児湯郡新富町富田東1-47-2(MAP
使用:2019年11月 開始予定
利用者:農業ベンチャー(入居企業10社)、農家、学生、自治体関係者など

◎入居企業への8つの特典

【1】こゆ財団が役場との潤滑用として活動

【2】 役場、こゆ財団との包括連携協定の締結

【3】地元農家との実証実験や連携をこゆ財団がサポート

【4】都内・地方での農業イベントでの登壇機会

【5】地元金融機関や商工会、事業者らとの連携

【6】コワーキングスペース内の事業者とのネットワーキング

【7】新富町を訪れる著名人らとの交流

【8】こゆ財団のプレスリリースで情報発信


◎以下の施設がすべて「徒歩10分圏内」に揃っています!
こゆ財団オフィス、こゆ野菜カフェ、スーパー、コンビニ、新富町役場、JA児湯直売所、新富町総合交流センターきらり(図書館にカフェ、多目的スペースを併設する町営複合施設)

宮崎県新富町は温暖な気候に恵まれた農業の盛んな町。実験に適した農園が周辺にたくさんあります。

宮崎県新富町が、スマート農業のビジネスに有利な4つの理由

みなさんは、宮崎県新富町をご存じですか?

宮崎県のほぼ中央部に位置する新富町は、宮崎空港から車で約40分、宮崎市内中心部からも約30分とアクセスに恵まれています。一年を通して温暖で、とても暮らしやすい町です。

【参考】新富町の様子がわかる動画(2:30)

町には東京ドーム約460個分の農地が広がり、ピーマンやキュウリ、トマトといった野菜の生産が盛んなほか、果物、稲作、畜産、養鰻、製茶など、バラエティに富んだ農業が行われています。

どれも本当にクオリティが高く、ふるさと納税でも野菜セットが大好評です。


①近くに農園があるので、すぐに実験ができる

ロボットの実証実験を行う農業ベンチャー。実験をスムーズにスタートできるのが新富町の強みです。

それだけ農業が盛んな町なので、実験に適したビニールハウスや畑などがすぐ近くにたくさんあります。

車で10分も動けば農業の現場があるというのは、実験のフィールドを求める農業ベンチャーや学生にとっては、かなりの好条件です。

加えて、新富町には私たち「こゆ財団」、先進技術に関心のある若手農家、農産物の商品開発を手がける起業家らがふだんから出入りしています。町に来て、農家さんとつながり、役場に出向き、地域の方々にも理解を得て…という段取りをふまなくても、新富町なら実験がスムーズにスタートできます。


②農業ビジネスに強い地域商社。全国でも有名な1粒1000円のライチを開発

国内にわずか1%の希少性と、農家さんが実現に10年以上かけた糖度15度以上、サイズ50g以上の品質を誇ります。

私のいる「こゆ財団」は、2017年4月に新富町(自治体)が出資してできた地域商社です。スピード感をもって特産品を販売し、将来を担う人材の育成に再投資しています。

得意なのは、農業ビジネスです。代表例がライチで、1粒1,000円でブランド化し、ふるさと納税での申込数は2年間で4倍に増えました。ほかにも農産物の加工品開発から、農業人材の育成まで、幅広く手がけています。

【参考】新富ライチ ブランドサイト

「新富アグリバレー」に集まる農業ベンチャーとのコラボが、今から楽しみです!


③行政との距離が近い

農業に情熱を注ぐ岡本(写真奥)は、役場と農業ベンチャーをつなぐキーマンです。

スマート農業の実験には、行政の理解も不可欠です。

「こゆ財団」は新富町役場が出資してできた企業なので、町長や役場の方々とは常に連絡を取り合いながら仕事をしています。また、執行理事の岡本は町出身の役場職員です。農業担当課の経験もある彼が中心となって、農業ベンチャーと役場、農家の間をとりもつ活動が可能です。

【参考】執行理事・岡本のインタビュー


④「儲かる農業研究会」で得られる学びとネットワーキング

毎月の「儲かる農業研究会」には、地元農家、農業ベンチャー、役場職員、野菜ソムリエらが集まります。

新富町では、2018年6月から若手農家や農業ベンチャーらが毎月1回、こゆ財団のオフィスに集まっています。スマート農業の実践チーム「儲かる農業研究会」です。

会では、ピーマンやキュウリをつくっている農家さんたちが、それぞれのハウスで計測した二酸化炭素の濃度や水分量などのデータをシェアしています。

今まで横つながりの薄かった農家さんがチームになっており、新しい技術やサービスを試してほしい!という要望にも、チームで応えることができます。


農業ベンチャー「テラスマイル」が本社を新富町に移転!

農園のデータをチェックするテラスマイルの森田さん(左)と地元農家の伊藤さん(右)

農業経営分析サービス「RightARM」を提供している農業ベンチャー、テラスマイル株式会社は、2019年2月に本社を宮崎市から新富町に移転されました。

理由は、「新富町ではすべてがスピーディーに実現できること」だと、代表の生駒祐一さんはいいます。

「都市部よりも、移転してからの方が生産性アップを実現できました。移転を決めたのは、農家さんが近くてすぐに連携できること、こゆ財団がふるさと納税という出口を持っていて農家さんが売上予測を立てやすいことです。農業ベンチャーには、新富町は理想的な環境だと思います」(生駒さん)


「こゆ財団」には、行政とのパイプ役になる役場職員、農家さんとのネットワークを持つ野菜ソムリエ、新富町から外へと情報を発信しつづけている編集者(←私です!)など、さまざまな人材が集まっています。

実験だけではなく、その先の広報や商品開発といった面でも、新富町はさまざまなメリットを農業ベンチャーの方々に提供できると感じています。

私がチャレンジする理由:持続可能な農業のために自分のスキルを活かしたい

新富ライチと私。物語だらけの農産物や農家さんは、編集者にはネタの宝庫です。(写真:Waki Hamatsu)

私の仕事は、編集者です。

私は「こゆ財団」で仕事をする中で感じた農業の将来に対する危機感と、スマート農業への期待感から、今回のプロジェクトの立ち上げを決意しました。

20年以上、四国や関西で編集者として仕事をし、5年前にふるさとの宮崎に戻ってきました。現在は編集者としての経験を生かし、「こゆ財団」で農家さんを取材したり、農産物や加工品を東京でPRしたりしながら、農業の未来がよりよくなることを信じて仕事をしています。

実は牧場生まれ、牧場育ちです。

幼いころの私。立ち上がっているのは兄です。牛舎やトラクター、畑は格好の遊び場でした。小さいころからウシやブタ、ヒツジたちに囲まれ、農業を身近に感じて育ってきた私にとって、農業の町・新富町をフィールドとする「こゆ財団」での仕事は、自分のルーツが農業にあることを再発見させてくれました。

私は農家ではありませんし、農業の技術に明るいわけでもありません。

一つだけ言えるのは、私はこの町にただ1人の農業をよく知る編集者だということです。これまでにたくさんの農家さんの思いを聞き、あきれるほどうまい野菜の数々を知っている私には、そのことを伝える使命があると感じています。

このプロジェクトでは、私は編集者として新富町の農家さんや農業にまつわる情報を発信しながら、達成に向けてチャレンジしたいと思います。


わずか8年で50万人減。担い手不足は深刻

主な仕事に農業を選んでいる人(基幹的農業従事者)の数は、8年前の平成22年で205.1万人なのに対し、平成30年は145.1万人に激減。平均年齢も67歳と高齢化が進んでいます。

わずか8年で50万人近くが農業から離れたり、辞めたりしているという事実に、かなりのショックを受けました。

「新富アグリバレー」の開設は、私にとっても大きなチャレンジです。しかし実現できれば、農業ベンチャーと地元の農家さんたちがどんどん実験を進め、日本の農業を明るく変える新しい技術が生み出されるようになります。

だから私は「新富アグリバレー」を何としても実現したいと思っています。


【最後に】
100年先も続く持続可能な農業を実現したい!

「新富アグリバレー」となる空き店舗は、町内でもかなり広い面積の建物のため、リノベーションにかかる費用は決して小さくありません。

工事は借り入れもしたうえで何とか開始にこぎつけましたが、正直にいって経費は予想のだいぶ上まで膨らんでいて、備品購入などが追いつきません。。

スマート農業にビジネスチャンスを見出しているベンチャー企業の方々、農業を応援したいと思ってくださる方々、これまでに「こゆ財団」とご縁をいただいているすべての皆様に応援していただけたなら、こんなにうれしいことはありません。

工事が始まった「新富アグリバレー」にて、町の農家さんや農業ベンチャー「テラスマイル」のみなさんと。

「新富アグリバレー」に集まる農業ベンチャーの方々、農家さん、町の皆さんといっしょに、100年先も続く持続可能な農業を実現したいと思っています。どうか、応援のほどよろしくお願いいたします!


<応援コメント>

「新富町にスマート農業ベンチャーが集積する意味はとても大きいです」

テラスマイル株式会社は、IT活用とデータ分析で農家を支援し、農業経営を変える事業を行なっています。

農業ベンチャー:テラスマイル 株式会社 代表取締役 生駒祐一さん(写真中央)

私たちテラスマイルは、2018年11月に新富町に拠点をつくり、2019年2月には本社を移転しました。全国の農園で取得したデータの基盤があります。スマート農業ベンチャーの皆さんは、ロボットや管理システム、人材派遣サービス、農地シェアリングなど、それぞれのスキルやネットワークを持ち寄りましょう。そうすれば、データの基盤をもとにして、宮崎県新富町から九州、日本全体に農業の新しい技術とサービスを発信していけます。

だから、ここにさまざまな企業が集積することはとても意味があると思っています。

「新富アグリバレー」のスタートを楽しみに待っています!

テラスマイル 株式会社


<資金の使い道>

コワーキングスペース工事費および備品購入費

※工事は自分たちで調達した資金で開始しています。いただいた支援金は工事の不足額や備品購入にあてさせていただきます。

<スケジュール>

9月末 工事開始
10月末 工事完了
11月1日〜 新富アグリバレー 利用開始
11月10日 「スマート農業サミット2019」開催
11月末 クラウドファンディング終了
12月〜 リターン開始


※11月10日(日)新富アグリバレー オープン記念イベントをやります!

スマート農業ベンチャーが、農業の未来を変える新しい技術やサービスについてプレゼンテーションを行います。ゲストには航空会社「ソラシドエア」の髙橋 宏輔社長も! 農家さんや役場職員の皆さんなど、地域の方にもたくさんお集まりいただき、「新富アグリバレー」のスタートを飾ります。お気軽にご参加ください!

スマート農業会議 in 宮崎県新富町


<リターンの紹介>

こちらが今回のリターンの早見表です。個人向けと企業向けの2種類に大きく分かれています。

ここでは、主なリターン品を紹介します。いずれも農業の町、新富町ならではのラインナップです。

☆10,000円の支援に対するリターン

県内外から多数のファンが訪れる「こゆ野菜カフェ」のサラダプレート、スープ、ドリンク無料券付き!


こゆ野菜カフェは、農家の父親を持つ店長、永住美香さんがトマトやキュウリなどの定番野菜から、オクラの花、白ゴーヤといった変わり種まで、季節折々の野菜をたっぷり食べさせてくれます。とにかくおいしい野菜が食べたい方にオススメです!

カフェはコワーキングスペース「新富アグリバレー」から徒歩3分。絶好のランチスポットです。

☆30,000円の支援に対するリターン

新富町ふるさと納税で大好評。ひと月に最大約2,000セットを全国発送しています

新富町や「こゆ財団」、農業の将来に想いを寄せてくださる方向け☆

このリターンのメインは、「旬のこゆ野菜セット」です。野菜ソムリエ資格を持つスタッフが、農家さんの元に毎日通い、ベストな野菜だけを集めたセットになっています。


☆100,000円の支援に対するリターン

新富町のいろんな魅力を、たっぷり体感していただきます!

視察研修では全国各地から2年間で388名の方を受け入れています。

このリターンでは、農家さんとの交流や地採れ野菜を使ったランチなど、これまでの視察を通じて多くの方々に喜んでいただいている内容をもとにご用意しました。地域の可能性やビジネスチャンスを発見できる、新富町ならではのリターンオリジナルプログラムです。

※新富町やこゆ財団に視察研修をご検討の方々におすすめのプログラムとなっています。
※過去の視察ゲスト(例)…内閣官房、山形県町村会、神奈川県議会、岩手県南三陸町、岡山県西粟倉村、ユニリーバ・ジャパン、ロート製薬ほか


☆600,000円の支援に対するリターン

2019年11月に完成予定のスマート農業拠点「新富アグリバレー」に入居していただきます!

「新富アグリバレー」では、町を訪れる視察研修者やゲストとの交流も可能です。新富町では、実証実験に適した農園が近いだけでなく、こゆ財団が持つ役場、地元農家、地域事業者、県内外の農業関係事業者とのネットワークを十二分に活用できます。さらにこのリターンでは、こゆ財団のプレスリリースで情報発信サポートや、新富町を日々訪れるゲストとの交流も可能です。

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